新型ジムニーのスペック紹介! 特徴や性能は?

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スズキの新型ジムニーのスペックはどうなっているでしょうか?

新型ジムニーのスペックや、特徴などまとめてご紹介します。

ジムニー3

(引用: http://www.suzuki.co.jp/car/jimny/)

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主なスペック

ジムニー

軽自動車の本格的四輪駆動車。

悪路走破性にも優れており、山間部や豪雪地帯の警察車両、郵便局の車両にも使用されています。また、トライアル競技なども行われており、熱心なファンがいます。

ジムニー7

(引用: http://autos.goo.ne.jp/catalog/detail/10092534.html)

エンジンK6A
水冷直列3気筒
DOHC12バルブインタークーラーターボ
総排気量658cc
燃料無鉛レギュラーガソリン
内径×行程68.0×60.4(mm)
圧縮比8.4
最高出力47kW(64ps)/6,500rpm
最高トルク103N・m(10.5kgf・m)/3,500rpm
燃料供給装置EPI※
タンク容量40L
ステアリングボール・ナット式
サスペンション
フロント3リンクリジットアクスル式コイルスプリング(トーション・バー式スタビライザー付き)
リア3リンクリジットアクスル式コイルスプリング
ブレーキ
フロントディスク
リアリーディング・トレーリング
タイヤ175/80R16 91Q
方式パートタイム4WD
トランスミッション5MT/4AT
ホイールベース2250mm
トレッド前/後1265/1275mm

ジムニー シエラ

ジムニーワイドとして登場し、その後「山脈」を意味する「シエラ」と名付けられた車です。
排気量も1.3Lとなり、車体も余裕のある作りになっています。

全長×全幅×全高
ジムニー 3,395mm × 1,475mm × 1,680mm
シエラ  3,600mm × 1,600mm × 1,705mm

シエラ

(引用: http://www.suzuki.co.jp/car/jimny_sierra/)

エンジンM13A型
水冷直列4気筒DOHC16バルブVVT
総排気量1,328cc
燃料無鉛レギュラーガソリン
内径×行程78.0×69.5(mm)
圧縮比9.5
最高出力65kW(88ps)/6,000rpm
最高トルク118N・m(12.0kgf・m)/4,000rpm
燃料供給装置EPI※
タンク容量40L
ステアリングボール・ナット式
サスペンション
フロント3リンクリジットアクスル式コイルスプリング(トーション・バー式スタビライザー付き)
リア3リンクリジットアクスル式コイルスプリング
制御力制御装置ABS[EBD付]
ブレーキ
フロントディスク
リアリーディング・トレーリング
タイヤ205/70R15 95S
方式パートタイム4WD
トランスミッション5MT/4AT
ホイールベース2250mm
トレッド前/後1265/1275mm

※EPI
(Electronic Petrol Injection)
スズキでの電子制御燃料噴射装置の呼称。他に電子制御燃料噴射装置の呼称として、
トヨタ(マルチポイント式のみ)、ダイハツ、ヤマハでは、EFI(Electronic Fuel Injection)、
日産、マツダ、富士重工業では、EGI(Electronic Gasoline Injection)、
ホンダでは、PGM-FI(ProGraMmed Fuel Injection)、
三菱では、ECI-MULTI(Electronic Controlled Injection-Multi)などがあります。

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構造

ジムニー8

(引用: http://www.suzuki.co.jp/car/jimny/performance_eco/?data=b)

1.高性能DOHCインタークーラーターボエンジン
2.スイッチ式のドライブアクション4×4
3.ラダーフレーム
4.前後3リンクリジッドサスペンション

伝統のラダーフレーム

ジムニーはとても頑丈です。

その一旦を握っているのが、ラダーフレームです。
最近の乗用車は「モノコックフレーム」が使用されていますが、ジムニーは昔から「ラダーフレーム」。

なにが違うのでしょうか。

大胆に言えば、タイヤの上に四角い箱を乗っているのが「モノコック」、タイヤの上に「梯子が一枚乗り、その上に人が乗る箱が乗っている」のが「ラダーフレーム」です。

他にはトヨタのランクルが挙げられます。

「ラダーフレーム」は、フレームさえ無事であれば、車体がボコボコになったとしても走っていられます。

「モノコック」は、車体全体で強度を保つので、日本の日常ではあまりありませんが、非日常な過酷な悪路などでは帰ってこられない不安があります。
ただ、気を付けたいのは万が一事故などにあった場合、後席まで衝撃が伝わりやすいのも「ラダーフレーム」です。

前後3リンクリジッドサスペンション

ジムニーは、固定軸サスペンション。

左右の車輪を車軸で連結したサスペンション方式です。

片側のタイヤが障害物に乗り上げた時、反対側のタイヤを路面に押しつけ、段差や起伏の激しい地形でも優れた路面追従性能を発揮します。

また、前後サスペンションのコイルスプリングとショックアブソーバーを分離させて、路面からの衝撃を分散、吸収します。

走破性と快適性を高次元で実現しています。

ジムニー10

(引用: http://www.suzuki.co.jp/car/jimny/performance_eco/?data=b)

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ジムニーの歴史

初代カタログ

(引用: http://www.suzuki.co.jp/jimny/catalog/LJ10.pdf)

ジムニーの始まり

1970年、初代ジムニーは産声をあげました。

それまでにない、軽自動車の本格的四輪駆動車として世間の注目を浴びる事になりました。

3初代カタログ

(引用: http://www.suzuki.co.jp/jimny/catalog/LJ10.pdf)

土木、建設、林業などの現場で活躍する
「プロの道具」として本格4×4の歴史を切り拓いた、
初代ジムニー誕生。

悪路走破性を高めるラダーフレームを基本骨格に
信頼性の高い前後リーフリジッドのサスペンションを装備。
大径16インチタイヤを高・低速2段切り換えの副変速機で
駆動させる、まさに実用車としてのスペックを宿した本格仕様。
土木、建設、測量や林業のパトロール、山間地の商品運搬など
様々な状況下で「プロの道具」として高い評価を得るとともに
手軽にアウトドアを楽しめる軽の本格4輪駆動車として、一般ユーザーにも好評を博した。

(参照: http://www.suzuki.co.jp/jimny/catalog/LJ10.pdf)

「不整地用万能車」と謳われた軽四輪駆動車「ON型4WD」をホープ工業より鈴木自動車工業が製作権を得ることからジムニーの歴史が始まります。

当初、社内からは反発があったものを現スズキ会長である鈴木修氏が押し切り買い取ったとの話があります。

先見の明というのでしょうか、この後、ジムニーは長期に渡って人気を博す車となっていく訳です。
初代のパワーユニットはスズキの軽トラック、キャリイのエンジンとトランスミッションを流用しました。

当時、日本で本格的な四輪駆動車と言えるのは、トヨタのランドクルーザー、日産のパトロール、三菱自動車のジープと、とても少数でした。

軽自動車としてその仲間入りをしたジムニーは、維持費の安さの上に、大きな機動性を持った実力で、広いユーザーから評価を得ることになりました。

4初代カタログ

(引用: http://www.suzuki.co.jp/jimny/catalog/LJ10.pdf)

エンジン型式FB型空冷2サイクル直列2気筒
総排気量359cc
最高出力25ps/6000rpm
最大トルク3.4kg・m/5000rpm
ボア×ストローク61.0mm×61.5mm
サスペンションリジッドアクスル式半楕円リーフスプリング
全長×全幅×全高2995mm×1295mm×1670mm
ホイールスペース1930mm
トレッド(前/後)1100mm×1100mm
車両重量600kg
2初代カタログ

(引用: http://www.suzuki.co.jp/jimny/catalog/LJ10.pdf)

グッドデザイン・ロングライフデザイン賞

History

(引用: http://www.suzuki.co.jp/jimny/catalog/LJ10.pdf)

2008年(平成20年)、グッドデザイン賞の中でも、10年以上にわたって同一の商品コンセプトで継続的に生産販売されている商品等に与えられる特別賞「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を受賞しています。

この賞は、「人々に愛され支持され続けた道具や機器を、明日の生活という視点から再評価し、顕彰することにより、ものづくりと私たちの生活を見直す契機を提供する。」という意図があり、まさに40年以上に渡り人々に寄り添い続けてきたジムニーに相応しいと言えます。

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