新型RAV4とCX-5を比較対決!どっちが乗り心地?サイズ?維持費?燃費が良い?

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世界のトヨタが、2019年にフルモデルチェンジして、SUVラインナップに本気で投入したのが新型RAV4です!

そして鼓動デザインで、ミニバンから撤退して、マツダが社運を駆けて2016年の暮れに、一足も二足も早くSUV路線へと勝負をかけたのがCX-5です!

ふたつの本気モデル、比較対決をご覧ください。

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新型RAV4とCX-5を比較対決!/乗り心地

引用:https://toyota.jp/rav4/index_a.html

クロスオーバー系SUVというジャンルで、両車の乗り心地について、価格.comのサイトレビューからピックアップしてみました(新型RAV4/19人投稿、CX-5/242人投稿)。

トヨタ・新型RAV4の乗り心地

乗り心地の投票平均:4.16点/5点満点

・静かで安定感のある乗り心地。

・突き上げや、ロードノイズはほとんど感じない。

・ホールド感もあり、運転する際に快適。

2019年4月10日に発売したばかりで、レビュー数が少ない新型RAV4ですが、トヨタが「ショック・振動を遮断」、「上質な乗り心地」を設計目標にしたこともあって、乗り心地評価は良く、踏み込んだ際のエンジン音が聞こえるほど、静粛性に仕上がっているようです。

マツダ・CX-5の乗り心地

引用:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/design/

乗り心地の投票平均:4.40点/5点満点

・乗り心地がすばらしい!ロードノイズも減って、あきらかに改善している。

・とても滑らかで本当に静かです。子供達がすぐ寝てしまいます。

・スピードを出しても街中をゆったり走っても良い乗り心地で、更に上質な乗り味になった様です。大体の人が乗ると寝てしまってます。

マツダが社運を賭けるだけあって、投稿者が多いにもかかわらず、新型RAV4よりも高い得点を得ています。

他の口コミにも、揺れるミニバンから乗り換えた方で、コーナーが多い峠道で、乗り心地の違いを感じたというコメントもありました。

後発の新型RAV4への期待値のハードルが高いのか?それよりも、大きく先にリードして改良を行っているCX-5に、乗り心地の軍配が上がりました。

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新型RAV4とCX-5を比較対決!/サイズ

両車を外観サイズ、室内サイズの2サイズで比較してみました。

新型RAV4とCX-5の外観サイズ

全長で最大65mm、全幅で最大25mm、トヨタ・新型RAV4の方がマツダ・CX-5よりも大きいサイズですが、小回りの旋回性能は同等と言えるでしょう。

では、室内サイズについて見てみましょう。

新型RAV4とCX-5の室内サイズ

全長と全幅で、RAV4よりも外観サイズでは小さいCX-5なのですが、驚くべきことに室内長は同じですが、室内幅で+25mm、室内高で+35mmもCX-5の方が広いことがわかります。

より小さなボディで、より広い室内空間を持つCX-5に軍配が上がりました。

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新型RAV4とCX-5を比較対決!/維持費

両車の維持費を知る上で、排気量とパワーレンジについての比較をご覧ください。

新型RAV4とCX-5のエンジンとパワーレンジ

新型RAV4のエンジンはNAモデル2.0Lと、2.5LのHybridモデルで、実にシンプルなグレードですが、CX-5のターボとディーゼルを除けば、最高馬力と最大トルクのパワーレンジは、しっかりとCX-5と肩を並べる領域に入っています。

では、気になる維持費について見てみましょう。

新型RAV4とCX-5の維持費

新型RAV4は排気量2.0L(NA)/2.5L(Hybrid)の2種類、CX-5は排気量2.0L(NA)/2.5L(NA、ターボ)/2.2L(ディーゼル)の3種類で、毎年5月に支払いが生じる自動車税と、購入時に発生する自動車重量税(3年)は、それぞれ下記の通りです。

自動車税

●新型RAV4ガソリンNAモデル、CX-5ガソリンNAモデル

自動車税3万9,500円/年(排気量2.0L)

 

●新型RAV4ガソリンHybridモデル、CX-5ガソリンNA/ターボモデル

自動車税4万5,000円/年(排気量2.5L)

※RAV4Hybridモデルは、翌年3万3,500円(クリーン化特例、概ね75%達成適用)

 

●CX-5クリーンディーゼルモデル

自動車税4万5,000円/年(排気量2.2L)

※CX-5クリーンディーゼルモデルは、翌年3万3,500円(クリーン化特例、概ね75%達成適用)

 

RAV4のHybridモデル及びCX-5クリーンディーゼルモデルは、エコカー減税に加えてクリーン化特例が適用されますので、翌年の税金が1万1,500円安くなるのは嬉しいですね。

自動車重量税

自動車重量税は、購入時(3年分)と車検時(2年分)に発生しますが、NAやターボのガソリンエンジンには優遇措置がありません。

対して、RAV4/HybridとCX-5/クリーンディーゼルには、購入時にエコカー減税による自動車取得税と自動車重量税が100%減税・免税になるのは、大きなアドバンテージになるでしょう。

ただし、エコカー減税適用には、2019年9月30日までの登録が必要ですから、しっかりと覚えておきましょう。

では、維持費の比較対決結果を明確にするために、燃費について見てみましょう。

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新型RAV4とCX-5を比較対決!/燃費

新型RAV4とCX-5、グレードごとの燃費比較一覧をご覧ください。

新型RAV4とCX-5の燃費比較一覧

新型RAV4とCX-5の燃費比較一覧/コスト換算

では、前述のWLTC燃費一覧表を、以下の条件でコスト換算したものをご覧ください。

※年間12000㎞走行、レギュラーガソリン135円/L、軽油125円/Lにて換算

ガソリン2.0LのNAエンジンモデルにおいて、燃料費は新型RAV4が10万2,600円/年で、CX-5の11万970円/年よりも、新型RAV4の方が年間で8,370円も燃料費が安くなります。

新型RAV4のガソリン2.0LのNAエンジンで4WDを選択したとしても、CX-5よりも年間で4,320円も安いという結果です。

さらに新型RAV4のHybridモデルならば、4WDでも驚異の7万8,705円/年で、軽油のCX-5クリーンディーゼルを持ってしても、新型RAV4燃費では、1万4,000円以上も燃料代が安くなるという結果です。

対CX-5との燃費比較対決では、新型RAV4の圧勝という結果になりました。

新型RAV4とCX-5を比較対決!/年間維持費

いよいよトヨタ・新型RAV4と、マツダ・CX-5の比較対決は大詰めです!

維持費に関するコストパーフォーマンスをまとめる上で、購入費用を見積もってみました。

比較を行う為に選定したモデルは次の通りで、シンプルに標準色、ナビ無し、オーディオ無しの値引きなしで、最も低価格で購入するための、純粋な乗り出し価格比較です!

①ガソリン2.0Lモデル比較

●新型RAV4(2WD):税込み販売価格260万8,200円

●新型RAV4(4WD):税込み販売価格283万5,000円

●CX-5(2WD):税込み販売価格257万400円

 

②ガソリンHybrid2.5Lモデルと、クリーンディーゼル2.2Lモデル比較

●新型RAV4(2WD)Hybrid X:税込み販売価格320万2,200円

●新型RAV4(E-Four)Hybrid X:税込み販売価格345万600円

●CX-5(2WD)XD:税込み販売価格288万3,600円

●CX-5(4WD)XD:税込み販売価格311万400円

それでは、乗り出し価格の比較一覧をご覧ください。

 

①新型RAV4とCX-5/ガソリン2.0L乗り出し価格と維持費

ガソリン2.0Lの乗り出し価格一覧をご覧ください。

ガソリン2.0Lのローン支払いを含めた年間維持費一覧をご覧ください。

※車検費用、オイル交換費用、任意保険料、その他タイヤなどの消耗部品は含みせん。

同様に、新型RAV4のHybridモデルと、CX-5のクリーンディーゼルモデルの年間維持費一覧をご覧ください。

 

②新型RAV4とCX-5/Hbridとクリーンディーゼル乗り出し価格と維持費

新型RAV4のHybridと、CX-5クリーンディーゼルの乗り出し価格一覧をご覧ください。

新型RAV4のHybridと、CX-5クリーンディーゼルのローン支払いを含めた年間維持費一覧をご覧ください。

※前述①同様に車検費用、オイル交換費用、任意保険料、その他タイヤなどの消耗部品は含みません。

年間維持費でまとめてみると、ガソリン2.0Lの比較対決では、総合年間維持費は新型RAV4もCX-5もほとんど同じ結果で引き分けと言わざるを得ません。

そして新型RAV4のHybridと、CX-5クリーンディーゼルでは、2WDでの年間維持費は5万円の差で、わずかながらCX-5が優勢ですが、4WDで比べると新型RAV4がおよそ91万円/年で、CX-5がおよそ82万円/年で、RAV4よりも9万円程安く乗り出せることが分かりました。

 

新型RAV4とCX-5を比較対決!/結果

ここまでの対決をまとめます。

乗り心地:一足も二足も改良を行っているCX-5に1勝

サイズ:コンパクトボディと室内広さでCX-5に1勝

燃費:Hybridでは驚異の燃費性能で新型RAV4に1勝

維持費:4WDの年間維持費コストパフォーマンスでCX-5に1勝

結果としては、燃費性能で抜きに出た新型RAV4を抑えて、3勝1敗でマツダ・CX-5のトータル・コストパーフォーマンスが魅せた圧勝という結果になりました。

マツダ・CX-5のi-ACTIV AWDの雪道性能も高い評価を得ていますが、後発の新型RAV4だって負けてはいません。

2.0Lガソリンエンジンの低燃費と、2.5LのHybridエンジンの驚異の低燃費性能、さらにダイナミックトルクベクタリング機能やE-fourの4WD性能!

そして、フルモデルチェンジの新型フォルムを備えていますから、CX-5に勝るとも劣らない、魅力あふれるトヨタの新型RAV4に完成しています!

しばらくは、新型RAV4人気が続きそうです。

アイキャッチ画像引用:https://toyota.jp/rav4/index_a.html

この記事を書いた人

yoshiaki1974.7
心はクルマ好き少年のまま、気付けばオジサンになってしまった40代エンジニアの語らう思いを届けましょう。



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