ティグアンvsレネゲード徹底比較!どっちが買い?維持費・燃費・乗り心地は?

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どんなシーンでもオールラウンドに楽しめる人気のコンパクトSUV、その人気はもう世界の潮流で日本でも頻繁に新車発表が続き話題になっています。

SUVをも主力とするキングメーカーフォルクスワーゲンのティグアン、その王道を歩むジープのレネゲード、たて続けにマイナーチェンジされるこの2台に大きな感心が高まっています。

個性の違うSUVのティグアンとレネゲード、どっちが買いか? 維持費、燃費、乗り心地を徹底比較してみました。

ティグアンvsレネゲード 特徴や基本スペック比較

ティグアンvsレネゲード徹底比較!どっちが買い?維持費・燃費・乗り心地は

引用:https://www.jeep-japan.com/renegade-bv/gallery.html

どちらのモデルもマイナーチェンジを受け、街乗りにもクロスロードでも安定した力強い走りを見せてくれます。

ティグアンは視認性の良い装備や最新の安全装置を充実させ、さらなる運転のしやすさと乗り心地の向上を目指しています。

レネゲードもコンビネーションランプの変更で意匠に遊び心を持たせながら、パワートレインの改良や追加搭載などで乗り心地の向上を図っています。

フォルクスワーゲン・ティグアンの特徴は?

ティグアンvsレネゲード徹底比較!どっちが買い?維持費・燃費・乗り心地は?

引用:https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/tiguan.html

フォルクスワーゲンのブランドイメージ通り、キャラクターラインが明確なアーバンデザインが人気です。

それはオーソドックスですが洗練されたシルエットで隙が無く、走行性能も堅実で居室やキャビンの広さも申し分ありません。

レジャー用の荷物を積み込み、愛犬も連れて、家族で思わず遠出したくなる車ですね。

これまで世界で280万台が販売された大人気SUVで、本国ドイツでは新車販売台数のSUVモデルで9年連続1位に輝いている売れ筋です。

エントリーされているモデルはガソリン車で3グレード、価格369万円~417万円、ディーゼル4MOTION で498万円~529万円がラインアップされています。

ジープ・レネゲードの特徴は?

ティグアンvsレネゲード徹底比較!どっちが買い?維持費・燃費・乗り心地は

引用:https://www.jeep-japan.com/renegade-bv/gallery.html

ぱっと見、ラングラー? それはラングラーの末弟で血筋は間違いなしのシルエット、シティー派好みに変身です。

フィアットとプラットフォームを共有するレネゲードがアイコニックになって、ジープブランドに属すモデルであることを今まで以上に認識させています。

ジープ初のコンパクトSUVで、その姿はファンでもない人へもモダンで走りの強さを予感させてくれます。

そのスタイリングこそジープですが、都会の街中を自在にかける相棒や家族で遠出も厭わないツアラーにも、生活のよきパートナーとなってくれそうな1台です。

ジープ ・レネゲードのラインアップはこれまでリミテッドのみでしたが、今回エンジン出力や駆動方式、装備の異なる2モデルが追加され全3モデルになりました。

価格はロンジチュード299万円、リミテッド355万円、トレイルホーク380万円です。

ティグアンvsレネゲード 維持費比較

ティグアンvsレネゲード徹底比較!どっちが買い?維持費・燃費・乗り心地は

ティグアンとレネゲードの維持費と燃費について、どのくらいの金額がかかるのか表にしてみました。

上記の表から年間維持費を比べると、ガソリン代の項目でレネゲードが若干お得となりました。

双方ともアイドリングストップ機能装備、ハイオク仕様です。*年間⾛⾏距離を(10,000kmとして算出)

租税や経費はティグアンもレネゲードも同クラスなので変わりはありません。

車検代は2年間分を按分、任意保険料はゴールド免許で車両保険込みで試算しています。

表から年間維持費は、ガソリン代の項目でレネゲードが若干お得となっています。

フォルクスワーゲン・ティグアンは故障が多いって本当?

メーカーの故障率を調査するのに、独自に調べて公表している米国J.D.パワー社の『 自動車耐久品質調査 』というランキングデータを参考にしています。

それによりますと日本市場での最新2017年度版ランキングでは、なんとフォルクスワーゲンは全13メーカー中で最下位になっています。

その故障率の高さはトップのトヨタの倍以上、代表的なものはティグアンにも採用されているトランスミッションのトラブルのようです。

日本や中国など、ストップ&ゴーが多い道路環境では消耗が激しくなり不具合を起こすことがままあるようです。

ティグアンvsレネゲード 燃費比較

ティグアンvsレネゲード徹底比較!どっちが買い?維持費・燃費・乗り心地は

カタログ燃費の良さに期待したが、実際は思ったほど燃費は伸びなかった」こんなガッカリの口コミをよく目にしますよね。

実際にカタログ燃費と実燃費の乖離が多い車も存在していて、このモデルたちはどうか?見てみましょう。

ティグアンとレネゲードの実燃費は下記です。

レネゲードの実燃費は、ティグアンのそれを+1.4km/L上回り正直な表示として優等生ぶりを発揮しています。両モデルともにこのクラスでは合格点、レネゲードの実燃費は13.7kmカタログ燃費をなんと88.5%を達成

ティグアンvsレネゲード 乗り心地比較

ここでは、スペックと価格がほぼ同一のティグアンTSIコンフォートラインとレネゲードリミテッドを比較します。

価格の面では34万円ほどティグアンが上回りますが、スペックや安全装備などはほぼ同一仕様です。

ティグアンと レネゲードのボディーサイズを比較!

両車のサイズは下のようになります。

居住性を考えるとティグアンのほうがやや優勢と言っていいでしょう。両モデルともにCセグメント+としては全長は短めですが横幅は大きめで、全体的にはクラス標準サイズです。

ティグアンvsレネゲード徹底比較!どっちが買い?維持費・燃費・乗り心地は

引用:https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/tiguan.html

パワートレインを比較!

2台の主要諸元は下記になります。

スペックは互角と言っていいでしょう。

安全装備を比較!

ティグアンvsレネゲード徹底比較!どっちが買い?維持費・燃費・乗り心地

引用:https://www.jeep-japan.com/renegade-bv/gallery.html

両モデルともにポピュラーな最新安全装置は十分に装備されています。

しかし、ティグアンにはアラウンドビューモニターや渋滞時追従支援システム、エアーバックの数などで優位性を感じます。

さらに、歩行者を感知できる自動ブレーキシステム、事故を予測し自動的にシートベルトなどを強く締めるプロテクションなどが標準装備されています。

安全・予防面から見て、フォルクスワーゲンが語る『 ひとつ先まで考える安全性 』からティグアンに一日の長が認められます。

34万円の価格差はオプションのハイクラスのナビ1台分+&程度? そう割り切るか?悩ましいところです!

乗り心地がいいのはどっち?

ティグアンvsレネゲード徹底比較!どっちが買い?維持費・燃費・乗り心地は引用:https://www.jeep-japan.com/renegade-bv/gallery.html

ダウンサイジングされたエンジンと重量(ティグアン1.5t、レネゲード1.4t)の関係から非力?と思われがちな2台です。

しかし、両モデルともに数値以上に力強く、2人乗車+少し多めの荷物程度であればキビキビとした走りを見せてくれます。

加速もスムーズでシートは体によくフィットして快適、路面からの振動もうまくいなす感じでフラットな乗り心地です。

乗り心地については、外観や内装の好みが分かれるのと同様で乗った人の主観に左右されるところが大きいため言い当てることが難しいです。

パワートレインとサスペンション、さらにハンドル性能から細かな解説も目にしますが乗り心地というボールは、乗り手側にあるもので感想は委ねるしかないでしょう。

このクラスの車だと最近はどれも良い乗り心地であるため、何となく安心感があって信頼できるのではないでしょうか。

骨太のDNAを持つジープ・レネゲードだからと言って、わざわざ遠回りのオフロードを選んだり、泥んこの悪路を思いっきり走る人はいませんよね

街乗りがほとんどと想定して、フォルクスワーゲンらしい少々硬質な乗り味ではあるもののティグアンがオススメ

安全性が優位なことは、運転しやすさを高めてくれて乗り心地が良いと感じるのではないでしょうか?

ティグアンvsレネゲード まとめ

ティグアンvsレネゲード徹底比較!どっちが買い?維持費・燃費・乗り心地は

引用:https://www.jeep-japan.com/renegade-bv/gallery.html

これまでのティグアンvsレネゲードの比較では…

乗り心地では安全装備の優勢度でティグアンに軍配

維持費・燃費ではお得感でレネゲードの勝ち

この2台の価格差は▲34万円でレネゲードに値頃感あり

となりましたね!

結論を引き出すため次のことを加えてみました。

引用:https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/tiguan.html

▮ ドレスアップ・グッズ、止まらない欲求!

新車を購入するとエアロやタイヤ・ホイール、インテリアグッズなどが欲しくてたまらなくなりませんか?

オプション購入にも後ろ髪を引かれる思い!予算とにらめっこ!こんな時34万円はちょうどいい金額ですね。

▮ 世の中でかいのも・小さいのも、右も左もSUV!

SUV人気は曖昧に広がっていませんか?

たとえばスズキ・ハスラーは軽自動車でありSUV、三菱・デリカなどミニバンもSUV化しています。

人気のCH-R(やたら尖って、昆虫みたい?、失礼)やCX-5、 そしてエクストレイルなどなど、このカテゴリーへ各メーカーからの参戦が後を絶ちません。(何れ飽和状態、SUVカテゴリーの崩壊)

一過性のブームとの予測もあって、ここは原点に返って本当のSUVを手にしときましょう!

▮ リセールバリュー(下取り価格)を考える!

中古車市場では流通量の違いで、ジープ・レネゲードの方がフォルクスワーゲン・ティグアンより高値相場を維持しています。

何年乗るか?によりますが、初回車検を迎える3年落ちで20~30万円の差がつくことも、ここも将来の為に十分に考慮しておきましょう。

ティグアンvsレネゲード徹底比較!どっちが買い? 答えはレネゲードで決まり!

アイキャッチ画像:https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/tiguan.html

この記事を書いた人

ナガクラヤマ
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