下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
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三菱が誇る人気SUVのパジェロですが、近年のSUV車ブームもあって、他社メーカーがこぞってライバル車を発売しています。
そのため、販売シェアで苦戦している声をよく聞きます。
カーディーラー側としては売り上げを確保しようと必至となっている状況が予測されます。
購入するチャンスを見逃さないためにも、パジェロの値引き交渉をどのように有利に持っていくべきか考えてみたいと思います。
パジェロの値引き目標
まずは、パジェロの歴史について簡単にまとめてみたいと思います。
1981年の第24回東京モーターショーで出品後、翌年1982年に初代モデルを発売してから、現代に至るまでフルモデルチェンジを重ねており、今では4代目モデルとして発売されています。
初代(1982年~1991年)、2代目(1991年~1999年)、3代目(1999年~2006年)、4代目(2006年~現在)となっていますが、外観を大幅に変更しているものの、いずれの時代もエンジンはV6気筒型と直列4気筒の2種類があり、ガソリン車とディーゼル車が用意されています。
ダカール・ラリーでの総合優勝は13回を誇っており、ダントツの成績から海外でも大変人気のある車です。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/pajero/styling/
パジェロの価格帯ですが、339万円~495万円となっており、ガソリン車(GR、EXCEED)、クリーンディーゼル車(GR、EXCEED、SUPER-EXCEED)の5つのグレードから選ぶことができます。
値引き相場ですが、車値引き:25万円~30万円とグレードによりますが比較的値引き率は高く、さらにオプション装備の値引きを加えると30万円~40万円まで期待することが考えられます。
ここまで値引きが予測されるのは意外と思われる方も多いかもしれませんが、生産、販売を行っている三菱自動車工業の企業体質も起因しているのです。
2016年に日産自動車と外資であるルノーの傘下に加わったことにより、かなり厳しい境遇となったのですが、販売台数の低迷は何としても避けたいことから、多少の利益を削っても人気車種のパジェロを守りたい心情が伺えます。
それゆえ、ライバル車との比較には敏感に反応してしまい、値引きをおこなうケースが多々出ているのです。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/pajero/styling/
こちらの余波は、中古市場でも例外ではありません。
他の人気のSUV車と比べても比較的安く手に入れることがあり、パジェロに興味を持つユーザーへは優先して販売する流れがあります。
また、新車と同等の新古車(試乗車、展示車)も、販売促進のためにカーディーラーが所持する傾向が強く、用済みとなった新古車が中古車市場に数多く出回っているのも事実です。
運転性能は、他の車に引けを取らないだけに、パジェロを手にしたい方にとってはまさに追い風状態と言えるのです。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/special/dendo/index.html?intcid2=top-pickup_003
そのためには、値引き交渉するための情報が必要となってきますので、他車との比較を中心にしっかりと調べて用意しておきましょう。
パジェロを値引きする方法
パジェロのライバル車について整理しておきたいと思います。
SUV車と言っても、かなりの車種がありますので、同じような価格帯で販売されているものを選んだ方がいいのですが、その中でも三菱として負けたくない自動車メーカーがあります。
トヨタのことを指しているのですが、パジェロの人気を狙い撃ちした戦略が過去にあり、そこに焦点を絞ると以下の2台が有力な候補として上げられます。
・ランドクルーザープラド(トヨタ)
価格帯:およそ353万円~536万円
引用:https://toyota.jp/landcruiserprado/grade/tz_g/?padid=ag341_from_prado_top_rec_grade_tz_g_thumb
ランドクルーザーの性能を持ちながらも、パジェロ同様に乗用車のパーツを大幅に採用しており、通称「ランドクルーザー70系」と言われているSUV車です。
周知のとおり、言わずと知れたパジェロの対抗策として生まれた車です。
居住性に優れていると高い評価を受けており、海外でもパジェロと人気を二分するほどです。
・ハリアー(トヨタ)
価格帯:およそ312万円~461万円
引用:https://toyota.jp/harrier/exterior/?padid=ag341_from_harrier_navi_exterior
もともと高級車であるレクサスのSUV車として発売されていましたが、3台目のフルモデルチェンジを経て、独立したブランド名「ハリアー」と名付けられた経緯があります。
都会の風景にも似合うSUV車をコンセプトに展開しており、日本の道路事情にベストマッチしていることから、とても人気があります。
オフロードだけではいという付加価値が、パジェロを脅かす存在となっています。
次に、下取りについて整理したいと思います。
昨今、新技術導入に伴い新車の値段は高騰しており、中古車の乗り換えをサイクルにしたユーザーが増えてきています。
それゆえ、中古車市場も活気がありますが、そこに無頓着な新車販売を専門におこなっている担当者は、簡単な査定で条件の悪い下取り価格を提示する方が沢山います。
こちらから相場観を踏まえた価格や、その理由を説明することはかなり効果的で、パジェロ購入を進めるためにも誠意のある対応へ切り替えてくると予想できます。
下取り車の査定は、中古車販売店で見積もってもらえますが、インターネットのサイトで相場や上限や下限金額を調べることもできますので、専門のサイトで調べておくといいと思います。
オプション商品について整理したいと思います。
こちらの値引きはかなり条件がよく、20%~30%で交渉することが可能であり、長年に渡り販売しているパジェロですので、純正パーツは豊富に揃っています。
標準装備でまとめるのもいいのですが、個性的なパーツへ変えて、オリジナリティ溢れる装備にするのも楽しみの一つだと思います。
担当者も、そのニーズに応えるかのごとく色々と提案してきますので、そこから始まる値引き交渉はお互いにとって楽しいものとなるのではないでしょうか。
気の合う会話は、相手の懐へ入り込む手段として効果的ですので、是非お勧めしたいと思います。
パジェロの限界値引き額を予想
引き限度額について現実的な数字を考えてみたいと思います。
これまで説明したように本体価格の値引きも、オプション販売の値引きも十分に交渉できることから、担当者と時間をかけて見積もっていくように進めましょう。
現状では、パジェロに興味を持ってくれていると分かった段階で、すでに値引きを踏まえた交渉ができる訳ですから、こちらに分があると捉えて自分の考えを伝えることが大事となります。
- 値引き相場(オプション込み):40万円
- 値引き限界額:50万円
- 値引き範囲:35万円~50万円
こちらが考えられる限度予想となりますので、40万円~50万円の間で交渉できれば成功と考えて下さい。
最も値引き交渉がうまくいく時期は、ユーザー側のボーナス時期(6月、12月)もいいのですが、やはり決算期前の方が値引きしやすいと思います。
9月の半期決済と翌年3月の年度決済の2回のチャンスがありますが、企業側にとってインパクトのある方は、年度決済となります。
1月~2月の決算期前は特に活発にキャンペーンを開催してきますので、ユーザー側にとっても企業側にとっても納得のいく交渉がおこなえることになるでしょう。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/special/dendo/index.html?intcid2=top-pickup_003
値引き交渉に向けた流れをまとめていきます。
準備段階
・競合車のチェック
パジェロのライバル車はメーカーを意識した車種が有効となりますので、必ず先ほど説明した2台( ランドクルーザープラド 、ハリアー)の見積書を用意するようにしましょう。
担当者も何度も同じ境遇に合っていると思いますが、「またか…」と思わせることは大切な事です。
・販売店のチェック
ライバル車のみならず、パジェロを販売している近郊の店もしっかりとチェックしておきましょう。
三菱自動車工業の直営店での購入は一番値引きの期待があるのですが、系列の販売店でのキャンペーンについて敏感に反応することになりますので、チラシ等を持参するといいと思います。
・下取り車のチェック
査定も大事な値引き交渉の材料になりますので、担当者の考えを理解するようにしましょう。
少しでもこちらの考えと違う条件があれば、徹底的に話し合うつもりでいる心構えが大事です。
最終的な商談
想定していた値引き限度額の範囲に入っていれば、その時点で購入の手続きに入っても問題ありません。
もし、納得のいかない状況のようでしたら、自分の希望金額をハッキリと伝えて下さい。
相手からすれば無理な値引き金額でないことは分かっていますので、どうしようか考えることになると思います。
「難しいようであれば、上司の方と相談してもらえませんか?」というセリフが、こちらの切り札となります。
パジェロの販売は、ディーラーからすると値引き交渉を前提でおこなうだけに、こちらとしては忍びない気持ちが出てくるかもしれません。
しかしながら、2006年から現在に至るまで買収問題があったからとは言え、フルモデルチェンジをおこなっていないだけに、安く手に入れることは当然と思って、値引き交渉へ挑む気持ちを忘れずにいましょう。
キャッチ画像:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/pajero/styling/