新型WRX STIの燃費情報！ 実燃費はどれぐらい？

スバルの新型WRX STIの燃費はどうでしょうか？

新型WRX STIの燃費、実燃費などの情報をご紹介します。

新型WRX STIのカタログ燃費

引用：https:/www.subaru.jp/wrx/sti/

STIとSTI Type Sの2つのグレードが用意されていますが、カタログ燃費は次の通りです。

STI：9.4 km/L

STI Type S：9.4 km/L

新型WRX STIのエンジン等燃費に関連するシステム

引用：https:/www.subaru.jp/wrx/sti/driving/powerunit.html

新型WRX STIは燃費を向上させるために、可変バルブタイミングというシステムが搭載されています。

このシステムは、自動車の走行状況にマッチさせてエンジンの吸気や排気工程で開閉する弁のタイミングをコントロールします。

このシステムによってエンジン出力や燃費が向上し、排ガスを減らす効果があるといわれています。

アルファロメオが、初めてこのシステムを採用した量産車を発売して以来、日本の自動車メーカーでも続々と採用するようになりました。

このシステムによって、レスポンスも向上します。

引用：https:/www.subaru.jp/wrx/sti/driving/powerunit.html

ある可変バルブタイミングでは、吸入する空気の量の制御をスロットルバルブから、燃焼室のすぐそばにある吸気弁にすることで、アクセルペダルを踏んで加速する際に、濃密な空気を吸い込むことができ、レスポンスが向上します。

弁がリフトする量などをコントロールすることにより、低速から高速までの全速度域でエンジン出力を向上することができます。

例えば、吸気弁が開く時間を短くすることで低回転の領域では、吸い込んだ混合気が吹き返すことを防ぎ、トルクアップします。

引用：https:/www.subaru.jp/wrx/sti/driving/powerunit.html

吸気弁がリフトする量を拡大することで高回転の領域では、吸入する空気の量を多くすることができトルクアップします。

スロットルバルブのかわりに、燃焼室の側にある吸気弁が吸入する空気の量をダイレクトに制御することで、吸気の抵抗を少なくして、燃費が良くなります。

また、吸気弁がリフトする量を少なくし、カムが駆動する際に発生する抵抗を少なくすることができます。

エンジンが冷間時、スタートさせる際に、吸気弁の閉めるタイミングを適正にすることで、点火するタイミングを遅くすることで、排出するガス温度を低くして、触媒を早く活性することが可能。

吸気弁がリフトする量を少なくすることで、吸い込む空気の流速を速くして、微粒化させたガソリンを作り出し、完全に燃焼できるような状況を作り出します。

引用：https:/www.subaru.jp/wrx/sti/driving/powerunit.html

このようなことにより、燃料が不完全に燃焼した際に発生しやすいとされるハイドロカーボン）を排出する量を少なくすることができます。

WRX STIに搭載される可変バルブタイミングはデュアルAVCSと呼ばれています。

このシステムは、クランクシャフトに対しカムの角度を続けて変えることができます。

吸気と排気の弁を両方変える事ができます。

新型WRX STIの実燃費

引用：https:/www.subaru.jp/wrx/sti/driving/powerunit.html

新型WRX STIの実燃費は、9.8㎞/Ｌ～10.3km/Lという情報があり、カタログ燃費より良いという情報があります。

ただ、新型WRX STIはマイナーチェンジしたばかりで、慣らし運転中の人が多く、これから普通に走行して計測される燃費の情報が流れてくると思います。

新型WRX STIのガソリン代

引用：https:/www.subaru.jp/wrx/sti/driving/powerunit.html

新型WRX STI の9.4 km/Lというカタログ燃費は決して、低燃費の自動車とはいえません。

ハイパワーなエンジンを搭載しているため、新型WRX STIを選ぶ人は燃費の悪さについてはある程度仕方がないと考えるケースは多いです。

ただ、実際、ガソリン代はどのくらいかかるのか、気になるところなので、ご紹介します。

燃費についてはカタログ燃費の80％として考えおります。

短距離の通勤、行楽、買い物に新型WRX STIを使うことを想定し、月や年にかかるガソリン代は次の通りです。

走行距離15km(通勤1日)×20日(月)÷7.52㎞/L(燃費)×137円(ハイオクガソリンの値段)+消費税(0.8％)＝約5903円

走行距離50km(行楽、買い物)×４日(月)÷7.52㎞/L(燃費)×137円(ハイオクガソリンの値段) +消費税(0.8％)＝約3935円

月にかかるガソリン代は約9838円となり、年間では約118056円となります。

引用：https:/www.subaru.jp/wrx/sti/driving/powerunit.html

中距離の通勤、行楽、買い物に新型WRX STIを使うことを想定し、月や年にかかるガソリン代は次の通りです。

走行距離30km(通勤1日)×20日(月)÷7.52㎞/L(燃費)×137円(ハイオクガソリンの値段)+消費税(0.8％)＝約11805円

走行距離100km(行楽、買い物)×４日(月)÷7.52㎞/L(燃費)×137円(ハイオクガソリンの値段) +消費税(0.8％)＝約7870円

月にかかるガソリン代は19675円となり、年間では236100円となります。

引用：https:/www.subaru.jp/wrx/sti/driving/powerunit.html

長距離の通勤、行楽、買い物に新型WRX STIを使うことを想定し、月や年にかかるガソリン代は次の通りです。

走行距離60km(通勤1日)×20日(月)÷7.52㎞/L(燃費)×137円(ハイオクガソリンの値段)+消費税(0.8％)＝約23610円

走行距離200km(行楽、買い物)×４日(月)÷7.52㎞/L(燃費)×137円(ハイオクガソリンの値段) +消費税(0.8％)＝約15740円

月にかかるガソリン代は39350円となり、年間では472200円となります。

まとめ

引用：https:/www.subaru.jp/wrx/sti/design/exterior.html

型WRX STIには、STIとSTI Type Sの2つのグレードが用意されていますが、カタログ燃費については、STIは9.4 km/L、STI Type Sは9.4 km/Lとなっており同じです。

新型WRX STIは燃費を向上させるために、可変バルブタイミングというシステムが搭載され、デュアルAVCSと呼ばれています。

このシステムは、クランクシャフトに対しカムの角度を続けて変えることができ、吸気と排気の弁を両方変える事ができます。

短距離の通勤、行楽、買い物に新型WRX STIを使うことを想定すると、かかるガソリン代は月に約9838円となり、年間では約118056円となります。

中距離の通勤、行楽、買い物に新型WRX STIを使うことを想定すると、かかるガソリン代は月に約19675円となり、年間では約236100円となります。

長距離の通勤、行楽、買い物に新型WRX STIを使うことを想定すると、かかるガソリン代は月に39350円となり、年間では472200円となります。

これから新型WRX STIを購入する人の参考になれば幸いです。