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トヨタハイエースはカスタムカーとしても人気の車種です。
カスタムの定番と言えばホイールです。
純正ホイールから社外品のアルミホイールへ変更することで、足回りをカッコよくすることができます。
今回は、トヨタハイエースのホイールについて詳しく解説していきたいと思います。
トヨタハイエースで知っておくべきホイールの基礎知識
引用:https://toyota.jp/
トヨタハイエースは、乗用登録と貨物登録の車両があります。
貨物登録はもちろんですが、乗用登録でも荷物をたくさん積んだり重い荷物を積むこともありますね。
そのため、一般の乗用車とは異なるホイール選びの知識が必要になります。
より専門的な知識はカー用品店やディーラーの方が詳しいので相談すればよいですが、自分でいざホイール選びするとなったときに知識があやふやよりも、少しでも詳しいほうが良いかと思います。
どのようなことに考慮してハイエースのホイールを選べばよいのか見ていきましょう。
ホイール強度に注意
まずはじめに重要となるのがホイールの強度です。
ハイエースのホイールは、路面からの衝撃と積載物の重量に耐えられるだけの強度が必要です。
純正ホイールはもちろん十分な強度がありますが、社外ホイールだと中には必要な強度を満たしていないものがあったりします。
そのため、社外ホイールに交換する際は強度に注意が必要です。
特に、最近のホイールは軽量を売りにしたものが多く、走行性能を向上させる目的として販売していたりしますが、こういったタイプのホイールは要注意です。
きちんと法律で定めている強度をクリアしたホイールを選ぶようにしましょう。
車検の際は、強度が基準をクリアできているものなのかチェックされることもあります。
アルミホイールにはJWLやJWL-Tといったマークが記載されています。
これはそのホイールが一定強度を持っていることを証明するものです。
JWLは3ナンバー、5ナンバーなど乗用車用のホイールに求められる強度です。
JWL-Tは貨物車などの乗用車以上の強度が求められる1ナンバー、4ナンバーなどの貨物車に求められる強度です。
・ハイエースバン:JWL-T規格のアルミホイール
・ハイエースワゴン:JWL規格のアルミホイール
このように、それぞれの規格に沿ったアルミホイールを選ぶ必要があるということです。
ホイールサイズは変ってもタイヤの外形は変わらない
引用:https://toyota.jp/
ホイール交換する上でタイヤも重要となります。
純正ホイールと同じサイズの社外ホイールを履かせる方もいれば、インチアップもしくはインチダウンさせて履かせる方もいるかと思います。
いずれにしても共通して言えるのは、タイヤはホイールサイズに合っていること、定められた外形の範囲内に収まっていることです。
もし、外形が変ってしまうとスピードメーターなど速度に誤差が生じてしまいます。
また、ハイエースに適したロードインデックスをクリアしていることも重要です。
引用:https://toyota.jp//
トヨタハイエースの純正ホイールは15インチ、タイヤは前後ともに195/80R15 107/105L LTまたは185/75R15 106/104L LTとなります。
たとえば、195/80R15 107/105L LTそれぞれの記号の意味を解説すると・・・
195…タイヤの断面幅。横幅195mmということです。
80…扁平率のこと。タイヤの縦の厚みに対してタイヤ幅が占める割合です。数値が大きいほど厚みがあるということです。
R15…ラジアルタイヤの15インチ。ということです。
107/105…それぞれのロードインデックスです。107なら対や1本で975kgまで支えられることを意味します。105は925kgまでです。この場合、フロントとリヤ合わせて3800kgまで4本のタイヤで支えられるということになります。
L…そのタイヤで可能な最高速度です。Lは時速120km。
LT…ライトトラックの略称。小型貨物車に使用可能なタイヤという意味です。ハイエースをプライベートで使用する場合は、LT規格のタイヤじゃなくてもロードインデックスをクリアできていれば問題ありません。
ホイールサイズ次第ではタイヤの選択肢の幅が広がる
引用:https://toyota.jp/hiacevan/
ハイエースをカスタムする目的でホイールのインチアップをされる方も多いかと思います。
その際の注意点は、先述したとおりタイヤの外形が変わらないことです。
ホイールサイズを大きくしても、タイヤの外形も大きくしてはいけません。
タイヤの外形が割ってしまうと、スピードメーターに狂いが生じてしまい、車検にも通らなくなってしまいます。
ですから、インチアップした際は純正のタイヤよりも低扁平率のタイヤを選択することになります。
引用:https://toyota.jp/hiacevan/
インチアップするサイズによっては、タイヤの選択肢が広がることもあります。
たとえば、20インチホイールならタイヤの種類は豊富ですから、ものによっては純正タイヤよりもお買い得な価格で手に入れられることもあります。
ただし、インチアップするとタイヤはその分薄くなるので、クッション性は低下し乗り心地が悪くなります。
インチアップは、見た目のドレスアップ効果がある反面、乗り心地を犠牲にするというデメリットもあるということは覚えておきましょう。
ハイエースのホイールインチアップのメリット・デメリット
引用:https://toyota.jp/hiacevan/
ハイエースをカスタムするとなると多くの方は、純正ホイールからインチアップして履かせる方が多いことでしょう。
インチアップすることで見た目がかっこよくなりますが、実はインチアップの効果はそれだけではありません。
ハイエースのホイールをインチアップすることのメリット・デメリットについて解説します。
インチアップのメリット
ホイールのインチアップのメリットは次の4つです。
- ドレスアップ効果
- 運動性能の向上
- グリップ力が高まる
- コーナリング性能の向上
インチアップの一番の魅力は、なんと言ってもカッコよくなることです。
ホイールが大きく見えてタイヤは薄くなるので、足元が引き締まって見えてカッコいいですね。
また、意外と知らない方も多いのですが運動性能が良くなります。
インチアップすることでタイヤは薄くなるので、たわみが減り操作する際の安定性が増すのです。
ハンドルのブレも抑えられ安定して走行できるようになります。
インチアップのデメリット
インチアップにはデメリットもあります。
- 乗り心地の悪化
- 燃費性能が落ちる
- ロードノイズが大きくなる
- 重量が重くなる
- ハンドルが重くなる
インチアップの一番のデメリットとも言えるのが乗り心地が悪くなること。
タイヤが薄くなれば、クッションとしての性能が落ちるので、ちょっとした段差でも下からの突き上げ感が強くなります。
また、タイヤが薄くなる分転がり抵抗が増えるので燃費は悪くなります。
多い場合だと30%近くも燃費が悪くなるなんてこともあります。
ハイエースおすすめのホイール4選!
ハイエースは社用車としてだけでなく、個人の利用としても人気の車種です。
そのため、インチアップしてかっこよくしたいと考える方も多いです。
せっかくインチアップするなら、かっこいいデザインのホイールを履かせたいもの。
ここでは、トヨタハイエースにおすすめのホイールをご紹介します。
- BADX バトルシップ ロクサーニ
引用:http://www.badx.jp/loxarny/battleship/index.html
バドックスが販売するアルミホイールバトルシップロクサーニ。
ブラックポリッシュのデザインがハイエースの足回りに力強さを演出します。
装着可能なサイズは15インチ、16インチ、17インチの3種類です。
- ギャルソン D.A.D バルディッシュ
引用:https://www.garson.co.jp/wheel/bardiche.html
ラグジュアリーブランドとしてお馴染みのギャルソンが販売するD.A.D バルディッシュ。
ハイエース用に開発されたホイールと言うだけあり、サイズ感はもちろんデザインも見事にマッチし、ワンクラス上のラグジュアリーカーへと仕立て上げてくれます。
装着可能なインチ数は16インチ~18インチとなります。
- アクト ゼロブレイクZ
引用:http://akut.jp/zerobreak/z.php
大幅なインチアップを狙う方におすすめなのがアクト ゼロブレイクZです。
16インチ、17インチ、18インチ、20インチと大幅なインチアップも可能なアルミホイールなので、足元に絶大なインパクトを与えることができます。
ハイエースでは珍しいディッシュデザインで個性をアピールできるので、他とはちょっと違うホイールにしたい方におすすめです。
- クライメイト SUW Express for HIACE
引用:http://www.suwwear.com/products/detail.php?product_id=83
幅広な6本スポークをブラックカラーで仕上げたアルミホイール。
いずれもマットブラックを使用し大人の渋みを演出しています。
ホイールをブラックにすることで足回りは引き締まり、ハイエースのカッコよさを引き立ててくれます。
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