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三菱が初めてスズキにOEM供給を受けて、2011年に発売が開始されたコンパクトトールワゴン『デリカ D:2』。
コンパクトで取り回しの良いサイズでありながらデリカD2は車中泊にもとても適した車となっています。
「D2」の2とは、三菱が自社販売の自動車を大きさに応じて5段階であらわした規格を示す意味があります。
「D2」は軽自動車の次に小さいクラスをあらわしています。
ここでは以下に、そんなデリカD2での車中泊の魅力や楽しさについて掘り下げて考察していきましょう!
コンパクトサイズのデリカD2なら車中泊もカジュアルに日常の延長で!
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d2/interior/images/interior_03.jpg
毎日の足にも車中泊にも使えるデリカD2の特徴
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d2/exterior/images/exterior_01.jpg
三菱デリカD2は、スズキのコンパクトトールワゴンであるソリオのOEMとして販売されている車です。
そのため、基本的にエンブレムや細かいグレードの体系以外のエンジンや足回り、エクステリア、インテリアの仕様に至るまでソリオの造りとは大差なく準じた車と思って問題ないです。
エンジンの仕様は、ハイブリッドとマイルドハイブリッドのDOHC4気筒で1.2Lのエンジンになります。
低回転域から太いトルクを発生するので、日常使い、街乗りにとても適していてキビキビとパワフルに走ってくれる仕様となっています。
駆動方式も2WDと4WDがあります。
燃費は、ハイブリッド、マイルドハイブリッドともに非常に優秀で、JC08モード燃費ではマイルドハイブリッド2WDが27.8(km/L)、4WDが23.8(km/L)、ハイブリッドに至っては、32.0(km/L)となっています。
これだけコンパクトで取り回しよく小気味よい走りをするのに、室内空間は広く合理的に設計されていて、日常から少し足を伸ばした車中泊にも十分対応できるという優れモノがデリカD2の最大の魅力でしょう。
スズキ・ソリオと姉妹車であることのメリット
前述の通り、三菱デリカD2は、スズキ・ソリオのOEMバーションであり、基本的にはメーカーブランドのエンブレムが違うだけの「姉妹車」になります。
OEMの供給元となっているスズキのソリオ自体が非常に優れたコンパクトトールワゴンとして定評があったもので、旧型から一定の支持を得てたくさんのユーザーがいる車種です。
ですから車中泊に役立つ社外品の数々もソリオ用は割と早くから充実している傾向にあります。
そして、ソリオと中身はほぼ同じであるデリカD2もそのソリオ用の社外グッズや共有パーツなども多く、何かとメリットが多いわけです。
デリカD2で車中泊をしようと思った際に、純正品や社外品でデリカD2用のアイテムが見当たらなくても、ソリオ用に供給されている製品があれば高い確率でデリカD2にもアジャストするでしょう。
気になるデリカD2の車中泊での居住性とユーティリティの考察
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デリカD2のシートはフルフラットになるのか?
車中泊で車内で寝る場合に最大のポイントになるのは、「シートがフルフラットになるのか?」ということでしょう。
デリカD2で車中泊する場合、シートはフラットになののでしょうか?
結論から言えば、デリカD2のシートはフルフラットにできます。
ですが、完全に平面という感じではなく若干の凹凸が床面に出るので、そのまま何も施さない状態で寝るにはちょっと寝づらそうです。
この点を改善するグッズは、ソリオと共有のものも含めてかなり充実しているので、それらを揃えればまず問題ないレベルにフラットにはなります。
まず、このフルフラットになるという点から、デリカD2は車中泊向きの車だと言えるでしょう。
デリカD2では何人寝られる?荷物収納スペースはある?
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d2/interior/images/interior_02.jpg
デリカD2は、コンパクトサイズのトールワゴン車であり、全高は1,745mmもありますが、全幅は1,625mm、全長も3,710mmしかありません。
いくらコンパクトクラスにしては、優れた室内空間の広さとユーティリティの高さとはいっても、物理的に限界はあるのです。
ですから、デリカD2で車中泊するのであれば、一人もしくは二人までが適正な人員でしょう。
3人以上の車中泊となるとさすがに、スペース的に苦しいです。
逆に2人までであれば十分足を伸ばしてゆっくり寝ることは可能ですし、グッズやツールを駆使して工夫すれば、2人車中泊した状態で、荷物を収納できるスペースも十分生みだすことは可能でしょう。
・デリカD2のボディサイズ
全長(mm)
3,710
全幅(mm)
1,625
全高(mm)
1,745
ホイールベース(mm)
2,480
車両重量(kg)
950~990
乗車定員(人)
5
車中泊する時のデリカD2用の専用グッズは多い!?
ソリオと共通仕様の車中泊アイテムが豊富
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申し上げているように、デリカD2は、スズキ・ソリオのOEM車であるため、その仕様や寸法や規格などはほとんど同じです。
しかも、ソリオはスズキの数ある車種の中でも安定した人気車種であるため、タマが多く出回りその分、ユーザー数も多く当然車中泊を楽しむ人も多いわけです。
なので、ソリオ用の規格の車中泊グッズは数多く販売されています。
ソリオと同様のサイズで規格採寸のため、ソリオ用のグッズが共用可能なデリカD2のオーナーはこのメリットを最大限に活かすことができます。
D2専用のグッズが無い場合であっても、ソリオ用のものがないか?調べてみると販売されているケースが多いので大いに助かるでしょう。
デリカD2で車中泊する際の売れ筋マストアイテムたち
デリカD2で車中泊する際には欠かせない売れ筋のアイテムを以下に幾つかご紹介しましょう。
【網戸】
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夏場の車中泊で必須アイテムといえば、やはり「網戸」でしょう。
暑いからといって窓を開けたまま寝れば、蚊や虫の来襲を受けて寝るどころではありませんし、かといって一晩中エンジンをかけてエアコンをつけっ放しにするのも他の人に迷惑です。
そこで必需品となるのが、窓を開けても蚊や虫の侵入を防いでくれる網戸です。
各種サイズのものが市販されていますし、網だけ購入して自分で裁断して自作する方法もあります。
【ポータブルバッテリー】
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デリカD2で車中泊する際に、年間どのシーズンを通してもマストアイテムになるものにポータブルバッテリーが挙げられます。
スマホやパソコンの電源や充電はもちろん、炊事や湯沸かし用の電化製品の使用や、冬場の車中泊での電気毛布の仕様など、ポータブル(モバイル)バッテリーがあれば車中泊は鬼に金棒状態で楽しめます。
【ベッドマット】
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デリカD2で車中泊する時は、できるだけ快適な睡眠環境で寝たいものですね。
そこで最大のポイントとなるのが寝床、つまりベッドが快適か?否か?です。
そこで売れ筋の快適な製品があります。
各ブランドから実に様々な製品が販売されています。
もちろん、ソリオ/デリカD2用の車中泊ベッドマットも販売されており、売れ筋になっています。
デリカD2で気軽に車中泊を楽しむ方法に関するまとめ
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d2/interior/images/interior_01.jpg
ここまでコンパクトカーでありながら、車中泊に最適のトールワゴンであるデリカD2の魅力について深堀して探ってみました。
車内の設計や仕様もさることながら、やはり人気車種であるスズキ・ソリオの姉妹車(OEM車)であるという点は、共有のアイテムが豊富に揃うという意味でもかなり大きいメリットとなっていますね。
「車中泊はしたいけど、大きなワンボックスやキャンパーをわざわざ買うのはどうも…」と二の足を踏んでいる人には、日常の足として気軽に乗れるデリカD2はまさにうってつけの車になるでしょう。
カジュアルで楽な日常感覚で車中泊を楽しめる一台と言えますね。
最後になりますが、車中泊は公共や他者の迷惑にならない範囲でマナーを持って行ってくださいね。
アイキャッチ引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d2/exterior/images/exterior_03.jpg
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