ベンツAクラスにクリーンディーゼルが登場!ハイ、メルセデスのAIも搭載!

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2018年のメルセデスベンツの販売台数は、6万7,531台で日本の純輸入車部門では4年連続第1位!

売れまくるメルセデスの販売を促進しているのが、クルマにAIを搭載したベンツの新型Aクラスです!

その新型Aクラスに、ついにクリーンディーゼルエンジンのモデルが登場しました!

ベンツ新型AクラスのクリーンディーゼルとAI機能、とくとお楽しみ下さい!

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新型ベンツAクラス/クリーンディーゼルとAI

引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/a-class/a-class-hatchback/explore/a-W177.module.html

運転席に座り、エンジンをかけて「ハイ、メルセデス!」と話しかけると「どうぞお話し下さい」とAIが応える、メルセデスの新型Aクラス。

そして、環境性能に応える排気量2.0Lのクリーンディーゼルエンジン。

引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/a-class/a-class-hatchback/explore/mercedes-me-connect-W177.module.html

この組み合わせは、今日の環境問題に対する側面と、スマホに見られるような最新デジタル機器の側面を反映した、今の時代を象徴したような性能だと言えるでしょう。

これまでのガソリンエンジンモデルでさえ、納期は即答できないほどに好調な受注状況だったのですが、環境とエコを反映する、クリーンディーゼルモデルが加わったことで、その好調は、もはや絶好調へと加速してしまいそうな予感です。

では、新たに加わった新型Aクラスのクリーンディーゼルと、これまでのAI機能についてを紹介いたしましょう。

新型ベンツAクラスのクリーンディーゼルエンジン

引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/a-class/a-class-hatchback/explore/concept-W177.module.html

現在は欧州モデルからのスペック掲載にとどまりますが、排気量2.0LでDOHC直列4気筒のターボチャージャを搭載した、クリーンディーゼルエンジンから放たれる最高馬力は150馬力(3,400~4,400回転)で、最大トルクは320N・m(1,400~3,200回転) です。

注目すべきはディーゼルエンジンならではの特徴とも言える、同じ新型ベンツAクラスのガソリンエンジンターボモデルの最大トルクよりも大きいだけでなく、ガソリンモデルの最大トルク回転数よりも低い回転域から、より大きなトルクを発揮することに見られます。

つまり、より低回転からの、より力強いトルクによって、優れた加速性能を想像することができるのです。

また1.4Lから2.0Lへの排気量増大に伴い、エンジンにはアルミクランクケースを採用して、徹底的な軽量化を図っていますので、ガソリンターボよりもパワフルかつ、軽いエンジンに期待が高まります。

新型ベンツAクラスのAI機能

引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/a-class/a-class-hatchback/explore/concept-W177.module.html

2018年10月に発売が開始された新型ベンツAクラスには、MBUX(Mercedes Benz User Experience)と呼ばれる新しいインターフェースが搭載さまれました。

ちなみにMBUXは、エム・ビー・ユー・エックスと呼びます。

インターフェースと言うと難しく思われるかも知れませんが、簡単に言ってしまえば、スマホに音声で話しかけるように、言葉で直接的に話しかけてナビを起動したり、エアコン操作をするなどができる機能なんです。

最近ではテレビCMでもお馴染みで、「暑いな~」って話しかけると、エアコンの設定温度を1度下げてくれるのです。

話しかける言語は日本語のみならず13言語に対応しているらしく、実際にディーラーに出かけて、私自身も英語でコミュニケーションを試して、楽しんでみました。

音声機能については残念ながらAI学習機能は搭載していないのですが、まるでスマホと対話するような感覚でナビが起動して、画面のタッチ操作で使用を繰り返し行うことで、ドライバーの好みに合わせた目的地を、AIは学習していきます。

また、ドライバーごとのAIデータは、複数人分登録されるとのことで、マルチな電動シートのポジションもデータに連動して、このドライバーが乗れば、この人の好きなシートポジションへと、自動でシートが変化します。

ですから、毎日、毎回、メルセデスと積極的に対話することで、データの蓄積と共に、新型Aクラスに乗るたびに、日々新しい発見があるカーライフになるかも知れませんよね。

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新型ベンツAクラス/ガソリンとクリーンディーゼル、どっちがお得?

全長4,420mm✖全幅1,800mm✖全高1,420mmのボディを持つガソリンエンジンモデルと、クリーンディーゼルモデルの違いについて、改めてご覧ください。

※A200d(クリーンディーゼル)燃費は予想値で、大胆にもCクラス(FR駆動)1.5Lガソリンターボモデルと、2.0Lディーゼルターボモデルから算出しています。

ガソリンエンジンのA180(Style含む)は1.4L排気量ですから、毎年決まってかかる自動車税は3万4,500円です。

これに対して2.0L排気量のA200d(クリーンディーゼル)の自動車税は3万9,500円となりますので、毎年かかる自動車税の差は+5,000円となります。

では、ガソリンモデルとクリーンディーゼルモデルでどちらがお得か?見積もってみましょう。

ガソリンモデルA180と、クリーンディーゼルモデルA200d/購入時の価格差(予想)

ガソリンモデルの販売価格、クリーンディーゼルの販売価格から、AIと純正ナビを搭載した場合の購入時価格を予想比較してみました。

※ボディカラーは標準色のポーラーホワイト、またはジュピターレッドが選べます。

※コスモブラック/イリジウムシルバー/マウンテングレー/モハーベシルバーは別途6万9,000円です。

クリーンディーゼルモデルは自動車税と重量税は免税になる予定ですので、AIと純正ナビを搭載したモデルを想定した場合の最低価格は、ガソリンモデルのA180が税込み401万9,210円、クリーンディーゼルのA200dが税込み465万7,810円ですので、その価格差は63万8,600円と予想しました。

ガソリンモデルA180と、クリーンディーゼルモデルA200d/維持費の差(予想)

ガソリンエンジンモデルA180のカタログ燃費は15.0km/Lで、ハイオクガソリンの単価を145円/Lとして、年間12,000㎞走行すると、年間のガソリン燃料費は11万6,000円となります。

一方のクリーンディーゼルA200dの燃費予想20.7㎞/Lから、軽油単価を125円/Lとして、同じく年間12,000㎞走行すると、年間の軽油燃料費は7万2,500円となります。

まとめると、次のようになります。

ガソリンエンジンモデルA180の年間維持費は15万500円(車検費用、保険料、その他オイル交換費用は除きます)で、クリーンディーゼルA200dは11万2,000円の予想となり、その差は3万8,500円の差となります。

ガソリンエンジンモデルと、クリーンディーゼルモデルの購入金額差63万8,600円をペイしようとすると、16年と半年以上乗らないとペイできないという予想結果になりました。

これではクリーンディーゼルの方が分が悪そうですが、いえいえ、まだまだ決まった訳ではありません!

次のまとめで説明致しましょう。

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新型ベンツAクラス/クリーンディーゼルまとめ

環境性能を考慮したクリーンディーゼルエンジンを搭載した、新型ベンツAクラスについて、すでに実績のあるガソリンエンジンモデルと、販売が始まったばかりのクリーンディーゼルモデルについて、前述までで大胆にも購入金額差と維持費の差について算出してみました。

結果は、購入金額はクリーンディーゼルモデルが63万8,600円高く、3万8,500円安の年間維持費でペイするには、16年半以上乗らなければならないという、かなりの長期スパンという結果で、ガソリンもディーゼルもあまり変わらない?と思われます。

でも、昨年も存在したクリーンディーゼル補助金の可能性が残っています。

新年号の令和を目前に控えた現在も、いまだ明らかになっていない令和元年のクリーンディーゼル補助金制度ですが、もしも補助金で30万円がキャッシュバックされたら、ガソリンエンジンモデルとのその差は、およそ9年で元が取れるところにまで縮まりますから、新型ベンツAクラスに10年乗るつもりなら、クリーンディーゼルが良いという結果です。

いずれにしても、人類全体が直面している環境問題に、クリーンエネルギーで正面から立ち向かうには、まだまだコストは高くつくというのが、今の時代なのでしょう。

でもそんな悩みも、ベンツ新型Aクラスに搭載されたAIが発達すれば、あっという間にドラスティックに変化してしまうかも知れません。

アイキャッチ画像引用:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/a-class/a-class-hatchback/explore/a-W177.module.html

この記事を書いた人

yoshiaki1974.7
心はクルマ好き少年のまま、気付けばオジサンになってしまった40代エンジニアの語らう思いを届けましょう。



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