下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
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三菱自動車から販売されているパジェロ、最近流行りのクロスオーバータイプとは一線を画す本格的なクロスカントリータイプのSUV車として人気が高いです。
1982年の販売以来、長い歴史を持つパジェロですが、契約から納車まで時間がかかる噂をよく耳にします。
その実態について調べてみたいと思います。
パジェロの納車までの期間
購入から納車までにどのような工程があるのか期間を含めて見ていきたいと思います。
国産車の多くは受注生産方式を採用しており、いわゆるオーダーメイドで購入することになります。
ちなみに、新車の販売から予約まで期間を区切りながら生産を進める方式を計画生産と呼びますが、「〇〇月に納車できない場合は、次回〇〇月まで待っていただきます」と説明される場合はこちらに該当します。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/purchase/accessory/cataloglist/pdf/pajero_accessory_2.pdf
・購入
カーディーラーで見積もった金額でクライアントとの契約を締結することになりますが、契約すると同時にディーラーは自動車メーカーへ製造を発注することになります。
こちらの発注が納車までのスタートラインとなります。
・製造(メーカー)
注文内容をもとにメーカー側で製造をおこないますが、メーカーオプションと呼ばれる装備に関しては製造と同じタイミングで取り付けられます。
ボディーカラーやシート等も含まれており、製造が開始される直前の変更はできなくなります。
製造および点検、試験まで1.0ヶ月以上かかるのが常識となっており、メーカー側での作業が全て終了すると、工場出荷という連絡をディーラーへ伝えることになります。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/pajero/special/factory/
・準備(ディーラー)
メーカーからの輸送を経て、ディーラーが保有する工場へ車が届くのですが、このタイミングではナンバープレートもついていないので、公道を走ることはできません。
関係各所への申請や登録、車検に関する作業、ディーラーオプション類の装備と納車にあたっての準備をおこないます。
2週間~3週間くらいかかると言われています。
・納車
クライアントへ車のカギを渡すことで所有権がクライアントのものなり、ようやく運転することができます。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/pajero/special/factory/
パジェロの場合、受注生産方式となっていますので、納期は2.0ヶ月~2.5ヶ月くらいかかるのですが、他の三菱の車より1.0ヶ月くらい長いことになります。
ライバル車であるランドクルーザープラド(トヨタ)やハリアー(トヨタ)も、同じくらい納車に時間がかかっていますので、オフロードで力強い走破性を実現しているだけに、丁寧に仕上げる必要があると考えられます。
パジェロの納車後の感想
納車を待たせられるだけにクライアントとしても色々な意見が出てきます。
いくつか紹介したいと思います。
・感動的な出会いです
長年の夢、念願のパジェロを手に入れました。
妻との交渉には1年以上かかりましたので、それを考えれば納車に2ヶ月以上かかることなんて何とも感じませんでした。
納車当日は妻と一緒にディーラーを訪れたのですが、ささやかでしたが納車式をやってもらいました。
一通りの説明を受けた後、カギを渡されて初めて運転席に座った瞬間、スタッフの方から拍手を受け照れくさい気持ちもありましたが、家に戻るため国道に出ても、いつまでも手を振ってくれた皆さんの顔を今でも思い出します。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/pajero/styling/
・大切に扱っています
納期の話を聞いたとき待たせすぎだと思いましたが、それでも実際に綺麗な新車が手元に届くとそんな気分も吹っ飛んでしまいました。
エンジンも調子よく、試乗した時よりも快適な感じがしてとても満足しています。
近所のカーショップで買い物していたときも、「きちんと整備されていますね」と店員さんに褒められました。
大事な相棒として大切に扱っています。
・もう少し早く乗りたかった
仕上がり具合には満足していますが、スノーボードをやっていてシーズン中に納車が間に合いませんでした。
値引き交渉に時間がかかったのは事実なのですが、「できる限り努力してみます」とディーラーの方がおっしゃってくれたので期待していただけに残念でした。
来年のシーズンにはたくさん活躍してほしいと今から待ち望んでいます。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/pajero/grade/gra_01.html
・記念日にしちゃいました
大好きなパジェロが来るまで本当に待ち遠しかったです。
3週間くらい過ぎても何の音沙汰もなかったので心配して電話をかけたくらいです。
それから1ヶ月経ってようやく工場から出荷された話を聞き、ディーラーの工場へ見に行くと、丁度担当の方がいて少し見学させてもらいました。
「あと少しですから」と整備担当の方に話してもらい、ホッとした気持ちで待つことができました。
部屋にはパジェロ記念日と、納車された日付入りの写真立てを飾っています。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/carlife/showroom/about/
パジェロの魅力
パジェロが好きな方の想いは相当熱く、その魅力について少し触れてみたいと思います。
古くはRVというカテゴリーに属されていましたが、アメリカで休暇を楽しむものとして先行する中、日本で初めてRV車として登場したのがパジェロです。
その後、ステーションワゴン、ワンボックス等から別れてSUV車というカテゴリーへ移ってもその人気は衰えず、今でも日本を代表する一台として取り上げられています。
パジェロの価格帯ですが、339万円~495万円となっており、ガソリン車(GR、EXCEED)、クリーンディーゼル車(GR、EXCEED、SUPER-EXCEED)の5つのグレードから選ぶことができます。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/pajero/spec/spe_04.html
最大の特徴は走行性能となりますが、市街地はもちろんのこと、オフロードでも安定した走りは他の車では中々味わうことはできません。
強固なボディは横風にも強く、ハンドルを取られることなく快適に走ることができます。
パワフルなエンジンによりスムーズな加速が実現でき、急な上り坂や下り坂でも制御が良く効き、雪道でも横滑りすることなく安定した走りを保ってくれます。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/pajero/utility/utility_01.html
パジェロのデザインと言えば誰もが想像できる大きな四角いシルエットをイメージしますが、伝統的なフォルムを現代風にアレンジした姿は、古いパジェロファンからも愛されています。
リアタイヤを積んだ後ろ姿もパジェロらしさが出ており、車体の一部として溶け込んだ感じが印象的です。
運転席に座るとインパネの大きなメーター類に目が止まりますが、こちらも古き良き部分を残しながらも電子制御をしっかりと備えたパジェロの顔を見ることができます。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/purchase/accessory/cataloglist/pdf/pajero_accessory_2.pdf
また、居住性能もバランスよく設計されており、フルフラットに近い空間を作り出すことができ、アウトドアでの疲れを癒すことができます。
さらに収納ポケットが多いことでも有名ですが、底の深い大きめのラゲッジスペースが小分けにできてとても便利です。
パジェロ納車のまとめ
納車についてまとめます。
・一般的な納期
購入後、メーカー製造(1.5ヶ月~2.0ヶ月)、ディーラー準備(2週間~3週間)を経て平均して2.0ヶ月 ~2.5ヶ月かかります。
・納期遅れ
稀にあることですが、メーカー側の部品調達に手間取る場合があります。
生産ラインは補助機能もあり滅多に遅れることはありませんが、数万とも言われる自動車パーツには、海外生産から取り寄せる部品が少なくありません。
現地事情により予備の部品在庫が底をついたときは、ディーラー側へ遅延を連絡することになります。
・短納期
逆に、先行予約的に期間を短くできることもあり得ます。
キャンペーン等によりディーラー側へノルマを課すような場合、メーカー側では販売台数を想定して生産ラインをフル回転させることがあり、1.5ヶ月くらいで納車されることもあります。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/pajero/styling/
納車時にトラブルが起こることはないのでしょうか。
外装や内装へ様々なオプション類を装備するわけですが、商談中はカタログの画像から選ぶことが多く、実際に納車されて始めて実物を目にすることになります。
契約内容に合わせて仕上げたとはいえ、「こんなパーツ頼んでいたのだっけ?」と違和感を持つ方がいらっしゃるかもしれません。
このようなことが起こらないよう、最終的な見積もりや契約内容へは担当の方と細かく読み合わせしておくことを心がけましょう。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/pajero/styling/
パジェロの年間販売台数は最近の5年間を見ると、2014年(2,029台)、2015年(1,778台)、2016年(1,156台)、2017年(1,081台)、2018年(747台)と低迷が続いています。
生産工程を見直せる経営状態でないことも事実としてありますので、なかなか納期を短くすることは難しいと言わざるを得ません。
最新の技術を取り入れつつも、伝統的な技法を使って丁寧に仕上げてくれることは良いことだと思い、期待に胸を弾ませながら待つことにしましょう。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/pajero/grade/gra_05.html
注文を受けて1台1台パジェロの生産を進めていく様子がよく分かったのではないでしょうか。
造り手としては、クライアントの喜ぶ姿を想像しながら製造していることでしょうから、その想いに応えて大切に乗っていただければと思います。
キャッチ画像:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/pajero/styling/