CX-5 vs エクストレイル 徹底比較!どっちが買い?維持費・燃費・乗り心地は?

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今回は2012年の発売から販売台数を確実に伸ばし、現在ではすでに2代目となるマツダのCX5。

こちらも2000年から販売され、現在では3代目となる日産エクストレイルについてどっちが燃費、維持費、乗り心地が優れているのか比較してみたいと思います。

マツダX5の概要と主要スペック

引用:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/design/

2012年の初登場からわずか5年ほど経過した2016年早くもフルモデルチェンジを実施して現在では2代目CX5が現行の車種となっています。

グレードはガソリン車とディーゼル車合わせて6車種展開されています。(特別仕様車含む)

グレード間で一番人気はディーゼル車のXD PROACTIVE(2WD)となっているため今回の比較ではこのグレードで比較したいと思います。

マツダCX5 XD PROACTIVE(2WD)の主要スペック

引用:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/design/

全長×全幅×全高 4545×1840×1690mm ホイールベース2700mm 車両重量1520~1710Kg 総排気量2.188㏄ エンジン種類 水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ 仕様燃料 軽油

エンジン最高出力140㎾ エンジン最大トルク450N・m WLTCモード17.4㎞/ℓ

日産エクストレイルの概要と主要スペック

引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail/simulation.html#configure/BABMk/AlFsnr/exterior-colour

2000年から発売されている日産のメイン車種の一つとしてこれまで3回のフルモデルチェンジを経て現行車種は2013年発売の3代目(T32型)となっています。

現行モデルでのグレードはガソリン車とハイブリッド車合わせて合計10車種展開されています。(特別仕様車含む)

グレード間で一番人気はガソリン車の20Xi(4WD)となっているため今回の比較ではこのグレードで比較したいと思います。

日産エクストレイル 20Xi(4WD)の主要スペック

引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail.html

全長×全幅×全高4690×1820×1730mm  ホイールベース2705mm 車両重量1540㎏ 総排気量1.997㏄ エンジン種類 直列4気筒DOHCCm 仕様燃料 無鉛レギュラーガソリン

エンジン最高出力108㎾ エンジン最高トルク207N・m JC08モード 16.4㎞/ℓ

どちらの車種も一番人気のグレード同士の比較のためスペックにかなり違いが出てしまいました。

マツダCX5はディーゼル車の2WDとなり日産エクストレイルはガソリン車の4WDという比較構図となります。

燃費性能での比較

それでは燃費性能について比較したいと思います。

マツダは2018年からカタログ燃費の掲載方法をWLTCモードの表記に切り替えているため燃費測定の方法に日産エクストレイルと違いが出ています。

マツダCX5 はWLTCモードで17.4㎞/ℓとなり日産エクストレイルはJC08モードで16.4㎞/ℓという数値です。

カタログ上の燃費は実際の燃費と比べ大きく乖離しているものなので実燃費を口コミなどから集めてみました。

マツダCX5 XD PROACTIVE(2WD)の実燃費 

引用:https://en.wikipedia.org/wiki/Mazda_CX-5

最小口コミ燃費14.5㎞/ℓ 最大口コミ燃費19.5㎞/ℓとなっています。

口コミ燃費のボリュームゾーンはおおよそ16.5~18.0㎞/ℓとなっている事から平均的な実燃費は17.0㎞/ℓとなります。

日産エクストレイル 20Xi(4WD)の実燃費

引用:https://matome.naver.jp/odai/2140983075331379401/2140983110131596503

最小口コミ燃費10.5㎞/ℓ 最大口コミ燃費14.5㎞/ℓとなっています。

口コミ燃費のボリュームゾーンはおおよそ12.0㎞/ℓ~14.0㎞/ℓとなっている事から平均的な実燃費は13.0㎞/ℓとなります。

カタログ燃費と実燃費を比べた場合マツダCX5はではそれほどの違いが出ませんでしたが日産エクストレイルでは大きな差が出ました。

JC08モードでは掲載燃費の75%程度が実燃費と言われている事からエクストレイルの13.0㎞/ℓという実燃費はむしろ妥当な数字です。

年間維持費での比較

車を所有する場合の年間維持費には最低限以下のものが含まれます。

・自動車税・自動車重量税・車検代・自賠責保険代・任意保険代・ガソリン代

これらの維持費を比較してみましたのでご覧ください。(2年に一度の支払いとなる重量税や車検代、自賠責保険は単年計算となります)

マツダCX5 XD PROACTIVE(2WD)の年間維持費

自動車税45.000円 自動車重量税10.000円 車検代20.000円 自賠責保険12.915円 任意保険65.000円(平均額から算出)

ガソリン代 約66.000円 (年間走行距離9.000㎞ 軽油代ℓ/125円 燃費17.0㎞/ℓの場合) 合計218.915円となります。

日産エクストレイル 20Xi(4WD)の年間維持費

自動車税39.500円 自動車重量税10.000円 車検代20.000円 自賠責保険12.915円 任意保険65.000円(平均額から算出)

ガソリン代 約93.000円 (年間走行距離9.000㎞. レギュラーガソリン代ℓ/135円 燃費13.0㎞/ℓの場合) 合計240415円となります。

年間維持費で比較した場合、税金の違いはあまりありませんが燃費性能や仕様燃料の違いからディーゼル車のマツダCX5 XD PROACTIVE(2WD)の方が年間で21500円ほど安くなる事がわかりました。

乗り心地での比較

それでは次に乗り心地について口コミサイトを中心に主だった感想を調べてみましたのでご覧ください。

マツダCX5 XD PROACTIVE(2WD)の乗り心地

引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/35621

【良い評価】

・遮音性能がとても高く高速道路走行時でも室内はとても静かです

・ハイクラスのセダンに乗っているような上質な乗り心地です

・突き上げ感がほとんどなく道路の段差や悪路でもそれほど車内にショックが伝わらない

ディーゼルエンジン特有のエンジン音が他のディーゼル車より格段に少なく快適

【悪い評価】

・腰高感があり運転しづらい

口コミ全体の評価として実に9割以上の人がマツダCX5 XD PROACTIVE(2WD)の乗り心地を快適と回答しています。

多くの意見として室内の静粛性能がとても高いといった意見が多くみられました。

悪い評価では腰高感があるといった意見も見られましたがこれはSUVの特徴として致し方無いもかもしれません。

日産エクストレイル 20Xi(4WD)の乗り心地

引用:https://performancedrive.com.au/2014-nissan-x-trail-sale-australia-27990-0413/

【良い評価】

・サスペンションの硬さが丁度良く長距離での運転でもそれほど疲れない

・シートのクッション性がとてもよく座り心地が良い

・意外と室内の振動は少ない

【悪い評価】

・足回りが硬くゴツゴツとした走りに感じる

・ロードノイズがうるさく高速走行時にはかなり不快感を感じる

・地面からの突き上げを感じる

口コミ全体の評価では約7割の人が日産エクストレイル 20Xi(4WD)の乗り心地を快適と回答しています。

しかし一番多くの意見として挙げられていたのは足回りの硬さに関してでした。

個人の好みもありますがこの足回りの硬さを高評価とする方と低評価とする方で乗り心地に関する感想が大きく分かれる結果となりました。

乗り心地に関してはマツダCX5 XD PROACTIVE(2WD)に圧倒的な支持が集まっています。

ディーゼル車と言うと室内にエンジン音が鳴り響いているイメージですがこのマツダCX5 XD PROACTIVE(2WD)の場合そのような意見が全く見当たらなくむしろ室内の静粛性能の高さを評価する意見が多かったことが印象的です。

まとめ

同じSUVカテゴリーの人気車種2車種を比較してみましたが総合的な評価としてはマツダCX5が圧倒的に勝っています。

比較したすべてのカテゴリーでマツダCX5 XD PROACTIVE(2WD)が日産エクストレイル 20Xi(4WD)を上回っています。

車両性能の向上スピードは近年ではとても早くあっという間に新機能装備や高性能スペックなどが登場します。

フルモデルチェンジから実質2年程度しか経過していないマツダCX5 XD PROACTIVE(2WD)と6年ほど経過した日産エクストレイル 20Xi(4WD)の年月の差がそのまま車両性能の差となったと言えるかもしれません。

この記事を書いた人

だいまる

好きな車は、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズに登場したタイムマシン「デロリアン」です。
実際の車は過去にも未来にも行けませんが、夢を乗せて走る存在であってほしいですね。

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