三井寺の紅葉を満喫するドライブコース!車のアクセスや駐車場は?

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三井寺(みいでら・正式名称 園城寺・おんじょうじ)は滋賀県大津市にある、7世紀・飛鳥時代からの長い歴史を持つお寺です。

近江八景の一つ「三井の晩鐘」がよく知られている三井寺は、参道の紅葉のトンネル等、秋色の素晴らしい景色が境内のいたるところで楽しめます。

今回は、三井寺へ紅葉を観に行くドライブに役立つ情報をお伝えします。

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三井寺への車でのアクセスは?

三井寺は、

名神高速道路 大津ICから約5km(車で約20-30分)の場所にあります。

紅葉の頃には混雑する場合がありますので、時間に余裕を持ってご出発ください。

わかりやすいルートは下記の通りです。

名神高速道路 大津IC
→大津IC出口を左へ出る
→県道56号線
→ 「打出浜」交差点を左折
→県道18号線
→「観音寺」交差点を左折
→県道47号線
→「園城寺前」交差点を左折
→現地

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三井寺参拝に便利な駐車場は?

三井寺の参拝に必要な時間は、全てを巡ると1時間〜1時間30分程度だと言われています。

紅葉でゆっくり見てまわることと、人の多さ、駐車場までの移動も考えて、大目にとって1時間半及び2時間の料金を目安に考えて行きましょう。

三井寺本体の駐車場の有無は?

三井寺には、大きな公式有料駐車場があります

普通車350台分あり、 駐車料金は1日 500円です。

これだけの台数あり、時間制ではなく1日あたりの料金体系なので、安心ですね。

三井寺観光自動車駐車場

8:00-17:00の参拝時間に合わせて利用可

料金:
普通車 1日 500円

マイクロバス 1日 1500円

大型バス 1日 2000円

台数: 普通車 350台・大型バス 30台

住所:
〒520-0036 滋賀県大津市園城寺町

HP: http://www.shiga-miidera.or.jp/guide/

付近のおすすめ駐車場は?

三井寺近隣にあるおすすめコインパーキングをご紹介します。

観光駐車場にとめられない状況の場合や参拝時間外までとめておきたい場合、短時間の参拝にする予定で時間制のコインパーキングにとめたい場合等、お得な駐車場がいくつかあるので、早速ご紹介していきましょう。

リパーク三井寺前

三井寺まで徒歩3分(190m)の駐車場です。

台数は9台で、HPにて空き状況が確認できます。

こちらは通常料金 全日8:00-20:00 30分 100円が周辺で最安値であることと、土日祝の最大料金(駐車後24時間)400円で公式駐車場より100円安いことが特徴です。

8:00-20:00の通常料金 30分 100円で計算すると、

1時間 200円
1時間半 300円
2時間 400円
となります。

駐車後24時間の最大料金は、

平日が(公式駐車場料金と同じ)500円で、 2時間をこえると最大料金適用となり、

土日祝の最大料金は400円で、 1時間半をこえると最大料金適用となります。

つまり、三井寺参拝だけを考えると、

平日、平均的な参拝時間だと 通常料金適用で 公式より100-200円お得にすみ、ゆっくり過ごしても公式と同じ500円で済む状況となり、

土日祝は、 1時間半以内で帰ってきたら300円ですみ、 それ以上ゆっくりいても公式より100円お得な400円になります。

三井寺から遠くならずに賢く節約できるので、いいですね。

なお、 この駐車場にリパークtoppi!にて予約できる車室があります。

詳細は後述をご覧ください。

リパーク三井寺前

8:00-20:00 30分 100円
20:00-8:00 60分 100円

駐車後24時間最大料金 平日 500円・土日祝 400

台数: 9台

住所:
〒520-0033
滋賀県大津市大門通8-5

HP:
https://www.repark.jp/parking_user/time/result/detail/index.html?park=REP0014967

東洋カーマックス御陵町

三井寺まで徒歩5分(350m)の駐車場です。

台数は5台のみですが、通常料金 全日8:00-22:00 30分 100円が周辺で最安値であることと、8:00-22:00の最大料金500円が特徴です。

8:00-22:00の通常料金 30分 100円で計算すると、

1時間 200円
1時間半 300円
2時間 400円 (これを超えると8:00-22:00 最大料金 500円適用)
となります。

つまり、平均的な三井寺参拝時間だと 通常料金適用で 公式より100-200円お得にすみ、ゆっくり過ごしても公式と同じ500円で済む状況ですね。

早く終われば少しお得になる、遅くなっても安心、という駐車場です。

徒歩5分圏内なら、あまり負担にもならないと思われるので、試してみる価値があるのではないでしょうか。

ちなみに、 夜間22:00-8:00は最大料金100円で泊まりができてしまう驚異的な安さの駐車場です。

東洋カーマックス御陵町

8:00-22:00 30分 100円 同時間帯最大料金 500円
22:00-8:00 60分 100円 同時間帯最大料金 100円

台数: 5台

住所:
〒520-0037
滋賀県大津市御陵町1-52

リパーク浜大津3丁目第2

三井寺まで徒歩8分(550m)の駐車場です。

台数は12台で、HPで空き状況が確認できます。

この駐車場は、通常料金・最大料金の時間区切り定義以外は東洋カーマックス御陵町と同じ料金であり、通常料金 全日8:00-20:00 60分 200円が周辺で最安値で、駐車後24時間最大料金500円が特徴です。

8:00-20:00の通常料金 60分 200円で計算すると、

1時間 200円
1時間半 400円
2時間 400円 (これを超えると、駐車後24時間 最大料金 500円適用)
となります。

平均的な三井寺参拝時間だと公式より100円程度お得にすみ、ゆっくり過ごしても公式と同じ500円で済む駐車場です。

ただし、三井寺参拝によくある 1時間半までの利用で比べる場合、

リパーク浜大津3丁目第2では400円(60分200円定義のため)、

東洋カーマックス御陵町では300円(30分100円のため)となり100円お得になります。

あらかじめ、1時間から1時間半の利用が予想される場合は、ご参考になさってください。

リパーク浜大津3丁目第2

全日
8:00-20:00 60分 200円
20:00-8:00 60分 100円

駐車後24時間最大料金 500円

台数: 12台

住所:
〒520-0047
滋賀県大津市浜大津3丁目4-7

HP: https://www.repark.jp/parking_user/time/result/detail/index.html?park=REP0016640

予約ができる駐車場は?

三井寺は観光駐車場はありますが、参拝時間にしばられずとめておきたい場合や、出来るだけ効率的にお得にとめておきたい等もあると思います。

駐車場が事前に予約できていて、駐車料金も把握できていたら安心して観光ができますね。

タイムズ「B-Times」、リパークtoppi!にて、三井寺周辺の駐車場が予約できます。

三井寺から徒歩20分圏内にしぼると、現在「B-Times」に3件、「リパークtoppi!」に2件の駐車場があります。

刻々と状況が変わるため、あえておすすめを絞ることはしませんが、検索には下記のページをご確認ください。

「B-Times」
(下記URLで三井寺の駐車場が予約できます)
https://btimes.jp/view/park/map.jsp?keyword=三井寺

「リパークtoppi!」
(下記URLで場所や日時を指定して検索できます)
https://www.repark-toppi.jp/

駐車場情報利用上の注意

この情報は、初回編集時2019年6月の時点、もしくは一部、更新時の情報をベースにしています。

あくまで、駐車場探しのきっかけや道しるべとなることを想定しており、このページをご覧になっている現在の情報の正確性を保証するものではありません。

必ず、公式ホームページ及び現地で、お考えの条件と合致するかご確認の上ご利用ください。

なお、このページの情報を基にしたことによるトラブルの責任は負いかねますのでご了承くださいませ。

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三井寺・紅葉の見どころ

飛鳥時代から続く歴史ある寺院の紅葉

三井寺(正式名称 園城寺)は、滋賀県大津市にある天台寺門宗の総本山です。

琵琶湖の南端、京都側にあり、京都府との県境にも近くにある三井寺。

秋の紅葉の季節になると多くの人々が訪れます。

滋賀県は、全国で最も寺院の数が多く、県木はモミジです。

そんな、寺院の見どころ・紅葉の見どころが多い滋賀県の中でも、三井寺の紅葉は誰もが真っ先に浮かぶ名所の一つではないでしょうか。

近江八景の一つ「三井の晩鐘」がよく知られている三井寺は、参道の紅葉のトンネル等、境内にたくさんの見どころがあります。

その美しさをもっと味わうために、まずは三井寺の歴史を紐解いてみましょう。

突然ですが、歴史の教科書に出てきた「壬申(じんしん)の乱」を覚えていますか?

壬申の乱とは、飛鳥時代の天武天皇元年(672年)に起きた、古代日本最大の内乱です。

石器や土器の時代のあとすぐの、歴史教科書のはじめのほうに出てくる乱として何となく記憶にある、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この戦いは、大友皇子(おおとものおうじ・弘文天皇)率いる近江朝廷軍を、大海人皇子(おおあまのおうじ)軍が打ち破った戦いです。

この壬申の乱こそが、三井寺が創建されるきっかけとなります。

戦いに敗れ、25歳の若さで亡くなった大友皇子には、息子・大友与多王(よたのおおきみ)がいました。

与多王は、父・大友皇子の菩提のため、三井寺を建立します。

このお寺にはもう一つ、大切な意味がありました。

彼の祖父である天智天皇が果たせなかった願いであった、念持仏・弥勒菩薩像を本尊とする寺院の建立…それを、孫の与多王が実現したのです。

三井寺は、父を弔い、そして祖父の願いを叶えた、受け継がれゆく家族の思いがつまった寺なのです。

ちなみに、園城寺という正式名称は、与多王が荘園城邑(田畑屋敷)を寄進してこの寺院を建立しようとする思いの強さに感銘を受けた天武天皇が、壬申の乱では大友皇子と敵対していたにも関わらず、朱鳥元年(686年)、寺院建立を許可してこの名前を与えたのだそうです。

ちなみに、現在広く親しまれている三井寺の名前は、天智・天武・持統の三天皇の御産湯に使われたとされる井戸が境内にあり「御井(みい)の寺」と呼ばれたことが転じたものなのだそうです。


三井寺には、国宝である金堂を始め、その数100を超える国宝・文化財があります。

観音堂・釈迦堂・唐院等、どの御堂も素晴らしく、紅葉とともに観るその美しい姿には思わずため息が出ます。

紅葉の見頃は、11月中旬から12月上旬です。

モミジ・カエデを始めとする樹々が色づき、素晴らしい秋色の世界を観せてくれます。


三井寺は歴史上の重要な乱・壬申の乱をきっかけに生まれましたが、その後も、数多くの歴史的な局面のなかに登場することとなります。

源平の対立、南北朝の対立、比叡山焼き討ち、秀吉による事実上の廃寺の指示…

長い長い歴史の流れに翻弄され、没落と再興を繰り返し、現在もなお歴史が受け継がれている三井寺は「不死鳥の寺」と例えられています。

686年の建立から1300年以上もの間、多くの人々に尊ばれている三井寺。

そんな三井寺の秋を毎年彩ってきた紅葉の樹々を眺めて、秋風に耳を澄ましていると、「あの時はこんなことがあってね…」という樹々の思い出話さえ聞こえてきそうな気がします。

三井寺(園城寺)

公式HP: http://www.shiga-miidera.or.jp/

住所:
〒520-0036
滋賀県大津市園城寺町246

参拝時間: 8:00-17:00 (年中無休)

指定文化財収蔵庫は8:30-16:30 (16:00受付終了)

入山料: 大人 600円 ・ 中高生 300円 ・ 小学生 200円

別途料金が必要な場所は公式HPへ
(http://www.shiga-miidera.or.jp/guide/)

TEL: 077-522-2238

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「不死鳥の寺」三井寺の燃えるような紅葉を愉しむ

今回は、三井寺の紅葉を観に行くドライブをご紹介しましたが、いかがでしたか?

FOURELでも紅葉ドライブの名所である寺院や神社の歴史をご紹介していますが、飛鳥時代の昔まで遡るほど歴史のある寺社はなかなかありません。

7世紀の昔から21世紀の今まで、1300年を超える長い歴史の中で大切に受け継がれてきた三井寺。

その紅葉も、この地の歴史を見届け、時代とともにこの地の素晴らしい秋を彩ってきました。

そんな長い歴史に思いを馳せながら、三井寺の紅葉を眺め、時を経て今も美しい秋の自然をゆっくりと愉しんでみてくださいね。

この記事を書いた人

てんちゃん

子供の頃から車大好き、今でも変わらず車好きなアラフォーです。



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