ワゴンR タイヤサイズまとめ！おすすめや交換時の注意点などを紹介！

ワゴンRはスズキから販売されている軽自動車で、スズキの自動車の中でも人気があり、販売されてから20年以上という経っている歴史の長い車になります。

また幅広い世代の人から愛されている車で、若者からはカスタムとしても人気のある車になります。

今回はそんなスズキ・ワゴンRのタイヤサイズに焦点を当ててみてみましょう。

スズキ・ワゴンRとは

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/styling/

ではまずはスズキ・ワゴンRがどのような車なのかを見てみましょう。

長く販売されていることには理由がありますから、車の良さを探ってみたいと思います。

スズキ・ワゴンRの魅力

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/interior/

スズキ・ワゴンRは開発コンセプトは、軽自動車の弱点でもある「車内が狭い」ということを「車内を広く」ということを最優先に掲げ、男性ユーザーが軽自動車は狭いということで、敬遠していたことから男性をターゲットに作られていました。

いざ完成したらその車内の広さから男性以外のユーザーからも支持され、瞬く間にワゴンRは人気となり、男性以外にも女性からも支持され、年齢も幅広く支持されるようになったので、軽自動車の歴史を変えたほどになりました。

このスズキのワゴンRが販売されたことにより、今の背の高い軽自動車が様々なメーカーから販売されるようになったので、ある意味、今の軽自動車の基礎を作ったとも言えます。

そんなワゴンRは、現在では様々な進化を遂げてとても乗りやすい車へと変わりました。

まずはその車内の広さです。

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/interior/

車の広さを感じるのは膝前のクリアランスと頭上のクリアランスになります。

ワゴンRの広さはナンバーワンで、最初のコンセプト通りその広さは業界一となります。

続いては安全装備です。

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/safety/

一昔前、10年程前ですと、これだけの安全装備が装着できた車はFセグメントのような高級車のみで、またこれだけのものを購入するとなると、メーカーにもよりますが300万円以上しました。

しかし、現在では標準装備であったり、20万円ほどのオプションを払えば上記のような安全装備が付くので、このような安全装備は日進月歩と言えるでしょう。

またより明確にターゲット層を分けるためにワゴンR・スティングレーという派生モデルが販売され、このモデルは若者から多くの支持を得た車となりました。

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/wagonr_stingray/styling/

また軽自動車にもハイブリッドが搭載されるようになり、軽自動車の利点でもある高燃費を後押しするかのようになりました。

引用：http://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/performance_eco/

この機能はスティングレーも搭載されるので、どちらのワゴンRでも高燃費の車に乗ることができます。

スズキ・ワゴンRのタイヤサイズについて

では続いて、スズキワゴンRのタイヤのサイズを見てみましょう。

様々なメーカーから軽自動車向けのタイヤが販売されていますが、ワゴンRにはどのようなタイヤがいいのでしょうか。

スズキ・ワゴンRのタイヤのサイズの見方

引用：https://www.y-yokohama.com/product/tire/displaytorule/

まず大事なことですが、タイヤには車種に合わせたタイヤを必ず履かせる必要があります。

そのことは次の項の「スズキ・ワゴンRのタイヤ交換の注意点」で説明しますが、まずはタイヤの表記について説明していきます。

スズキ・ワゴンRのタイヤのサイズは「155/65R14 75S」になります。

それを上記の画像に当てはめてみて左から読んでいきます。

155はタイヤが地面に設置する幅のことで、ワゴンRは155mmということになります。

そしてその次の65はタイヤのリム(ホイール)から地面の設置面までの厚さになり、画像の表記で言えば断面の高さになり、よく言われる扁平率になります。

Rはラジアルで、最近のタイヤの構造はほぼこのラジアルになり、耐久性や高速域での丈夫さなどでこのタイヤが使われています。

このタイヤ以外にはバイアスタイヤというものがあり、現在ではこのバイアスタイヤは大型の貨物車や大型飛行機などのタイヤなどに使われることがあり、耐久性や耐重性などはこちらの方があります。

しかし高速域ではラジアルタイアの方が向いており、バイアスタイヤでは高速域では発熱などしてバーストする恐れがあるので、一般的な車ではラジアルタイヤが使われることがほとんどです。

その次の14はリム大きさになります。

即ちホイールのサイズになり、ワゴンRのホイールは14インチということになります。

次の91はロードインデックスといい、以下の表を参考にします。

引用：https://tyre.dunlop.co.jp/tyre/products/base/size.html

ロードインデックスとはタイヤ一本で支えられる負荷能力ということで、ワゴンRのタイヤは91なので、一本のタイヤで615kg支えられるということになります。

そして最後のSは速度記号というもので、これも以下の表を参考にします。

引用：https://tyre.dunlop.co.jp/tyre/products/base/size.html

この表を見れば、Sは180km/hなので、ワゴンRのタイヤは180km/hまで耐えられるということになります。

ここまで詳細に覚える必要はありませんが、タイヤの交換やホイールの交換などをする際にはこの数値は必ず参考にしますので、覚えておいて損はないでしょう。

スズキ・ワゴンRのタイヤ交換の注意点

では最後にスズキ・ワゴンRのタイヤ交換の注意点をお話ししたいと思います。

タイヤ交換はかなりシビアな部分もありますので、必ず確認しておきましょう。

タイヤの外径を変えてはいけない

まずタイヤの交換やスタッドレスからの交換などで必ず守らなくてはいけないのが、タイヤの外径のサイズです。

基本的にワゴンRの「155/65R14 75S」このタイヤと同じものを買うのは問題ありませんが、必ずタイヤの外径は守らなくてはいけません。

引用：https://www.goodyear.co.jp/knowledge/size.html

なぜかと言いますと、車の速度や走行距離はこのタイヤの大きさに依存しているからです。

タイヤ一周の距離と、車の速度と走行距離の計算を合わせておりますので、タイヤのサイズを大きくするのも小さくするのも同じで、その計算が狂ってしまうので、数値が合わなく立ってきます。

例えばタイヤが大きくなれば、速度計では100km/hだとしても、実際の速度は90km/hだったり、逆にタイヤを小さくしますと速度計では100km/hなのに実際の速度は110km/hだったりするので、非常に危険なことがおきてしまいます。

走行距離もタイヤを大きくすれば、実際の走行距離も少なく表示されてしまいますので、違法改造になってしまいます。

またタイヤの外径を大きくしますと、ハンドル切った際にボディの内側にタイヤが接触する可能性もありますので、重大な事故を起こす可能性も上がってきます。

タイヤのサイズが間違っていると、車検の時に引っかかってしまいますので、必ず交換をしないといけないのですが、必ず外径は変えないでタイヤの交換を行いましょう。

ホイールを変える際の注意点

最後にスズキ・ワゴンRのホイールの交換の注意点をお話しします。

まず先ほどもお話ししたように、タイヤの外径を変えずにホイールのインチアップを行いますと、扁平率が下がりますので、乗り心地が悪くなります。

ホイールからタイヤの接地面からホイールまでの厚さが少なくなりますので、ショックの吸収率が減りますので、車内への揺れが大きくなります。

またしっかりとしたブランド(例：BBSやRAYSやENKEIなど)であれば問題ありませんが、あまりなの知れていないホイールメーカーや高品質でないホイールを履かせてしまうと、車の最高速度が落ちたり、乗り心地が著しく悪くなったりしますので、しっかりとしたブランドのホイールを選ぶことをお勧めします。

ホイールを変えますと、見た目がスタイリッシュになりかっこよくなりますが、乗り心地が悪くなることは覚えておいてください。

あちらが立てばこちらが立たず、ということなのでメーカーが推奨しているタイヤのサイズの交換は問題ありませんが、ホイールのインチアップのためのタイヤ交換は注意点がいくつもあるので、慎重にお願いいたします。