オーリスのサイズまとめ【車体・室内・タイヤ】

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今回はトヨタが販売を終了している車「オーリス」のサイズなどから、新旧モデルの比較と現在のカローラスポーツとの比較を見ながらクルマの進化の過程とトレンドの流れを見ていきたいと思います。

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引用:https://gazoo.com/catalog/maker/TOYOTA/AURIS/

オーリスは、トヨタが欧州戦略車としてカローラハッチバック後継モデルの開発が行われ、初代は2006年から2012年まで発売され、2代目が2012年から2018年まで生産され現在は生産が終了しているモデルです。

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引用:https://gazoo.com/catalog/maker/TOYOTA/AURIS/

コンパクトでも3ナンバーのどっしりとしたサイズ感でその走りには定評があり、日本車としてはしっかりとした作り込みがされた車で、2代目のオーリスも初代も、そのデザイン性も高く評価されています。

欧州仕様では3ドアタイプも発売されるなど、やはり走りやデザインに対してのニーズに応えるための車であったこともあって、実用性を重視する日本国内の販売台数はそこまで大きなものにはならなかったのですが、それでもマーケットは存在していたのでしょう。

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引用:https://toyota.jp/corollasport/design/?padid=ag341_from_corollasport_navi_design

そういった部分のニーズにもしっかりと応え続け、カローラスポーツへとまた名前をカローラに戻してカローラハッチバックからのバトンを途切れさせずに繋いだ車なんですよ。

それでは車体サイズや室内サイズから紹介していきます。

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トヨタオーリス:車体サイズ

まずは車体の大きさから外観のデザインの印象までを伝えてきますね!

オーリスの前期、後期とカローラスポーツを比べて見てみましょう。

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オーリス

・2012年~2018年 後期モデル
全長×全幅×全高:4330×1760×1480
ホイールベース:2600

・2006年~2012年 前期モデル
全長×全幅×全高:4245×1760×1515
ホイールベース:2600

オーリスの前期と後期を比べると、全幅は一緒なのですが、クルマの長さは10センチ近くも長くなり、それでいて全高は3センチから4センチ低くなっています。

デザインもかなり個性的に変化したというのがあるのと、この頃からですかね、トヨタがブランドのキャラクターとして「キーンルック」という鋭くつり上がったヘッドライトを採用しはじめて清潭なイメージへとシフトしていったように感じました。

全長が長くなり、全高が低くなったことにより車体が伸びやかなラインになったのと、Aピラーの角度が少なくなり、より流線型のデザインになっています。

テールランプもセンターのマークから左右に広がったラインのデザインで、今でこそ見慣れたトヨタらしいデザインですが、当時としてはかなり奇抜なカタチだなあなんて思っていました。

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さらにカローラスポーツはオーリスの後継とも言われているので比較をしてみます。

カローラスポーツ

全長×全幅×全高:4375×1790×1460
ホイールベース:2640

これを見ると、より全長が伸びて、全幅も増し、全高がさらに低くなっているのがわかります。

より長くワイドに平べったくなっていくのが面白いのですが、中の広さの実用性よりもニーズはデザインを重視した方向へと進んでいるようです。

ホイールベースもカローラスポーツからは4センチも長くなっていて、走行性能に対する力の入れようが伝わってきます。

後期型オーリスからカローラスポーツへのデザインの変化は、かなりオーリスを踏襲している部分が多いように感じますよね。

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引用:https://toyota.jp/corollasport/design/?padid=ag341_from_corollasport_navi_design

室内サイズ

では続いて室内のサイズ感をみていきたいと思います。

こちらも、オーリスの後期・前期とカローラスポーツの比較から見ていきます!

オーリス

・2012年~2018年
室内長×室内幅×室内高:1830×1485×1180

・2006年~2012年
室内長×室内幅×室内高:1985×1460×1245

面白いことに、外回りはどんどん大きくなっている印象のオーリスですが、室内長は短くなっていっています。

これは、運転席からフロントにかけてのボンネット部分が長くなり、よりスタイリッシュにしていった結果が数値にも現れています。

逆に、昔のオーリスってこんなに広かったんだなあと改めて思いました。

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カローラスポーツ

室内長×室内幅×室内高:1795×1510×1115

はい、もう予想通りの結果ですよね。

カローラスポーツになるとより狭くなってしまいました。

おそらくですが、カローラスポーツというクルマはあくまでも世界戦略車なので、第一にそのデザイン性と走りの安定感というものが重視されるのではないでしょうか。

欧州車の全高ってかなり低いものが多いですし、後席に座る人の快適性などほとんど考えていないような作りのクルマがたくさんあります。

でも私はそれでいいと思うんです。

今は普通の車を作ってもインパクトがなく、クルマとして一番大切な「買いたい!乗りたい!」という気持ちが湧き上がってきません。

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よく耳にするのが、「乗りたいクルマがないから買わない」とか「最近の車に魅力がない」などがあります。

実用性のイイ車は沢山ありますが、運転する車としての魅力のある車って本当に少ない中、トヨタがやろうとしている事が、車づくりやデザインを通して良く出ていると思います。

まだ子供がいない世帯や、独身の方、または子供が独立してファミリーカーが必要じゃなくなったりしたら、やっぱり魅力のあるクルマに乗りたいですよね!

そんな中の候補としても、オーリスやカローラスポーツの選択肢は大いにアリだと思います。

新車でカローラスポーツはちょっと手が出ないなー、なんて時にも中古車でもオーリスがあればいいですよね。

上記のような外寸や室内のサイズなど、ご自身に合ったサイズ感でクルマ選びができるのも歴代のオーリスあってこそですね!

タイヤサイズ

続いてはタイヤサイズです!

オーリス

新225/45R17オプション・205/55R16・195/65R15
旧205/55R167・195/65R15

カローラスポーツ

225/40R18・205/55R16・195/65R15

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引用:https://toyota.jp/corollasport/design/?padid=ag341_from_corollasport_navi_design

こちらは3車種とも殆ど代わりなくというか、ベースのサイズ195/65R15は変わっていません。

オーリスの後期モデルで大径のホイールがオプションで選びたりしますので、そういうホイールが付いている中古車などを見つけたらラッキーかもしれませんね。

オプション価格でも10万以上はしていましたので、なかなかそのサイズのタイヤを装備している車両は少なそうなのですが。

あとはホイールのサイズがシルバー一色からブラックシルバーでフィンタイプという雰囲気が流れとして出てきていますね。

オーリスサイズ比較のまとめ

いかがでしたでしょうか?

現在すでにオーリスは販売していませんが、クルマ作りとしては本当にしっかりとした乗り心地の車両です。

コンパクトなクルマで、それなりに日本の道路事情にも合っていますし、取り回しもしやすい上に1サイズ上のクルマの乗り心地かそれ以上を体感できるので、お得なクルマなんですよね。

価格も安めで、前期モデルなら50万円くらいからでもありますし、後期モデルでも140万円くらいから比較的程度の良い車両が揃っているように思います。

上記のようにそれぞれの年式でサイズが違いますので、中が広く実用性が少しでもあるほうが良ければ前期モデルがおススメですし、外見のデザイン性を重視しても特に中の広さが必要なければ後期モデルでもいいかと思います。

また、後期モデルの方がハイブリッドの車両もありますので、多少車両金額が高くなっても燃費が良いので、沢山距離を乗る人なら十分にメリットがあるのではないでしょうか。

中古車市場には沢山のオーリスが出回っていますので、ぜひ自分に合う1台を見つけてみてください。

この記事を書いた人

ヨッキー
車好きで記事を書いてます。
ベンツ4台、アウディ1台、トヨタ車4台、マツダ車1台乗り継いできました。

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