スパイクタイヤが禁止!スタッドレスタイヤを自作スパイクタイヤとして復活させるには?

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現在はスパイクタイヤ法規制で禁止され、市場からほぼ消えてしまいました。

それに代わって冬タイヤの代表格は、スタッドレスタイヤになっています。

スタッドレスタイヤも他のタイヤと同様消耗します。

そこでスタッドレスタイヤを自作して、スパイクタイヤに復活させる方法について調べてみました。

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スタッドレスタイヤを自作で復活させるための方法と手順

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雪道の恐怖、それはスリップして車がスピンすることや、ブレーキを踏んでいるのに速度が落ちないブレーキのロックですよね。

これは豪雪地帯だけではなく、都心部や都市近郊でも積雪警報が出ると、車をお持ちの方はスタッドレスタイヤのことを思い浮かべると思います。

著者も、冬にノーマルタイヤで走っていて、雪が降っていないはずの道なのに、凍った水たまりにタイヤが乗りスリップしかけたことがあります。

雪道で滑ると一口に言っても、そのパターンは2つあります。

1つは、アイスバーンと呼ばれる凍結路の状態

著者がスリップしかけたのはこのパターンです。

雪が降っていない水たまりにうっすらと氷が張っているのを確認してスピードを落としたにも関わらず、車が横にスライドした経験は冷や汗ものでした。
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これは、凍った水たまりに温まったタイヤが凍った水たまりを溶かし、タイヤと氷の間にできた層が原因で滑ると言われています。

そしてもう1つは、積雪路で、これは雪が降って積もったり、積もった雪が水と混ざりシャーベット状になっている状態です。

積雪路は、まだ雪が深い状態であるため、スリップするというよりスタックします。

スタックというのは、タイヤが空転して前に進まない状態です。

そしてノーマルタイヤで積雪路を走る際は、このスタックの方が怖いです。

スタックしないこと、これが雪の走破性で四駆が良いと言われている理由です。

四駆以外の車は、前輪か後輪のどちらかしか動いていません。

そのためどちらかが空転してしまうと前に進まなくなってしまいます。

スタックしないようにするには、スタッドレスタイヤが持つ溝の特性が有効になる訳ですが、溝は使用していると減ってきます。
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引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Dettaglio_lamelle_zigzag_tradizionali.jpg
A7N8X [CC BY-SA 4.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)]

DIYもできますが、ここでは販売されているスパイクを使った方法をご紹介します。

車のパーツを販売しているところにも置いてあるところもあります。

またネット上でも購入することのできるアイテムです。

それは、スタッドレスタイヤを簡単にスパイクタイヤに変身させるアイテムです。

安いもので12,000円から購入することができ、特にアイスバーンの路面で弱くなってしまったスタッドレスタイヤの制動力をスパイクで補うことができます。

これにより凍結路も、積雪路の両方に対応することができます。

取り付け自体はとても簡単で、まず付随の専用工具で、スタッドレスタイヤの溝を広げます。

次に、広げた部分にスパイクピンを置いて棒で抑えて取り付けるだけです。

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引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Studded_snow_tire_20171027.jpg
Santeri Viinamäki [CC BY-SA 4.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)]

それ以外の方法としては、打ち込みと言われる方法があります。

これは、タイヤに直接スパイクガンで打ち込んでいくものと、ねじ式のスパイクをタイヤにねじ込む方法があります。

これらの方法自体に規制はありません。

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スパイクタイヤは全面禁止?禁止になった訳と罰則について

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前述したように、スパイクを打つようなツールが違法ではなく販売されているのにも関わらず、市場からスパイクタイヤが消えてしまった訳、そして何が禁止なのかについてみていきたいと思います。

以前は、スタッドレスタイヤより雪を掻くとして人気だったタイヤとしてスパイクタイヤですが、現在は法規制でほぼ市場から消えている状態です。

スパイクタイヤとは、文字の通り、金属製の鋲を穴を開けて埋め込んだタイヤのことを指します。

タイヤのゴムや溝ではなく、鋲が持つグリップ力によって、積雪路はもちろん、凍結路でも走行が安定することで、約40年前までは冬用のタイヤとして主に使われていました。

禁止になった理由ですが、2つあります。

まず1つ目ですが、積雪路はアスファルトの上を雪が覆っているためアスファルトに鋲が当たることはほとんどありません。

しかし雪が覆っていないアスファルト路面を走ることで、スパイクタイヤの鋲が路面を傷つけてしまうというのが理由です。

傷つけることに伴い、道路の表示が消えてしまうという問題点が浮上しました。

そして2つ目ですが、アスファルトが削られたことで発生する粉じんです。
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この粉じんが環境や人体への健康被害に悪影響を及ぼすことが問題となり、「スパイクタイヤ粉じんの発生の防止に関する法律」が1990年6月27日に施行され、規制されることになりました。

では実際に、この「スパイクタイヤ粉じんの発生の防止に関する法律」の規制はどのようなものなのかというと、この規制には対象指定地域が存在しています。

2017年3月現在、指定地域が18の道県にあり、セメント・コンクリート舗装もしくはアスファルト・コンクリート舗装で積雪や凍結していない場合に、スパイクタイヤで走行することで、罰金が課せられます。

罰金は10万円以下です。
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逆に言えば、指定された地域以外の場所や舗装されていない道路については、積雪していなくてもスパイクタイヤの公道走行は禁止されていないことになります。

また、125cc以下のバイク・自転車は使用制限の規定がないため走行が可能です。
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引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Spikes-Rennmotorrad.jpg
Kassander der Minoer [CC BY-SA 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/)]

スパイクタイヤの指定地域でも、積雪や凍結してない道を走ったら罰則です。

ですからそんな危険は犯せないということで、次第に販売店から消えてしまい、今ではスタッドレスタイヤが主流になっています。

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スパイクタイヤとスタッドレスタイヤの違いは?

スパイクタイヤに代わり、現在では冬用タイヤとして一般的に使われているスタッドレスタイヤです。

そして元々の意味は、鋲を意味するスタッドが無いということで、「スタッドレス」と呼ばれるようになりました。

ノーマルタイヤと比較すると、大きな違いとしてはゴムのブロックの中に細かな溝が刻まれており、その溝のことをサイプと呼びます。

そのサイプが雪を噛みながら進むことで、タイヤのグリップを得るという構造になっています。

またノーマルタイヤに比べて深い溝が特徴です。
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引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Traction_Tires_(5123802741).jpg
Oregon Department of Transportation [CC BY 2.0 (https://creativecommons.org/licenses/by/2.0)]

当初、スパイクタイヤに代わり登場したスタッドレスタイヤには、性能が劣るのでは無いかと不安視されていました。

しかし、タイヤメーカーが各社性能アップのために技術開発を進めることで、現在では性能がアップし、実用的なタイヤとして確立したと言えます。

スタッドレスタイヤで雪のない道を走ると分かるのですが、ふわふわとして接地感のない印象を受けます。

実は、このふわふわとした感覚というのがスタッドレスタイヤの特徴で、柔らかいゴムが氷に吸い付いたり、深い溝が雪を掻き分けながら走っているのです。

もちろん、スタッドレスタイヤは前述の通り柔らかいので、同じタイヤだからといって通年で利用するとすぐにゴムが減りタイヤとして使えなくなるので禁止です。

整備工場に持っていくと、磨耗してパンクするから履き替えて!と怒られますので注意してください。
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スタッドレスタイヤを自作して復活させるまとめ

以前はそのグリップ力から雪道のタイヤとして一般的だったスパイクタイヤですが、今ではスタッドレスタイヤの性能も上がり雪道でのグリップ力や制動も格段に良くなっております。

またスパイクタイヤというのも過去の物という印象がありますが、自分でスパイクを打ち込むことに規制はないことから、復活させて走らせることも可能です。

ただし、その場所が規制されている場所なのか、路面の状況は使用に適した状態なのかに特に注意してから使用することをオススメします。

アイキャッチ画像引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Spikereifen.JPG
Kantor.JH [CC BY-SA 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/)]

この記事を書いた人

THUNDERBIRD
以前にガソリンスタンドや自動車中古部品販売店に働いていました。
危険物取扱者の乙四を持っています。



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