ヴィッツのマフラーの選定基準は？フジツボ、柿本などがおすすめの理由や交換時の費用などを説明

トヨタの世界戦略車の1つがヴィッツです。

国内でも人気がある車の1つで、カスタムパーツも揃っています。

ここではヴィッツのマフラーにスポットをあててみましょう。

マフラーの交換にかかる費用や方法などを解説してみます。

マフラーの交換にどんな意味があるのという初心者の人にもわかるように基本から説明します。

そもそもマフラーとは？

引用:https://toyota.jp/vitz/exterior/

ヴィッツのカスタムには様々なものがありますが、基本的なのはマフラーだと言っていいでしょう。

そもそも車に取り付けられているマフラーとはなにかですが、これはエンジンを動かす時にでる排気ガスを放出する仕組みになります。

ただ排出するといっても、音を小さくしたり、排気ガスの有害な成分を低減するなどの役割を持っているのです。

このマフラーというパーツは、車にとって非常に重要な部分になります。

ただエンジン部から車の後端部にあるマフラーまで、すべてをカスタマイズするわけではありません。

カスタムするのは後端部のサイレンサーと呼ばれる部分です。

マフラーを改造することにどんな意味がある？

ではヴィッツのマフラーを改造することに、どんな意味があるのでしょうか。

★見た目を変えられる

★ヴィッツの性能がアップする

★排気音を変えることができる

ヴィッツのマフラーを交換することのメリットは、主にこの3つです。

見た目が変わるというのは、社外品の物を利用した場合に限ります。

デザインが大きく変わるため、はっきりとその存在がわかるようになるのです。

また使われている素材も違います。

純正品はコストや製造のしやすさの点から、スチールが使われているのが一般的です。

しかし社外品のパーツはチタンやステンレスなどが使われますので、大きく見た目が変わります。

次に性能がアップするというのは、ガスを排出するパイプの太さやレイアウトによって、トルクが向上するのです。

また燃費が良くなるという効果も期待できます。

最後に音が大きく変わるのが、ポイントでしょう。

特に車が好きな人にとっては、最大のメリットになります。

基本的に純正品は静粛性を求めていますが、社外品は規制の中で心地よい音が鳴るように設計しているためです。

マフラーの交換はどうする？

では実際にマフラーの交換をするとして、どんな方法があるのでしょうか。

★すべて業者に任せてしまう

★マフラーを購入して持ち込みをする

★自分で交換してしまう

ヴィッツのマフラーを交換する時には、主に3つの方法があります。

ディーラーや車のカスタムを行う業者に持ち込みをしてマフラーの購入から取り付けまで任せてしまう方法がいちばん楽です。

ただ費用面では最も高く、場合によっては10万円以上かかります。

次にマフラーは自分で購入をして、ヴィッツへの取り付けは業者に持ち込みでお願いする方法です。

費用としてはマフラーの代金と、交換作業の代金がかかります。

ヴィッツで人気なのはフジツボや柿本のマフラーです。

ヴィッツのマフラー交換費用は？

特に純正ハイブリッドのマフラーを交換する時には、選択肢が限られるので注意しましょう。

そもそもハイブリッドカーのオーナーは、車のカスタムに興味がないという人が多いので需要が少ないからです。

マフラーの費用は30000円から80000円が相場になります。

ここに作業代金が概ね5000円程度かかる形です。

ディーラーでも業者でも交換作業は1時間あたりいくらと工賃が決まっています。

そしてマフラーの交換には1時間もかかりませんので、5000円程度が相場になるのです。

最後に自分で交換するのなら、工賃の相場である5000円が浮きます。

ヴィッツに限らず、マフラーの交換は難しい作業ではありません。

ただ1つ注意したいのが、ジャッキやウマと呼ばれる車を浮かした状態で固定するものがないと作業できません。

車の下に入って作業をする形になるため、こうした機具を持っていない人は素直に交換作業を依頼した方がいいでしょう。

素人が適当にやってしまうと、作業中に車の下敷きになったという事故は珍しくありません。

最悪は命に関わる危険性もありますので、できれば自分での交換は避けた方がいいです。

どんなマフラーが人気なのか？

ヴィッツのマフラーを交換する時には、どんなメーカーの物が人気なのでしょうか。

★フジツボ

★柿本

この2つのメーカーがとても人気があります。

フジツボですが、正式には富士壺技研工業といいます。

オートバイの事業者として1931年に創業した老舗です。

現代でもオートバイのメーカーとして知られていますが、ヴィッツを初めとした車のマフラーでも有名なメーカーだと言えます。

見た目も良く、さらに音が反射しやすい構造をしていることから、特に高い人気を誇っているのです。

もう1つの柿本ですが、こちらは柿本レーシングが正式名称になります。

柿本レーシングは社長自らがレース活動をしながら、設立した会社として有名です。

レースレコードを何度も塗り替えたことから、その名が一気に知れ渡りました。

マフラーとしての機能だけではなく、レースで培われた技術力の高さから空気抵抗も考え抜かれているのが特徴です。

ヴィッツハイブリッドでもマフラー交換はできる？

ヴィッツにはハイブリッド車もあります。

このヴィッツハイブリッドでもマフラー交換はできるのでしょうか。

端的にお伝えしますと、専用のマフラーが販売されていますので、そちらを利用するといいです。

ヴィッツハイブリッドの純正マフラーは、とても高度な技術が使われています。

特に代表的なのは通常のマフラーが排気ガスの熱を捨てていますが、この熱をエンジン冷却水の温度上昇に使っているのです。

EVモードを使った時に暖機走行がすぐにできるようになるのは、このためです。

そうした機能もきちんと再現できる社外品マフラーが販売されていますので、ヴィッツハイブリッドだからと諦める必要はありません。

ヴィッツのマフラー交換の手順を紹介

では最後にヴィッツのマフラー交換の手順を紹介します。

ただ先ほどもお伝えしたように、マフラー交換には専門の機具が必要ですし、知識がない人が行うには危険性もあるものです。

そのため自分で交換をするとしても、車の下敷きにならないよう十分に注意してください。

★入手したマフラーの部品がすべてあるか確認する

★メーカーによっては図解入りの説明書があるので確認しておく

★新しいマフラーの本体に付属の専用ブラケットを仮締めする

★古いマフラーを交換する

★クランプなど外れにくいものは、CRCを吹き付けておく

★マフラーゴムを取り外す

★古いマフラーを取り外して、新しいものと交換する

これが大まかな流れとなります。

ただガス漏れなどを防ぐため、接続しているボルトなどはかなりきつめに締められているので、注意が必要です。

全体的に、特に難しい作業はありません。

またメーカーによっては図解で説明した説明書がついていますので、事前に目を通しておくといいでしょう。

注意点や取り外しの時のコツなどが記載してあります。

ヴィッツのマフラーまとめ

ヴィッツのマフラー交換についてまとめました。

費用としては自分で新しい物を購入して取り付けるのが、最も安くなります。

ただ持ち込みで業者に頼んでも作業費用は5000円程度が相場ですので、初心者の人は無理をせずに素直に頼むべきでしょう。

ヴィッツはハイブリッド車もありますが、交換できるマフラーもあるので性能や燃費のアップなどが気になるのなら検討してください。

キャッチ画像引用:https://toyota.jp/vitz/exterior/