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しかし、リーズナブルで手に入る分、どうしてもコスト下げて製造している部分があり、不具合が起こる事があります。
その例をあげると、軽自動車であるワゴンRのブレーキランプの点灯不良です。
ワゴンRのブレーキランプの点灯不良で困っているという人もたくさんいるようです。
なので今回は、ワゴンRのブレーキランプの点灯不良の原因と対策について紹介していきます。
スズキワゴンRについて
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/
ワゴンRは前述の通り、スズキから販売されている軽トールワゴンというジャンルの軽自動車です。
元々、軽自動車は全体的に安いというメリットの代わりに様々なデメリットがありました。
その一つに普通乗用車とは違い、室内が狭いといったことです。
しかし、ワゴンRはそのデメリットを背を高くすることで解決した革新的な車として1993年に発売されました。
他にも室内が広い軽自動車の中では軽ワンボックスがありますが、ワゴンRの場合は座面も高く取り、足を窮屈せずに座ることができ、広々とした空間でくつろぎながら運転できるという点。
床面が高く乗り降りしにくい軽ワンボックスカーに対し、ワゴンRは床面は地面からも近いため乗り降りしやすいという点が大きな違いです。
販売当初は若年層の男性をターゲットにしており、月間目標数は4000台でした。
その使い勝手のよさから幅広い層に支持を受け受注数に対して生産が追い付かなくなったほどでした。
後のダイハツムーブとは類似車種ということでライバル関係にあり、軽トールワゴンの代表車種となりました。
現在のワゴンRは5代目となっていますが、未だに初代が走っているのを見かけます。
そのことからも丈夫で頑丈な車であることが伺えます。
余談ですが、ワゴンR共用プラットフォームとして普通車登録した車種にソリオという車があります。
しかし、コストダウンの中で開発したことからも、不具合が起こる事が考えられます。
ワゴンRはブレーキランプがよく切れることで有名です。
その原因としてはどうやらダブル球というもの採用していることが関係しているようです。
現行のワゴンRではブレーキランプの点灯不良という不具合は改善されているようですが、少し古い型になると不具合が起こる事もあります。
ワゴンRのブレーキランプが点灯不良の原因
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/styling/
ワゴンRにはダブル球が採用されており、このダブル球というバルブを採用している車には点灯不良が多いと言われています。
ダブル球とはそもそも何かというと、スモールランプとブレーキランプを一つのバルブで点灯させることができるというものです。
シングルとダブルがあり、シングルはフィラメントが一つで、ダブルはフィラメントが二つ入っています。
①バルブソケットについて
このダブル球を採用したバルブソケットには3本のケーブルが繋がっています。
黒い線は、電気を地面に流すためのアース線です。
つまりマイナスになります。
他の2本の赤と緑のケーブルはどちらもプラスになります。
この赤と緑がそれぞれブレーキランプとテールランプのケーブルになります。
このようにブレーキランプとテールランプを兼用していることからダブル球と言います。
②電気の逆流
バルブの端子に何かしらの原因で接触不良がおこると、電流が逆流してバルブに余計な負荷がかかった結果。
ランプが切れやすくなったり、点灯不良を起こしたりといったことがおこるようです。
これはディーラーに持って行っても原因が分からないといったことがあるそうで、バルブソケットごと交換したりと修理に何万円もかかることがあるようです。
③アースの接触不良
電気の逆流の原因の一つとしてアースの接触不良が挙げられます。
どうやらアース線は溶接などはされてなくそのままソケットと金具で挟み込むような形で接続しているようです。
これでは接触不良や導線が焼き切れるということも起きてしまいます。
バルブソケットの対策
ブレーキランプの点灯不良はバルブソケットが原因なのでその対策しないといけません。
①整流ダイオードを使う
引用:https://www.amazon.co.jp/
エーモンの整流ダイオードを使って一方向にしか電流を流さないようにすることで逆流を防止できます。
しかし、配線加工などの作業があるので少し難しいかもしれません。
②アース線をねじる
バルブソケットを外した時に、アース線は一本一本バラバラに広がった状態で接続されているようです。
これをねじって一つにまとめて接続させることで、とりあえずは解決します。
③ディーラーにもっていく
引用:https://suzuki-rekishikan.jp/
ディーラーにもっていけば、アースの接続不良を対策しているバルブソケットに交換してくれるという話もあります。
まずは一度ディーラーに持って行ってみるのもいいかもしれません。
その他ワゴンRの不具合
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/interior/
他にもワゴンRには不具合が起こる事があるようです。
①電動パワーステアリングの不具合
アイドリングストップ後からの再始動時にバッテリーの電圧が低下していると、不具合と誤検出してしまい。
ステアリングの電動アシストが機能停止し、何もアシストしていない状態なのでステアリングが重くなると言う不具合があります。
この不具合はリコールされました。
②エンジン補機ベルトの不具合
ベルトの耐久性が不足しているものがあり、走行中にベルトが切れて、最悪の場合エンジン始動ができなくなるといったことが起こります。
この不具合もリコールされました。
③エアコンの故障
これはワゴンRに限った話ではないと思いますが、軽自動車はエアコンあたりから壊れたり初期不具合が起こることが多いです。
ガスが漏れているということもあります。
ガスを補充したら一時的には解決しますが、すぐにエアコンがきかなくなる場合はガスがどこからか漏れている可能性があります。
④エンジンの故障
エンジンがなかなかかからなかったり、異音がきこえてくるといった不具合もあるようです。
こういった初期不良なども軽自動車にはありがちです。
スズキワゴンRのブレーキランプが点灯不良の原因まとめ
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/styling/
①ワゴンRについて
ワゴンRはスズキから販売されている軽トールワゴンの軽自動車です。
今までの室内が狭いという軽自動車の概念を背を高くするという手法で解決した革新的な車でもあります。
その使い勝手のよさから老若男女に人気を得た車種です。
しかし、コスト削減の面から不具合が起こることもあります。
②ワゴンRのブレーキランプが点灯不良の原因
ダブル球という構造的な面から電気の逆流やアースの接続不良によってブレーキランプの点滅不良や切れやすいといったことが起こります。
バルブソケットにコスト削減の傾向が見られます。
③バルブソケットの対策
・整流ダイオードを使う
・アース線をねじる
・ディーラーに持っていく
④その他ワゴンRの不具合
・電動パワーステアリングの不具合
・エンジン補機ベルトの不具合
・エアコンの故障
・エンジンの故障
⑤まとめ
ブレーキランプの点灯不良は構造的な原因なので、単に電球を替えただけでは根本的な解決にはなりません。
解決策として、自分で治すということもありますが、全て自己責任になってしまします。
まずはディーラーに持って行って相談してみることがいいと思います。
もしくは、町工場などの整備工場にもっていってこうした原因があるかもしれないと説明すれば、調べてくれるはずです。
専門に見てもらうことをおすすめします。