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キャデラックCTSと言えば「アメ車」の代表格ともいえる車で、アメリカ国内では非常に高い人気を誇っています。
しかし、日本国内でのシェア率はそれほど高くなく、欧州の御三家と比べてもやはり人気はありません。
なぜなのでしょうか。
その理由の1つに「燃費が良くない」というのがあります。
燃費の良さはメーカーにとっても、ユーザーにとっても非常に重要な項目です。
低燃費は当たり前の時代となりましたが、キャデラックCTSの燃費は一体どのくらいなのか、競合車種とも比較しながら詳しく見て行きましょう!
キャデラックCTSの実燃費は?
キャデラックCTSは発売から15年以上が経過し、現在では3代目となりました。
2000㏄のターボエンジン仕様から6200㏄クラスまでその幅は非常に大きく、価格帯も700万以上するため高級セダンとして位置付けられています。
そんなキャデラックCTSですが、街乗りで走った燃費は約5.6~8.2km/L程と言われています。
この数字を見て、燃費が良いと感じるか悪いと感じるかは、それぞれ分かれてくる所だと思います。
引用:https://web.motormagazine.co.jp/_ct/17082994
全長4970x全高1834x全幅1453でかなり大柄なボディですが、車両重量を前後で50:50に均等で設計するなどしてハンドリングの良さ、ボディ剛性の向上に努めている現行のキャデラックCTSですが、エコカーとして昨今のニーズに応えれるかと言ったら、決してそうではないでしょう。
それは、この街乗りの燃費数値を見たら明らかです。
信号が多く、ストップ&ゴーを繰り返す都市部だと、やはり燃費はかなり落ちてしまい、平均でも5㎞/L程度というのが現実です。
キャデラックCTSはハイオク車なので、仮に5.2km/Lの燃費で年間1万キロ走行、ハイオク単価がリッター150円だった場合、年間のガソリン代は約29万円にもなります。
ガソリン代だけで月に2万4000円以上が必要となるため、維持費の面から見てもオーナーにとっては悩みの種となりそうですね。
また歴代のモデルでは、2代目のキャデラックCTSが街乗りで約5.8~8.1km/L程と言われています。
3600㏄の直列6気筒モデルが登場したり、マイナーチェンジも行われた2代目ですが、燃費に関しては現行モデルと殆ど差はありません。
実際に乗ってみても体感的には2代目と現行車では、違いはほぼ分からないでしょう。
引用:http://beautifulamericancar.blogspot.com/2012/08/cts-22008.html
ですが、初期型にまで遡ると初代は街乗りでの実燃費が8.0~9.1km/L程と言われていました。
街中ではほとんど見る機会が減ってしまった初期型のキャデラックCTSですが、この型が燃費に関しては今の所1番良かったとは驚きです!
この当時のエンジンは2600㏄と3600㏄のV型6気筒エンジンが主格で排気量も抑えられていた型だったので、比較的燃費が伸びていたのです。
引用:https://www.carsensor.net/catalog/cadillac/cts/F001/
キャデラックCTS vs 競合車種との燃費比較
それでは現行型キャデラックCTSの競合車種達と街乗りでの燃費を比較してみます。
同時にその燃費から年間のガソリン代も算出して、それぞれを比べてみましょう。
競合車種と比較するのは、3代目となった現行のキャデラックCTSです。
キャデラックCTS vs シリーズ セダン
まず最初に、現行型のBMW5シリーズ セダンは3000㏄のFRでは街乗りで7.8~15.2km/Lという燃費数値を誇ります。
ダウンサイジングをして燃費の向上に余念が無いBMWですが、5シリーズもかなり低燃費の車へと進化してきました。
ここら辺りは時代の流れや、流行の最先端を一早く取り入れてくる欧州車ならではと言ったところでしょうか。
平均的に出るのが13.2km/L程なので、この燃費数値をもとにキャデラックCTSと同じ条件で年間のガソリン代を算出した場合、約11万4000円です。
平均燃費を見ても明らかですが、キャデラックCTSの半分以下という結果です。
引用:https://autoc-one.jp/bmw/5_series/report-3201059/
キャデラックCTS vs アウディA6
アウディA6はEセグメントとして誕生しました。
全長4930mm×全幅1875mm×全高1465mmとキャデラックCTSの似たボディサイズでありながら、最上級グレードのA8でも採用されたアルミニウムを効率よく使用して、ボディの軽量化を図り、燃費の向上に貢献しています。
前後の可変トルクの配分制御を細かくバランス良く行うのでストレスの無いエンジンレスポンスと、無駄な燃料消費をしないのもA6の強みです。
そんなアウディA6のカタログ燃費は15.4km/Lですが、実際の街乗りでは12.5km/L程、高速であれば14.5km/L程くらいまで伸びます。
カタログ数値とそこまで大きな差が無いのが特徴で、このクラスにしてはかなり燃費が良いセダンではないでしょうか。
12.5km/Lの燃費であれば、年間に掛かるガソリン代は約12万円です。
月に1万円のガソリン代でアウディA6を運転出来ると思うと、かなりお得感は強めですね。
引用:https://www.webcg.net/articles/-/38803
キャデラックCTS vs メルセデス・ベンツ・Eクラス
メルセデス・ベンツのEクラスはE400 EXCLUSIVEの4輪駆動タイプで比較します。
このEクラスも平成21年に低排出ガス認定車として基準をクリアしました。
可変バルブタイミング機能が搭載されていて、効率よくエンジン機能を発揮し、無駄な燃料消費を抑えて燃費の向上に貢献しています。
その燃費は11.3km/Lと言われており、これはEクラスにも採用されたアイドリングストップ機能など、昨今のエコカーブームにしっかりと対応している表れでもあります。
この燃費数値での年間に掛かるガソリン代は約13万2000円です。
BMWの5シリーズよりは劣りますが、それでもキャデラックCTSよりは燃費も良く、ガソリン代も助かるという結果になりました。
引用:http://openers.jp/gallery/1442831
キャデラックCTS vs レクサスLS
日本が世界に誇る最高級フラッグシップセダン、レクサスLSとも比較してみましょう。
先頃、フルモデルチェンジを果たしたレクサスLSですが、環境面への配慮もあってか、これまでのV8エンジンにLS460やLS600hを廃止して、V型6気筒の3500㏄へとダウンサイジングをしました。
最高出力は310馬力を誇る現行のLSですが、燃費はちょうど10.0km/L程と言われています。
ですが日本国内は信号が多い地域や止まっている時間帯が多い都市もありますので、実際には7.8km/Lくらいという声もあります。
仮に7.8km/Lで年間のガソリン代を計算すると、約19万2000円が年間のガソリン代として掛かります。
やはり燃費が一桁台になると、ガソリン代もかなり掛かってきますし、エコカーブームに反している車だという印象を持ってしまいます。
引用:https://kakaku.com/item/K0001006981/catalog/GradeID=37516/
キャデラックCTSのライバルとも言える欧州の御三家、さらに日本車のレクサスLSと比較しても、やはりキャデラックCTSの燃費は悪いです。
燃費の悪さは直接維持費に関わる事なので、かなり重要視される項目ではありますが、こうして競合車種と比較してみると、まだまだ改善の余地があると言えそうです。
キャデラックCTSの燃費・実燃費情報まとめ
ここまでキャデラックCTSの燃費について、具体的な数値をもとに他車と比較しながら見て来ました。
昨今のエコカーブームには相反する燃費かもしれません。
それだけで購入の選択肢から外されてしまう事もあるでしょう。
しかし、欧州車のようなハンドリングの良さとコーナーでの安定感、他とは一線を置く特徴的なデザインのエクステリア、スマホ端末と連携出来るなど最新技術が多数搭載されたインテリア。
何よりもキャデラックCTSを所有しているという優越感。
これらは何にも変えられない喜びがあります。
これだけの価格や装備を考えたら、「燃費なんか」を気にして乗る車では無かったのかもしれません。
引用:http://caxury.com/2598