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2018年に、ランドローバーがロンドンでフルモデルチェンジを発表したレンジローバー・イヴォーグ。
今回は、そんなホットなイヴォーグの燃費や維持費についてまとめてみました。
引用:https://www.landrover.co.jp/vehicles/range-rover-evoque/hse/index.html
イヴォーグとは
引用:https://www.landrover.co.jp/vehicles/range-rover-evoque/se-plus/index.html
イヴォーグは、イギリスのランドローバー社が、生産・販売しているコンパクトSUVです。
ランドローバー社としては、初めて温室効果ガスの低減を目指した設計をなされた車両です。
2010年に初代イヴォーグが本国イギリスで発表、販売が開始された。
バリエーションは、3ドア、5ドアのクーペがありました。
遅れること2年、2012年に日本での販売が開始されました。
当初日本での販売が発表されたのはピュア、プレステージ、クーペピュア、クーペダイナミックの4グレードでした。
前輪駆動のピュアで、450万円、四輪駆動のダイナミックで600万円で販売されました。
その後も、マイナーチェンジを繰り返す中で、2013年には、プレステージ、2014年にはダイナミック、オートバイオグラフィーと新たなグレードも販売が開始されます。
2017年モデルには、SUVとしては世界で初めてコンパーチブルモデルを発表しました。
そして、2018年には、ロンドンでイヴォーグをフルモデルチェンジした新型イヴォーグの発表がされました。
発表されたモデルは、ディーゼルモデルとガソリンモデルで、グレードも従来のイヴォーグ同様、多数存在するそうです。
初代と比較し、全長、全幅は拡大し、全高に関しては低い設計となっており、一層ワイド&ローを体現するように変更されています。
また、デジタルタッチスクリーンシステムや、フルデジタルメーター、グラインドビュー機能など多くの最先端技術を搭載し、安全性や操作性の向上は見込まれています。
ガソリン車は、全グレードマイルドハイブリット機構を採用しており、燃費の向上が期待されています。
シャーシ部分も改良が施され、初代イヴォーグよりも13%も剛性を強化することができています。
4WDシステムには、整備された道路を走行中はFFに切り替わる機能を搭載し、こちらも燃費の向上を図ったシステムとなっています。
次世代イヴォーグの日本での予約の開始や、発売時期はまだ未定となっていますが、2020年までには販売されるのではないかと噂されています。
引用:https://www.landrover.co.jp/vehicles/range-rover-evoque/se-plus/index.html
イヴォーグの燃費は?
そんな次世代イヴォーグに期待が高まりますが、車体が大きく圧倒感のある現行イヴォーグの燃費はどうなんでしょうか。
今回の目玉ともいえる燃費に関して、大手カー販売サイトを調査し、実際のオーナーの意見をまとめてみました。
ランドローバー社が発表するカタログ値では、10.8km/lとなっていました。
実際は、街乗りで5~7km/l、高速で12~14km/lとなっており、平均値では、8.4km/l程でした。
街乗りでは、5~7km/lと外車SUVでは、平均的な燃費ではないかと思います。
また、こういった車両に多いホイールのサイズアップなどのカスタムによっても燃費は悪化しますのでそういった部分を加味してもいい方ではないかと思います。
高速で12~14km/lというのも大柄なSUVモデルにとっては良い数値です。
国産SUVのスバル・XVでも高速走行では13~15km/l程となっていますので、日本メーカーと比較しても遜色ない性能となっています。
同SUVモデルの他メーカーと比較してみました。
イヴォーグがよく比較されるのは、BMW・X3、アウディ・Q3などです。
X3は、街乗りで7~9km/l、高速走行で13~14km/l、平均すると8.3km/l程です。
Q3は、街乗りで8~9km/l、高速走行で13~15km/l、平均すると9.8km/l程となっています。
このように比較すると、イヴォーグの燃費に関しては、他メーカーと比較してもそれほど変わらない結果になりました。
ちなみに、先述したスバル・XVの燃費は、街乗りで9~12km/l、平均値は11km/lとなっており、やはり頭一つ抜けた性能となっていました。
引用:https://www.landrover.co.jp/vehicles/range-rover-evoque/se-plus/index.html
ディーゼルモデルとの違い
引用:https://www.landrover.co.jp/vehicles/new-range-rover-evoque/evoque/index.html
ガソリンモデルとディーゼルモデルでは、どのくらい違いがあるのでしょうか。
ランドローバー社が発表するカタログ値では、ディーゼルモデルは20km/lとなっています。
早速、ガソリンモデルとディーゼルモデルを比較したいところですが、2017年に日本でも販売が開始されたディーゼルモデルは、まだ販売が開始されたばかりで情報が少なかったです。
得られた情報としては、街乗りで9~11km/l、高速走行で13~15km/l、平均値では、13km/l程のようです。
ガソリンモデルと比較すると、メーカー公表値ほどの燃費向上は見受けられませんが、確実に低燃費になっていることがわかります。
次世代イヴォーグにもディーゼルモデルのラインナップがありますので、そちらの燃費にも注目していきたいですね。
引用:https://www.landrover.co.jp/vehicles/new-range-rover-evoque/evoque/index.html
イヴォーグの維持費
燃費に関しては、わかりましたが、実際のイヴォーグの維持費はどのくらいかかるのでしょうか。
税金や、保険料なども含め試算してみました。
主に、イヴォーグを維持するためにかかる費用は、自動車税、任意自動車保険、ガソリン代、メンテナンス代、車検代、地域や住居によっても変動しますが駐車場代だと思います。
1つ目の自動車税は、維持費の中でも、最も高額で皆さんの気になるところではないかと思います。
イヴォーグは、排気量1998ccですので、自動車税は39,500円。
重量税は、車重1,760kgですので年に20,000円。
自賠責保険料は、年間で11,235円となっています。
2つ目は、任意自動車保険ですが、こちらはオプションや走行距離などで大きく変わってきますので約25,000円としました。
3つ目のガソリン代は、こちらも走行距離、使用頻度で変わってきますが年間10,000km走行すると仮定し、イヴォーグはハイオク車ですのでハイオクで計算します。
ハイオクは1Lあたり約140円とし、先ほどの平均燃費で換算すると年間166,666円かかる試算となります。
メンテナンス代は約30,000円、車検代は、新車でなければ2年に1度なので年間80,000円とします。
お住まいの地域や、住居でも変動する駐車料金を除いたイヴォーグの年間維持費は、約372,000円となりました。
やはり、日本車と比べると維持費は圧倒的に高いように感じます。
ですが、その多くは近年のハイオクの高騰によるもので、自動車税や、保険料などは日本車とあまり変わらないように感じます。
また、2017年に発売が開始されたディーゼルモデルでは、燃費の向上や軽油価格ですのでこちらも維持費を軽減できる可能性が大いに期待できます。
次世代イヴォーグでも、燃費の向上は見込まれていますので維持費に関しては、購入前によくご検討されることをお勧めします。
引用:https://www.landrover.co.jp/vehicles/range-rover-evoque/se-plus/index.html
まとめ
今回は、現行イヴォーグの燃費や維持費についてまとめましたが、いかがだったでしょうか。
燃費に関しては、他メーカーと比較しても劣ることのない燃費性能となっています。
維持費に関しましても、ディーゼルモデルでは、より燃費の向上が期待できることから、さらにお安くすることができると考えます。
なんといっても、次世代イヴォーグでは燃費向上を期待できる装備が多数搭載されています。
ぜひ、この機会に次世代イヴォーグに注目してみてください。
引用:https://www.landrover.co.jp/vehicles/new-range-rover-evoque/index.html
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