アルトの馬力はどのくらい？ライバル車とも徹底比較！

スズキの軽自動車アルトは長い歴史を持つ車。

アルトには、ターボ車を搭載するモデルがあります。

そのアルトワークスの馬力はどれくらいなのかをチェックしてみました。

アルトの馬力はどれぐらい

引用：http://kakaku.com/item/70100710167/

アルトワークスはスズキの軽自動車。

現在8代目のモデルになる歴史のある車です。

軽自動車でありながらスポーティーな仕上がりになっているのがアルトワークスの特徴。

通常のアルトとの最大の違いは、5速MTのラインナップがあること。

軽自動車でもマニュアル設定のある珍しい車です。

新しくなり軽量化が進み、前のモデルよりもかなり軽くなった超軽量級の軽自動車です。

そのターボ車のアルトには、スポーツグレードの「アルトターボRS」と「アルトワークス」の2車種があります。

ただ、アルトターボRSは、2018年11月に販売を終了。

現在新車で購入できるのは「アルトワークス」となっています。

ここではアルトのターボモデル「アルトターボ RS」と「アルトワークス」の馬力に関して紹介していきたいと思います。

アルトターボRSの外観

引用：https://response.jp/article/2015/03/18/246905.html

■アルトターボRS
全長　3,395mm
全幅　1,475mm
全高　1,500mm
ホイールベース　2,460mm
車両重量　670～720kg

エンジン　直列3気筒インタークーラー付ターボ
駆動方式　2WD・4WD
最高出力　64ps/6,000rpm
最大トルク　10kgm/3,000rpm
JC08モード燃費率　24.6～25.6km/L
販売価格　1,293,840～1,415,880円

アルトワークスの外観

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/alto_works/

■アルトワークス
全長　3,395mm
全幅　1,475mm
全高　1,500mm
ホイールベース　2,460mm
車両重量　670～740kg

エンジン種類　直列3気筒インタークーラー付ターボ
駆動方式　2WD•4WD
最高出力　64ps(47kW)/6,000rpm
最大トルク　10.2kgm/3,000rpm
C08モード燃費率　22.0～23.6km/L
販売価格　1,509,840円～1,617,840円

「アルトターボ RS」と「アルトワークス」違いは、アルトワークスはレカロシートを採用。

そして、エンジンがややスポーティな味付けで、やや硬めのサスペンションを装着していること。

アルトワークスの方が、価格は高めです。

2台を比較すると、パワーはほぼ変わりません。

・最高出力　64ps/6,000rpm
・最大トルク　10kgm/3,000rpm

軽自動車の自主規制で64馬力となっています。

そのため、「アルトターボ RS」と「アルトワークス」ともに同じ馬力になっています。

ただし、アルトターボRSは、販売を終了しており、現在購入できるターボ車は「アルトワークス」のみになります。

アルトのライバル車の馬力はどれぐらい

引用：https://kakakumag.com/car/?id=3439

スズキ・アルトワークスのライバル車といえば、 ダイハツのキャストシリーズのスポーツモデル「スポーツSA-Ⅱ」が挙げられます

最近、軽でのスポーツ系の車は少ないため、同じような感じのスポーツ系の車といえばキャストスポーツがあります。

「アルトワークス」と「キャストスポーツ」ではどのような違いがあるのでしょう。

2台の車を比較してチェックしていきます。

エンジン

「アルトワークス」は、R06型水冷直列3気筒横置き、12バルブDOHCインタークーラーターボエンジンを搭載。

「キャストスポーツSA-Ⅱ」は、KF型水冷直列3気筒横置き、12バルブDOHCインタークーラーターボエンジンを搭載。

引用：https://response.jp/article/2016/02/25/270459.html

＜最高出力＞
・キャストスポーツ 47kw（64ps）/6.400rpm
・アルトワークス 47kw（64ps）/6.000rpm

＜最大トルク＞
・キャストスポーツ 92N・m（9.4kg・m）/3.200rpm
・アルトワークス 100N・m（10.2kg・m）/3.000rpm

エンジンの最高出力は、軽自動車では47kw（64ps）規制されているため2台の車の馬力は同じです。

ただ、トルクの方はアルトワークスの方が上回っています。

キャストスポーツよりも低回転で最大トルク発生しているため、エンジンはアルトワークスの方が、よりスポーティなエンジンです。

純正に走りを楽しみたいなら、アルトワークスの方がいいです。

＜車両重量＞
キャストスポーツ：850kg
アルトワークス：670kg

車を走らせるのに重さは重要です。

車両重量は、2台の差は大きく、アルトワークスの軽さが目立ちます。

「アルトワークス」は、軽量ボディによる速さを追及している車。

ボディを軽量化に力を入れ、樹脂製のパーツも使用しています。

軽さもあるため燃費もいいです。

引用：https://autoc-one.jp/nenpi/2726988/0003.html

＜燃費性能＞
キャストスポーツ：24.8km/L
アルトワークス：25.6km/L

＜タイヤサイズ＞
「キャストスポーツSA-Ⅱ」のタイヤサイズは、165/50R16
「アルトワークス」のタイヤサイズは、165/55R15でタイヤはブリジストンポテンザRE050Aです。

アルトワークスは、ブリジストンのポテンザを装着していて、グリップ力も高く走りを楽しめます。

車を速く走らせたい方、気持ちよく走りたい方は、「アルトワークス」を選んだ方がいいです。

速く走るだけでは無く、インテリアの質感や、リアシートの居住性を求めるなら、少し価格は上がりますが、キャスト「スポーツSA-Ⅱ」を選んだ方が満足できると思います。

アルトの馬力を上げるには？

引用：https://motor-fan.jp/article/10000654

アルトは軽自動車なので、エンジン馬力が47kw（64ps）に規制されていますが、チューニングをすれば、馬力を上げることが可能です。

走ることが好きな方にとっては、この馬力では物足りなく感じるかもしれません。

そんなアルトの馬力を挙げるには、ブーストアップを行うのが手軽な馬力アップ方法です。

ブーストアップ

ブースト圧を調整するブーストコントローラーを使用して、ブーストアップを行うこと。

ブーストコントローラーがあれば、自分の選択したいブースト圧に変更できるため、自分で調整できる利点があります。

引用：http://cadcars.xii.jp/archives/5876

ただし、ブースト圧を高めると、エンジンへの負担もありますので、「油温計や水温計、油圧計」などのメーターを使用し管理するのがいいです。

アルトワークスのブーストアップを行うことで、純正よりも大幅な馬力アップになり、80馬力以上の馬力に到達できます。

アルトワークスの馬力を100馬力にしたい方は「タービンの交換」などが別途必要になってきますので、費用が高くなりますが、普通車よりも加速が速くなり、車の走りを楽しめます。

エアクリーナー

アルトワークスのチューニングで重要な吸気系パーツ。

エアクリーナーは、エンジンが空気を吸い込むところにあるパーツです。

エンジンに、ゴミやほこりが入らないようにする役割がある「エアクリーナー」を交換を社外品パーツに交換することができます。

エアクリーナーを交換することで、エンジンに入る空気を増やすことができ、パワーアップにつながります。

引用：https://www.monster-sport.com/shop/yokohama/news/zc33s-2018412/

エアクリーナーには、「純正交換タイプ」と「むき出しタイプ」の種類があります。

純正交換はタイプは、純正のフィルターのみを交換し、むき出しタイプはボックスを取り外して丸ごと交換します。

よりスポーティーにしたい方は、むき出しタイプにすると、エンジンの吸気音も楽しめます。

マフラー

排気系チューニングパーツの定番。

マフラーを交換することによって馬力は向上します。

エンジンの排気ガスが出るパーツで、吸気の部分のエアクリーナーとあわせて交換することで、より効果を発揮することができます。

マフラー交換は、排気音を楽しめて、加速がよくなる利点がありますので、効果的なアルトワークスの馬力向上方法です。

引用：https://www.kurumaerabi.com/car_mag/list/5541/

このように軽自動車の中でも、チューニングパーツが豊富に発売されているのが、アルトワークス。

パーツが豊富なので、パーツ選びや車のカスタムを楽しむことができます。
馬力に不満を感じる方は、このようなパーツを使用して、自分なりにチューニングしていく楽しさを味わえます。

今回は、「アルトの馬力」に関してチェックしてみました。

アルトは軽自動車の中でも希少なスポーティなーモデルです。
今では少ない、ターボを搭載して、マニュアル設定もある走りを重視した軽自動車。

軽自動車で車の走りを楽しみたい方は、「アルトワークス」はとても刺激的な車になると思います。