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ジムニーシエラは、ブリジストンの「デューラー H/T684Ⅱ」というSUV専用タイヤを履いています。
低燃費性や操縦安定性に配慮した最新のタイヤですが、ユーザーの中にはもっと静粛性や燃費などを向上させたいと思っている方もいらっしゃることでしょう。
そこで、低燃費タイヤも含め国内・海外のメーカーからおすすめのタイヤをピックアップしてみました。
ジムニーシエラにおすすめのオールテレインタイヤは?
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/jimny_sierra/styling/
まず、ジムニーシエラにおすすめのオールテレイン(マッド&スノー)タイヤから紹介します。
オールテレインタイヤはオンロード性能とオフロード性能を両立させているほか、アイスバーンでなければ雪道にも対応できるなど、ジムニーシエラのようなクロカン4WD車にはピッタリといえるでしょう。
ヨコハマタイヤからはジムニーシエラに適合するオールテレインタイヤが2種類発売されていますが、高速道路を走行する機会が多い方におすすめなのが「ジオランダー H/T G056」です。
引用:://www.y-yokohama.com/product/tire/geolandar_htg056/
ジオランダー H/T G056には、次にあげる4つの特徴があります。
・新開発のトレッドパターンの採用により、静粛性とウェット路面でのトラクション性能を両立
・新開発のコンパウンドの採用により、さまざまな路面で安定した性能を実現
・専用の構造を採用し、しやなかな乗り心地と安定したコーナリング性能を両立
・接地形状の最適化や専用プロファイルの開発により、操縦安定性を向上
純正のデューラー H/T684Ⅱから交換した場合は、特に静粛性の向上が期待できるかもしれません。
また、トーヨータイヤからはジムニーシエラに適合するオールテレインタイヤとして、「オープンカントリー A/Tプラス」が発売されています。
引用:https://www.toyotires.jp/product/opatplus/
オープンカントリーA/Tプラスの特徴は、非対称パターンと高剛性ブロックの採用により、オフロードでの高いトラクション性能とオンロードでの操縦安定性を両立させている点です。
また、静粛性や耐久性、ウェット性能にも配慮されていますが、最大の利点はオフロード性能とみて間違いないでしょう。
デューラー H/T684Ⅱより確実に優れているかどうかは何ともいえませんが、オフロードを走行する機会の多い方は交換を検討してもよいかもしれません。
そして、ジムニーシエラに適合するオールテレインタイヤは、海外メーカーからも発売されています。
その代表格が、ダンロップの「グラントレックAT3」です。
引用:https://tyre.dunlop.co.jp/tyre/lineup/4×4/at3/
グラントレックAT3は、以下の特徴を持っています。
・ストレートセンターリブとフルバンドの採用による優れた高速操縦安定性
・2イン1ショルダーブロック&ショルダーサイプの採用による高次元の静粛性・乗り心地
・ハイドロプレーニングシミュレーションによる高い排水性
・トラクションポケットとスクエアショルダープロファイル&ショルダーサイプの採用によるオフロードでの強力なトラクション性能
総合的に純正のデューラー H/T684Ⅱと優劣を付けるのは難しそうですが、タイヤの交換時期がきたらお試しのつもりでこのタイヤに代えてみるのも一考です。
ジムニーシエラにおすすめのスタッドレスタイヤは?
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/jimny_sierra/styling/
この項目では、ジムニーシエラにおすすめのスタッドレスタイヤを紹介します。
オールテレインタイヤでも雪道は走れますが、アイスバーンでは夏タイヤ並みのグリップ力に留まるので、冬の雪国ではやはりスタッドレスタイヤが欠かせません。
まず、純正タイヤを提供しているブリジストンからは、SUV専用を謳う「DM-V2」が発売されています。
引用:https://tire.bridgestone.co.jp/blizzak/dm-v2/index.html
DM-V2の特徴は、以下のとおりです。
・アクティブ発泡ゴムの採用による氷路面での高いグリップ力
・マルチグルーブの採用による雪上での強力なグリップ力
・3Dホールドスクラムサイプの採用による優れた走行安定性
・マイクロテクスチャーの採用による高い初期氷上性能
春・夏・秋の3シーズンは純正タイヤで走行し、冬はこのDM-V2に履き替えるというパターンがベストでしょう。
また、ヨコハマタイヤからはジムニーシエラに適合するスタッドレスタイヤとして「アイスガードSUV G075」が発売されています。
引用:https://www.y-yokohama.com/product/tire/iceguard_suvg075/
アイスガードSUV G075の特徴は、以下のとおりです。
・進化したスーパー吸収ゴムと新設計トレッドパターンの採用による優れた氷上制動力
・スーパー吸収ゴムの特性による氷上性能の持続力
・低燃費タイヤで培った技術の応用による省燃費性能
・溝配置の適正化による高い静粛性
このうち、低燃費性能や静粛性はブリジストンDM-V2には謳われていない項目なので、こうした点を重視するならSUV-G075を選んだ方が良いかもしれません。
そして、トーヨータイヤからもジムニーシエラに適合するスタッドレスタイヤ「オブサーブGSi-5」が発売されています。
引用:https://www.toyotires.jp/product/obgsi5/
オブサーブGSi-5の特徴は、以下のとおりです。
・360°サイプと大振幅波型サイプ、ネオ吸水クルミックスゴムの採用による高い氷上性能
・バイトエッジとVカッターの採用による優れた雪上トラクション性能
・溝底補強ブロック、3Dグリップサイプ、ワイドグルーブ&ワイドスリットの採用によるドライ、ウェットを問わない走行安定性
・ファーストエッジ採用による高い初期氷上性能
メーカーのアピールを見る限り、性能や特徴はブリジストンDM-V2に近いようです。
また、ダンロップからもジムニーシエラに適合するスタッドレスタイヤ「ウインターマックスSJ8」が発売されています。
引用:https://tyre.dunlop.co.jp/tyre/lineup/studless/sj8/index.html
海外製のスタッドレスタイヤの性能が国産スタッドレスタイヤとどう違うかが気になるところですが、特徴は以下のとおりです。
・新開発のマックスシャープエッジとナノフィットゴムの採用による高い氷上ブレーキ性能
・SUV専用設計の方向性パターンの採用による優れた雪上トラクション性能
・パターン剛性強化に伴うドライ路面での優れた操縦安定性
・SUV専用設計のダブルイナズマグルーブと方向性のあるラグ溝の採用による優れたウェット性能
静粛性や低燃費性能などは謳われていないので、こうした点では国産スタッドレスタイヤに一歩を譲るのかもしれません。
しかし、あくまでも走行性能にこだわるならかなり信頼できそうです。
ジムニーシエラにおすすめのサマータイヤは?
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/jimny_sierra/styling/
もし雪道や悪路をまったく走行しないなら、ドライ路面・ウェット路面での走行性能や低燃費性能の観点からみて、サマータイヤがベストである事は間違いありません。
しかし、現行JB74型ジムニーシエラに適合する195/80R15サイズのサマータイヤがあるかどうかを調査したところ、この記事を執筆している時点では残念ながら存在しないようです。
やはりジムニーシエラといえば高い雪上走破性や悪路走破性が売り物なので、タイヤメーカーもそうした持ち味を生かせない製品はリリースしないのでしょう。
ジムニーシエラのタイヤは低燃費タイヤもおすすめ!国内・海外メーカーからピックアップのまとめ
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/jimny_sierra/styling/
ジムニーシエラのタイヤは低燃費タイヤもおすすめ!国内・海外メーカーからピックアップのまとめについて解説してきましたが、いかがたったでしょうか?
オールテレインタイヤには特に低燃費を謳う製品はないので、純正タイヤから交換して燃費向上を狙うのは難しそうです。
しかし、静粛性や乗り心地にこだわった製品はあるので、そうした点に不満があるなら交換してみるのも良いでしょう。
一方、スタッドレスタイヤは、ヨコハマタイヤのアイスガードSUV G075が低燃費性をアピールしています。
ガソリン代を少しでも軽減したいなら、この製品がスタッドレスタイヤのベストチョイスになるかもしれません。
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