下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
ディーラーでは30万円の下取りが、
買取業者では80万円になることも
多々あります。一括査定サイトを使うことで、
大手下取り会社の最大10社があなたの車の買取価格を
競ってくれるので、
結果的に値段が吊り上るのです。
スバルのWRX STIとWRX S4はどちらも2.0L水平対向ターボエンジンで人気があります。
今回は、この2車種についてチューニング方法をご紹介します!
WRX STIとWRX S4をチューニングする方法
まずは両車のスペックを比較します。
スバル WRX STI
型式:EJ20 2.0 BOXER ツインスクロールターボ
パワー:227kw(308ps)/6400rpm
トルク:422N・m(43.0kgf・m)/4400rpm
ミッション:6MT
スバル WRX S4
引用:https://www.subaru.jp/wrx/s4/special/photo.html
型式:FA20 2.0 BOXER DITターボ
パワー:221kw(300ps)/5600rpm
トルク:400N・m(40.8kgf・m)/2000-4800rpm
ミッション:CVT
WRX STIとWRX S4は『エンジンと、ミッションの違いだけなんですね!』と思っていたらまだまだ違いがありました。
センターデフ
WRX STI:機械式&電子式のDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)
WRX S4:VDT-AWD
パワーステアリング
WRX STI:油圧式
WRX S4:電動式
ブレーキ
WRX STI:ブレンボ製対向ピストンキャリパー
WRX S4:片持ち式キャリパー
パーキングプレーキ
WRX STI:サイドレバー式
WRX S4:電動式
上記の違いを比較してまとめると、
- WRX STIはガンガン攻める車で、WRX S4は上品にゆったり乗る車なのでは無いでしょうか。
- WRX STIはマニュアルしかなく、WRX S4はCVTしかない。
ということで、車の乗り方でどちらかを選ぶと良いでしょうね!
WRX STIとWRX S4をチューニング
それでは、チューニング方法をご紹介します!
WRX STI編
まずはWRX STIから。
WRX STIのエンジンは名機と言われる、『EJ20』です。
引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Subaru_EJ20_engine.JPG
Tokumeigakarinoaoshima [CC BY-SA 4.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)]
EJ20は1989年に初代レガシィでデビューしました。
とは言え、昔のEJ20と今のEJ20は別物だそうです。
EJ20は「中高回転型でピーキーだ!」と言われていましたが、現在は時代の流れもあり低速トルクもあり乗りやすいです。
現行モデルは6MTですのできびきび走れます。
昔のガラスのミッションと言われた5MTとは別ものです。
しかも、チューニングパーツは豊富で、ブーストアップからタービン交換まで幅広くチューニングができます。
ガンガンいじり倒したい方はこちらをお勧めしますね。
WRX S4編
次に、WRX S4のチューニングを紹介します。
こちらのエンジンは『FA20 DIT』です。
FA20とは、86・BRZにも搭載されているNAエンジンと同じ型式ですね。
ただ、型式こそ同じですがNAとターボは別物のエンジンだそうです。
NAエンジンは、トヨタとの共同開発で、ターボエンジンはスバルの独自開発です。
また、S4のミッションはリニアトロニックと呼ばれるCVTです。
引用:https://www.subaru.jp/brand/technology/story/lineartronic.html
マニュアルミッションはありません。
それでは、S4をチューニングしましょう!
WRX STI同様、ターボ車なのでパワーアップは簡単です。
と、思いきや FA20 DITは注意が必要だそうです。
安易に『むき出しエアクリにブーストコントローラーでブーストアップ!』と思ってもパワーダウンするそうです。
CPUによるカットが入るんですね。
FA20はCPUからチューニングしないといけませんね。
マフラー交換程度なら多少ブーストも上がり問題はないそうです。
ただ、パワーを上げたところでCVTなので大トルクに負けて壊れるでしょう。
WRX STIみたく、強化クラッチとはいけませんよね。
とは言えS4も良い車です。
CVTもダイレクト感があり、面白いですし街中は楽です。
そして、AWDですので積雪地域の方も納得です。
S4はオシャレに街中をゆっくり走るくらいが丁度良いのではないでしょうかね。
しかし『どうしてもいじりたい!』という方は、チューニングの方向性としては、FA20の低速からのトルクを生かしたステージを考えてはどうでしょうか。
ジムカーナやコーナー多めのサーキットだと低速トルクを生かした走りが出来そうです。
ブレーキについても注意が必要です。
WRX STIはブレンボ製ブレーキがついていますが、WRX S4は片持ちの通常ブレーキです。
攻め過ぎると、ブレーキがやばくなりますね。
さらには、CVT油の温度上昇もあります。
オイルクーラー等も必須ですね。
サイドターンもWRX STIはサイドブレーキレバーですが、S4は電子式です。
サイドターン無理ですよね。
チューニングとはバランスを崩していく作業だと思います。
ノーマルでは、誰もが乗って普通に楽しめる仕様だと思います。
チューニングはもっと足を固くしたい、もっとパワーを上げたいなど人の好みによってチューニングされます。
WRXを用途別に乗り分ける方法
街乗り
街乗りメインですと、十分なパワーとトルクがあるのでノーマルで十分だと思います。
チューニンガーの雰囲気を楽しむなら、マフラーとエアクリーナー交換がおすすめです。
マフラー交換は、最近のスバル車はあのボクサーサウンド通称ドロドロ音がしません。
どうしてもあの音が好きな方は、不当長エキマニへの交換をお勧めします。
エアクリは、ターボ車ですと吸気音がするので気持ちの良い音がしますね。
足回りも、固めなので、そのままで十分だと思います。
積雪地帯でも、AWDですので気にせず乗れるところが良いですね。
サーキット
サーキットや走る方などは、ノーマルですと物足りないかもしれません。
ブーストアップ~タービン交換までの範囲を考えた方が良いかもしれません。
とは言えチューニングは人それぞれです。
全体的なパワー&トルクを求めるならタービン交換ですね。
ストレートでパワー不足を感じないように大パワー化ですね。
コンピューターチューンでのスピードリミッターカットも忘れずに。
ジムカーナ
スバル、ジムカーナ シリーズ第2弾!WRX STIで最速お使い!【動画】 http://t.co/qTEtdA34g2 pic.twitter.com/uOxpzGG02X
— SEEK DRIVE (@SEEK_DRIVE) July 18, 2014
ジムカーナなどは、ブーストコントローラー&コンピューターリセッティングのブーストアップでも面白いと思いますよ。
ブーストコントローラーでパワーを上げるだけではなく、ブーストの立ち上がりを早くしてやる事で乗りやすくなりますね。
もちろん、コンピューターでの燃料補正も忘れずに。
最悪はエンジンブローを招く恐れがあります。
ゼロヨン
世界最速のスバル WRX STI?1000馬力でゼロヨン9秒台を叩き出すWRX STI【動画】 http://t.co/0rj0KereRA pic.twitter.com/sAVORqzhD3
— SD_JPN (@SEEK_DRIVE_JPN) September 13, 2015
ゼロヨンも、サーキット同様やタービン交換必須ではないでしょうか。もちろん、強化クラッチも入れた方が良いですね。AWDを生かしたロケットスタートが出来そうですね。
最高速
最高速も上記同様タービン交換必須ではないでしょうか。
TOPスピードを求めるだけでなく、空力も考慮しないといけません。
しかし、エアロパーツ、意外に少ないですね。
フロントスポイラーにGTウィングくらいはあっても良いと思います。
ドリフト
【ビデオ】ドリフトしながら急いでパンを買いに行く! スバル「WRX STI」の欧州向け新CM http://t.co/ksILqFj5VE ドリフトしまくってます。スバルらしさ全開でいいCMです。 pic.twitter.com/jmTUL8Tr6W
— 自動車業界の最新ニュース (@your_pit) July 23, 2014
あまりAWD車でドリフトのイメージはありませんね。
WRCなどではワンシーンで見かけますが、FRみたいにD1グランプリみたいなドリフトは難しいと思います。
センターデフコントロールがあるので、リヤ寄りにすれば出来そうですがね。
雪上や砂利などでしたら、楽しめそうです。
WRX STIとWRX S4をチューニングするにあたって
ここで書いたチューニング方法はあくまでも私の好みによるものです。
ぜひ皆さんのあなただけのチューニング方法を見つけて下さい。
さらに今後FA20のエンジンチューンが主流になっていくでしょう。
現段階ではFA20のチューニングパーツは少なくEJ20のパーツばかりです。
エンジンチューニングメインでお考えなら、EJ20搭載のWRX STIがおすすめですね。
EJ20は設計から20年近くたっています。
FA20も熟成されればいつかはWRX STIに乗るのかな!?
世の中、ダウンサイジングダーボ真っ盛りです。
FA20は違うと思いますが。
FA20でタービン交換、6MT強化クラッチ。
乗ってみたいものです。
しかしながら車離れが進む世の中にこの様な車があるのはうれしいことですね。
エコカーブームの中、ハイパワーマシンでブイブイ言わせましょう!
アイキャッチ画像引用
左:https://www.subaru.jp/wrx/sti/special/photo.html
右:https://www.subaru.jp/wrx/s4/special/photo.html