ポルシェ911のオプション紹介！

ポルシェから販売されている911は自動車の歴史の中でも、長い歴史のある車です。

同じ名前(911)で販売が続けられており、一貫してデザインやRR方式を採用している車になります。

そんなポルシェのアイコニックな車のオプションはどのようなものがあるのか見ていきましょう。

ポルシェ911の魅力

ポルシェの魅力は何と言っても、歴史があり、時代の変化に合わせつつも、地に根を生やしたようにドイツという文化に根付いたデザインと走りの性能になっております。

まずはそんな魅力満載のポルシェ911を少しだけ掘り下げて見てみましょう。

ポルシェ911はタイムレスな存在

ポルシェという会社はフェルディナント・ポルシェ博士が作った会社になり、そんな彼がコンパクトで高性能な車を作る、という考えのもとできたのが911という車になります。

でもポルシェ911という車が最初の名前ではなく、元となっているのがポルシェ356という車になります。

こちらがポルシェで最初の車になり、この車を元にポルシェ911を完成させます。

この車は1948年の発売になり、この車も入れるとするならば71年という長い期間同じ作りの車を販売していることになります。

そんなポルシェは一貫してRR(リアエンジン/リアドライブ)を採用しており、この仕組みこそがポルシェ、というわけです。

ポルシェの走りは何と言っても、ポルシェらしい走りになります。

ポルシェらしい走りを言葉で説明するのは非常に難しいですが、言葉で説明しますと非常に機械的な車です。

もっとよい言い方をするのであれば、ポルシェ以外には真似できない走りという意味です。

例えばハンドルを切った際の前輪と後輪の合わせこみや、エンジンの吹き上がり方など計算尽くされているように感じます。

RR式はどうしても後輪よりも後ろにエンジンがあるので、加速した際に後ろが揺れてバランスが悪くなってしまうのですが、ポルシェ911は前にガソリンタンクを設置したり、前輪のサスペンションをハードな設定にしてそのバランスを保っているわけです。

 引用：http://macasakr.sakura.ne.jp/T09TorqueHorsePower3.html

この乗り味は他のメーカーでは真似できないもので、「いつまでもポルシェに乗っていたい」という気持ちが芽生えてくるのはポルシェという会社が抱えている職人たちが非常に優秀な技術を持っていることに他なりません。

またポルシェには911をよりコンパクトにしたポルシェ718ケイマンという車があります。

ケイマンの最初はポルシェ911の廉価版としての位置付けでしたが、911が独自の道を歩むようになり、718ケイマンも911とは違う車へとシフトチェンジしました。

エンジンの搭載はMR式なので、実はポルシェ911よりも優れた走行性能を持っていたりします。

例えばコーナリングなどは非常にクイックに曲がりますので、本当にタイトな走りを体感することができます。

もちろんポルシェ911も走りを極めたGT3 RSなどもありますが、同じくポルシェから販売されているカイエンやパナメーラなどの存在もありますので、ポルシェ911の位置付けは、ポルシェのフラッグシップカーとして位置付けされました。

なので、ポルシェ911はラグジュアリーな走りも可能になっており、後に説明しますがポルシェ911は非常にラグジュアリーなオプションが満載となっております。

ポルシェ911に設定できるオプションは？

ではポルシェ911にはどのようなオプションが装備ができるのでしょうか。

オプションと言っても様々な箇所がありますが、ここではパッと目が引く、ホイール、カラーリング、内装について説明してきます。

ではまず最初はホイールです。

ポルシェ911のホイールバリエーション

引用：https://www.porsche.com/germany/models/911/911-carrera-models/carrera-4s/

こちらは本国ドイツのオフィシャルホームページからのポルシェ911カレラ4Sのホイールオプションになります。

従来からある5スポークのホイールからメッシュのホイールまで取り揃えております。

こちらの画像のポルシェ911は、最新型のものなので、今現在はこの4つだけですが、今後はターボモデルなども販売されるので、よりホイールの種類が増えると思われます。

またこちらはドイツで販売されているポルシェ911なので、日本では未導入のホイールもあるかもしれません。

このあたりの情報はまだポルシェジャパンからの発表はないので、明確な情報ではありませんが、最新のポルシェ911ではこの四つのホイールが選択できます。

では続いてカラーリングです。

ポルシェ911のカラーバリエーション

引用：https://www.porsche.com/germany/models/911/911-carrera-models/carrera-4s/

ポルシェ911には幅広いカラーリングを取り揃えており、ここで全てを紹介しきれないほどのカラーリングがありますので、画像はその一部をピックアップしたものです。

カラーチャートだけであれば、これだけの種類になります。

引用：https://www.porsche.com/germany/models/911/911-carrera-models/carrera-4s/

表記されているのはドイツ語になりますが、Serien Fabenはスタンダードカラーで、Metallic Farbeはメタリックカラー、Sonder Farbeは特別カラーという意味になります。

往年人気のカラーのホワイトから落ち着いたモスグリーン色など様々なカラーリングを揃えております。

またこちらもホイールと同じようにドイツのポルシェのページなので、日本に導入されないカラーもあるかもしれません。

続いては内装カラーです。

ポルシェ911の内装オプション

引用：https://www.porsche.com/germany/models/911/911-carrera-models/carrera-4s/

次は内装オプションになります。

内装でまず目につくのはシートなどの内装色になり、また外装カラーと同じように個人の好みが一番出やすい部分です。

ポルシェ911にも多数の内装カラーオプションがあり、カラーチャートは次のようになっています。

引用：https://www.porsche.com/germany/models/911/911-carrera-models/carrera-4s/

こちらも外装と同じく数多くのカラーバリエーションを揃えております。

往年人気のキャメル色のシートから、レッドレザーの情熱的なものや、清潔感のあるホワイトまでお好みのカラーを選ぶことができます。

ポルシェ911おすすめオプション

ではここではポルシェ911に人気のオプションやオススメのオプションをご紹介していきます。

全てを紹介することはできないので、とりわけ人気のオプションをピックアップして紹介していきますので、是非参考にしてみください。

ガラスサンルーフ

引用：https://cc.porsche.com/i

ラグジュアリーとして必須のアイテムとも言えるのがガラスサンルーフになります。

かつてのポルシェ911にはこのオプションはありませんでしたが、991型からサンルーフのオプションが設定され、今回の992型でも選択できるようになりました。

日本ではあまり人気がなく、使われないですが、海外では絶大な人気のあるオプションでもあるので、オススメのオプションです。

PDCC/PASM

PDCCはポルシェ・ダイナミックシャーシ・コントロールシステムのことで、一般道からサーキットまで、最適なトルク配分を行い、素早くそして、クイックに車の操作を行うことができます。

なので通常でポルシェ911の運転をしていて、何気ないカーブでも気持ちよく曲がることができ、綺麗に線を描くように進むことができます。

また直線でも同じように能力を発揮し、常に路面の状況を感知しているので、安定した走りを提供してくれます。

またセットとしてオススメしたいのが、PASMで、こちらはポルシェ・アクティブサスペンション・システムになります。

簡単に言えば、PDCCは曲がる際のトルクの配分ですが、PASMは上下のサスペンションの最適化なので、地面のショックや曲がる際のボディの荷重移動などの時に働き、PDCCと組み合わせるとより洗練された走りとなります。

この二つは常に働いているので、普段の運転時でも気持ちよく運転ができますし、針の穴に糸を通すかのような思い通り操作できるようになるのでオススメのオプションです。

PDLS Plus

引用：https://cc.porsche.com/

最後に紹介するのが、PDLS Plusです。

こちらはポルシェ・ダイナミックライト・システム・プラスの略で、こちらはマトリクスLEDが搭載されています。

環境を感知し、暗い場所では自動的にハイビームになり、先行車がいる場合はそこだけ光を当てずに照らすことができ、また対向車が来ても車の動きに合わせて、照射範囲を移動させるなど、夜間での運転の安全性が格段に上がるオプションです。

夜間の運転は昼間の運転に比べ視界が悪いので、このオプションは非常に安全に車を運転することができるので、オススメのオプションになります。

またフロントのデザインもこのPDLS Plusが装着されることで、端正な顔つきになるので、安全性と見た目もよくなるのでオススメです。