下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
ディーラーでは30万円の下取りが、
買取業者では80万円になることも
多々あります。一括査定サイトを使うことで、
大手下取り会社の最大10社があなたの車の買取価格を
競ってくれるので、
結果的に値段が吊り上るのです。
クルマの性能が大きく変わる部品って何でしょう?
その答えはタイヤです。
走る、曲がる、止まるというクルマの基本性能の全てに関わるのですから当然ですよね。
また、タイヤは消耗部品だということも知らなくてはならない、大切な心得です。
さて、タイヤが変わると、その個性的なルックスはもちろん、愛車N-ONEの走りも変わります!
最大サイズから最小サイズ、夏用タイヤから冬用タイヤまで、ホンダN-ONEに装着できるタイヤのお話です。
N-ONE(Nワン)純正タイヤサイズ
引用:https://www.honda.co.jp/N-ONE/?cid=NONE_PCSP_YL_KW_shimei_1807_eta7_koujyou
2018年の1年間で最も売れたクルマと言えば、24万台を超える販売台数を記録した、ホンダの軽自動車、N-BOXが有名です。
でも、個性的なカオを持つホンダN-ONEも、2018年に1万6,000台を売り上げて、2017年よりも3000台ほど、販売台数が増加しているクルマなんですよ!
個性的なフォルムを持つN-ONEグレードは、大きく分けてスタンダード、スタンダードローダウン、スタンダードツアラー、セレクト、セレクトツアラー、プレミアム、プレミアムツアラー、そしてRSの計8種類に及びます。
中でも、マンションなどの立体駐車場にもおさまるローダウン仕様は、都市に住まれる購入者にとっては、嬉しい仕様ですね。
引用:https://www.honda.co.jp/N-ONE/?cid=NONE_PCSP_YL_KW_shimei_1807_eta7_koujyou
純正タイヤサイズに着目すると、プレミアムツアラーとRSの2種類のみは15インチタイヤ(165/55R15 75V)を装着していて、それ以外は全部14インチ(155/65R14 75S)を装着しています。
また、上記の純正設定ホイール幅は、全て4.5Jです。
え?何のことか、さっぱりわかりませんって?
では、順を追ってタイヤサイズの見方について、紹介いたしましょう。
タイヤサイズの見方は?
クルマのグレード以上に、クルマが安全に走行するための、タイヤ選びの大切なポイントとして、タイヤの側面に注目してみましょう。
全てのタイヤには、タイヤのサイズと速度を表す表記がなされています。
もちろん、先ほどの純正タイヤにも、同じルールが適用されています。
では、N-ONEの純正タイヤで多く装着されている155/65R14 75 Sについて見てみましょう。
タイヤの分類
N-ONE純正タイヤの155/65R14 75Sを、型式の意味に沿って分解すると、①155、②65、③R、④14、⑤75、⑥Sと分類できます。
これらの数字やアルファベットには、それぞれ次の意味があります。
①タイヤ幅の呼称(mm)
タイヤの幅(太さ)をmm寸法(呼称)で表したもので、先ほどの例あれば、N-ONEの純正タイヤは155mm幅、もしくは165mm幅であることを意味しています。
②タイヤの扁平率(%)
タイヤの扁平率は、上記①タイヤの幅(太さ)と、タイヤの厚みの割合を示していて、タイヤの扁平率=タイヤの厚み/タイヤの幅×100(%)、で表されます。
扁平率の数字が小さいほど、タイヤの厚みは薄くなります。
タイヤの厚みが薄いと、その分大きなホイールが履けてスタイリッシュな印象になる反面、タイヤの路面状態が伝わり易く、ロードノイズが大きくなったりします。
③タイヤの構造的な種類
外から見ると同じように見えるタイヤですが、RやBでタイヤの構造を表します。
タイヤ内部の「カ-カス」と呼ばれる、タイヤの骨格にあたる部分の構造の違いによって、ラジアルタイヤであればR、バイアスタイヤであればBと表記されます。
実際のところ、バイアスタイヤよりも、ラジアルタイヤの方が操縦性や安定性、発熱の少なさや、転がり抵抗が少ないので燃費が良い点や、他にも、優れた耐摩耗性、グリップ性能が良い、高速走行での乗り心地や経済性など、あらゆる面で優位なことから、ラジアルタイヤを意味する、R記号ばかりのタイヤが溢れる状況です。
他にもRF(ランチフラット型)と表記される構造もあります。
④タイヤのリム径(インチ)
ゴムでできたタイヤにはめる、金属製ホイール部分のリム径(インチ)を表します。
リム径が大きいほど、ホイール径は大きくなります。
ちなみにインチはアメリカやイギリス、カナダやオーストラリアなどで多く使用されている長さの単位で、25.4倍すると㎜(ミリメートル)に換算することができます。
例えば15インチなら直径381㎜(=38.1㎝)、17インチなら直径431.8㎜(=43.18㎝)となるのです。
⑤タイヤの負荷能力(LIまたはロードインデックス)
LI、またはロードインデックスと呼ばれる数字で、ある一定の条件下で、そのタイヤが許容する最大質量(kg)について、61から124という番号で規定されています。
例えば61のロードインデックスであれば257kgまでの負荷能力が許容されていて、75であれば387kgまで、124であれば1600kgまで許容できると規定されています。
このように、数字が大きいほど、その負荷能力は大きくなり、タイヤの負荷性能が高くなります。
⑥タイヤの速度記号
負荷能力と同様に、タイヤが走行できる最高速度を示します。
ラジアルタイヤであれば、S:最高180km/h、V:最高240km/hと定められています。
他にもL:最高120km/h、Q:最高160km/h、R:最高170km/h、H:最高210km/h、W:最高270km/h、Y:最高300km/h、(Y):最高300km/h超と、規定されています。
クルマの性能向上と共に、装着されるタイヤの規格も必然的に向上していますから、最近は、L(120㎞/h)やQ (160㎞/h)などの、最高速度の低い規格タイヤを履いたクルマは見かけません。
でも、タイヤの最高速度を超えた走行は、命の危険に直結する行為ですから、ご自分でクルマに乗られる際は、念の為、一度確認してみると良いでしょう。
タイヤの速度表記がLなら最高速度120㎞/h、Qなら最高速度160㎞/h、Sなら最高速度180km/hです。
ところで、日本だけにとどまらず、世界のタイヤメーカーを含めて、タイヤメーカーによっては、あるいは異なる国の規格によって、上記以外の表記も存在します。
もし、異なる表記記号を見つけたら、調べてみるのも面白いかも知れませんね。
タイヤ表記が必要な理由は?
クルマが安全に走行するためには、最も重要な部品はタイヤと言っても過言ではないでしょう。
新車の4輪に限っても、1台のクルマにつき最低4個のタイヤが装備され、すでに走行しているクルマもあるのですから、日本の年間タイヤ生産数量は、少なくても1億4000万本(2009年)、多い時では1億8000万本(2007年)も生産されます。
そして、タイヤはリム径(インチ)の種類だけでも、12インチから20インチなど、色々な大きさのタイヤがありますし、タイヤの幅や扁平率など、いちいち現物を測定していたら、正しいタイヤを探し当てるには、どれだけ時間があっても足らなそうです。
ですから、タイヤ表記というルールが表示されていることで、すぐにそのタイヤの性能がわかりますし、仮にタイヤサイズを間違って、クルマに取りつかない?といった事態も避けられるのです。
タイヤサイズを間違うとヤバい!?
同じリム径(インチ)だとしても、タイヤの太さや扁平率を間違ってしまっても、タイヤ装着が可能なケースが生じます。
でも、間違ったタイヤを装着すると、ハンドルを切った際に、クルマボディのタイヤハウスにタイヤが干渉して、タイヤが異常摩耗したり、こすれた時の摩擦熱によって発生する熱の影響や、その他、色々な弊害が生じて、最悪は事故につながるといった状況も予測できます。
ですから、タイヤサイズを間違うとヤバいんです。
引用:https://www.honda.co.jp/N-ONE/webcatalog/interior/design/
仮に事故が起きなかったとしも、クルマの速度メーターや、距離計に狂いが生じてしまいます。
タイヤは円形ですから、直径×円周率(≒3.14)で、タイヤの円周の長さが求まります。
タイヤの円周長さは、タイヤが1回転した時に、クルマが進む距離を意味します。
クルマの内部には、回転部品の回転数を測定するためのセンサーが備わっていて、この回転部品の回転する速度から、タイヤの回転速度を換算して計測しています。
これに、タイヤが1回転する際のクルマが進む距離を換算することで、現在の走行速度や、走行距離を算出しているのが、速度メータの仕組みです。
ですから、タイヤ外径を正しく選択しないと、速度メーターや距離計の値が狂ってしまうことになるのです。
タイヤ交換のタイミングはいつ?
タイヤ交換のタイミングについても知っておきましょう。
スリップサインは即交換!
タイヤの摩耗が進むと車検にも通らなくなるどころか、高速走行中にタイヤがバーストしたり、タイヤが滑って、そのまま事故に発展する確率がグン!っと増してしまいます。
ちなみに車検に通る最低ラインは残り溝2㎜と聞いたことがありますが、1.6㎜の溝深さでスリップラインが出て「摩耗しているよ~」って知らせるように、タイヤは設計されています。
スリップラインは、タイヤ側面に注目すると、▲マークあれば、そこに溝と溝をつなぐスリップラインがありますので、スリップラインが出てしまっていれば、車検にも通りませんし、もうそのタイヤはヤバい状態であることを認識して、すぐに交換しましょう!
またタイヤの側面がガサガサになっている(俗にいうカゼをひいた状態の)場合も、バーストする可能性がありますから、早く交換しましょう!
もしも高速走行中に前輪がバーストしてしまったら、ハンドル操作が利かなくなって、すぐに命の危険が迫ります!
引用:https://tire.bridgestone.co.jp/about/maintenance/daily-check/index.html
N-ONE(Nワン)の純正空気圧は?
クルマが適切に走行するためには、タイヤに適正空気圧というものがあります。
FF駆動でフロントヘビーのN-ONE純正空気圧は、14インチであれば前輪2.4㎏f(240kPa)/後輪2.3㎏f(230kPa)なのですが、タイヤローテーションを考えると4輪2.4㎏f(240kPa)というのがベターでしょう。
また15インチ(プレミアムツアラー、RS)であれば、同じくローテーションを考慮すると4輪2.1㎏f(210kPa)というのが純正圧ですが、寒い冬場は空気圧も低下しますので、私なら2.2㎏f(220kPa)に調整します。
なお、空気圧を確認・調整したい場合には、最寄りのガソリンスタンドに行きましょう。
大概は無料で空気圧を調整できる機器が置いてありますから、わからなければ素直に聞いてみましょう。
N-ONE(Nワン)で17インチ可能!?スタッドレスタイヤは?
大は小を兼ねるという言葉がありますが、タイヤの場合はどうでしょう?
タイヤの場合、大なり小なり、大きなタイヤから小さなタイヤを装着する上で、タイヤ表記に示された正しいルールに基づいた選択が重要になります。
https://twitter.com/__84h/status/1093358030282846208
前述のタイヤ表記に基づいて、タイヤ外径や、タイヤ幅が正しければ、N-ONEのような軽自動車でも、純正サイズ以外にも、装備できるタイヤの選択肢は多くなります。
大きなリム径のタイヤは、一段と目立ちますので、もともと個性の強いN-ONEの外観フォルムを、さらに目立たせることになるでしょう。
インチアップ
外観が変わるインチアップは、ドレスアップと言っても良いでしょう。
ネット上の情報では、N-ONEに17インチホイールを装着した例もあります。
【不満な点】
さすがに、17インチ40は乗り心地が悪いです。引用:https://minkara.carview.co.jp/car/honda/n-one/partsreview/detail.aspx?cid=7572760&kw=17%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%81&pn=1&ucm=2
サイズ(F)・・・6J-16 INSET 45 Loディスク
サイズ(R)・・・6.5J-16 INSET 45 Loディスクフェンダー無加工なので、ゆるめ?のサイズを選択!
現状の車高で、かなり良い『ツラ』です♪
引用:https://minkara.carview.co.jp/car/honda/n-one/partsreview/detail.aspx?cid=7459867&kw=17%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%81&pn=1&ucm=2
ネット上の17インチホイール(タイヤは恐らく165/40R17だと思います)装着ですが、乗り心地が悪いとコメントされています。
また、16インチホイールで、フェンダーまでツライチにされた方は、ノーマルのタイヤハウス内に(タイヤが)干渉しないように、フロントのホイール幅(6J)に変えて、工夫をされています。
ヨーロッパ車に見られるように、フェンダーいっぱいまでタイヤを履いたクルマの外観は、とてもクールで、格好良く見えます!
タイヤのインチアップ効果は、見た目だけでなく、コーナリング性能のアップや、直進性能の安定性向上など、走行性能の向上が見込めるメリットも挙げられます。
一方で、前述のコメントにある乗り心地の悪さや、ホイール部分が大きくなって重くなることから、燃費性能の低下、特に軽自動車のような絶対的パワーの小さなクルマにとっては、大きなロスになるでしょう。
他にも、道路のわだちにハンドルを取られ易くなったり、タイヤとホイール自体の価格が高いなど、インチアップは、デメリットを伴うことも心得ましょう。
N-ONEに欲しい夏タイヤはコレ!
個性的なN-ONEルックスに、スポーティな走りをまといたいなら、POTENZA/RE003(ブリジストン製)の存在はかかせません!
これにレイズTE37(ヴォルクレーシング製)のアルミを履かせれば、ヤル気モードを裏切らない、毎日の走る楽しさがアップグレードされるでしょう!
さらに、雨の日も安心なウェット性能と、うれしい燃費性能をアップデートしたRE004シリーズが加わりました。
でもコスパを優先するなら、街乗りなのにスポーティを求める夏タイヤに、ブリジストンのRE003を試すのも良いでしょう。
(タイヤノイズが気になる方にはおすすめできませんよ。)
スタッドレスタイヤ
スタッドレスタイヤの場合、特に車重の軽い軽自動車であれば、私ならインチアップではなく、むしろインチダウンの13インチ(135/80R13)を選択します。
その理由は、スタッドレスタイヤの場合、タイヤの幅を小さくすることで、同じ車重に対する面圧を大きくすることで、スタッドレスタイヤの性能向上が期待できることと、13インチに下げることで、スタッドレスタイヤ自体の購入価格を下げることを目的とする為です。
ただし、見た目を気にする方にはおすすめできない方法であることは、間違いありません。
N-ONEに欲しい冬スタッドレスタイヤはコレ!
軽自動車のN-ONEといえども、冬の雪道に後悔しないためには、乗車用とうたわれるブリザックVRX(ブリジストン)はイチ押しです!
雪国の筆頭ともいえる北海道では、半分以上のクルマがブリザックを履くというのが常識のようです。
雪に強いブリザックと、車重の軽いN-ONEの面圧を最大限に引き上げる13インチホイールのコンビネーションは最強でしょう。
ところで、スタッドレスタイヤは雪道には絶大なる力を発揮する反面、ウェット(雨)性能はサマータイヤよりも劣りますから、タイヤ費用をケチっていつまでもスタッドレスタイヤで走行していると、梅雨時にタイヤが滑って事故を起こしてしまうと、タイヤ以上に高い出費を得てしまうことが起こります。
私の友人もその一人で、ウェットでは制動距離がのびるスタッドレスタイヤで、事故を起こしてしまいました。
命を乗せて運ぶクルマは、コンディションに応じて、お金には代え難いグリップ性能を持っていますから、今一度、見直してみましょう。
N-ONE(Nワン)装着可能なタイヤサイズまとめ一覧
装着時の速度メータが、純正となるべく同じになるタイヤサイズについて、まとめてみました。
尚、選定の基準は、純正の速度メーター速度の±1㎞/h以内という誤差(計算値)です。
ただし、ご使用のサスペンションの状態や、搭載されているディスクロータの大きさなど、実際に装着される場合には、きちんとタイヤやホイールに干渉が無いか、自己責任でご確認の上、ご装着ください。
純正タイヤ
おさらいですが、純正タイヤは155/65R14 75S、または165/55R15 75V(プレミアムツアラーとRSのみ)です。
16~17インチ
15インチ
14インチ
13インチ
このようにN-ONEのタイヤサイズ選択は、インチアップからインチダウンまで、多くの選択肢があるのですから、ご予算と目的に合わせて、是非、ご自分のN-ONEにぴったりな、タイヤとホイールを見つけて、N-ONEライフを楽しんでみてください。
でも、決して忘れないでください。
正しいタイヤの選択は、安全に走行するためのタイヤ選択です!
それでも、いくら正しいタイヤ選択をしても、スピードの出し過ぎは、タイヤ性能の限界を簡単に超えてしまう自殺行為ですから、常に正しいタイヤ選択と、安全運転を心がけましょう。
アイキャッチ画像引用:https://www.honda.co.jp/N-ONE/webcatalog/styling/design/