エアロパーツでカスタムしよう!種類別のメーカー選びと価格を比較!

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愛車をエアロパーツでビシッとキメてカスタムしたいけど、いざ買おうと思ってもどんなエアロパーツを選べば良いのか分からない人が多いと思います。

スポーツカー専門店で、自動車パーツの企画・生産・販売に携わって居た私がオススメするエアロパーツを紹介しちゃいます!

エアロパーツでカスタム!あなたはどの種類のエアロパーツ?

エアロパーツと聞いて、皆さんはどのようなイメージを持っていますか?

カスタムを楽しむだけのエアロパーツから、本格的な競技やレースで使用するエアロパーツまで、目的に応じて色々な種類のエアロパーツが各メーカーから販売されています。

まずは、エアロパーツの特徴について説明していきますね。

レース用エアロパーツの特徴

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引用:http://www.v3wall.com/ja/html/pic_down/1920_1080/pic_down_90411_1920_1080.html

レース用のエアロパーツと言っても、本格的なレースで使用するエアロパーツから、ジムカーナ競技やドリフト競技など、高速仕様なのか?コーナリング重視なのか?で、エアロキットの形状や素材も全く異ってきます。

ここで一つ気を付けなければいけないのは、レース用のエアロパーツは、車検に受からないパーツが殆どだと言う事です。

例えば、マフラーを購入する時に『車検対応』と言う言葉を聞いた事がありませんか?大手カー用品店で販売されているエアロパーツは、全て車検対応商品と思って頂いて構いません。

大手カー用品店で車検非対応のパーツを販売すると違法な商品を取り扱っていると言う事で、営業停止になる恐れがある為、基本的には合法な商品しか取り扱っていません。

では何故レース用エアロパーツが車検非対応の商品が多いのかと言いますと、公道で走る事を前提で作っているのではなく、車を早く走らせる為だけに作られているので、強度面での安全性や公道で万が一事故を起こした場合の事など考えて作られていないからです。

レース用エアロパーツを購入して愛車に取付ける場合は、全て自己責任ですし、違法性があるかもしれない事を頭に入れて購入しなければいけません。

実際、私も競技用エアロパーツを取付けて公道を走っていましたが、警察に良く整備不良で切符を切られたものです。

レース用エアロパーツを装着したまま公道を走って事故を起こした場合は、保険が使えない可能性もあるので絶対にしてはダメですよ!

レース用の車を大きなトラックで運んでいるのを目にしたことがあるかと思います。あれはレース用の車では公道が走れないからなのですね。

おしゃれ(ドレスアップ)エアロパーツの特徴

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引用:http://cargeek.jp/9776

カスタム用のおしゃれ(ドレスアップ)エアロパーツは、大手カー量販店でも購入する事が可能です。

レース用エアロパーツと何が違うのか?素朴な疑問ですよね。

おしゃれ(ドレスアップ)エアロパーツは、車検に受かるエアロパーツである事!と言うのがレース用エアロパーツとの大きな違いかもしれません。

自動車の諸元サイズの範囲以内が大前提で、例えば最低地上高が車検に通る範囲になっているのか?

5ナンバー規格の車がエアロパーツを装着する事で、3ナンバー規格になっていないか?など、車検に受かると言う事が絶対となります。

おしゃれ(ドレスアップ)エアロパーツは、車検対応の適合検査も合格している商品なので、安心して公道を走る事が出来ますが、車高調などを装着して自分で車高を下げてしまって最低地上高を下回ってしまった車で公道を走ると当然ですが、警察に捕まりますし、事故を起こして保険が使えない事もあり得ます。

また、おしゃれ(ドレスアップ)エアロパーツだからと言っても、デメリットもあります。

まず、大手カー量販店などでは工場のリフトが使用出来ないのでオイル交換を断れる事もありますし、街中の立体駐車場も入れない所がほとんどだと思っておいて下さいね。

レース用エアロパーツにしろ、おしゃれ(ドレスアップ)エアロパーツにしろ、愛車を格好良くすると言うことは、何かを犠牲にしないといけないと言うことなので、不便さだけは覚悟しておいて下さいね

レース用エアロパーツのメーカーはどんなところ?価格はどれくらい?

レース用として開発されたエアロパーツは、0.1秒でも早く走る為に、空気抵抗やエンジン・ラジエター・ブレーキなどの冷却効果、コーナリングでの安定性や軽量化など、デザイン性も考えつつも性能重視で開発されています。

まずは何種類かのド派手なレース用エアロパーツを価格もあわせて紹介しますね。

メーカーはD-MAXとG-SONICです

D-MAXS15用レーシングスペック

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引用:http://www.dmax-cs.com/1-product-earo-s15r.html

写真のパーツはフロントバンパー、フロントフェンダー、サイドステップ、サイドステップカナード、リアフェンダー、リアバンパーの6種類です。

このフルセットで¥378,000-(消費税込)となります。

意外と安いと思われる方もいらっしゃるのでは?

G-SONICEVOLUTION180SX

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引用:https://www.gpsports-gallery.com/products/category/g-sonic/

写真のパーツはフロントバンパー、フロントバンパーカナード、サイドステップ、サイドステップ、リアフェンダー、リアバンパー、リアバンパーカナード(上下セット)の6種類です。

こちらはコンプリートKIT:¥1,382,400-(消費税込)です。

おしゃれ(ドレスアップ)用エアロパーツのメーカー、価格は?

レース用のエアロパーツと違って、車検対応のエアロパーツですから、胸を張って公道を走る事が出来るのは嬉しいですよね!

純正オプションパーツと見間違える程のフィット性で、取付不良の少ない優れた品質が売りのメーカーのみを厳選して選んでみました!

C-WESTとMODELLISTAをご紹介します。

C-WEST/トヨタ86

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引用:http://www.c-west.co.jp/aero/86_ZN6/index.asp

写真のパーツはフロントバンパー、サイドステップ、リアハーフスポイラー、フロントフェンダー、フロントフェンダー(アクセントカバー)、リアスポイラーの6種類です。

これで6点セット:¥339,120-(消費税込)です。

MODELLISTA/ヴォクシーエアロキットA

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引用:https://clicccar.com/2019/01/10/679999/

写真のパーツはフロントスポイラー、スタイリッシュモール、リアスカート、シグネチャーイルミブレードの種類です。

 

4点セットで¥172,800-(消費税込)です。

 

エアロパーツ取付 一般的な工賃

 

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エアロパーツを購入しても、取付には別途取付工賃が必要となります。

取付工賃は、お店によって全く異なりますので、あくまでも参考工賃と思って下さいね!

パーツ取付工賃

フロントアンダースポイラー:¥ 8,000-

フロントバンパースポイラー:¥10,000-

サイドステップ(左右)  :¥20,000-

リアアンダースポイラー  :¥ 8,000-

リアバンパースポイラー  :¥10,000-

リアスポイラー      :¥15,000-

ディフューザー      :¥20,000-

カナード         :¥3,000円/個

塗装料金

フロントアンダースポイラー:¥10,000-

フロントバンパースポイラー:¥20,000-

サイドステップ (左右) :¥20,000-

リアアンダースポイラー  :¥10,000-

リアバンパースポイラー  :¥20,000-

リアスポイラー      :¥10,000-

ディフューザー      :¥15,000-

カナード      :¥3,000-/個

社外エアロキットは、フィッティングの悪いパーツも多く、スムーズに取付が行えない場合は、加工に必要な工賃が別途かかる場合があります。

特にサイドステップやリアスポイラーは、ボディに穴を開ける必要もあるので、お店によって工賃に開きがあるのでご注意下さい!

塗装に関しては、エアロパーツの素材や塗料によって価格差があって、ソリッド系は安いのですが、3コートパールなどは少し高めの設定になっています。

 

エアロパーツをDIYで取り付けてカスタムする方法

エアロパーツのDIYですが、ウレタンやFRPなどを使って造形から行うDIYは、さすがにハードルが高すぎるので止めておきましょう。

今回は、ABS樹脂製やFRP素材で出来た未塗装のハーフスポイラーを塗装する手順を紹介してみますね。

ハーフスポイラーをDIYする為に必要な道具

 

最近は、塗装済の状態で販売されているエアロパーツもありますが、車の色に出来る限り合わせたいと言う方の為に、未塗装の状態で販売されているエアロパーツもあります。

未塗装のハーフスポイラーを自分で塗装する場合、次のような道具が最低限、必要となるので覚えておいて下さい。

耐水サンドペーパー

下地処理に使う、200番~1000番の耐水サンドペーパーを用意して下さい。

サフェーサー

ハーフスポイラーに塗料をしっかりと密着させる為に使用する下塗り剤です。

塗料

大型カー量販店で販売されているウレタンボディーカラースプレーで構いません。

トヨタ、スバル、マツダなどのメーカーや車種によってはアマゾンでも購入できます。

 

トップコート

光沢を出す為の、最終的な仕上げを行うウレタンクリアーです。

ウレタンクリアーは色合わせの問題が無いのでアマゾンでも安心ですね。

ハーフスポイラーをDIYで塗装する

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引用:https://www.flexdream.net/line-x_auto/exterior_custom-hiace/24337/

未塗装のハーフスポイラーを自分で塗装する作業工程を簡単に説明しますね。

ペーパー掛け

未塗装のハーフスポイラーは、表面が凸凹していますし、塗装がしっかりと密着するようサンドペーパーで表面をツルツルにしていきます。

まずは粗目の200番から濡らしたペーパーで全体的に掛けて、中目の400番である程度仕上げた状態にして、最終的には極細目の1000番でツルツルに仕上げてペーパー掛けは完了です。

下地処理

塗装する前に、塗料がしっかりとハーフスポイラーに付着するように下地剤としてウレタンサフェーサーを塗布します。

ハーフスポイラーから20cm30cmくらい離して全体に塗布すればOKです。

しっかり乾かさないと綺麗に密着しないので、風通しの良い場所で10時間~15時間ほど乾かして下さい。

塗装

サフェーサーが乾燥したら、いよいよボディーカラーの塗装です。

スプレーガンがあれば綺麗に塗布出来ますが、スプレーガンを準備するのは難しいので、缶スプレーのままチャレンジ!

良くスプレー缶を振って、ハーフスポイラーから30cmほど離して左右に大きく振りながら全体的に薄く塗布していきます。

ハーフスポイラーとスプレー缶の距離が近すぎると、塗料が垂れてしまうので、薄く塗り重ねて行くイメージで塗布して下さい。

この工程を満足行くまで繰り返して下さい。

仕上げ

しっかり塗装が乾燥した事を確認したら、極細目の1000番サンドペーパーを全体的に当てて、ボディーカラーの塗布と同じ要領でクリアー塗装を塗布して完成です。

エアロパーツを部品からDIYするのは有りか無しか?

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引用:http://woman-illust.com/shufu-gimon/

エアロパーツを部品からDIYするのが正解かどうかは難しいですね。

エアロパーツのDIYは、仕上がりに関係なく、自分でやり遂げた達成感を求めるか?お金を少しでも節約したい方に向いている作業ですね。

作業する為には、かなりの時間と手間が掛かるわりに、プロと比べると明らかに仕上がりは悪くなります。

将来的に下取や買取に出す事を考えた場合、エアロパーツの仕上がりが悪ければ査定評価も下がりますし、全体的に汚く見えてしまう事もあるので、エアロパーツのDIYはお薦めできません。

 

エアロパーツ付き中古車購入のポイント

エアロパーツでカスタムした車を手に入れる方法としてエアロパーツ付きの中古車を購入する方法もあります。

エアロパーツが装着されている中古車は、ノーマルの中古車と比べて非常に人気が高く、適正相場を超える車も少なくありません。

エアロパーツ付中古車のポイントをいくつか挙げてみますので、購入する時の参考にしてみて下さい。

エアロパーツ付き中古車購入のメリット

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引用:https://elife-media.jp/3090

エアロパーツ付き中古車購入の最大のメリットは、一から高いエアロパーツを購入して取付る必要がない事ですね。

ノーマルの車からエアロパーツを選んで購入するのは、お金も時間もかなり必要となるので、最初から付いている方が断然お得!

また、相場よりも高く購入しても、大切に乗ってさえいれば売却時にも高く売れる事も最大のメリットと言って良いでしょう。

中古車を購入してエアロパーツを取付ける予定があるなら、最初からエアロパーツ付きの中古車を購入する事が理想的ですね。

エアロパーツ付き中古車購入のデメリット

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引用:https://elife-media.jp/3090

エアロパーツ付き中古車購入のデメリットは、先ほども言いましたがノーマルの車と比べて価格が高い事ですね。

カスタムの度合いにも依りますが、『Ask』と言うプライスボードを中古車店で見かけた事はありませんか?

カスタムした車は、価格や相場は関係無く、欲しいと思った人が居ればいくら価格が高くても売れるので、相場は有って無いようなもの。

自分が欲しかったエアロパーツじゃない車でも、我慢出来ずに妥協をして購入してしまい、後で後悔なんて話も良く耳にします。

エアロパーツの取付や塗装が粗悪で、購入後しばらく経ってから気付いたなんて事も、良くある話ですね。

これだけは忘れないで!!エアロパーツ付き中古車購入の注意点

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引用:http://irasutoya.blogspot.com/2014/05/blog-post_368.html

エアロパーツ付き中古車購入の注意点としては、カスタムした際に取り外した純正パーツがあるかどうかを必ず確認するようにして下さい。

万が一、車検に受からなかった場合に、純正部品があればいいのですが、純正品を改めて購入するほどバカバカしい事はありませんから。

後、車検対応パーツが付いている場合は、車検対応であると言う証明書が車検の時には必要となりますので、書類の有無も確認するように!

エアロパーツが割れずにちゃんと取付が出来ているか?塗装ムラがないか?購入して後悔しないか?などデメリットで挙げた問題点をしっかり思い出して下さいね。

エアロパーツのカスタムのまとめ

エアロパーツのカスタムについて紹介してきましたが、エアロパーツを取付けるには多額の予算が必要となりますね。

エアロパーツを装着したら、【燃費向上】や【最高速が上がった】など聞きますが、国内で普通に走行するだけでは実感する事は正直、不可能です!

エアロパーツはあくまでも【おしゃれ】【見た目の変化】を楽しむパーツと思って購入して下さいね。

アイキャッチ画像引用:https://www.gpsports-gallery.com/products/category/aero/

 

この記事を書いた人

クルマニアG(ymiyazaki)
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