キャデラックCTS 価格・値段をグレード別に紹介!

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キャデラックCTSと言えば、高級なラグジュアリーセダンとして有名です。

2003年から販売が開始され、マイナーチェンジを繰り返して現在では3代目となりました。

安全性能や環境性能も最新鋭に改良されてきたキャデラックCTSですが、その販売価格は一体いくらなのでしょうか。

それぞれのグレード毎に、価格とスペックを合わせながら見て行きましょう。

キャデラックCTSプレミアム

まずは、キャデラックCTS プレミアムというグレードです。

「プレミアム」という名前が付いていますが、実は一番下のベースグレードなのです。

そんなキャデラックCTSプレミアムの新車販売価格は720万円です。

大きさは、全長4970㎜×全幅1840㎜×全高1465㎜と高級セダンらしい堂々としたスタイリングが特徴的。

排気量は2000㏄の最大出力は203馬力を誇り、ターボチャージャー付きのエンジンを搭載しています。

装着されているタイヤはリア、フロントともに245/40R18インチのタイヤで、ホイールサイズは18インチの8.5Jなので、かなり乗り心地は良いと言えるでしょう。

引用:http://www.carsensorlab.net/car/04105CAS008/

キャデラックCTSプレミアムを所有するにあたって必要になる費用として、自動車税は3万9500円、重量税は4万9200円、自動車取得税は18万200円が必要です。

さすが700万クラスの車なだけあって、室内空間の装備もBluetooth接続が可能なのでApple CarPlayに対応していたり、ステアリング調整もしっかり装備されています。

もちろんスマートキーや、本革シート、ステアリングヒーター、シートヒーターなどもあり、ここらあたりは高級車として当たり前の装備と言ったところでしょうか。

しかし、これだけの価格である車ですが、唯一内装の装備で気になるのはCDチェンジャーが無い事です。

確かにBluetooth接続が可能でApple CarPlayも利用出来ますが、中にはCD世代のオーナーや、こだわりがあるオーナーにとっては少し不満に感じるかもしれません。

引用:https://autoc-one.jp/cadillac/cts/report-1724231/photo/0024.html

肝心な走りに関しては、クルーズコントロールやレーンキープアシストが標準装備されており。

バックカメラはもちろんの事、駐車時に360度すべてを見渡せるパーキングカメラまで標準装備されているので、狭い都市部の駐車場でも安心して停める事が出来そうです。

盗難防止装置や、イモビライザーも標準装備なので夜間時や外出先でもセキュリティー面でも非常に安心です。

キャデラックCTS SILVER MOONLIGHT EDITION

このSILVER MOONLIGHT EDITIONは2017年に現行である3代目の限定車として、5台だけ生産された車です。

その限定者であるSILVER MOONLIGHT EDITIONの新車価格は755万円と、プレミアムと比べると35万円程高くなります。

スペックやエンジン性能に関してはプレミアムとほとんど変わりませんが、その見た目や内装のデザインが異なりました。

まず、エクステリアのカラー展開はシルバームーンライトメタリックの1色のみで、インテリアもジェットブラックか、ジェットブラックアクセントの2色だけです。

外観はまるで月明かりが灯っているかのように、独特な光沢のある優しいシルバーで、非常に品があります。

引用:https://takamatsu-satellite.gmj-dealer.jp/information/detail/?pid=6270&site=1&cat=122&type=1

さらにプレミアムと違う所は内装の装備です。

SILVER MOONLIGHT EDITIONには標準で地デジチューナーやカーナビ、そしてETCが装備されて、より快適なドライブと車内の居住性を高めています。

それ以外の安全性は走行性については、プレミアムとそれほど違いはありません。

ですが、たった5台しか生産されていない限定車ということもあり、希少価値が非常に高い車と言えるでしょう。

引用:http://www.wingauto.co.jp/blog/2017/06/8916/

キャデラックCTS-V Spec-A

CTS-V Spec-Aは一気にハイスペックへと変わります。

まずその大きさが全長5010㎜×全幅1870㎜×全高1465㎜でプレミアムよりも大きくなり、存在感が増しています。

排気量は6200㏄で最高出力は477馬力、V型8気筒エンジンを搭載しています。

そしてその新車販売価格は1335万円とかなり高額です。

引用:https://kakaku.com/item/K0000602905/catalog/GradeID=32352/

これだけ大きな車になるので、購入時の諸経費もさらに高くなり。

自動車税は5万1000円、重量税は4万9200円、自動車取得税は21万6900円なので、プレミアムと比べるとかなり上がります。

インテリアの装備もかなり充実しており。

プラミアムには無かったMP3プレーヤーやCDチェンジャーが標準装備されたり、スマートフォンの連携が出来るOSがiPhoneに加えて、android端末にも対応しました。

さらに後部座席にもリアエンターテイメントとして、小型モニターやDVDプレーヤーも装備されていて、後席への快適性を追求したモデルとなっています。

走りに関しても、排気量に対してスーパーチャージャー付のエンジンなので圧倒的な加速力と、パワーがあるので長距離のドライブでも疲れを感じさせません。

引用:https://www.carsensor-edge.net/catalog/cadillac/cts/F003M004/G002/

車内の安全装備に関しても非常に豊かで、ドライバーの疲労度に応じて警告を促してくれるドライバーモニターや自動ブレーキシステムが標準装備されています。

アクティブクルーズコントロールや、前車が発進あるいは停止した際、それに合わせて自動的に発進したり停止する機能も標準で備わっており、快適に過ごすことが出来ます。

ですが、1000万越えの車なのに下半身を守ってくれるニーエアバックや、360度見渡せるパーキングカメラが無かったりと少し残念に思う部分はあります。

しかも、ニーエアバックも360度パーキングカメラもプレミアムには標準装備されているアイテムなので、より悩みの種となるかもしれません。

引用:https://v8-ohv.com/cadillac-cts-v-3/

キャデラックCTS-V Spec-B

このキャデラックCTS-V Spec-Bは最も高額なグレードに位置付けされており、その新車価格は1475万円でSpec-Aよりも140万円も高く設定されています。

全長が5040㎜とさらに拡大されていて、誰が見てもその大きさと存在感に圧倒されるでしょう。

しかし、これだけの高額な金額でありながら、ここまでのグレードに標準装備されていたレーンキープアシスト機能や、サスペンション設定の機能、減衰力の調整するアクティブサスペンションといった装備が、このSpec-Bには搭載されていません。

では、なぜそこまで価格が高いのでしょうか。

それは、他のグレードとは比較対象にはならないくらいの圧倒的な走りの強さが自慢のグレードだからです。

引用:https://www.webcg.net/articles/-/34802

排気量は6200㏄でその最高出力は649馬力を誇り、停止状態アクセルを踏み込めば、約3.7秒で時速100キロに到達してしまう圧倒的な加速力が魅力的です。

BMWのM3と引けを取らないどころか、互角かもしれませんし、もしかしたらキャデラックCTSの方が速いかもしれません。

大きなカーボン製のエンジンフードがこれまでのモデルよりも大きくなり、それに比例するように拡大されたフロントグリルから入った空気でラジエーターを冷やし、その空気を効率よく逃がす工夫も施されました。

ボディ同士の結合部分や、溶接の段階で各パーツが強化されており、エンジン回りを中心にボディ剛性を20%も向上させています。

引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/34802#image-16

さらに走行モードをツアー、スポーツ、トラック、スノーと切り替えることが可能で、路面に応じて足回りの硬さ、減衰力、ブレーキ特性を思いのままに操る事が出来るのです。

コーナリングでも、5mを超える車である事を感じさせないような滑らかで、しっかりと路面に吸い付き、安定したままカーブを抜ける事が可能です。

これだけの価格と車体の大きさから、車内での快適性を想像しますが、それを望むのならこの車は向かないでしょう。

メルセデスベンツのSクラスのような快適さはありません。

BMWの7シリーズのようなパワフルさには達していません。

ですが、コーナリングでの安定さやハンドリングの切れの良さは、欧州車を追随するどころか肩を並べたと言っても過言ではないのです。

日本車との比較

キャデラックCTSの価格帯は720万~1475万であることが分かりました。

競合車種として日本車からトヨタのクラウンアスリートと比較してみます。

2012年モデルのクラウンアスリート3.5アスリートGは、この型の最高グレードでした。

全長4895㎜×全幅1800㎜×全高1450㎜と日本の道路で走る分には非常に丁度いいサイズ感で、エンジンは3500㏄のV型6気筒、最高出力は232馬力を誇りました。

そのクラウンアスリート3.5Gの新車販売価格は618万円でした。

オプションをつけてやっとキャデラックCTSのベースグレードであるプレミアムの720万円に近づく金額なのです。

レクサスから、新型LS500hの販売価格が1120万からなので、キャデラックCTSがいかにラグジュアリーセダンなのかがお分かりかと思います。

引用:https://kakaku.com/item/K0000451834/catalog/GradeID=21916/

まとめ

ここまでキャデラックCTSの価格をグレード毎に見て来ました。

やはりラグジュアリーセダンなだけあって、かなり高めの価格設定ではありますが、その分確かな性能と圧倒的な走りの良さを実現しています。

キャデラックCTSは、良い意味でアメ車のイメージを覆しました。

同じセグメントに位置している高級セダン達と肩を並べても、全く恥ずかしくない車へと生まれ変わったのです。

1475万円。

この価格はその自信の表れと言えるでしょう。

この記事を書いた人

ヨッキー
車好きで記事を書いてます。
ベンツ4台、アウディ1台、トヨタ車4台、マツダ車1台乗り継いできました。

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