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日産の電気自動車リーフがついにモデルチェンジしました!
かなり進化していると噂の新型リーフについてそのスペックを解明していきましょう!
新型リーフの概要
世界で一番販売されている電気自動車、日産のリーフ。初登場から7年が経過し、フルモデルチェンジが発表されました。
発売は2017年10月2日ということですので、街中を走り回るのももうすぐという状況で、非常に楽しみです。
今回のモデルチェンジでは、エクステリアが改良されただけではなく、EVシステムや先進技術などが進化しているとのことです。
リーフがどのように生まれ変わったのか、探っていきましょう。
新型リーフ
引用:https:/www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/performance.html
航続距離
最初に、新型リーフが最も進化したのが航続距離です。
バッテリーのサイズは従来のままで、バッテリー容量を30kWhから40kWhに変更しており、航続距離も280kmから400kmへと大幅に伸ばしています。
通常燃料を使うクルマでは、東京-大阪間500kmを無給油で走れるようにタンク容量が決められているということですので、もう少しで通常の内燃機関のクルマに追いつこうというところです。
今回、日産は、居住空間やデザインを犠牲にしないためにバッテリーのサイズを据え置いたようですが、ライバル車のようにデザインは二の次で、航続距離だけを伸ばしたいのであれば、おそらく500kmや600kmを出せる実力はあると思います。
ただ、リーフは大人5人を乗せても余裕のある室内空間を維持するために、あえてバッテリーサイズを変更していないのです。
単純に航続距離や出力だけでEVを選んではだめだということです。
EVシステム
引用:https:/www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/performance.html
システム出力
今回のモデルチェンジでは、航続距離が伸びただけでなく、システム出力も進化しています。
従来80kWだったEVシステムは新型リーフで110kWにまで高出力化されています。
従来のリーフでも、低速時の加速が素晴らしく、後ろから追いつくのが困難なほどでしたので、新型リーフの加速というのは半端ではないのだと思います。
EVのリニアな加速感というのを一度味わってみてください。
ノートではないですけどひと踏みぼれしてしまいますよ!
加速特性
引用:https:/www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/performance.html
充電時間
これまで説明したように、新型リーフのEVシステムは航続距離や出力の点でかなり進化していますが、そのほかにも進化したポイントはいくつかあります。
そのうちの一つが充電時間です。従来30kWhを充電するのに40分~45分を要していたのに対し、新型リーフでは40kWhを充電するのに40分で済むのです。
従来と変わらない充電時間で、走行距離が1.4倍になっているのですから、これまで以上に遠出がしやすくなります。
家族でのドライブが楽しくなるのではないでしょうか?
充電
引用:https:/www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/charge.html
充電スポット
いくらクルマ側が進化したとしても、EVのためのインフラが整っていなければ意味がありません。
日本国内に充電スポットはどのくらい普及したのでしょうか?
2017年9月時点で急速充電器が約7,100基、充電器が約28,500基とかなり充実してきています。
全国にほぼまんべんなく配置されていますのでどこにドライブに出かけても充電に困ることはないでしょう。
もし充電スポットが探せずに困った場合には、日産のディーラーやメーカーの工場に行けばいいでしょう。
必ず急速充電器があり、一般の方でも使えますので、覚えておくといいです。
充電というのは急速充電のほうが充電効率が悪いのをご存知ですか?
急速充電だと80%程度しか充電できません。
一方家庭用の100Vコンセントや200Vコンセントからの普通充電だと、100%充電できるのです。
これを例えると、グラスに水を継ぐときに強い水流だと水の勢いでこぼれてしまい満杯にできないのに対し、ゆっくり注ぐとこぼれることはなく満杯にできます。
充電器でもこれとよく似た現象が起きるのです。
ですから、時間があるときは普通充電をすることをおすすめします。
急速充電スポット
引用:https:/www.tainavi-switch.com/contents/35254/
ライバル車との比較
満を持して日産が投入した新型リーフですが、ライバル車と比べるとどうなのでしょうか?
テスラモデル3のバッテリー容量は正式に発表されていませんので推定になりますが、60kWh程度になると思います。
新型リーフの1.5倍の容量を有しています。
航続距離はリーフの2倍程度ですので、エネルギー変換効率はテスラモデル3のほうがいいのでしょう。
ただしバッテリーのコンパクト化技術が日産と同レベルだとしても、モデル3のほうが室内は狭くなります。
居住性が高いのはリーフになるでしょう。
また価格帯を比べても、リーフが最上級グレードで390万円程度であるのに対し、テスラモデル3は400万円を超えるのではないかと言われていますので、価格面でもリーフに軍配が上がります。
また納期も2019年以降ということですので、リーフが断然有利ということになります。
BMW i3はどうなのでしょうか?BMW i3のバッテリーは33kWhということですので、リーフよりも容量が小さいことになります。
JC08モードでの航続距離が390kmということですから、新型リーフにはあとわずかで届かないという状況です。
性能的にはほぼ同等というところですが、BMW i3は車両本体価格が約500万円です。
価格面では全く勝負になりません。
お金をかけていいのであれば日産のほうがまともなEVを作ってくるでしょう。
現時点、新型リーフの敵はテスラモデル3ということになると思いますが、2年後まで納車されることはないのです。
その間にリーフはさらに進化し、EVのトップを走り続けていくのだと思います。
デザイン面でもライバル車よりも新型リーフのほうが先進的で近未来的ですので、EV3車種を比べて、新型リーフが最もお買い得で、おすすめできるクルマです。
テスラモデル3
引用:https:/www.businessinsider.jp/post-104148?mode=assets&p=4
BMW i3
引用:https:/bmw-i.jp/BMW-i3/Philosophy/
前評判
新型リーフは発売前にもかかわらず非常に関心が高くなっています。
それだけ期待されているということなのでしょう。
航続距離が延び、先進技術が満載され、未来の完全自動運転の入り口に立つ車として非常に期待されているのです。
競合車と言えばテスラモデル3が最も近いものになると思いますが、これを凌駕することが期待されているのです。
相手は2019年まで納車されません。
一方リーフは10月には販売されるので、2年分の優位性があります。
ただ、電気自動車の技術は日進月歩、この2年の間にさらなる進化を続けていかないとリーフの地位も危ういものになってしまいます。
現時点の自動車評論家によるリーフの評価は、まずまずのものになっています。
航続距離が伸びたことやシステム出力がUPしたことによる貢献も大きいのですが、性能面だけでなくデザイン面でも高評価を得ています。
これからしばらくはリーフの独壇場が続くことになるでしょう。
e-Pedal
引用:https:/www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/performance.html
プロパイロット
引用:https:/www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/advanced_technology.html
プロパイロットパーキング
引用:https:/www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/advanced_technology.html
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