下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
ディーラーでは30万円の下取りが、
買取業者では80万円になることも
多々あります。一括査定サイトを使うことで、
大手下取り会社の最大10社があなたの車の買取価格を
競ってくれるので、
結果的に値段が吊り上るのです。
リアスポイラーを取り付けたいけど、その工賃がどのくらいかかるのか気になる方や、自作でリアスポイラーを取り付ける場合に、車検にどのような問題があるか知りたい方も多いでしょう。
そこで、リアスポイラーの取り付け方やその工賃、そしてリアスポイラーの保安基準について詳しく解説していきます。
リアスポイラーとは
リアスポイラーは、車の後部に取り付けられるエアロパーツです。
リアスポイラーを取り付ける位置は、セダンタイプやクーペタープではトランクに取り付けられ、ワンボックスやミニバンにはテールゲート部に取り付けられるのが一般的です。
リアスポイラーの反対にフロントに取り付けられるスポイラーをフロントスポイラーと呼び、レーシングカーでは、どちらも車の空力を考えて取り付けられる製品です。
しかし、現在販売されているほとんどの市販車用リアスポイラーは、ドレスアップ目的で取り付けられています。
リアスポイラーとウィングの違い
リアスポイラーのことを、ウィングと呼んだり羽という人がいますが、厳密にいうとリアスポイラーとウィングは全く別の製品になります。
大きな違いといては、リアウィングが大きな支柱により支えられているのに対し、リアスポイラーは車体と密着している形となります。
リアスポイラーの機能としては、フロントからリアへ流れてくる空気を、リアスポイラーによって整え、空気抵抗を減らすのが目的です。
代わって、リアウィングは空気の力でダウンフォースを発生させ、後輪を地面に密着させる役目があります。
日本の交通法規では、リアウィングの必要性は全くない速度領域なので、リアスポイラーを装着する車が多くなります。
ただし、リアスポイラーはドレスアップ目的がほとんどで、メーカーでもドレスアップパーツとしてオプション品で販売されています。
リアスポイラーの取付け
リアスポイラーの取付けには、両面テープとタッピングビスなどを併用して取付けられることがほとんどとなります。
メーカー純正装着のリアスポイラーは、ボディー側に取付け用の穴が開いており、プラスチッククリップとボルトやナットを利用して取付けられています。
純正オプション品や、社外品のリアスポイラーの取付け方法は基本的に同じです.。
よって純正品のほうが精度よく作られていおり、取付け位置も明確な指示があります。
しかし社外品では、作りの精度にバラツキがあり、取付け方法はショップによって違いがあります。
また、一番大きな違いとしては、純正品がPP製(ポリプロピレン)で製作されているのに対し、社外品のほとんどは、FRP製となります。
そして、社外品は未塗装がほとんどで、購入したら自分の車の色に塗装する必要があります。
塗装品のリアスポイラーを両面テープのみで取り付ける
純正品では、塗装済のリアスポイラーがほとんどです。
塗装品なので、買ってすぐに取り付けることができるメリットがあり、純正品なので加工などほとんど必要がありません。
取付け方法は、取り付ける位置にリアスポイラーを一度置いて、一歩下がって取り付け位置を確認します。
取り付け位置に不自然さがなければ、両面テープを貼る部分をシリコンオフで入念に脱脂します。
脱脂したあとは、手で触れないように注意してください。
脱脂が終われば、あとは両面テープを使いリアスポイラーを貼り付けていくだけです。
この時に、両面テープの離形フィルムを全て剥がさずに、2~3cmだけ剥がしてボディーに貼り付けます。
その後、離形フィルムを指でつまみ剥がしながらスポイラーを上から押さえつけながら接着していきます。
両面テープは、貼り付けた後、すぐに最大強度とならないので、24時間は無理な力が加わらないようにしましょう。
両面テープとビスやボルトナットで取り付け
純正品では、ボルトナットと両面テープを併用した取り付け方法が主流になります。
ボルトナットを取り付けるには、車体側の取り付け部分に穴をあける必要があるので、ドリルが必需品になります。
純正品の場合、穴あけ用の型紙が同梱されていることがほとんどなので、型紙をボディーに貼り付けて、ドリルで穴を開けます。
穴が開いた後は、さび止めに穴の周りにタッチペンなどで色を塗ります。
あとは、脱脂して両面テープの離形フィルムを剥がして、ボルトを穴に差し込み固定します。
未塗装品の取付け
未塗装品のリアスポイラーは、社外品に多く見られます。
社外品は、FRPで製作されているので、表面に巣穴が多く空いていることがあり、ポリパテを使い巣穴を拾って埋める必要があります。
巣穴をうめたら、表面を滑らかにサンドペーパーで削り、脱脂作業をしてからプラサフを塗装します。
プラサフが乾燥してから、800番の水研ぎペーパーで、表面を足付け研磨しながら整えます。
全体の足付けが終了し、滑らかになったら脱脂作業をして塗装します。
塗料が硬化し乾燥したら、取り付け作業になります。
取り付けには、両面テープとビスを使って取り付けることがほとんどとなります。
ただ社外品の場合、ビスの穴開け用の型紙がないので、穴の位置を差し金などを使い測ってから穴開けして取り付けます。
リアスポイラー取り付け工賃
リアスポイラーの取付け工賃は、メーカーオプション品をディーラーで取り付ける場合と、社外品をカーショップなどで取り付ける場合とで値段にかなりの差があります。
この他、鈑金修理工場でも取り付けを行っており、特に未塗装品のリアスポイラーの場合は、鈑金修理工場に持ち込み値段交渉することで、カーショップより安く取り付けられる可能性があります。
作業工賃は、上記の表が一つの目安となりますが、塗装に関しては、塗る色によって金額が変わってきます。
ここにある塗装料金は最低料金で、ソリッドと呼ばれるメタリックもパールも入っていない塗装の価格です。
メタリックやパールが入ると、金額が高くなり、特にホワイトパールは、非常に手間がかかるので、高額となることを覚えておきましょう。
リアスポイラーと車検
リアスポイラーは、純正でも装着されているので、ほとんど車検に問題がないエアロパーツとなります。
ただし、保安基準により厳しくその形状や大きさが決められています。
それは、
車体より165mm以上突出していないことと、角がとがっていないこと、そして素材が歩行者と接触しても衝撃緩和となる素材で作られており、脱落することがなく確実に取り付けられていることが条件となります。
参考: http://www.mlit.go.jp/common/001082012.pdf
リアスポイラーの自作
リアスポイラーを自作で製作したい方も多くいるでしょう。
自作リアスポイラーの作り方としては、他車の製品を加工して取り付ける方法と、ないモノを自分で製作して作る方法に分かれます。
しかし、リアスポイラーを作るには、かなりのテクニックが必要となり、簡単に作ることはできません。
また、製作するには、保安基準に適合する形と素材で製作する必要があります。
他の製品を流用
自分の車に取り付けられるリアスポイラーが、アフターパーツで売られていない場合、自分の車に近い形の車のリアスポイラーを流用して製作するのが一番簡単となります。
自作するには、現物合わせをしながら切ったり削ったりして形を合わせて作りますから、それなりの工具が必要となります。
FRPで製作
リアスポイラーを1からFRPにて製作するには、型を作ってからガラスマットにFRP樹脂を染み込ませながら積層させて作っていきます。
自作する時の型を作るのに便利なのが、発泡ウレタンやボール紙が便利です。
型を綺麗に作ることが、積層するFRPの形を完ぺきに仕上げるコツです。
積層が完了したら、パテで形を整えて、塗装すれば完成です。
リアスポイラーまとめ
リアスポイラーは、空力を考えて取り付けるより、ドレスアップを目的として取り付けられることが多くなります。
そのため、純正品を購入して取り付けるには問題ありません。
しかし社外品を購入する場合は、保安基準に適合しているか、慎重に選んで購入しましょう。