ekスペースの納車期間はどのくらい？納期を早める方法はあるの？

三菱から発売されているekスペース。

車内空間の広いハイトールワゴンであり、現在多くの会社から発売されており、人気のあるジャンルとなっています。

取り回しのしやすさや、お洒落なカラー、充実した装備によって、人気を集めているekスペースですが、この車の納期は現在どのくらいなのでしょうか？

調べてみました。

ekスペースの納車期間はどのくらい？

引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/ek_space/exterior/index.html

グレードやカラーによっても様々なので一概には言えませんが、現在のekスペースのな納期は1〜2ヶ月ほどかかると言われており、車の納車期間としては標準程度となっています。

この納車期間を聞いて長いと感じる方もいると思いますが、車が納車されるまで以下のような5段階のステップを踏んでおり、それぞれにある程度の時間が必要となっている為、1~2ヶ月の期間を必要とするのです。

契約は文字通り、ディーラーと購入について合意する事であり、必要書類の提出やサインにより購入契約が結ばれます。

この時に、ekスペースのカラーやオプションが決定されます。

次に発注。

発注は購入希望者の意図に従い、ディーラーがekスペースのグレードやカラー、オプションをメーカーに発注する事であり、希望するekスペースの在庫があれば約1週間程度でディーラーの元に届けられます。

もし、希望通りの在庫が無いようなら工場での生産となり、「在庫有り」の時よりも多くの日数を必要とします。

生産には通常1~2週間程度期間を要しますので、発注されるのが珍しいグレードやカラーになると生産となる可能性が高く、納期が長くなる場合が多いです。

また、お正月やゴールデンウィークなど祭日が重なる時期は工場のラインもストップしますので、その間は納期が延びる事になってしまいます。

ディーラーにekスペースが到着するとナンバーやディーラーオプションの取り付けを行います。

ナンバーの発行は1日で行う事が可能であり、さほど時間を必要としません。

ただし、まとめてナンバー発行を行うこともあるので、1週間くらいかかることもあります。

また、ディーラーオプションの取り付けに関しては珍しいパーツの装着やコーティングの場合も1週間ほどかかるケースがありますが、ほとんども場合は1~2日あれば完了すします。

ナンバーやオプションの取り付けが終了し、検査に問題がない場合ははれて納車となります。

この1~5の過程を行うのにekスペースは1~2ヶ月の期間を必要としている訳です。

さて、初めての車にekスペースを購入した方は手元にお車が届くまで待ち遠しいでしょうし、車検間近の乗り換えの人や既にお乗りの車が不調でekスペースへの乗り換え決めた方にとっては、一刻でも早く車が欲しいですよね。

そこで次の章ではekスペースの納期を早める方法についてご紹介します。

ekスペースの納期を早める方法は？

引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/ek_space/exterior/index.html

ekスペースの納期を早めるには先程の工程のどこかを早める必要がありますよね。

では、最も早められる可能性が高い部分は一体どこなのでしょうか？

その部分とは2番目にあたる「発注」です。

さらに細かくお話しするなら「発注」の工程内にある「生産」が最も時間を削る可能性のある項目となっています。

仮に注文したekスペースの在庫車が存在し、生産自体が既に終わっていたら1からekスペースを作る事必要がありませんよね。

その為、生産過程で生じる時間を大幅に短縮する事が可能であり、結果として納期も早まる訳です。

そこで、この生産過程をカットする3個の方法について紹介したいと思います。

ちなみにこの方法には運や妥協しなくてはならない部分があり、必ず納期が短縮できる訳ではありません。

また、妥協も必要になってくるため、「どうしてもこのグレードやカラーでなければ納得できない」といったこだわりが強い方にはややお勧めできない方法となっています。

予めご了承ください。

では、納期を早められる可能性がある方法についてご紹介していきましょう。

人気グレード・カラーを狙う

引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/ek_space/exterior/index.html

工場での生産スケジュールは予め大まかに決まっており、当然ですが受注が多いと思われるグレードやカラーほど生産計画数も多いです。

そして、逆に不人気なモデル・カラーほど計画数は少なくなります。

その為、人気なグレードやカラーを狙えば、その分在庫が多くなり、生産時間を短縮する事ができる可能性が高いんです。

ekスペースで人気があるグレードはT Safety Package やG Safety Packageとなっています。

カラーでは白系のホワイトパールや黒系のブラックマイカ、銀色系のスターリングシルバーメタリックが人気が高いので、生産数も多くなる傾向にあります。

「人気グレード×人気カラー」の組み合わせを狙うと在庫がある分、納期が短縮する可能性があります。

また、この方法にはリセールバリューが高くなるというメリットも生じます。

車の売却を経験された事がある方はご存知だと思いますが、どんな方にも人気のあるホワイトやブラックは売値も高くなる傾向がありますよね。

逆にマイナーな色や不人気のカラーとなるとそこまで高値のリセールバリューとはなりません。

納期を短くできる可能性が高いだけでなく、将来的に売却するときにも高値がつきやすいのでこの方法はオススメです。

ただし人気グレードにすると、不要な装備が付いていたり、つけたい装備を付けれないことがあるので、ディーラーと良く相談する事も必要です。

在庫車を狙う

引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/ek_space/exterior/index.html

この手法は非常に簡単な手段であり、ディーラーが抱えている在庫車を購入するという方法です。

ディーラには在庫車が存在する可能性もあり、特に決算期には多くの車両を短期間に納品するため、売れ筋のグレードやカラーでのekスペースは在庫として持つことがあります。

そのため、その様な車両を狙うことで、メーカーでの生産待ちを回避し、すぐにナンバー発行、オプション取り付けを行うことができます。

また、運搬にかかる日数も削る事が出来ますので、遠方の方ほど効果的ですよね。

ただし、通常、在庫車を検索する事は難しく、台数も少ないので、巡り会えるかは運次第です。

希望のグレードを聞いてみて納期が長そうであれば、「もっと早い納期で可能なものはありませんか？」と聞いてみましょう。

もしそのディーラーに在庫車があれば、それを融通してもらえることがあります。

またお近くのディーラーでダメでも、別なディーラーであれば可能な場合もありますので、どうしてもお急ぎの場合は、別なディーラーでも試してみてください。

新古車を狙う

引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/ek_space/exterior/index.html

人気グレード・カラーや在庫車を当たってもダメだった場合や、どうしても妥協したくない場合、思い切って新古車を狙ってみてはいかがでしょうか？

新古車と聞くと、「いくら新しいとは言え中古車でしょ？」と考え、新車での購入を希望する方にとってはあまり良くない印象を与える場合もありますが、実は新古車はかなりお得な買い物なんです。

そもそも新古車とは未使用車の事を指し、一度ナンバーを取得したのち、すぐ売りに出され、距離もほとんど走っていないほぼ新車と言っても良い状態の車の事を言います。

ほとんど新車にも関わらず中古車として販売されているのには理由があり、法律上では一度でもナンバーを取り付けた車種は中古車として販売する必要がある為です。

ちなみに新古車や未使用車という単語は新車と誤認される恐れがある為、現在では登録(届出)済未使用車と表現するように定められ、本来なら新古車や未使用車という表現は正式な言い回しではないそうです。

ただ、新古車や未使用車という単語という表現は長ったらしいので、今回は新古車と表現させて頂き、お話しを進めて行きます。

さて、この新古車ですがekスペースにも登録だけされて未使用なままの新古車が多く流通されており、中古車情報サイトなどで検索をかけてみると登録(届出)済未使用車と掲載されているekスペースがヒットします。

新古車の売買は既に出来上がっているekスペースを買い取る事になる為、生産の過程がなく、納期が非常に早いという特徴があります。

しかし、この新古車ですが、既に出来上がっている車である為、グレードやカラーを変更する事は当然ながら不可能です。

その為、「希望のグレード×希望のカラー」のekスペースに出会う事が出来るかどうかはこちらも運次第となってしまいますが、もし希望通りのekスペースを見つける事が出来たら、納期が短く、さらに新車よりも安い価格で購入できる為、メリットは大きいです。

運要素は大きいですが、納期を早めたい方は一度新古車を探してみる事もおススメします。

ekスペースの納車についてまとめると

今回はekスペースの納期に関してまとめてみました。

現在、ekスペースの納期は車の納車までの期間としては平均的である1〜2ヶ月となっています。

もし、通常納期とは言え、もっと早くekスペースを手に入れたいと考える人がいらっしゃいましたら、以下の方法を試してみて下さい！

運や妥協点が必要となりますが、早ければ2週間程度でekスペースを手に入れる事も可能であり、納期を短縮出来る場合があります。

ekスペースはカラーバリエーションやグレードが豊富に用意されたお車ですので、希望通りの物に出会えるかは運次第ですが、ご自身の希望するekスペースとである事が出来たならライバルに取られる前に購入を決めてしまいましょう！！

キャッチ画像引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/ek_space/grade/g_safety_plus_edition.html