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車のボディカラーは、その車の第一印象とも言えるくらい重要視される項目です。
今では純正でも人と差を付けることが出来る色があったり、有償のオプションでペイントする事も当たり前の時代になってきました。
そこでキャデラックCTSには、どんなカラー展開が用意されていて、有償のオプションペイントはどんな色があるのか、またその価格はいくらなのかを詳しく見て行きましょう!
現行型キャデラックCTSのベースカラーとオプションカラー
3代目の現行型であるキャデラックCTSにはベースカラーとオプションカラーを合わせて全部で4色展開です。
その内訳はベースカラーが1色、有償オプションカラーが3色というカラー展開です。
昨今、日本車や欧州車でもカラーのバリエーションは非常に多く、9色くらいはあるのが普通ですが、それに比べるとキャデラックCTSはとても少ないです。
ですが、悲観する事はありません。
アメリカンドリームを象徴するキャデラックCTSのカラーは非常に品があり、国産車には無い色味が特徴です。
それぞれどんな色なのか、1色ずつ見て行きましょう。
引用:http://creads.dgblog.dreamgate.gr.jp/e105827.html
・ラジアントシルバーメタリック
ラジアントシルバーメタリックは現行型キャデラックCTSのベースカラーです。
オプションでは無く、標準装備としての無償カラーであり、カタログにもよく載っているカラーなので馴染みがあるかもしれません。
シルバー系の色ですが、国産車のシルバー塗装よりも艶があり、かといって欧州車のガンメタのような色味ではありません。
「ラジアント」とは「光り輝く」という意味があるように、シルバー塗装ではありますが非常に光沢があり、思わず見とれてしまう美しさを持っています。
優雅であり高貴であるこの色味は、落ち着いた大人の印象をさりげなく引き出してくれる、そんなボディカラーと言えるでしょう。
引用:https://www.cadillacjapan.com/cts/gallery/exterior.html
・クリスタルホワイトトゥリコート
ここからの3色はすべて有償のオプションカラーです。
まずは王道のホワイト系カラーである、クリスタルホワイトトゥリコートです。
艶が非常にあり、日光の反射がとても鮮やかに跳ね返ります。
ブラックアウトされたグリルと象徴であるエンブレムがしっかり浮き上がるボディカラーですので、落ち着いたエレガントな印象を与え、より高級感を醸し出してくれます。
引用:https://www.autocar.jp/newsjp/2016/09/01/184460/
・ステラーブラックメタリック
高級車の代名詞ともいえるブラック系のカラーです。
ホワイトと肩を並べるくらい人気の色で、キャデラックCTSに限らず、どのメーカーの車でも必ずと言って良いほど設定されている色です。
ステラーブラックメタリットのステラーは「星、惑星、宇宙」といった意味があります。
それだけ宇宙空間のような深みのある、真っ黒な色であることが名前から想像出来ます。
もちろん、傷や汚れが目立ってしまうという悩みはありますが、ワックスなどで磨いた後の艶は非常に贅沢な色味を醸し出し、手入れをするのが毎日楽しくなるそんな色ではないでしょうか。
引用:https://sendaichuou.gmj-dealer.jp/blog/5061/
・レッドオブセッションティントコート
最後の4色目は非常に存在感抜群で、かなり奇抜な色味でもある赤色系のレッドオブセッションティンコートです。
その見た目の印象から、かなりスポーティーで若い人向けのカラーと言えるかもしれません。
ですが、かと言ってブランド価値を損なうようなカラーであるかと言うと、決してそうではなくて、少し深みのある赤色をしているので日光に反射した時には、落ち着いた赤をしていて、ご婦人のコートのような柔らかい赤色をしています。
やり過ぎていない、だけどちょっとアクティブに、そんな印象を与えてくれるのがこのレッドオブセッションティンコートという色なのです。
引用:https://www.webcg.net/articles/-/36721
これら4色がキャデラックCTSに用意されているカラー展開です。
そして有償カラーである、クリスタルホワイトトゥリコート、ステラーブラックメタリット、レッドオブセッションティンコートのオプション価格は12万9600円です。
カラー展開はやや少ないので、オーナーの好みが分かれそうですが、どのカラーも日本車や欧州車と似てるけど少し違う、というのが特徴です。
こういった所が、キャデラックCTSならでは、唯一無二のカラー展開と言えるのではないでしょうか。
インテリアカラー
室内のカラーはボディカラーと同じくらい重要な項目かもしれません。
運転席に乗り込めば、その車内の雰囲気や見た目で、運転するモチベーションも変わってくるでしょう。
そんなキャデラックCTSのインテリアカラーは、どのような色があるのでしょうか。
・ジェットブラック
黒を基調とした内装色です。
シートやインパネ部分、木目もすべて黒で統一されて、スタイリッシュな雰囲気があります。
キャデラックCTSのインテリアカラーのベースカラーとなる位置づけで、非常に質感の高い室内空間を演出し、高級感のある作りをしています。
欧州車らしい雰囲気があり、BMWのMスポーツを彷彿させるスポーティーなデザインが特徴的です。
引用:https://autoc-one.jp/cadillac/cts/report-1724231/photo/0025.html
・コナブラウン
コナブラウンとは先ほどのジェットブラックに対して、木目の部分が茶色をしたデザインをしています。
インパネ部分が特に分かりやすく、非常に落ち着いた濃い茶色で統一されて、黒色のシートとも相性は抜群です。
国内でもこのような色味のコントラストが多くあり、マークⅡや、30後期セルシオで使用された木目に近い色味をしています。
素朴な色ではあるけれど、乗り込んだ時の安心感と、そこはかとなく感じるトキメキ。
コナブラウンは、そんな印象を与えてくれる室内空間と言えるのではないでしょうか。
引用:https://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/1060/325/html/03.jpg.html
・エルムナチュラルウッドトリム(20台限定車)
この色はコナブラウンとセットでのカラー展開であり、20台限定で生産されたカラーで、その違いはシートの色やサイドドアに茶色が加わります。
基本的には黒ベースの室内ではあるので、そこに茶色のシートが入るとまた違った印象を受けます。
引用:https://www.webcartop.jp/2016/09/49372
黒シートとは別の落ち着きと、高級感が増して、木目との相性も良くバランスが取れます。
日本車で言えば、レクサスのLSも似たようなカラー展開を発売しており、かつては黒革や、あるいは白系の革シートが高級車のステータスでしたが、最近ではこのような色遣いのシートも人気が出て来ました。
引用:https://www.goo-net.com/usedcar/spread/goo/13/700957115130190112001.html
キャデラックCTS-V 限定車カラー
2017年に、キャデラックレーシングを受け継ぐVシリーズから、キャデラックにCTS-Vという限定車が誕生しました。
その名も「キャデラックCTS-V カーボンブラックパッケージ」です。
インテリアとエクステリアに特別な装備を施したモデルで、そのボディカラーは、なんとブラックとホワイトの2色のみです。
しかもそれぞれ2台ずつしか生産しておらず、全部で4台しか流通していないため、その希少価値は非常に高くなっています。
引用:https://web.motormagazine.co.jp/_ct/17080241
内装もすこし変わっていて、カーボンブラックパッケージというのが設定されており、ステアリングやダッシュボードの上がカーボンで覆われていたり、インパネ部分には艶の無いマットなステンレス製の模様が埋め込まれています。
このキャデラックCTS-Vの排気量は6400㏄で最高出力は649馬力を誇り、その販売価格は1490万円です。
限定車ゆえのカラー展開と、他車と差別化を図る個性的な内装、プレミア感が非常に強く、優越感を存分に味わうことが出来る限定車と言えるでしょう。
まとめ
ここまで、キャデラックCTSのカラー展開についてエクステリアとインテリア、それぞれを見て来ました。
外観のカラー展開は、やはりレパートリーが少ないのが残念ではありますが、その分キャデラックCTSならではの色味を楽しむ事ができます。
同じ黒でも深みが違ったり、赤でも安っぽ過ぎず品格のある赤を保っているのがキャデラックCTSのカラーです。
パッと見ただけでは、その違いに気づく事は難しいかもしれません。
だからこそ色を選ぶ時はこだわって選び、車の色と同じように自分の色を出すことも大切なのではないでしょうか。
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