プリウス タイヤサイズ情報や失敗しない選び方を紹介

プリウスのタイヤ選び一つで燃費が大きく変わります。

理由は、エコタイヤとスポーツタイプのタイヤは、開発されたコンセプトが異なるからです。

「タイヤなんてどれも同じでしょ？」

「タイヤなんて、昔から何一つ変わっていないよ」

ひょっとしたら、そのように思う人もいるかも知れません。

タイヤは日々進化していて、いろいろな改良が加えられているのです。

今回はプリウスの本来の燃費性能に近づけるための、失敗しないタイヤ選びの方法を紹介していきます。

プリウスのタイヤサイズとタイヤの選び方

引用：https://toyota.jp/prius/

タイヤ選びで重要なのは「タイヤサイズ」「タイヤのスペック」、「タイヤのタイプ」の3種類です。

タイヤを交換したい場合は、タイヤのサイズを確認して適合するタイヤを選ぶ必要があります。

プリウスのタイヤサイズは「215/45R17」と、「195/65R15」2種類のタイヤを選ぶことが出来ます。

このように、タイヤサイズを確認したらあなたが、求める性能を持ったタイヤを探していきます。

タイヤのサイズを確認する方法は、タイヤの側面に数字などが記載されているので、その数字を見て現在付いているサイズを確認します。

タイヤサイズで必要になるのは「タイヤ幅」「扁平率」「インチ数」の、3つを覚えてタイヤを選びます。

他にも「R」という表示もあったり速度指数や荷重を表す表示もあるのですが、それらは特に重要度は低いので気にする必要はありません。

タイヤの幅はプリウスの場合は17インチなら「215」がタイヤの幅で、「45」が扁平率です。

扁平率とはタイヤ側面の厚みを示していて、数字が低くなるほどタイヤの厚みが薄くなっていきます。

タイヤに求める性能とは？

引用：https://toyota.jp/prius/

最近のタイヤは総合的な性能が高くなっています。

低燃費のタイヤでも、グリップ性能が高いタイヤがあったりスポーツ志向の強いタイヤでも、乗り心地が良いという場合もあります。

車の特性やユーザーの志向に対して最適になる性能を備えた製品も、徐々に増えつつあります。

タイヤはどれも同じだと考えている人は多いですが、タイヤによっても性能が違いますしタイプも違います。

タイヤの個性を知った上で、プリウスに取り付けるタイヤを選んでいきましょう。

プリウスの燃費を飛躍させるタイヤの選び方

プリウスの燃費を飛躍させたいなら、エコタイヤを選ぶべきですがポイントとしては、JATMAがグレーディングシステムで定めている「転がり抵抗係数」と、「ウェットグリップ性能」をチェックするようにしましょう。

簡単に大手カー用品で確認する場合は、ラベルに「AAA・AA・A・B・C」というような表示がされています。

この中で「B・C」はJATMAが定めるエコタイヤではないので、スルーしても良いでしょう。

エコタイヤとして優れているタイヤを見る場合は、「AAA～A」という表示があるかどうかを確認すべきです。

そのなかでもオススメできるタイヤは「AAA」と、表示されたタイヤです。

大手カー用品店では「AA」とラベルに表示したタイヤしか、見ることが出来ないので「AAA」はネットで確認した上で、大手カー用品店で注文をすると良いでしょう。

タイヤを交換してから燃費が悪くなったという事例もありますが、これは、タイヤのボムに使われる材質とブロックパターンの形状に、関係しています。

タイヤは路面の摩擦により走ったり停止したりするのですが、摩擦というのはそのまま発熱につながって、タイヤのグリップ力にも関係しているのです。

発熱を抑える部むやパターンにより、転がり抵抗を下げて燃費を良くしているのがエコタイヤなのです。

転がり抵抗を下げると燃費は良くなりますが、反面グリップ性能が落ち雨の日に、走行をしていると滑りやすくなるということになります。

なので、どのタイヤメーカーもエコタイヤに関しては、一定の基準を設けて基準どおりのエコタイヤを製造しているのです。

プリウスに最適なエコタイヤはどれ？

引用：https://toyota.jp/prius/

プリウスに最適なエコタイヤは、色々なタイヤメーカーで販売されているので、実際に選ぶとなるとかなり悩んでしまいます。

次はプリウスに最適なエコタイヤを、紹介していきます。

ECOPIA EP001S(エコピア イーピー001エス)

引用：https://tire.bridgestone.co.jp/ecopia/ep001s/

ブリジストンが製造する「ECOPIA EP001S(エコピア イーピー001エス)」は、エコタイヤのラベリング制度で、転がり抵抗係数が「AAA」となり、ウェットグリップ性能も「a」を達成しているタイヤです。

燃費性能は非常に高いようで、みんカラの情報では実際に「ECOPIA EP001S(エコピア イーピー001エス)」を履いて、燃費計測をしたら最初に履いていたタイヤよりも燃費が良くなったということでした。

低燃費性能を高めるために転がりやすくすると、タイヤは止まりにくくなります。

その矛盾を矛盾ではないようにしたのが、「ECOPIA EP001S(エコピア イーピー001エス)」です。

NANOENERGY 3 PLUS(ナノエナジー・スリープラス)

引用：https://www.toyotires.jp/product/ne3plus/

トーヨータイヤが製造する「NANOENERGY 3 PLUS(ナノエナジー・スリープラス)」は、ラベリング制度の転がり抵抗係数「AAA」とウェットグリップ性能が「a」を達成しているエコタイヤです。

ブリジストンと同じく「AAA/a」で、ラベリング制度では最高位です。

転がり抵抗を最大限まで低減して、エネルギーロスを細部まで検証しています。

実際に履いた人の口コミは「雨も経験しましたが不安な感じは全くなし。」と、そのような声がありました。

引用：https://www.toyotires.jp/product/ne3plus/

トーヨータイヤのホームページを見ましたが、ウェット性能も向上しているようで雨の日も安全性が向上しています。

タイヤによってはロードノイズが抑制されますが、「NANOENERGY 3 PLUS(ナノエナジー・スリープラス)」を装着すれば、ロードノイズも削減できたという口コミもありました。

BluEarth-A(ブルーアース エース

引用：https://www.y-yokohama.com/product/tire/bluearth_a/

ヨコハマタイヤが製造する「BluEarth-A(ブルーアース エース)」は、トータルバランスが良くてウェット性能も優れています。

エコタイヤはグリップ性能が低いので、安全性を考えれば危険な感じもします。

実際に使用した人の口コミを見ると、「減りはかなり早い。」ということでした。

エコタイヤはグリップ力が抑えられているので、溝の減り具合はどこのメーカーも同じだと思うので、車の使い方によってはタイヤの減り方も違ってくると考えられます。

他にも「乗り心地も良くなり燃費も上がりました。」という、口コミもありました。

「BluEarth-A(ブルーアース エース）」も、燃費を良くするために色々な改良を重ねているので、クルマが本来持つ燃費性能を引き出したのだと感じます。

まとめ

プリウスのタイヤサイズは「215/45R17」と「195/65R15」の、2種類を選ぶことが出来ます。

プリウスが持つ本来の燃費性能にするなら、エコタイヤに交換するのが一番です。

最初からエコタイヤが取り付けられていますが、実際はバランスを考えて取り付けられたものではないです。

他のメーカーのタイヤのほうが燃費が上だったという場合も結構あるのです。

燃費をさらに高めたいという場合は、今回紹介したタイヤを検討してみるのも良いですね。

エコタイヤはグリップ力を犠牲にしているタイヤですが、中にはグリップ性能を高めつつ燃費性能も向上させているタイヤもあります。

エコタイヤを選ぶときは「A～AAA」のどれかを、選択してみると良いでしょう。