フィット バッテリー交換方法や手順、型番の見方を紹介！

今回は、ホンダの大人気車種フィットとフィットハイブリッドのバッテリーの交換に関するご紹介をしていきたいと思います！

自動車のバッテリー交換をディーラーに任せたり、カー用品店で交換してもらう事ももちろん可能です。

その方が安心して任せられて間違いがないのですが、その分料金がかかってしまいます。

簡単な作業で交換することができるので、バッテリー本体をネットで購入する事で費用をかなり抑えることができます。

そのためのバッテリーの種類の選び方などもご紹介していきますね！

引用：https://www.honda.co.jp/Fit/webcatalog/styling/design/

バッテリー交換をするための準備

フィットに限らずですが、バッテリーを交換するためにはどんなバッテリーが適合するかを確認する必要がありますが、バッテリーを探すためには車両の年式や車両型式がわかっていないとダメなんです。

それはどこを見ればわかるかというと、車の中には必ず積んであるはずの車検証を見ればわかります。

年式は車検証の中央上部の「初年度検査年月」という欄に記載されている年月です。

また、車両型式は、左側の中断あたりの「型式」という欄に記載のあるアルファベットが入ったものになります。

ここからバッテリーの適合を調べることができます。

バッテリー型番の見方は？

自動車のバッテリーには、容量や性能のランクにより表記されていて、数字やアルファベットで表されています。

引用：https://gyb.gs-yuasa.com/products/car/

その見方をご紹介しますね！

例えば、フィットのバッテリーの表記でいえば、「４４B１９L」の場合。

①性能ランク

バッテリー始動性能や容量などの総合的な性能を表していて、数値が大きければ大きいほど性能が良くなります。

②バッテリーの幅のサイズ

バッテリーの短い方の側面の長さを表しています。

以下に表にしてみましたのでご覧ください。

③バッテリーの長さのサイズ

バッテリーの縦の長さを表しています。

44B19Lでは、１９センチとなります。

④バッテリーのプラスとマイナスの位置

プラスとマイナスの極性の位置を表していて、RとLの違いは、プラス端子を手前側においてプラス端子が右側に来るとRタイプとなり、プラス端子を手前側にしたときにプラス端子が左側に来る場合はLタイプという表記になります。

フィットのバッテリー一覧

それではフィットの実際のバッテリーの適合を型式や仕様などから見ていきたいと思います。

引用：https://www.honda.co.jp/Fit/webcatalog/styling/design/

確認する場合は、車検証などで型式やエンジンの種類を見て自分の車に合うバッテリーを選んでください。

なお、現在使用しているバッテリーを見て型式を確認しておくと間違い無いでしょう。

では１３００CCから適合をご案内します。

・１３００CC

１３００CCでは一部を除いてほとんどが44B19Lですね！

比較的新しいモデルに関しては、アイドリングストップ機能がありますので、M-42などの記号になっていますが、これにも対応のバッテリーの表記の仕方があります。

引用：https://gyb.gs-yuasa.com/products/car/

標準バッテリーサイズに置き換えると、

• K：B19
• M：B20
• N：B24
• Q：D23
• S：D26
• T：D31

となります。

それでは次に１５００CCの方も見ていきましょう。

・１５００CC

１５００CCの方もほとんど44B19Lですね！

新型のアイドリングストップ付車でだけが専用バッテリーとなっています。

専用のバッテリーは標準のバッテリーに比べると割高になっていますので、新車を購入の際にも頭に入れておいたほうが良さそうですね。

続いてはフィットハイブリッドのバッテリーも併せて紹介していきます。

フィットハイブリッドのバッテリー

フィットハイブリッドのバッテリーもご紹介していきます。

引用：https://www.honda.co.jp/Fit/webcatalog/styling/design/

ハイブリッドバッテリーではなく、補機バッテリーになります。

・１３００CC

・１５００CC

１３００CC、１５００CC共に44B19Lの設定となっています。

自分でバッテリーを交換するなら

自分でバッテリーを交換する際に必要なモノと手順をご紹介いたします。

• スパナ（１０mm、１２mm）
• ゴム手袋（感電を防止するため）
• 保護メガネ（万が一ショートさせてしまった場合の火花を防ぐため）

以上３点を安全のために準備される事をお勧めします。

また、バッテリーを交換する際にバッテリーを外すとオーディオの設定がリセットされたり、車内の時計がリセットされり、パワーウィンドウのオート設定がリセットされたり面倒なことが起こります。

こうなってしまうと、またディーラーにお願いして再設定してもらうなどの必要がありますので、「バックアップ」を取れる装置を用意しておく方がいいでしょう。

金額もそんなに高いものではありませんので是非用意しておきましょう！

バッテリー交換の手順

１：エンジンを止める

２：バックアップ装置のプラスをプラスターミナルにはさむ

３：バックアップ端子のマイナスをマイナスターミナルにはさむ

４：マイナス端子を外す

５：プラス端子を外す（金属部分にターミナルが触れないように布などで養生しておくといいです）

６：バッテリーを固定しているステーを外す

７：バッテリーを取り外す（思っているより重たいので注意）

８：外したあとのバッテリー受けなどを軽く清掃しておく

９：新品のバッテリーを取り付ける（プラスとマイナスの向きに気をつけて）

１０：ステーを取り付ける

１１：プラス端子を取り付ける

１２：マイナス端子を取り付ける

１３：バックアップのマイナス、プラスの順で取り外す

以上のような手順になります。

くれぐれもターミナルをボディに接触させたり端子を逆に取り付けてショートさせたりしないように注意して行って下さい。

使用ずみの廃棄バッテリーはバッテリーを扱っているところなら引き取ってくれるはずなので聞いてみて下さい。

フィットバッテリーのまとめ

いかがでしたでしょうか？

意外と簡単だと思いませんか？

カー用品店や、ディーラーに頼むと、バッテリー代が高い上に工賃や廃棄料金が取られます。

場合によっては倍くらいの金額になることもあるでしょう。

それを安全の費用と考えるか、少しでも安く節約するかはあなた次第でしょう。