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『Mの鼓動と共鳴せよ!』のキャッチコピーの元に、溢れ出る馬力とスポーツ感がたまらないモデルであるBMW M2 COMPETITION。
エクステリアから伝わる、かっこいいフェイスとフロントからリアにかけての曲線は、なんとも言えない美しさを放っています。
今回はそんなBMW M2 COMPETITIONの値段・価格や、グレードに関する情報をお届けしたいと思います!
グレードは2つ!現行BMW M2コンペティションの値段・価格を紹介!
引用:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/m-series/m2-coupe/2018/bmw-m2-competition-at-a-glance.html
BMWM2 COMPETITIONの現行グレードはたったの2つで、通常のMT車とM DCT Drivelogicになります。
※それぞれの違いについては、後述で記載していきます。
それではまず、一番きになるであろうBMW M2 コンペティションの値段・価格について見ていきたいと思います!
M2 COMPETITION (MT)の値段・価格は?
M2 COMPETITION (MT)の値段・価格は8,760,000円。
M2 COMPETITION (MT)は最低グレードですが、8,760,000円と非常に高い価格設定となっています。
2016年ぐらいだとベースグレードでも700万円台で購入できたのですが、近年の価格高騰に伴ってとうとう800万後半。
ちょっと装備をつけたなら、900万円は余裕で超えてしまうぐらいの価格です。簡単に手を伸ばせないからこその、高級感・特別感を味わえる一台と言っても過言ではないでしょう。
M2 COMPETITION (M DCT Drivelogic)の値段・価格は?
もう一つのグレードはM2 COMPETITION (M DCT Drivelogic)で、価格は9,010,000円となります。ベースグレードと比較してみると、約25万円程度の違いです。
25万円と言えば、海外旅行だって行けちゃう金額ですね・・・。
この差を高いと感じるか低いと感じるかは人それぞれですが、M2 COMPETITIONに手を伸ばす人のほとんどは、この差を痛手には感じないでしょう。
むしろ、BMW本来の走行性能を体感したいのであれば、断然M DCT Drivelogicを選んだ方が後悔しないかと思います。
もちろん通常のMTで良いと言うのであれば別の話です。あとは装備やスペックなどを見ながら決めていく形になるでしょう。
それでは次項から、BMW M2コンペティションのスペックについて、グレード別で見ていきたいと思います。
BMW M2コンペティションのスペックはどんな感じ?グレード間の違いを比較
引用:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/m-series/m2-coupe/2018/bmw-m2-competition-at-a-glance.html
ここでは、BMW M2コンペティションのエンジンや燃費などのスペックについて、グレードごとに細かく紹介していきます!
BMW M2 COMPETITIONのエンジン性能を比較してみた
引用:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/m-series/m2-coupe/2018/bmw-m2-competition-at-a-glance.html
まずは両グレードのエンジン性能について覗いてみましょう。
項目 | MT | M DCT Drivelogic |
型式 | S55B30A | S55B30A |
種類 | 直列6気筒DOHC | 直列6気筒DOHC |
総排気量(cc) | 2,979 | 2,997 |
最高出力{kW(ps)/rpm(EEC)} | 302(410)/6,250 | 302(410)/6,250 |
最大トルク{Nm(kgm)/rpm(EEC)} | 550(56,1)/2,350-5,230 | 550(56,1)/2,350-5,230 |
どちらもエンジンの型式や種類は一緒なため、最高出力・最大トルク共に同じ数値です。
よく競合としてあげられるアウディRS3なんかと比較してみると、最大トルクはM2 COMPETITIONの方が高くなっています。以前はRS3の方が高かったんですが、度重なるモデルチェンジで、とうとうM2 COMPETITION勝利です。
オーナー意見を見てみると、加速感が気持ちいという声が多いため、スポーツカーとしての走りの追求がよくできたエンジン性能だということができるでしょう。
BMW M2 COMPETITIONの燃費を比較してみた!
引用:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/m-series/m2-coupe/2018/bmw-m2-competition-at-a-glance.html
続いて燃費についても比較していきます。
項目 | MT | M DCT Drivelogic |
カタログ燃費(km/ℓ) | 10.8 | 11.2 |
口コミ燃費(km/ℓ) | 8.82 | |
月維持費(円) | 3,379 | 3,258 |
※1:月250km/ハイオク全国平均価格146円/カタログ値/小数点以下切り捨てで計算
参考サイト様:みんカラ・e燃費
やはりBMW M2 COMPETITIONは走りに特化したスポーツカーなため、良い燃費とは言い難いです。また燃料にハイオクを使用するため、レギュラーに比べて維持費が高くなってしまいます。今回は月250kmで計算していますが、実際にはもっと走る方が多いでしょう。そういう方であれば、維持費が3300円前後からもう少し高くなってしまいます。従って、燃費や維持費を気にして乗りたい方には、あまり親切な車だとは言えません。逆に、スポーツカーの中では比較的燃費が良い部類になるため、スポーツカーのジャンル内で比較するのであれば、燃費が良いとも言えます。
BMWM2 COMPETITIONの走行性能を比較してみた!
引用:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/m-series/m2-coupe/2018/bmw-m2-competition-at-a-glance.html
今度は走行性能で比較しながら見ていきましょう!
項目 | MT | M DCT Drivelogic |
駆動方式 | 後輪駆動 | 後輪駆動 |
トランスミッション | 6速MT | 7速M DCT Drivelogic |
タイヤ(フロント) | 245/35R19 | 245/35R19 |
タイヤ(リア) | 265/35R19 | 265/35R19 |
ホイール(フロント) | 9J×19Mライト・アロイ | 9J×19Mライト・アロイ |
ホイール(リア) | 10J×19Mライト・アロイ Yスポーク・スタイリング788M(鍛造) | 10J×19Mライト・アロイ Yスポーク・スタイリング788M(鍛造) |
二つの違いはやはり6速MTか、7速M DCT Drivelogicであるかの違いとなります。
7速M DCT Drivelogicと言うのは、ダブル・クラッチ・トランスミッションのことで、BMW独自技術によるダブル・クラッチ・システムとなります。
「それで、結局何ができるの?通常のMTとの違いは?」ということですが、違いはギアの切り替え時のスピード・パワーの衰えを感じさせない画期的なシステムだということです。実際のオーナー意見を見てみると、「この価格帯でこの走行性能なら文句なし」という意見が多く、走りやすさとパフォーマンスの両方を兼ね備えている車だと評価が高いです。
BMW M2 COMPETITIONのグレード別エクステリア・インテリア
引用:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/m-series/m2-coupe/2018/bmw-m2-competition-at-a-glance.html
最後に、BMW M2 COMPETITIONのエクステリア・インテリアを見ていきたいと思います。
BMW M2 COMPETITIONグレード別でエクステリアを比較してみた
引用:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/m-series/m2-coupe/2018/bmw-m2-competition-at-a-glance.html
MTとM DCT Drivelogicのエクステリア装備を比較してみたところ、装備による差はありません。
従ってエクステリアにおける主要な共通装備を見ていきましょう。
- M2ロゴ付きギドニーグリル
- M2ロゴ付きサイド・ギル
- BMW Individual ハイグロス・シャドーライン・エクステリア
- エア・カーテン
- Mドア・ミラー(ヒーター内臓、ターン・インジケーター内臓、自動防眩機構、リバース・ポジション付き)
- アダプティブLEDヘッドライト
- レイン・センサー
- オートライト・システム
- コンフォート・アクセス
- デュアル・エキゾースト・テールパイプ
スポーツカーとしてのサイズ感のバランスが良いと高評価を受けているBMW M2 COMPETITIONですが、外観の魅力はそれだけではありません。
一番の魅力はなんといっても、BMW特有の厳ついフェイスです。
何回見てもかっこいいギドニーグリルに加えて、アダプティブLEDヘッドライトによる鋭い眼光が何度見ても惚れてしまいます。
この価格帯で、これほどの重厚感やスポーツ感あふれるフェイスを体験できるのであれば、コストパフォーマンスに非常に優れていると私は感じます。
特に夜に走るBMW M2 COMPETITIONは、夜に獲物を狙おうとするハイエナのごとく、めちゃくちゃかっこいいですよ!
BMW M2 COMPETITIONグレード別でインテリアを比較してみた
引用:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/m-series/m2-coupe/2018/bmw-m2-competition-at-a-glance.html
引用:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/m-series/m2-coupe/2018/bmw-m2-competition-at-a-glance.html
続いてインテリアについて比較していきます。こちらもエクステリアと同様に、MTとM DCT Drivelogicで違いがありません。そのため、インテリアにおける共通の主要装備について紹介していきます。
- チェック・コントロール
- オートマチック・エア・コンディショナー
- キーレス・エンジン・スタート
- マルチファンクションMスポーツ・レザー・ステアリング・ホイール
- クルーズ・コントロール
- チルト&テレスコピック・ステアリング・コラム
- 自動防眩ルーム・ミラー
- ライト・パッケージ(リーディングライト&リヤ、照明付バニティ・ミラー、フットウェル・ライト)
- シート(電動フロント・シート、Mスポーツ・シート、ランバー・サポート、フロント・シート・ヒーティング)
- スルーローディング・システム
- バーフォレテッド・デザイン・ダコタ・レザーシート
- インテリア・トリム
- ベロア・フロア・マット
- ドア・シル・プレート
- BMW Individualアンソラジット・ルーフ。ライニング
- フロント・センター・アームレスト
- カップ・ホルダー(フロント)
- 照明付グローブ・ボックス
- ストレージ・パッケージ(12V電源ソケット、シートバック収納、収納ネット、荷物固定用フック、カップホルダー用小物入れ)
- 8インチワイド・コントロール・ディスプレイ
- HDDナビゲーション・システム
- iDriveコントローラー
- プログラマブル・ボタン
- オーディオ・ビジュアル・システム
- USBオーディオ・インターフェイス
- インテグレイテッド・オーナーズ・ハンドブック
- HiFiスピーカー・システム
- スピーチ・コントロール
- ハンズフリー・テレフォン・システム
- ITSスポット対応DSRC車載器
長く書いてしまいましたが、基本的にスポーツカーとして必要な装備は全て揃っています。
逆に、日常使いで乗りたいのであれば、不十分なインテリア内容だといえるでしょう。ちなみに運転席周りは誰もが頷く格好良さです。
購入したら、早速誰かを助手席に乗せてドライブに行きたくなること間違いないですね(笑)
ハンドル中央に描かれているBMWのマークに胸が撃ち抜かれてしまいます。
まとめ: BMW M2 COMPETITIONで体感できる心臓のようなドクドク感!
引用:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/m-series/m2-coupe/2018/bmw-m2-competition-at-a-glance.html
総評として、BMW M2 COMPETITIONは『コストパフォーマンスに優れたハイスペックなスポーツカー』です。
価格帯は800万円〜900万円後半で、これだけBMWのスポーツ性能を味わうことができるのであれば文句なしでしょう。
また、サイズ感もちょうどよく、「ああ、これが欲しかったんだよなあ」と、オーナーを満足させてくれる一台であること間違いありません。
ただ、一切妥協なしで最上級を乗りたいというのであればBMW M2 COMPETITIONはオススメできません。
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