新型ノートエコカー減税、他自動車税まとめ！

日産の新型ノートのエコカー減税はどれぐらいでしょうか？

新型ノートのエコカー減税に加え、自動車税などの税金の情報をご紹介します。

日産ノートの歴史

引用：http://history.nissan.co.jp/NOTE/E11/0801/exterior.html

日産ノートは2004年から生産され続けている、ロングセラー商品のハッチバック型の乗用車です。

フットワークが良く小回りも効きキビキビと走り、外見とは裏腹にその走りは爽快感がありアクセルを踏み込んでしまい、走りの良さを味わえるものでした。

もちろん走りの性能だけでは無く、経済的であるためのECOモードやスマートレブコントロール等のアクセル操作に応じて、スムースな加速をサポートし無駄なガソリンを使用しない為の装置も付いています。

引用：http://history.nissan.co.jp/NOTE/E11/0801/exterior.html

2004年頃の日産自動車は、日産リバイバルプランが前年度に達成され企業体としては非常に身軽となり、

グローバルプランを進めていく為に日産180がスタートし始めた時期とも重なって、意欲的に様々な車種を販売。

2004年度末にはグローバル販売台数を100万台増加し、現在に置ける経営の基礎ともいえる年に発売した、マーケティング上は非常に重要な車種でありその証拠して現在まで製造され続けている車なのです。

その当時のライバル車は、ヴィッツやフィット等のコンパクトカーであり、ライバル車と比較して同じ1500CCベースであれば、車両価格が割安であり、コストパフォーマンスの高い車だと評価されていました。

しかもコスト優先でシャーシがチープと言う訳ではなく、ベース車両はプレミアムコンパクトカーを標榜していたティーダと一緒ということでしっかりとした造りとなっています。

その様な造りであるからこそ、エンジンを回したくなるような走りをしてもベーシックーカーとは思わせない、走り好きの方々から評価されたのだと思います。

新型ノートはマイナーチェンジの枠にはまらない進化を遂げた。

引用：http://car-moby.jp/media?id=124893&post=54313&num=1

今回11月に発売された型は2代目ノートとなり、マイナーチェンジとはいいつつも新型ノートの目玉は世界初のハイブリッドシステム、「e-POWER」搭載車が販売されたことです。

システムとしては、マイナーチェンジの枠に収まらない、フルモデルチェンジと言っても良いのではないでしょうか。

クラストップのモード燃費37．2ｋｍ/Lを達成し、ライバル他車とのエコカーバトルに真っ向から勝負に行きました。

エンジンの排気量は従来の1.5Lと1.6L直列4気筒NAから、ヨーロッパではメジャーなダウンサイジングの方針なりました。

スーパーチャージャー付きの1.2L直列3気筒エンジンと同じサイズのNAを搭載しました。

引用：http://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/1034/245/html/34.jpg.html

また昨今の安全性も担保した車である為に、踏み間違い衝突防止アシストやアラウンドビューモニター、スマートルームミラー、フロント＆バックソナーを標準装備したスマートセーフティエディションを設定しています。

引用：http://www.corism.com/blog/24/2052.html

新型ノートは、先代モデルとホイールベースは同じですが、全長を80㎜拡大、全幅を5㎜拡大させて全高は10㎜低くなっています。

エンジン周辺のスペースを縮小して、セダンと遜色のない室内空間を確保し、さらに室内前後長を145㎜、後席の足元の空間を85㎜広く取り改善されました。

やはりこの辺は、ティーダのDNAを引き継いでいるということも意識して、ゆったりと乗車出来るプレミアムコンパクトカーということによるものでは、ないのではないでしょうか。

エクステリアはより流線形で、スタイリッシュな印象的なハッチバックモデルとなりました。

日本車というよりも、現在の日産に見られるヨーロッパモデルな車となったのではないでしょうか。

e-POWER自体は、先行受注の状況から見るとノート全体の約60％を占めているという販売状況です。

さてこの新型ノートですが、発売一ヶ月目でなんと国内販売台数で1位を獲得し、エコカーの王者であるプリウスを抜いてしまうという快挙！

日産車としては約30年ぶりの首位、なんと国民車サニー以来の出来事で時代の変化を感じ取った日産のマーケティングの勝利とも思えます。

日産も満を持して発売したとはいえ、想像以上の結果に満足してるのではないでしょうか。

久々に現れた大物ルーキーの登場と言えるのだと思いますが、まだまだこれから始まったばかりと期待させてくれるスタートとなったかも知れません。

引用：http://www.corism.com/blog/24/2052.html

さて目玉のe-POWERですが、駆動はモーターのみで行い発電に関しては、エンジンが発電専用でありモーターに供給するという、まさに新型ノートでは今までに無い新技術を投入するという力の入れようです。

電気自動車といえばリーフやプリウスPHVのように充電ケーブルでバッテリーを補充するのが主流ですが、充電スタンドの普及率がガソリンスタンドに比べると圧倒的に少なく、また走行可能距離の不安を抱えている為、

なかなか台数が伸びてきませんが電気モーター特有の静かな走行は一度味わうと、その静寂によって快適さが保たれるのだと気付かされます。

やはり人は新しいテクノロジーに惹きつけられるだけではなく、体感することによって魅力が増してくると思います。

そんな電気自動車特有の面白さを再現したのが、このハイブリットシステムなのではないでしょうか。

そしてこのモーターですが決して非力なものでは無く、アクセルペダルを踏み込んだ時、モーターから瞬時にレスポンスの高い反応を示すため、素早く感じられます。

引用：http://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/1034/245/html/09.jpg.html

加速に関しては2Lターボエンジンに匹敵するという触れ込みに偽りなく、外見とは裏腹な力強さを持っています。

ecoモードが搭載されておりスイッチを押すと、電力を節約する走行モードになりアクセルペダルを戻すと同時に回生制御になり蓄電されるのです。

電気自動車では無いのだが走行性能は電気自動車、しかし充電の心配をしなくても良い燃料はガソリンという逆転の発想ともいえる新型ノート。

一般的に燃費を良くする為に車両重量を軽くするものなのだが、そのこととは逆に、車両重量が1．2Lのノーマルエンジン搭載のノートに比べて170ｋｇ位重くなっているから驚きです。

ただこの重量増は、足回りの見直しやシャーシの補強等で重くなっているので、そのことが乗り心地の良さや安心感に気を使うことは男女共に運転する時代では、重要なことでははないでしょうか。

内装・インパネですが、e-POWERで採用されている専用デザインのシフトレバーやDシェイプしたハンドルとなっています。

内装パネルはピアノブラック調のパネルを採用し、高級感溢れる仕上がりとなってます。

シフトレバーは日産リーフと全く同じデザインを使用している電磁制御式のシフトレバーを採用しています。このシフトが、先進的なテクノロジーとデザインなe-POWERのイメージと重なります。

メーターはブルーのラインを基調にしたデザインで、シンプルな表示となっておりエコな雰囲気を演出してくれて、運転の方もエコドライブを心掛けてしまうのではないでしょうか。

引用：http://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/1034/245/html/15.jpg.html

新型ノートとエコカー減税・ライバル車との比較！

もちろんハイブリットカーということで、皆さんが気になるところではある減税措置ですが対象となっています。

一番エコカー減税の額として大きい車種として、e-POWER NISMOであれば83900円自動車税は登録翌年度適用で25500円も安くなり優遇総額は109400円です。

またe-POWERシリーズであれば、エコカー減税＋自動車税で90000円から100000円位は優遇されるということです。

もちろんe-POWERシリーズでなくともエコカー減税の対象になり、そのうち自動車取得税で60％、重量税で50％であり、残念ながら自動車税は対象外となっています。

引用：http://autoc-one.jp/hikaku/3027796/

ちなみにライバル車のエコカー減税や自動車税ですが、アクアでは新型ノートと同じくエコカー減税は100％免税で自動車税では75％と同じ減税措置であり、

もうひとつのフィットですが、こちらもエコカー減税や自動車税はハイブリッドであれば同じ免税額となっています。

各社ともエース級の車には減税の最大金額が適用される車造りを行っています。

年末のこの時期はサラリーマンであれば年末調整の時期、普段は気にかけない税金を改めてマジマジと向き合う時ではないかと思われます。

我々車好きにとっては突然朗報が入ってきました。エコカー減税の延長のお知らせです。

さてこのエコカー減税ですが、本来であれば2017年春には期限切れとなるのですが、今回の税制改正で2018年まで延長となることが決まり、新型ノートにとってもひと安心出来そうな流れとなりました。

このエコカー減税ですが息の長いもので、2009年に導入されてから期限切れになりそうになる度その都度延長となって、遂には2018年まで適用されるという息の長い減税措置となっております。

引用：http://autoc-one.jp/nissan/note/special-2983293/

昨今では、車の乗り換え期間が9年位だといわれておりますので、皆さんも一度このような機会に遭遇したこともあるかも知れませんね。

普段は税金のこと等は気に留めていなくても、好きな車のことや高額商品になってくると金額としては購入の際には、気にせずにはいられないものだと思います。

このことは新型ノートにとってもまたまたロングセラーな活躍をする為の追い風になっていきそうです。

来るべき電気自動車時代の夜明け前とも思える現実的な自動車、またその時代に足を確実に踏み込んでいると実感させてくれる新型ノートなのです。