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世界のCセグメント・ハッチバックの基準として君臨するVW・7代目ゴルフに対して、鼓動デザインとSKYACTIV TECHNOLOGYにより、ゴルフの強力なライバルとして立ちはだかるマツダ・アクセラスポーツ。
日独を代表するハッチバックの2車ですが、その性格と味付けはずいぶん異なります。
今回はこの2車の違いを比較してみました。
アクセラスポーツとゴルフの特徴を比較してみた!
最近はCX-8などのSUVで人気のマツダですが、その屋台骨を支えるのはアクセラシリーズで、世界市場での販売台数のおよそ3割を占めるエース格です。
引用:http://www.mazda.co.jp
前身はファミリアで、大衆車の要素が強いモデルでしたが、2003年にフルモデルチェンジして、車名をアクセラに変更するとともに、大衆車から高付加価値モデルへの大転換を行いました。
優れた動力性能と抜きんでた操縦性、それを美しいスタイルと快適な室内のなかで実現することを目指しており、特に3代目となる現行モデルは、アウディA4などのプレミアムクラスに迫る性能と質感を実現しています。
一方、ゴルフは言わずと知れた、小型ハッチバック車の世界基準であり、アクセラを含むB~Cセグメントのハッチバック車の原型は、初代ゴルフが作り上げたといっても過言ではありません。
引用:https://www.volkswagen.co.jp
アウディをグループ企業に持つVWは、ゴルフもアウディA3やA4とプラットフォーム(MQB)を共用し、動的な質感を大幅に高めるとともに、アウディとの棲み分けのため、あくまでベーシックな性格の車としてゴルフを仕上げています。
下は1200㏄ダウンサイジングターボ、最上級のRは2000㏄ターボ+4WDで310馬力を誇り、この強靭なパワーを乗りこなすシャシーが、1200ccモデルにもおごられるため、その走りは余裕に満ちています。
それぞれの特徴を具体的に比較してみましょう。まず、売れ筋モデルの車両諸元から、外寸や車両重量を見てみましょう。
アクセラスポーツ | ゴルフ | |
グレード | 15S PROACTIVE | TSI Comfortline |
価格(税込) | 2,149,200円 | 2,799,000円 |
全長 | 4470mm | 4265mm |
全幅 | 1795mm | 1800mm |
全高 | 1470mm | 1480mm |
ホイールベース | 2700mm | 2635mm |
車両重量 | 1280kg | 1240kg |
あまり気が付きませんが、ゴルフの方がアクセラより全長が200mmも短いのが意外です。
・アクセラスポーツ
引用:http://www.mazda.co.jp
・ゴルフ
引用:https://www.volkswagen.co.jp
ホイールベースや室内長がほぼ同等であり、荷室の長さも同じように見えるので、この200mmの差の多くはアクセラのボンネット(ノーズ)の長さに費やされているのでしょう。
ゴルフがハッチバックのスタンダードなスタイルを追求しているのに対して、アクセラはよりスポーティに、プレミアム性を付加しようとしていることが分かります。
ちなみにゴルフの兄弟車であるアウディA3の全長は4325mmで、やはりゴルフより長めの数値になっていますね。
車両重量はほぼ同じで、このクラスの標準的な値だと思います。
次に室内寸法を見てみましょう。
アクセラスポーツ | ゴルフ | |
室内長 | 1845mm | 1845mm |
室内幅 | 1505mm | 1380mm |
室内高(前席) | 925mm | 975mm |
室内高(後席) | 935mm | 975mm |
注目すべきは室内高で、全高がほぼ同じなのに、室内高は40mm~50mmもゴルフが大きく、背の高い人にはこの差は無視できないでしょう。
アクセラも決して室内高が低いわけではないのですが、ゴルフの室内高は国産SUV並みで、広々感で大いに有利です。
アクセラはどちらかといえば前席重視のパーソナルユースを優先させているのかもしれません。
室内幅はアクセラが125mmも有利になっていますが、これはドアトリムの形状などにより大きく左右されるため、実質的にはほぼ同等と思われます。
最後にパワーユニットの比較です。
アクセラスポーツ | ゴルフ | |
排気量 | 1496cc | 1197cc(ターボ) |
馬力 | 111ps/6000rpm | 105ps/4500rpm |
トルク | 14.7kg・m/3500rpm | 17.8kg・m/1400rpm |
燃費 | 20.4km/L | 19.1km/L |
大きな違いはアクセラのエンジンが通常の自然吸気なのに対して、ゴルフはダウンサイジングターボであることです。
引用:https://www.volkswagen.co.jp
ダウンサイジングターボ車は、1.5倍の排気量の自然吸気エンジンとほぼ同等の出力なので、ゴルフは自然吸気1800cc並みと考えるべきで、アクセラはパワー的には不利になっています。
アクセラも2000ccのガソリン車を設定していたのですが、1500㏄ディーゼル車を設定したのを機に、2000ccは廃止されました。
ディーゼルエンジンも素晴らしいのですが、アクセラの車格にふさわしい2000ccエンジンが廃止されたのは残念ですね。
ゴルフのターボエンジンは1400rpmという低回転から17.8kg・mという大きなトルクを発生させるので、低速でもとても使いやすい特性になっています。
また、変速機がDCTという特殊なシステムで、7段変速ときめ細かい制御ができ、MT車の伝達ロスの少なさとAT車の滑らかな変速を両立させているため、エンジンの力をダイレクトに発揮させています。
それに対して、アクセラのエンジンは明らかにパワーでは不利であるものの、自然吸気エンジンらしい軽快なフィーリングで、より自然で気持ちの良い走りをします。
引用:http://www.mazda.co.jp
変速機は通常の6速ATですが、そのフィーリングは洗練されており、十分にダイレクト感を得られるものとなっています。
アクセラスポーツとゴルフの乗り心地の違いは?
アクセラスポーツは意のままに操れるハンドリングを目指して、サスペンションの基本的能力を高めることはもちろん、G-ベクタリング コントロールを導入し、誰でも自然に高いレベルのコーナーリングを行えるようになっています。
引用:http://www.mazda.co.jp
G-ベクタリング コントロールとは、カーブ進入時にステアリングを切り始めるると、気が付かないぐらいのレベルでわずかにエンジンブレーキをかけ、荷重を前輪に移動してグリップ力を高める機能で、ドライバーは自らが思った方向に車が素直に曲がるため、自分の運転が上達したかのような感覚になります。
乗り心地は基本的に硬めですが、路面からの衝撃はきちんと吸収し、高速ではフラットな乗り心地になります。
ゴルフは高速走行に重点を置いているので、直進の安定感や高速の乗り心地はひとクラス上のものがあります。
コーナーではどちらかといえば安定志向で、アクセラの軽快さには一歩譲るものの、これはこれでしっかりとしたハンドリングと言えるでしょう。
引用:https://www.volkswagen.co.jp
ゴルフの美点はシートで、伝統的にコストのかかったシートを採用していますが、前席のみならず後席もたっぷりとした厚みのシートは身体をしっかり支えてくれて、連続走行の疲労感を最小限に抑えてくれます。
総括すれば、ゴルフはどっしりとした安定感・剛性感に基づく重厚な乗り味で、アクセラも同様の傾向ですが、スポーティーな軽快さで味付けしている印象です。
どちらも素晴らしく、どちらが優れているというレベルではないので、実際に試乗してどちらが好みか確かめたほうが良いと思います。ただ、どちらを選んでも後悔はないでしょう。
アクセラスポーツとゴルフの燃費や維持費は?
ゴルフは燃費対策としてダウンサイジングターボを採用しています。
ダウンサイジングターボは、低回転ではターボにより大排気量並みのパワーを得て、高速巡行時はターボが働かず、小排気量の燃費で済むところがメリットなので、アウトバーンのように高速道路が整備された環境では大きなメリットがあります。
しかし、日本はまだまだ高速道路の利用が少なく、交通の平均速度が低いうえに、ゴー&ストップを繰り返す環境なので、ダウンサイジングターボのメリットが発揮されにくい環境です(日本は発進をモーターでアシストするハイブリッド車が向いています)。
燃費はJC08モード、実燃費とも両車ほぼ同等で、実燃費は街中13~15km/L、郊外17~19㎞/Lぐらいということです。このクラスとしてはどちらも素晴らしい燃費性能だと思います。
ただ、アクセラにはディーゼル車があり、1500ccなら実燃費が街中で17~20㎞/Lとなり、軽油もレギュラーガソリンより1~2割安いので、実質的な支払額はレギュラーガソリンで20~22㎞/L相当になると思われ、ガソリン車の3分の2程度と予想されます。
税金などの維持費はガソリン車であれば、アクセラもゴルフも同じです。
車両価格は前述の売れ筋モデルでゴルフがおよそ65万円ほど高額です。
この差は決して小さくなく、もし280万円を出すなら、アクセラなら2200ccディーゼルも購入できるので、動力性能や燃費でゴルフを一蹴出来ます。
またアクセラの1500ccディーゼルなら、最上級車のL Packageも購入可能で(2,689,200円)、本革シートの美しい内装が手に入るのです。
引用:http://www.mazda.co.jp
更にディーゼルはエコカー減税で自動車所得税・自動車重量税も免税になるため、購入時の支払額も10万円程度安くなるので、価格面ではアクセラが大幅に有利でしょう。
ゴルフは輸入車なので、輸送費や日本仕様にするためのコストなど、やむを得ない面もありますが、価格面でもう一息頑張ってもらいたいものです。
また、ゴルフに限りませんが、輸入車の右ハンドルはウインカーとワイパースイッチの位置が国産車と逆で、慣れるまでに相応の時間がかかります。
これはコストダウンのために左ハンドル用の部品を流用しているためで、日本車は左ハンドル車にも正しい左右関係のウインカーやワイパースイッチを用意していますよ。
右ハンドル用に部品を設定すれば一千万円単位の投資が必要なのはわかりますが、日常の使い勝手に大きな影響のある部品までコストダウンの対象にしないでほしいと思います。
輸入車メーカーの猛省を求めます。
アクセラスポーツとゴルフ、買うならどっち?
結論から言えば、現時点ではどちらも買うべきではないように思います。
なぜならどちらもモデル末期で、アクセラは2019年の夏ごろ、ゴルフも2019年中にはフルモデルチェンジされると思われるからです。
アクセラは2018年末に新型が公開され、その美しいスタイルは世界中で話題となり、2019年の新車の注目株No.1となっています。
引用:http://www.mazda.co.jp
美しいスタイルだけでなく、SKYACTIVE-Xと呼ばれる、世界初の「圧縮着火ガソリンエンジン」が市場投入されるので、これも大注目です。
圧縮着火とは、通常のガソリンエンジンは点火プラグの火花で着火するため、エンジンのシリンダー内で燃焼の仕方にムラがあり、エネルギーロスがあるのですが、圧縮着火は点火プラグを使わず、ガソリンが自然に着火するため、シリンダー全域で同時に燃焼がおこり、大変効率の高い燃焼となります。
これはディーゼルエンジンでは古くから実用化されていますが、ガソリンエンジンでは異常燃焼の原因となるため、実用化が難しかったのですが、SKYACTIVE-Xは技術的に乗り越え、同排気量の従来型エンジンに比べて、パワーは2~3割アップ、燃費は2~3割ダウンという、夢のような性能を実現できるそうです。
引用:http://www.mazda.co.jp
新型アクセラではこのSKYACTIVE-Xにマイルドハイブリッドを組み合わせるそうで、2000ccのガソリンエンジンながら、燃費は30km/Lに迫るのではないかと期待しています。
新型ゴルフ(ゴルフ8)はハイブリッドシステムが多くの車種で導入されるようで、大型車からダウンサイジングするユーザーの期待に応えるべく、より上級志向になるそうです。
現状のゴルフでもデジタルメーター(メーターの表示がすべて液晶画面になっている)が導入されていますが、ゴルフ8ではステアリングホイール以外のほとんどが新しい操作系になるそうで、未来を先取りした仕様になるようですね。
どちらも大変魅力的で、現行車種からの進歩度合いが大変大きいと思われるので、価格の問題もありますが(恐らく値上げされる)、新型を待つ方が良いのではないかと思います。
現行型が気に入っているのであれば、早目に商談しないと、発注できないグレードなどが徐々に出てくると思われますので、ディーラーによく相談しましょう。
ゴルフはかなり高額の値引きのうわさがありますが、アクセラはモデル末期でも値引きは小さいようなので、場合によっては価格的にもあまり差がなくなるかもしれません。
結論としては、現行のアクセラとゴルフならいい勝負、どちらを選んでも満足できるはずですが、その動力性能や燃費、価格、使い勝手を考えるとアクセラに軍配が上がります。
個人的にも国内で使うなら、日本的なきめ細かさにあふれたアクセラの方が使いやすいのではないかと思っています。
いろんな面も考え合わせた上で、大いに悩んで迷って、自分にぴったりの車を選んでくださいね。
アイキャッチ画像引用:https://www.volkswagen.co.jp & http://www.mazda.co.jp
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