マークX マフラー情報！価格や特徴を紹介！

スポーティーなエクステリアを持つトヨタのセダン「マークX」の登場から、後に登場するクラウンやレクサスなどもマークXの特殊な構造を踏襲するようになりました。

今回の記事ではそのマークXの特徴や歴史、マフラーについてご紹介していきたいと思います。

マークXの特徴や歴史

引用：https://toyota.jp/markx/

マークXはトヨタ自動車が製造及び販売をしているセダンです。

マークXはかつて販売されていたミドルサイズセダンの「マークⅡ」の後継車種として登場しています。

「マークⅡ」はクラウンとコロナという車種の中間に位置したモデルになります。

そして、「マークⅡ」は別名「コロナ・マークⅡ」と呼ばれていました。

現行型のマークXはコロナ・マークⅡ時代から数えると通算11代目に当たるモデルになります。

引用：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AFII

また、マークXを販売する頃、正式な商品を発表する前に一部の商品を露出させて消費者の購買意欲をそそる「ティザー広告」を実施していました。

内容はキャッチフレーズとアルファベットの「X」をかたどったシンボルマークのようなものを流し、左側のヘッドランプだけを少し露出するというものでした。

当然マークXの名前や全体的なデザインは姿を見せることなくティザー広告を行い続けたそうです。

マークXは初代モデルから2代目モデルまで存在しています。

引用：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AFX

2004年に初代モデルが販売され、2009年に2代目モデル（コロナ・マークⅡの通算11代目）が販売されることになります。

初代モデルは、走りのスポーツセダンへと回帰を図ることになりました。ミニバンに刺激されて居住性重視となったあげくルーフ高が高くなりすぎたX110系マークⅡの反省から30mmから40mmも全高を低くしていました。

エクステリアは典型的な4ドアセダンであるものの、マークII時代の正統派からは一転して大胆なスタイリングへと変貌しています。

マークXが新世代のスポーツセダンと呼ばれた理由

引用：https://toyota.jp/markx/exterior/?padid=ag341_from_markx_navi_exterior

マークXはリヤバンパーとマフラーのテールエンドが一体化したディフューザー構造を採用しています。また、マークXへのディフューザー構造の採用はトヨタ製高級セダンで初めてだということです。

このディフューザー構造とは、エアロパーツによって空力性能を向上させることを意味します。

引用：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%95%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%BC_(%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A)#/media/File:Geneva_MotorShow_2013_-_Ferrari_LaFerrari_rear.jpg

このエアロパーツによって車体の床下を通過する気流を拡散することにより、底面を負圧（空気が無くなっていく力（抜けていく力））にして、リアタイヤ付近に大きなダウンフォースを発生させます。

ダウンフォースを発生させることによりグリップ力やコーナリング性能が向上する仕組みとなっています。

ダウンフォースとは、走行する自動車に対して空力によって発生する負の揚力で、自動車が地面に押さえつけられる向きに発生する力を意味します。

負圧による空気の力で車体を安定させて、スポーティーな走行を可能にしているということです。

しかし、ディフューザー単体を車体後部に取り付けるだけでは理想とするスポーティーで安定した走行はできないのです。

それは、ディフューザー自体がダウンフォースを発生させている訳ではなく、アンダーパネルにダウンフォースを発生させるためのエアロパーツだからです。

アンダーパネルと滑らかに接続された車体底面の気流を速くすることが出来て初めて大きな効果が得られます。よってリアの車軸付近にアンダーパネルが無い車は効果が薄いのです。

しかし、ディフューザーのダウンフォース量は車高によっても大きく変わるのです。

車高を低くセッティングすると急激にダウンフォース量が増大する特徴があります。

レースカーのように出来る限り車高が低い車の方が強いダウンフォースが得られます。

しかし、車高を低くすることが出来ない車でもダウンフォースを発生させることはできます。

サイドスカートを装着して路面との隙間を出来るだけ狭くすることで、低圧が発生している車両底面に空気が流入するのを防げるからです。

よって、ディフューザーを取り付けて車高を落とすだけでもダウンフォース量は大きくなることが分かります。

しかし、一般的な車の下面には様々な部品が露出しています。すると気流の通過の妨げになってしまうので底面をフラットなカバーで覆うなどの対策を取ることが良いでしょう。

引用：https://store.shopping.yahoo.co.jp/toptuner-store/trd13821180001.html?sc_e=slga_pla#&gid=itemImage&pid=1

また、マフラーが極端に下がっていたりするとその空気抵抗を受けやすくなり、安定した走行に発展しないということも考えられます。

ディフューザーを取り付けて車高を下げ、車体下面をフラットな状態にすることでスポーティーな走行を実現することができます。

マークXはこのようにレースカーの構造を取り入れることでスポーツセダンの名に相応しい走りを可能にしたのです。

マークXのグレードやエアロパーツ・マフラーなど

引用：https://toyota.jp/markx/exterior/?padid=ag341_from_markx_navi_exterior

マークXには様々なグレードが存在します。

その中でも廉価なグレードが「250G“F package” 」になります。

新車価格は2,656,800円です。

マークXのグレードには「250G“F package”」「250G」「250S」「250S GR SPORT」「250RDS」「350RDS」「350RDS GR-SPORT」の主な7つのグレードがあります。そして、それらのグレードの中に4WD仕様のモデル（Four）もあります。

250Gは250G “F package”に比べて装備が豪華になっていることが特徴です。

250Gはステアリングやシフトノブが本革になっていて、アルミホイールがシルバーメタリック塗装となっています。

引用：https://toyota.jp/markx/interior/cockpit/?padid=ag341_from_markx_in_cockpit03

250Gのスペック

• 新車価格：291万円
• 中古車価格：44～271万円
• 車両重量：1,510kg
• 車両総重量：1,785kg
• 排気量：2,499cc
• 最高出力：149kW/6400rpm
• 燃費：11.8km/L

350RDSのスペック

• 新車価格：385万円
• 車両重量1,560kg
• 車両総重量：1,835kg
• 排気量：3,456cc
• 最高出力：234kW/6400rpm
• 燃費：10.0km/L

350RDSは250Gに比べて最高出力が85kW高いことが分かります。

そして、最高出力が高く重量が軽い程加速力が高くなるので、走りにこだわりたい方は350RDSシリーズの購入をオススメします。

また、「350RDS 」のGR-SPORTバージョンではよりスポーティーな走りを楽しむことができるでしょう。

マークXのマフラー オススメ

引用：https://toyota.jp/markx/exterior/?padid=ag341_from_markx_navi_exterior

マークXは主に2本出しのマフラーとなっています。楽天市場やアマゾン、ヤフオクなどでマークXのマフラーを検索すると特徴的な2本出しのマフラーが沢山確認できます。

amazonでマークXのマフラーを検索すると、柿本改やフジツボなどのメーカーのマフラーが多くあることが分かります。

また、マークXの車両形式はGRXとなっていて、純正リアマフラーはamazonで約1～2万円前後で購入できるものがあります。

しかし、美品や新鮮さにこだわったマフラーを購入するのであれば高価ですが、フジツボのメーカーのマフラーなども良いかと思います。

引用：https://twitter.com/yt4242

amazonでは約5万円前後で売られている商品が多く、ステンレスマフラーであることから軽量で錆びにくく、強い強度をもち、チタンマフラーよりも価格が安いというメリットがあります。

また、ステンレスマフラーは純正マフラーとして最も良く使われている素材です。

そして、スチール製のマフラーもあり、価格はステンレスマフラーに比べても安い傾向にあります。

しかしスチール製のマフラーは他の金属よりも重く錆びやすい傾向にあるのでステンレスマフラーの方がオススメかもしれません。

マークXは2本出しのマフラーであればどのメーカーのマフラーでも似合うとは思いますが、マークXがGR-SPORTのグレードの場合、マフラーの先端部分が青くなっているトラストや柿本のメーカーのマフラーが個人的にはオススメです。

引用：https://www.youtube.com/watch?v=UbnYCtAGK7M

マフラーは消音という機能的な面のほかに、好みのエキゾーストサウンドを作り出すという趣味嗜好に関わる部分もあります。

エキゾーストサウンドはマフラーの素材によっても変化します。マフラーを交換する場合はコストや消音効果だけでなく、エキゾーストサウンドが好みのものかどうかも確認する必要があると言えます。