カローラフィールダー バッテリー情報！【トラブル・対処法・おすすめ等】

手ごろな価格、使いやすい大きさ、広いラゲッジスペース、そしてハイブリッドの設定まである、国民の強い味方なステーションワゴン、TOYOTA『カローラフィールダー』。

低燃費で、５人＋ゴルフバッグ４つ分も積める積載スペースを誇るカローラフィールダーは、旅行にも大活躍する車だ。

引用：https://toyota.jp/corollafielder/exterior/?padid=ag341_from_corollafielder_top_exterior

寒い冬も終わり、暖かな行楽シーズンになったなら、家族や友人を乗せてドライブへ行こう。

敷物や美味しい食べ物を用意して、花見へ出掛けよう。

広いラゲッジスペースに沢山のキャンプ用具を載せて、皆でキャンプを楽しもう。

そんな事を考えながら、今年のイベントスケジュールを計画するのは凄く楽しいものである。

・・・でもちょっとその前に、車の『バッテリーチェック』はちゃんと行なっているだろうか？

車で使用されているバッテリーは『重要』な部品であり、また『寿命』も存在する。

旅先でバッテリートラブルが原因で立ち往生してしまう前に、しっかりとカーバッテリーについて理解しよう。

バッテリートラブル

引用：http://www.jaf.or.jp/rservice/

カローラフィールダーに限ってという事では無く、カーバッテリーは車にとってもっとも重要な部品の一つだ。

バッテリーが劣化してくると様々な症状が出てくるが、最も困るバッテリートラブルと言えばやはり、『車が動かなくなる』というトラブルだろう。

『JAF』の過去の統計においても、一般道での車のトラブルランキングの中には、過放電によるバッテリーあがりが必ずランキング上位に入っている。

引用：https://www.car-hokengd.com/maintenance/engine-room-structure-inspection/

バッテリーの電力を必要とする場面は、多岐にわたる。

まずエンジンを掛ける際、燃料タンクより送られて来ている燃料に点火プラグが火花を散らして着火させる必要がある。

その着火の電力には、当然バッテリーの電力を必要とする。

またもう一つ、エンジンを始動するには『セルモーター』に電力を送る必要があるのだが、バッテリーの電力が落ちていると「カツン」という音が鳴るだけで、エンジンが掛からないという事がある。

ヘッドライトやブレーキランプ、フォグランプといった灯火類や、ナビやエアコンといったものにも電力を多く使う。

車は通常、走行中に『オルタネーター』によって自己充電を行ないバッテリー電力を安定させるのだが、「普段は街乗りばかりであまり距離を走らない」・「燃費を稼ぐために、いつも2500回転以下の低い回転数で走っている」といった事が続くと、十分に充電がされずバッテリーの電力を失う一方となる。

また、カーバッテリーは外部の気温が低くなると、電力が一気に落ちてしまう。

特に、マイナス気温が続く冬の北海道では、『寒冷地仕様』としてカーバッテリーの容量が高いものを装着しなければ、当然の様にエンジンは掛からなくなってしまうのだ。

そして『ハイブリッド車』も、ハイブリッド非搭載の車に比べればエンジンが始動している場面が少ない為、オルタネーターによる充電が不十分となる割合が多くなってしまうので注意が必要だ。

ハイブリッド車には、ハイブリッド車に対応したカーバッテリーの装着が必要となる。

カローラフィールダーにもハイブリッドモデルが存在する為、もしバッテリーを交換する際には買い間違えないように気をつけよう。

カローラフィールダーのバッテリーについて

引用：https://toyota.jp/corollafielder/exterior/?padid=ag341_from_corollafielder_top_exterior

カローラフィールダーには3タイプのエンジンがある。

• 1.5リッター　ガソリンエンジン
• 1.5リッター　ハイブリッドエンジン
• 1.8リッター　ガソリンエンジン

以上の3タイプだ。

そして使用するバッテリーは、それぞれ以下の通りとなる。

■1.5リッター　ガソリンエンジン

• 標準仕様バッテリーサイズ：46B24L
• 寒冷地仕様バッテリーサイズ：55D23L

■1.5リッター　ハイブリッドエンジン

• 標準仕様バッテリーサイズ：S34B20R
• 寒冷地仕様バッテリーサイズ：S34B20R

■1.8リッター　ガソリンエンジン

• 標準仕様バッテリーサイズ：46B24L
• 寒冷地仕様バッテリーサイズ：55D23L

以上のバッテリーサイズは、1.5リッターの4WDガソリンエンジンも同様のバッテリーサイズとなる。

（※1.5リッターハイブリッド車、及び1.8リッターガソリンエンジン車に4WDの設定なし）

おすすめ カーバッテリー

一口に『カーバッテリー』と言っても、色々なメーカーが商品を販売している。

その為、一体どのカーバッテリーを買えばいいのか、悩む人も多いだろう。

そこで、筆者がおすすめするカーバッテリーをいくつか紹介しよう。

購入の参考にして頂ければ幸いだ。

■ATLAS BX カーバッテリー

引用：https://item.rakuten.co.jp/pickupshop/at60b24l/

「とにかく、安くて性能が良いもの」という事であれば、まず候補に挙がるのは『ATLAS（アトラス）BX』のバッテリーだ。

韓国のバッテリーメーカーが製造するカーバッテリーとなるが、日本車に対応したバッテリーも多くラインナップしている。

生産国で懸念する人も多いかもしれないが、実は世界の高級車用バッテリーとしても使用されるほど信用性が高いカーバッテリーなのだ。

その特徴は以下の通り。

• カルシウムとスズの合金グリッドの採用
• 腐食防止性能、液減り、自己放電を最小限に抑制
• 低抵抗包装セパレーター採用による高い始動性能
• 極板間におけるショートを防ぐ高い安全性
• 鋳造式一体成型ストラップによる始動性と振動耐久性

となっている。

ハイブリッド車用のバッテリーもラインナップしているので、安いバッテリーを探しているならチェックしてみて欲しい。

■Panasonic Caos カーバッテリー

引用：https://panasonic.jp/car/battery/caos/2018/index.html

『made in JAPAN』の安心に拘るのであれば、間違いなくおすすめなのがこの『Panasonic Caos』のブルーバテリーである。

業界最高水準の大容量を実現したと謳うこのバッテリーは、充電不足になりがちなものにも十分な容量で対応し、安定した電力を供給する。

引用：https://panasonic.jp/car/battery/caos/2018/index.html

またこのバッテリーは、『スピーカーより流れて来るオーディオの音質が向上する』とも謳っているのが面白い。

メーカーの説明では、「バッテリーの大容量化により、低音を発する力強さがアップし、また音質にも透明感が出る」という事である。

引用：https://online.stereosound.co.jp/as/17189581

実際にこの様な設備を用意し、専門家が検修を行なって得た結果なのだから、間違い無いのだろう。

車の始動性だけでは無く、オーディオなどの音質にも拘る人には、ぜひ試して貰いたいカーバッテリーだ。

まとめ

引用：https://toyota.jp/corollafielder/exterior/?padid=ag341_from_corollafielder_navi_exterior

何度も言う様ではあるが、カーバッテリーは車にとって無くてはならない物である。

そして、搭載されたカーバッテリーは車の『自己充電』によって電力が安定し、長くカーバッテリーの寿命をもたせることが出来るのだ。

その為には、車を多く使い、自己充電を行なう時間を長く作る必要がある。

引用：https://toyota.jp/corollafielder/about/?padid=ag341_from_corollafielder_navi_about

しかしそういう事であれば、沢山の荷物を載せて出かけられるカローラフィールダーなら、まったく問題は無いだろう。

沢山の友人、そして家族を誘って、非日常的なレジャーを楽しんで欲しい。

・・・しかし、出かける前には車のメンテナンスもしっかりと。