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シルフィのフルモデルチェンジについて
先月開催された、上海モーターショーにて新型シルフィのフルモデルチェンジが発表となりました。
変更点を簡潔に述べると、燃費向上、ワイドなフォルムによる空力性能向上、また広々とした質の高いインテリアの採用などがあげられます。これらにより現行型よりもかなり魅力が増したと思います。
・室内空間の拡大
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/sylphy/function.html
こちらは現行型の画像になりますが、シルフィといえばティアナよりもややコンパクトな日産のもっとも小さなセダンとしての位置付けです。しかし、今回のフルモデルチェンジによるサイズ拡大によって室内空間の余裕が増しています。
元々後席でも足が組めるほど足元に余裕があり、3人でリラックスして座る事ができたのですが、それが更に余裕が出来るとなると、コンパクトなサイズ感なのに大人5人でロングドライブするのにもってこいの1台となります。
ちなみに運転席はこのような洒落た雰囲気になっています。
リアやサイドからの雰囲気もとてもおしゃれな感じだとわかりますね。
引用:https://carview.yahoo.co.jp/news/market/20190416-10401817-carview/4/#contents
サイドビュー
引用:https://carview.yahoo.co.jp/news/market/20190416-10401817-carview/2/#contents
リアビュー
引用:https://carview.yahoo.co.jp/news/market/20190416-10401817-carview/3/#contents
シルフィのスペック予想
・現行モデル1.8リットルの自然吸気エンジン→新型1.6リットルの自然吸気エンジン
・EV(電気自動車)の販売予定もあります。
今回のパワートレインは上記の2本立てとなりそうです。
ちなみに日産のEV には2種類ありまして、一つは“100%電気自動車”もう一つは“e-POWER”です。
前者の“100%電気自動車”はリーフなど日産を代表する電気自動車で、完全にモーターのみによって駆動する車となります。
今回の新型シルフィの“100%電気自動車”ではインテリジェントモビリティの搭載が有力です。
となると「e-Pedal」「ProPILOT 」「ProPILOT Park」が利用可能となります。
これらをそれぞれ説明すると、インテリジェントモビリティとは、日産が推し進めている車全体の安全性や操縦安定性などトータルで構築した装備の相称になります。
その中のそれぞれの技術を個別に解説していきます。
e-Pedal
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/performance.html#e_Pedal
これはアクセルペダルだけで速度の加減速がある提度可能となる仕組となります。
走行中にブレーキを踏むことなく、速度の調整が楽にできるのでペダルの踏みかえの必要が減ります。
渋滞中や市街地での頻繁にアクセルペダルとブレーキペダルの踏みかえによる疲労が軽減されます。また、完全停止まではいきませんがある程度の減速も可能となっています。
ProPILOT
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/advanced_technology.html#propilot
こちらは主に高速道路や郊外の大きな幹線道路で威力を発揮する運転支援システムです。
簡単に言うと、車線距離をキープする機能と車線中央をキープする機能の相称になります。
車のほうでアクセルやブレーキ、ステアリングを調整することで運転手の疲労軽減や事故を未然に防ぐ狙いがあります。ですので、長距離運転にかなり効果を発揮するといえます。
ProPILOT Park
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/advanced_technology.html#propilot
こちらも先程のProPILOTと同じく、アクセル、ブレーク、ステアリングの操作を統合しています。このシステムでは更にシフトやパーキングブレーキまでも制御するため、ほぼ車のほうで駐車を完結させるシステムとなります。
そしてもう一方の“e-POWER“は基本的にはガソリンエンジンですが、発進時や必要な時にモーター駆動をするシステムとなります。トヨタのハイブリッドであるプリウスに似た方式と言えるでしょう。
こちらは充電する必要は一切なく、普通の車と同じくガソリンで走ります。
通常のガソリン車と異なる点といえば、ガソリンを多く使う発進時にモーターで動くことです。
これによりガソリン車に比べて燃費が良くなります。この際使われるモーターは自動で充電がされるため“100%電気自動車”のような充電の心配はなく、通常のガソリン車と同じ扱いが出来るところが人気の秘密でもあります。
そして、電気自動車と言えば普通の車と違い、ガソリンスタンドではなく充電スタンドといわれる場所での充電が必要になります。充電スタンドで心配なのが充電する場所の問題です。
2000年代以降急速に増加してきましたし、購入する方は自宅でも充電できるようにしている方が大半ですがそれでも外で急に充電する必要はあります。
ただ、これも解消しつつあり日産のディーラー等ではもちろん、コンビニや大型スーパー等にも設置されています。
全国的な数ですと、現在の充電スポットの数はおよそ3万カ所(普通充電、急速充電合わせて)、一方従来のガソリンスタンドも3万カ所以上と言われていますので、よっぽど僻地に行かない限りは大丈夫だと言えます。ですのでそれほど充電場所に気を遣う事もないと言えるでしょう。
シルフィの場合最先端技術が詰まった“100%電気自動車”が予想されるので十分に期待できますね。
シルフィは海外でのモデルチェンジのみ?
シルフィは国内ではもしかしたらフルモデルチェンジがされないのでは?との噂も出ています。
実は現行シルフィの海外モデルでは既にマイナーチェンジモデルが販売されているのです。国内モデルに関してはいまだにされてはいません。この事実から海外に力を入れているモデルという事がわかります。
2000年に国内初登場の初代シルフィは5年で、2代目シルフィは7年でのフルチェンジとなっています。
初代シルフィ
引用:https://www.goo-net.com/car/NISSAN/BLUEBIRD_SYLPHY/TA-FG10.html
2代目シルフィ
引用:https://www.carsensor.net/catalog/nissan/bluebird_sylphy/F002/
その後3代目の現行型は7年目に入っています。タイミング的にもそろそろフルモデルチェンジの時期だと予想できます。
3代目シルフィ
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/sylphy.html
ただし、今回上海モーターショーでの発表という事もあり、中国市場向けの車である可能性も相当強いと思われます。
シルフィの燃費は?
燃費に関しては現在のガソリンエンジン車が15.6km/lのため、ガソリン車では確実にこれ以上に持ってくることでしょう。
またEVに関しては100%電気自動でリーフが航続距離で500kmを超えているのでこちらも最低でもそれくらいは出してくると思われます。
シルフィの発売日はいつ?
今のところ、2019年内が予定されています。
ただし、先ほども述べましたが、新型のシルフィは上海モーターショーでの発表という事もあり、海外市場向けの車である可能性も否定できません。
この辺りは今後追っていく必要がありそうです。
日産シルフィ フルモデルチェンジ最新情報まとめ
・新型のシルフィはサイズの拡大により高級感が増して、主に後席の快適性の向上に寄与している
・動力源としては通常のガソリンエンジンに加えEVの投入が濃厚である
・EVには“100%電気自動車”と“e-POWER”の2種類があり、“100%電気自動車”はインテリジェントモビリティの搭載が有力である。
e-Pedal、ProPILOT、ProPILOT Parkを利用することでドライバーの疲労軽減のつながり快適なカーライフが送れる。
また“e-POWER”は通常のガソリンエンジン車ではあるが燃費向上のために、発進時などはモーター駆動にてガソリン使用量を抑えている。このため普通車のような感覚でありながら燃費の良い車に仕上がっていることと思えます。
コンパクトセダンの中では際立った性能を持たされるのでライバルのセダンたちに対して、大きく魅力が増していることは間違いないでしょう。
アイキャッチ引用:https://carview.yahoo.co.jp/news/market/20190416-10401817-carview/1/#contents
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