アクセラ タイヤサイズを3タイプのモデル別に紹介！読み方や種類ごとの走行性の違いも！

マツダのアクセラは3代目を迎え、これまでのマツダ車とは違った「魂動デザイン」を採用することによって、幅広い世代からの支持を受けています。

デザインもさることながら、自動車としての基本である「走り」にもこだわり、環境性能を重視したエンジン「スカイアクティブテクノロジー」によって燃費と走行性能を高次元で両立しています。

そんなアクセラを乗るときに、ぜひとも注目してみたいポイントが「タイヤサイズ」です。

タイヤのサイズを変えると、アクセラのキャラクターはどのように変わるのか、またタイヤを変えることによってどのような特性が生まれるのかをご紹介。

アクセラ　標準タイヤサイズ

引用：https://kakaku.com/item/70100510397/

アクセラにはスポーツ、セダン、ハイブリッドの3タイプのモデルが存在しますが、標準で装着するタイヤサイズは以下のようになっています。

• アクセラスポーツ（ガソリンエンジン・クリーンディーゼル）

205/60R16または215/45R18

• アクセラセダン（ガソリンエンジン・クリーンディーゼル）

205/60R16または215/45R18

• アクセラハイブリッド（除くHYBRID-S L Package）

205/60R16

• アクセラハイブリッド（HYBRID-S L Package）

215/45R18

タイヤサイズの読み方

引用：https://tire.bridgestone.co.jp/about/knowledge/size/index.html

タイヤサイズの読み方を見てみましょう。左の数字から「タイヤ幅（mm）」、「扁平率（％）」、Rは「ラジアル構造」のR、「リム径（インチ）」、「ロードインデックス（LI）」、「速度記号」を表しています。

このうち、「扁平率」とは、タイヤ幅に対する高さの割合を示しています。

扁平率＝タイヤの高さ÷タイヤの幅×100（％）

で計算できます。扁平率が高いタイヤはタイヤゴムの割合が広く見え、逆に低いタイヤはホイールの割合が広く見えます。

タイヤサイズによる走行性能の違い

引用：https://tireworldkan.com/column/reco_tire_axela/

アクセラのタイヤサイズは2種類あります。

それぞれのサイズにより、どのような違いが出てくるのか考えてみましょう。

扁平率が高いタイヤ

引用：https://tyre.dunlop.co.jp/tyre/products/dictionary/oblate.html

扁平率が高いタイヤを履くと、クッション部分が厚くなるため路面からの衝撃を吸収しやすくなります。

よって、乗り心地は良くなる傾向があります。

逆に、扁平率が高いと、コーナリングなどでタイヤがよれてしまうことがあり、動力性能が悪くなる部分もあります。

また、扁平率が高いと路面とタイヤの接地面が縦長になるため、転がり抵抗が小さくなる結果、燃費の向上にもつながるというメリットもあります。

引用：https://ssl.mazda.co.jp/purchase/estimate/

扁平率が低いタイヤ

一方で、扁平率が低いタイヤをはくと、コーナリングなどでタイヤのよれを抑えることができるため、自動車の運動性能を高めることができます。

結果、スポーツ走行に適した足を備えることができるのです。

逆に、扁平率が低いとタイヤの厚みが薄くなるため、路面からの衝撃を受けやすくなり、ごつごつした硬い乗り心地となります。

よって、快適な乗り心地は実現しないでしょう。

また、扁平率が低いとタイヤの空気圧が減少してきたことに気づきにくく、いつの間にか低いタイヤ圧のまま自動車を運転してしまっているケースもあります。ですので、タイヤの空気調整には気を配る必要性があります。

広いタイヤ幅

引用：https://tire.bridgestone.co.jp/about/knowledge/size/index.html

タイヤ幅が広いと、タイヤと路面との接地面積が広くなります。

すると、コーナリングの際にはグリップ力が高くなり、安定した走行を楽しむことができます。

グリップ力が高くなるということは、ブレーキを踏んだ場合にタイヤと路面との摩擦力が大きいわけですから、制動力も高くなります。

一方、タイヤ幅が広いと、タイヤと路面との接地面積が大きいため、より多くのエネルギーを用いて車体を動かす必要があります。

つまり、多くのガソリンが必要となり、結果として低燃費となる傾向にあるわけです。

引用：https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/impression/1017689.html

狭いタイヤ幅

タイヤ幅が狭いと、タイヤと路面との接地面積が小さくなるため、より小さいエネルギーで車を動かせるようになります。つまり、ガソリンの消費量が少なくて済むため、燃費が改善されます。

また、接地面積が小さくなるということは、コーナリング時にはきびきびとした動きが期待できるようになります。タイヤと路面との食いつきが比較的小さくなるので、加速も俊敏となります。

一方、路面との接地面積が小さいゆえに、減速するときにはブレーキにより多くのエネルギーが必要となります。また、コーナリングの際にはタイヤの粘りが少なくなるため、限界性能は必然的に落ちてしまう傾向があります。

アクセラのタイヤサイズ　選ぶならどっち

引用：https://www.webcg.net/articles/-/30318

では、アクセラのタイヤサイズは2つのタイプがあるのですが、どちらを選べばよいでしょうか。これは、運転する際にどんな点を重視するかによって決まってきます。

• ガソリン消費量を抑え、エコに運転したい

205/60R16が良いと思います。このサイズに加え、転がり抵抗を抑えたエコタイヤをつけるとなおグッド。

• 高速道路やワインディングを、意のままに気持ちよく走りたい。

ハンドリングの安定感を求めるなら215/45R18、軽やかなフィールを味わいたいなら205/60R16。どちらを重視しているか考えてみましょう。

• 乗り心地をソフトに。運転してても疲れないフィーリングにしたい

205/60R16がベストです。路面のギャップを易しくいなしてくれるはずです。

• とにかく見た目。外からの眺めを重視したい。

215/45R18でしょう。これに、お好みのホイールを選択すればかっこいいアクセラの出来上がりです。

お好みでタイヤの種類を変えよう

引用：https://motor-fan.jp/article/10006466

さらに、タイヤのサイズに加えてタイヤの種類を考慮に入れれば、さらに細かく自分好みのアクセラを手に入れることができます。いくつかご紹介しましょう。

• とにかく燃費性能。転がり抵抗を少なくするタイヤ

おすすめタイヤは以下のようになります。

ダンロップ　ENASAVE

ブリジストン　NEXTRY

ヨコハマ　BlueEarth

ミシュラン　ENERGY SAVER +

• 燃費と走行性能、どちらも両立したい

ダンロップ　LE MANS V

ブリジストン　REGNO

ヨコハマ　ADOVAN SPORTS

ミシュラン　PRYMACY HP

• コーナーなどの限界性能を高め、走りを追求したい

ダンロップ　DIREZZA

ブリジストン　POTENZA

ヨコハマ　ADVAN NEOVA

ミシュラン　PILOT SPORTS

まとめ　選ぶタイヤでアクセラの良さを引き出す

引用：https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/impression/1017689.html

• アクセラのタイヤサイズは2種類　お好みでサイズを変えてみよう
• タイヤサイズの特徴の違いを理解し、自分なりの選択をしよう
• タイヤの種類を変えてみることで、さらにアクセラの良さを引き出そう

自動車にとってのタイヤは、人間にとっての「靴」のようなものです。

フォーマルな格好であれば革靴、普段の生活で着る服に合わせるのであればスニーカー、スポーツで体を動かすのであれば、それ専用のシューズといったように、用途に合わせて変えるものです。

自動車はそれに加え、今回ご紹介した「タイヤサイズ」という選択肢もあります。

サイズによってどのような特徴があるのか理解すると、自動車の楽しみ方の幅が広がります。

また、タイヤの種類にも様々なものがあるので、組み合わせは数限りなくあるのです。

アクセラは自動車としてのポテンシャルがとても高いので、サイズとタイヤの種類の組み合わせを自在に変えて、あなた好みのアクセラを楽しんでください。

きっとこれからも、ずっと長く付き合える一台になること間違いなしです。