ハイゼットトラックのオフロード性能は抜群？

ダイハツから販売されているハイゼットは日本の自動車の中でも歴史のある車で、様々な分野で活躍している車になります。

軽自動車のピックアップトラックということで、多くの場面で重宝されているという車なのですが、シンプルな作りなことで様々なカスタマイズがされていたりします。

今回はオフロードに焦点を当てて見てみましょう。

ダイハツ・ハイゼットとは

引用：https://www.daihatsu.co.jp/lineup/truck/index.htm

ダイハツのハイゼット(HIJET)は、1960年に発売された車で、日本の自動車の歴史の中でもかなりの長さを誇る車種になります。

使いやすいのはもちろん、シンプルな作りで故障が少ない頑丈な作りと、多少荒々しく使っても問題のない車です。

またシンプルな作りは仮に故障をしたとしても、多少の整備知識があれば、自分で直せてしまうほどなので、頑丈な製品はどの分野においても、長く販売されている理由でもあります。

そんな歴史あるハイゼットの魅力を少し見てみましょう。

ダイハツ・ハイゼットの使い勝手は？

引用：https://www.daihatsu.co.jp/lineup/truck/04_interior.htm

ダイハツ・ハイゼットはどちらかと言いますと、仕事で使う人には最高のツールとなる車です。

車を見てもわかるように、この車はピックアップトラックで車の全長の7~8割は荷台となっています。

なので、コンテナを積んだり、仕事に必要な道具を載せたり、材料などを載せたりと通常の車以上の積載能力を誇っています。

もちろん、車の能力や道路交通法で定められていた以内での積載になりますが、かなり荷物に関する使い勝手は良いと言えます。

引用：https://www.daihatsu.co.jp/lineup/truck/review.htm

実はこの車には「働く車」という異名がついており、仕事のメインとして活躍したり、サポートをしてくれるなど、仕事人を支えてくれる車となっています。

なので、仕事人からの目線で車が作られているので、荷台は防腐が施されていたり、どの方面でもガードフレームを開けることができるので、車の止め方にとらわれず荷物の積み下ろしが可能なのです。

またダイハツ・ハイゼットは仕事を支える上での走りもしっかりと兼ね備えております。

例えば、安全装備である「スマアシ」が装備されています。

引用：https://www.daihatsu.co.jp/lineup/truck/review.htm

この装備は歩行者検知や車線逸脱防止、またアクセルとブレーキの踏み間違え防止が装備されているので、現代の車に必要な安全装備が搭載されいてます。

ダイハツ・ハイゼットオフロード性能は？

ではこの記事のメインキーワードである、オフロードに話を進めていきましょう。

ダイハツ・ハイゼットのオフロード性能はどのようなポテンシャルを持っているのでしょうか。

では見ていきましょう。

ダイハツハイゼットのオフロード性能は抜群

タイトルにも書かれていますが、結論から先に言いますと、ダイハツ・ハイゼットのオフロード性能は非常に高いものを持っています。

まずダイハツ・ハイゼットには4WDが設定されており、MTも設定されています。

もちろんATもありますが、今回はオフロードメインの話なので、MT/4WDの話に絞って話を進めていきます。

まずハイゼットの4WDはパートタイム式になっています。

どのような意味かと言いますと、普段は2WDなのですが、悪路など滑りそうな道の際には4WDに切り替えて、道を進んでいきます。

そして、ハイゼットにはトルクをより出すためのHi/Low切り替えがあり、道無き道をパワフルな力で進む機能も搭載されています。

引用：https://www.daihatsu.co.jp/lineup/truck/05_driving.htm

またオフロード車ならではの機能で、ダイハツ・ハイゼットにはデフロックも搭載されています。

引用：https://www.daihatsu.co.jp/lineup/truck/05_driving.htm

通常の車の走行時には内輪差があり、カーブを曲がった際には内側のタイヤと外側のタイヤとで回転数が異なり、左右で動力の伝え方が常に変わるのですが、デフロックは左右のタイヤに同じ力を伝えます。

なので、画像のような片輪が浮いている場合でも、デフロックをオンにすれば、両方に同じ力が伝わりますので、ぬかるみなどを脱出することができます。

なので、ダイハツ・ハイゼットは十分なオフロード走破性を持っているのです。

タイヤをオフロードに変える

まずダイハツ・ハイゼットを初歩的なオフロード仕様にする方法です。

タイヤの外径を合わせれば、様々なタイヤを履かせることができますから、まずはスタッドレスやオフロードタイヤを履かせる方法です。

もし日常的にハイゼットを使うのであれば、そこまでブロックなトレッドのタイヤである必要はありませんし、そこそこのオフロード性能を求めるのであれば、ブロックパターンのトレッドを履かせるようにしましょう。

都内であっても、積雪などがありますので、オフロードのタイヤやスタッドレスタイヤにすれば、備えあれば憂いなしです。

車高を上げて、本格的なオフロードにする

また本格的なオフロード性能にするのであれば、車高を上げてオフロードにする方法があります。

実はこのカスタマイズは非常に人気で、働く車が一気にダートレースに出るような見た目に変わります。

引用：https://dressup-navi.net/parts/16390/

ダイハツ・ハイゼットには見た目からは想像できないほどの4WD性能を持っている上に、シンプルな構造なので、車高を上げて改造することが可能なのです。

なので、SUVというオフロード車とは違い、ピックアップトラックのオフロード車で、しかも軽自動車というかなり異端なSUV能力が欲しい方にはダイハツ・ハイゼットがオススメです。

タイヤを変える以上の走破性を手に入れることができますので、積雪の多い地域であれば、かなりの即戦力な車になります。

ダイハツ・ハイゼットのオフロードは実用的か

引用：https://www.daihatsu.co.jp/lineup/truck/05_driving.htm

では最後にダイハツハイゼットをオフロード仕様にした後の実用的な話をしていきます。

元々実用的な車をさらにオフロード改造にしたら、どれくらい実用的な車になるのでしょうか。

見ていきましょう。

オフロード仕様はお洒落な車へと変身する

引用：https://dressup-navi.net/parts/16386/

正直なところ、ダイハツ・ハイゼットを自家用として使うのには、少々不恰好でございます。

働く車なので、現代に合わせたデザイン性よりも、使いやすさの機能的なデザインがなされているので、スタイリッシュなデザインとは言えない車です。

もちろんこの車のコンセプトは、トラックであり、荷台に多くの荷物を積むのことがこの車の本領ですが、先ほどのように車高を上げて、オフロード仕様にするだけでもかなり車の魅力が変わってきます。

車のカスタマイズの良さは、自分の好みにすることができることです。

車高を上げて、ホイールを変えるだけでも見た目は大きく変わりますし、仕事の関係上、この車を所有しないといけないけど、2台目を買うほどの経済的な余裕が無い場合にはこのカスタマイズは非常に有効なわけです。

なのでダイハツ・ハイゼットで特にオフロードで走らなくても、オフロード仕様は車の見た目が大きく変わるので、オススメできます。

ダイハツ・ハイゼットの使い勝手は幅広い

引用：http://dekakeru.jp/sotoiku/camp_in_car/mistic_registro/

ちょっとした番外編ではありますが、ハイゼットをキャンピングカーにアレンジする方法もあります。

なので、このキャンピングカーと合わせて、オフロードタイヤや高性能なオフロード仕様にすれば、キャンプも可能なハイゼットになります。

オフロード仕様でなくても、キャンプが可能ではありますが、オフロード仕様にすることでよりその行動範囲が広がります。

少しでもかっこよく、またオシャレにダイハツ・ハイゼットに乗りたいという方や、この車のまだ見ぬ可能性を発見したい方にはこの車は非常に面白い車でしょう。

オフロードの改造はその一部ではありますが、働く車なので使い勝手はいいですし、自分仕様にできる器の広さがこのダイハツ・ハイゼットの魅力ではないでしょうか。