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スズキから販売されているエスクードという車は、スズキのフラッグシップカーになります。
あまり知られていませんが、スズキ・エスクードの性能は非常に高いもので、優れた走行性能を持っている車です。
そんなスズキ・エスクードは雪道など、路面の状況が悪い中でどのような性能を発揮するのでしょうか。
スズキ・エスクードとは
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/escudo/styling/
まずはスズキ・エスクードがどのような車なのかをみてみましょう。
スズキが誇るフラッグシップカーの実力派どのようなものなのでしょうか。
スズキ・エスクードはパイクスピークなどの優勝経験あり
引用:https://www.powerfilter.com/news/06/0701ppihc/
パイクスピークとはアメリカで行われるレースのことで、山を登っていくレースになります。
そのレースはかなり過酷で、標高が4,000m以上の道をとてつもないスピードで走り抜けていくのですが、スズキ・エスクードはこのレースで総合優勝成し遂げている車になります。
エンジンはもちろん、スズキ製のものでその馬力は1000馬力近くのモンスターエンジンになります。
また中国で行われている「タクラマカン砂漠一周」レースでも無改造車部門で優勝を果たしており、しかもその優勝回数が9年連続という、輝かしい成績を残しております。
それだけの走行性能を持っているので、4WDの性能などもしっかりしており、エスクードはスズキのフラッグシップカーにふさわしいものを持っているのです。
スズキエスクードの性能は?
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/escudo/
様々なレースで輝かしい成績を残しているスズキ・エスクードですが、当たり前な話ですがレースの性能のまま販売されているわけではありません。
もちろん、一般のユーザーに問題なく使う事ができる性能にセッティングされていますが、エスクードはどのような性能を持っているのでしょうか。
まずは車の心臓部である、エンジンのスペックを見てみましょう。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/escudo/performance_eco/?data=b#suzukigreen
スズキ・エスクードに搭載されるエンジンは1.4Lのターボエンジンになります。
低燃費と高性能を両立している、最近主流のダウンサイジングターボエンジンになります。
馬力は136HPで最大トルクが210Nmとなっています。
燃費はWLTCモードになっており、より実生活に近い燃費表記となっており、市街地モードで12.1km/LとSUVで4WDでもしっかりと燃費の良さを発揮しています。
ちなみにですがWLTCモードは国際基準の燃費計測方法なので、今後販売される車は従来のJC08モードからこちらのWLTCモードになっていくので、よく表記されている燃費と違う、という誤差が起きなくなるので、より燃費に関する情報がわかりやすくなります。
スズキ・エスクードの雪道性能は?
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/escudo/performance_eco/
では本題のスズキ・エスクードの雪道ではどのような走りを見せてくれるのでしょうか。
早速みていきましょう。
スズキ・エスクードに搭載されているALLGRIP(4WDシステム)とは
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/escudo/performance_eco/?data=b#suzukigreen
このスズキ独自のALLGRIPは、FFベースの4WDになります。
FFベースの4WDとはどのようなものかと言いますと、普段の走行時はFFで滑りやすい道やぬかるみなどを抜け出す際は4WDにするという仕組みになります。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/escudo/performance_eco/?data=b#suzukigreen
エスクードは状況に応じて走行モードを変更する事ができ、基本的にはAUTOで走行をして、突然の雨などで滑るような事がありますと、4WDに自動的に切り替わります。
所謂、スタンバイ式4WDなのですが、任意でオールタイムで4WDにすることも可能になっております。
上記の画像をみてもわかりますが、エスクードには「SNOW」というモードがあり、オールタイム式の4WDになり、雪道に適した走行をする事ができます。
気になるスズキ・エスクードの雪道での性能は?
結論から言いますと、スズキ・エスクードの雪道走行は問題なくでき、安心して走る事ができます。
しかし、ALLGRIPの性能はまだまだ発展途上と言えるでしょう。
もちろん4WDの性能としては問題なのですが、このALLGRIPは電子制御になります。
例えば、スバルのような常に4WDの車とは違い、ALLGRIPは必要な時だけ4WDになりますので、ALLGRIPはパートタイム式ではないのですが、2WD⇔4WDの切り替えなど一切しないオールタイム式の4WD性能には劣ります。
なぜALLGRIPはこのようなシステムなのかと言いますと、燃費の良さを優先したからになります。
4WDは機械的にも部品が増えますし、4輪にパワーを伝え続けるのは燃費が落ちてしまいますので、このようなシステムを採用したのが背景にあります。
近年、車に求められる性能の一つとして、燃費の良さというのが挙げられます。
元々はオールタイム式の4WDだったのですが、時代の変化によって燃費の良さが重要になったので、この電子制御式でスタンバイ式の4WDへと変わりました。
その結果、電子制御のALLGRIPが搭載されたのですが、このシステム自体はまだまだ開発されたばかりのものなので、まだまだ極めて性能が高いとは言い切れません。
今の状態でも問題のない性能なのですが、まだこの4WDの合わせこみが十分ではないので、今後の開発に期待するとしましょう。
雪道での運転の仕方は?
では最後にスズキ・エスクードでの雪道のコツをお教えします。
他の車でも通用するお話なので、参考にしてみください。
必ずスタッドレスタイヤを装着させること
どんなに車の4WDのシステムが優れていても、ノーマルタイヤでは全くその性能は生かされません。
実は4WDの性能以上に、このタイヤの性能の方が重要と言われているほどで、車の4WD以上に気を使わなければいけないものだったりします。
というのも、車が動く仕組みは非常に簡単で、タイヤであるゴムと地面の摩擦によるもので、タイヤというゴム製品で摩擦力を上げているため、地面から滑らないで前に進む事ができます。
しかもそのタイヤの接地面は葉書一枚と言われており、ハガキ4枚の面積だけで1~2tの車を動かし、その挙動を支えております。
車の性能を最終的に発する場所はタイヤであり、そのタイヤがすり減っていると、その性能は十分には生かされないわけです。
なので、雪道のような滑る場面ではタイヤのグリップ力が非常に重要になってきます。
スズキ・エスクードのALLGRIPを雪道で最大限に発揮するには常にスタッドレスタイヤの状態に気を使い、寿命がきたスタッドレスタイヤは変えるようにしましょう。
自分の命を乗せているわけですから、タイヤの状態にも気を使うのも非常に大切になってきます。
「急」の突く動作はしない
また雪道での運転で非常に大事なのが、「急」付く動作はしないという事です。
「急ハンドル」「急ブレーキ」「急発進」で、これらの動作を雪の上で行いますと、車は簡単にスピンしてしまいます。
それを簡単に体感できるのは、できれば雪の上でもいいですし、雨の日でもいいのですが、雪の上であれば急に走り出したり、急に止まったり、急に方向転換をしてみるとわかると思います。
足元が滑って簡単に転んでしまうと思いますし、雨の日であればマンホールの上で同じような動作をしてみてください。
おそらく滑って転んでしまいます。
あくまで自己責任でお願いしますが、雪の上では急の反対に「ゆっくり」という動作を心掛ける必要があります。
どんなに高性能なスタッドレスタイヤを履かせていたとしても、急の付く動作をすれば一気に車はグリップ力を失い滑ってしまいます。
また急と同じようにしてはいけないのが、前に車がいる場合は十分に車間距離を取る事です。
前の車が止まった際に、車間距離がない場合は高い確率で追突してしまうので、必ず車間距離を取るようにしましょう。
エスクード 雪道での性能や運転のコツは?注意点など まとめ
スズキ・エスクードに限らずの話ですが、4WDは確かに雪道などの路面状況には強いですが、大切なのは運転の仕方になります。
また他の車種でも同じ事が言えて、どんなに高性能の4WDシステムでもスリップするときはスリップします。
なので、スズキ・エスクードは問題なく安心して雪道を走ることは可能ですが、運転次第でのその性能は100にも0にもなります。
大事なのは、雪道に適した運転なので、上記に挙げたことを必ず心掛けましょう。