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今回は、日本を代表する「走って楽しい自動車メーカー」スバルのWRX S4とレガシィB4をご紹介します!
馴染みのあるSTIとは一味違ったキャラクラーのWRX S4と、北米のマーケットを意識して作られた新生レガシィの、燃費・維持費・サイズや乗り心地なんかもご紹介していこうと思います。
WRX S4、レガシィB4ってどんな車?
・WRX S4
モータースポーツで培ってきたパフォーマンスを兼ね備えながら、普段使いにも使いやすく燃費や安全性、乗り心地なども考えられた、多くの人が楽しむことができるスポーツセダンです。
引用:https://www.subaru.jp/wrx/s4/design/exterior.html
WRXシリーズの中のWRX STIとは似て非なるもので、こちらにはブレンボ製のブレーキや大型リヤスポイラー、スポーツシートなどはついておらず、AWDやエンジン性能まで別のものが与えられている。
WRX STIはマニュアルのみの設定で、アイサイトも搭載することができず、サーキットを走る人向けに作られたスポーツカーですが、WRX S4はいわばSTIを万人ウケするように乗りやすく少しお手頃価格にしたモデルなんです。
中でも今回オススメしていく2.0GTアイサイトが安全装備などが充実しており人気のタイプで、B4と比較検討してみたいと思います。
車両本体価格は3,369,600円となっています。
・レガシィB4
今回で6代目となるレガシィはもはやスバルの中ではインプレッサと並ぶ代名詞のようなものですよね。
中でもワゴンタイプのレガシィツーリングワゴンは大変人気がありましたが、2014年を最後に販売終了し、ワゴンとしてはレヴォーグに継承されています。
現在はセダンタイプのB4と、SUVとワゴンの間に位置するアウトバックというユーティリティワゴンがあります。
引用:https://sp.subaru.jp/legacy/b4/
一昔前の「レガシィ」のイメージからは大きく変わり、北米市場向けにサイズも乗り味も変わったレガシィB4をWRX S4と比較検討していきます。
今回はオススメグレードとして、レガシィB4リミテッドをご紹介していきます。
車両本体価格は3,240,000円となっています。
WRX S4、レガシィB4の燃費で比較、どっちがいいの?
それではまず、2台の燃費性能から比べてみたいと思います。
・WRX S4 2.0GTアイサイト
燃費:13.2km/Lとなっています。
引用:https://www.subaru.jp/wrx/s4/design/exterior.html
これを、年間走行距離が15,000kmで、ハイオク燃料が150円/Lだと仮定して計算をすると。
年間の燃料代は以下のようになります。
15,000km÷13.2km/L×150円/L=年間の燃料代約170,000円
・レガシィB4リミテッド
燃費:14.8km/Lとなっています。
引用:https://sp.subaru.jp/legacy/b4/
これを、年間走行距離が15,000kmで、レギュラー燃料が140円/Lだと仮定して計算をすると。
年間の燃料代は以下のようになります。
15,000km÷14.8km/L×140円/L=年間の燃料代約142,000円となります。
年間の差額が、約28,000円になり、それくらいの金額大した事ないと思われる方もいるかも知れませんが、仮に5年間乗り続けたとすると、単純に×5になりますので、5年間で約140,000円の差にもなるのです。
WRX S4、レガシィB4の維持費で比較、どっちが安い?
それでは、今度は燃費や車両価格などを含めた維持費の面で計算してみたいと思います。
車両の維持費は、車両新車価格から5年後の査定予想金額を差し引き、1年毎の費用にしてみました。
WRX S42.0GTアイサイト:(新車価格3,369,600円ー5年後1,246,000円)÷5年=年間424,720円
レガシィ B4リミテッド:(新車価格3,240,000円ー5年後972,000円)÷5年=年間453,600円
で、算出に含めていきます。
引用:https://www.subaru.jp/wrx/s4/design/exterior.html
なお、現在の中古車市場価格からの予想金額になりますので、常に変動する数字であることを了承ください。
WRX S4 | レガシィB4 | |
車両代 | 年間424,720円 | 年間453,600円 |
自動車税 | 39,500円 | 39,500円 |
重量税 | 10,000円 | 10,000円 |
車検代 | 40,000円 | 40,000円 |
その他整備費用 | 10,000円 | 10,000円 |
燃料代 | 170,000円 | 142,000円 |
年間合計 | 694,220円 | 695,100円 |
うーん。。。
とっても微妙な差ですね!
5年後の査定価格もおそらくS4の方が人気があると思うんですよね。
それでいて燃費がレガシィの方が良くなっているので、その点で僅差になっているのだと思います。
あとは、たくさん車に乗られる方や、あまり乗られない方で燃費の部分が大きく変わってくると思いますので、たくさん乗るならレガシィ、あまり乗らないならWRXという具合に判断することもできます。
ぜひ参考にしてみてください!
WRX S4、レガシィB4のサイズを比較!
続いては、日本の道路事情の中でどちらが運転しやすそうか、車両のサイズと見ていきたいと思います。
WRX S4 | レガシィB4 | |
全長×全幅×全高 | 4595×1795×1475 | 4800×1840×1500 |
ホイールベース | 2650mm | 2750mm |
最小回転半径 | 5.5m | 5.6m |
車両重量 | 1540kg | 1540kg |
室内長×室内幅×室内高 | 2005×1490×1205 | 2030×1545×1220 |
レガシィが一回り大きいですね。
引用:https://sp.subaru.jp/legacy/b4/
北米向けにそれなりに中も広く作るためだとは思いますが、その割にはWRXの室内が十分広いのがビックリしました。
ホイールベースが長い分前後席の間隔はレガシィの方が広いかと思いますが、室内長はWRXでも十分ですね。
最小回転半径は殆ど変わりませんが、レガシィの方が全長、全幅共に大きいことから、取り回しのしやすさはWRXの方が良さそうです。
体の大きい人が乗ったり、燃費を気にされるファミリーカーとして乗るならレガシィの方がいいでしょう。
WRX S4、レガシィB4の乗り心地を比較!
最後に乗り心地を比較してみたいと思います。
まずはWRX S4の方から。
さすがにスバルのスポーツマインドを全面に纏っているだけあって、走り出す瞬間から地面から伝わってくる足回りの味付けは結構硬めでスポーティーだなあと感じますね。
しっかりとワインディングを捉えていける間隔がありながら、STIほどのスパルタンな印象ではないのでそれなりに乗りやすくはされています。
パワーも有り余るくらいありますし、ドライブするのが楽しくなる1台です!
続いてレガシィのB4はというと、こちらも程よく硬めのドッシリとした乗り味となっています。
ワインディングが楽しいというよりも、ゆったりと高速を巡航するのが気持ちよくなるようなゆとりのある印象です。
引用:https://sp.subaru.jp/legacy/b4/
エンジンパワーはS4ほどポテンシャルが高いわけではありませんが、日本の道路を走る分には必要十分でしょう。
ターボでも直噴でもありませんが、気持ちのいい水平対向のエンジンがこの車の良さをさらに引き立ててくれているように思います。
私個人的な好みとしては、ドライブを楽しくエンジンパワーも欲しいのでWRX S4がオススメですが、中の広さが欲しくてそれなりのパワーでゆったりと走りたいという方にはレガシィB4をオススメしますよ!
WRX S4、レガシィB4の燃費、維持費、乗り心地比較のまとめ
いかがでしたでしょうか?
同じスバルのスポーツセダンでも、しっかりとキャラクターが別れていて、それぞれにターゲットとしている客層が違うのがよく分かります。
以前までは、STIはSTIでスポーツ走行に特化した車を選ぶか、通常モデルを選ぶかしか無かった選択肢の狭さが、レヴォーグが出たり、WRXが出たり、その中でS4が出てきたりしたおかげでレガシィが世界戦略車として独り立ちすることが可能になり、結果的にまた新しいスバル車の楽しみ方を提案してくれています。
今回紹介した2台はそれぞれ違うキャラクターではありますが、走りに対する情熱やスバルファンを大切にするメーカーの想いは十二分に伝わる魅力あるクルマですね!
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