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近年のSUV人気はとどまることを知らず、自動車メーカーはこぞってSUV開発に力を入れていますね。
今回はSUVの中でも、本格的なオフロードカーであるジープの「ラングラー」と、イギリス高級自動車メーカー、ジャガー「E-PACE」を徹底比較してみます。
今回比較するのは「維持費」、「燃費」、「乗り心地」の3つです。これらの要素において、果たしてどちらのクルマにに軍配が上がるのか、調べてみましょう。
ラングラーのスペック
引用:https://www.jeep-japan.com/
今回比較するラングラーのモデルは「UNLIMITED Sport」です。
主な諸元は以下のようになっています。
- 直列4気筒DOHCターボ
- 総排気量 1995cc
- 車両重量 1950kg
- 最大出力 272PS(5250rpm)
- 最大トルク 400N・m(3000rpm)
- 使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
- 燃料消費率 11.5km/L(JC08モード)
このダウンサイジングターボはとても優秀で、3.5リッタ―モデルの「Sport」と比較しても全くそん色のないスペックとなっています。
そして、パワーも大きく、トルクも太い。力強い走りが期待できます。
これでいて悪路走破性が高いとなれば、あなたにとって頼もしい存在になること間違いなしでしょう。
そして注目するポイントが、使用燃料がレギュラーガソリンであることです。これで燃料代が少し抑えられる点もうれしいですね。
E-PACEのスペック
引用:https://www.jaguar.co.jp/index.html
E-PACEのモデルは「D180」です。
- ターボチャージドディーゼルエンジン
- 総排気量 1999cc
- 車両重量 1920kg
- 最大出力 180PS(4000rpm)
- 最大トルク 430N/m(1750-2500rpm)
- 使用燃料 軽油
- 燃料消費率 14.9km/L(JC08モード)
こちらはディーゼルエンジンで、排気量は2リッター!トルクは低回転から太く、パワーも申し分ない数値となっています。
ディーゼルエンジンだけあって燃費の数値も非常によく、軽油ですから燃料代もかなり抑えられそうです。
これは期待の1台となりそう。
見た目もスポーツカーのようなデザインで、どのような走りを実現しているのか期待できますね。
2台の維持費はどれくらい?
自動車を維持するための費用として、「自動車取得税」、「自動車重量税」、「自動車税」が主に必要な税金です。
今回はそれぞれに対して、両車両にかかる税金を比較していきます。
自動車取得税
引用:https://www.jeep-japan.com/
自動車取得税は、購入時に車両取得価格の3%を納税します。
- ラングラー 車両本体価格5043,000円~
→自動車取得税 151,290円~
- E-PACE 車両本体価格4,510,000円~
→自動車取得税 135,300円~
結果:引き分け。
車両本体価格はあくまでベースの価格であるため、車両に固定されてある装備品の価格も上乗せされれば、取得税が変化します。
また、グレードによって車両価格も変わるため、今回はどちらの車両にもそれほど差がないと判断しました。
自動車重量税
引用:https://www.jaguar.co.jp/index.html
続いて自動車重量税です。自動車重量税は車両の重量に応じ、新車購入時に3年分、車検時に2年分を納税します。
- ラングラー 1年あたり16,400円
- E-PACE 1年あたり16,400円
結果:引き分け。
ラングラーとE-PACEの車両重量にそれほど差はなく、重量税も同じ金額となりました。
自動車税
引用:https://www.jeep-japan.com/
最後に毎年支払う必要のある自動車税についてです。
こちらはエンジンの排気量に応じてナンバーを登録している自治体に支払う必要のある税金です。
- ラングラー 1年あたり39,500円
- E-PACE 1年あたり39,500円
結果:引き分け。
両車とも排気量が2リッタ―であることから、差は出ませんでした。
自動車を維持するうえで自動車税が最も費用の掛かる税金ですが、2リッターサイズならこれくらいと割り切ることができそうです。
2台の燃費はどれくらい?
引用:https://www.jeep-japan.com/
では、燃費の比較をしてみましょう。
今回は1年間の走行距離を10,000キロと仮定し、レギュラーガソリンの値段を1リットル140円と仮定して計算してみましょう。
- ラングラー
使用燃料量 10000÷11.5≒869.6L
ガソリン代 869.6×140≒121,744円
引用:https://www.jaguar.co.jp/index.html
- E-PACE
使用燃料量 10000÷14.9≒671.1L
ガソリン代 671.1×115≒77176円
結果:E-PACEの圧倒的勝利。
やはりディーゼルエンジンの高効率な燃費はお見事でした。
数値で表されると、これだけ違うのかと実感がわきますね。
2台の乗り心地はどれくらい?
最後に、自動車の乗り心地の比較です。
高速性能や乗り心地、加速など、2台の印象を語ってみます。
気になるならぜひ一度、実際に試乗してみることをお勧めします。
引用:https://www.jeep-japan.com/
- ラングラー
ラングラーはオフロード性能を高めた走破性が魅力で、足回りもこだわりの「コイルリジッドサスペンション」を採用ししています。
乗り心地自体も悪くなく、路面の凹凸もしっかりといなしてくれますし、乗っていてオフロード車のような感覚はありません。
しかし、高速・直進性能については、ハンドリングの信頼性はあまり高くないことが正直なところ。
フロントノーズの入りがのっぺりとした感覚があって、ステアリングのキレに対する応答が遅い感覚です。
それでもアクセルを踏めば加速は力強く、エンジンの音も高まって気持ちのいい伸びをします。
ハンドリングの弱点をうまくカバーしながら運転すれば、楽しく運転することは間違いなしです。
引用:https://www.jaguar.co.jp/index.html
- E-PACE
F-PACEはコンパクトなSUVでありながら、スポーツカーにも負けない動力性能と乗り心地を実現しています。
路面の凹凸の拾い方はマイルドで、ごつごつしすぎているということはありません。
ハンドリングも非常に素直で、ドライバーの意志を忠実にくみ取ってくれます。
4輪はしっかりと地面ををとらえ、路面のインフォメーションもハンドルに伝えてくれます。
エンジンの回転も非常にスムーズで、本格的なスポーツカーに乗っているような感覚になります。
結果:E-PACEの勝利。
自動車の性格も違うので好みの問題もあると思いますが、E-PACEは長距離もワインディングも、高い乗り心地を実現しています。
ただし、悪路や雪道など過酷な状況はラングラーが得意。つまり、個性をどう選ぶか、という点に尽きるでしょう。
まとめ それぞれの個性が光る2台 あなたならどっち?
引用:https://www.jaguar.co.jp/index.html
- ラングラーはダウンサイジングターボで動力性能はそのまま、さらに維持費はお財布にやさしい
- F-PACEは走行性能、環境性能も優れる高性能コンパクトSUV
以上、2台の比較を行ってきましたが、ラングラーはもともとオフロードを想定した自動車づくり、F-PACEはスポーツカーとSUVの両方を兼ね備えた自動車づくりを行ってきましたから、シチュエーションによる得意・不得意はあるものです。
「とにかくデザインが好き。
この車で冬のスキーに行ったり、山道にキャンプへ行きたい」といった方には、ラングラーを選ぶなら、非常に良き相棒となるでしょう。
一方、「スポーツカーは好きだけれど、実用性も欲しい。
デザインもカッコよく、スポーティな走りを楽しみたい」という方はF-PACEがおすすめです。
要は、自動車は個性であり、優劣ではないということです。
今回の2台の比較によって数値化された部分はあくまでも参考程度に、後はあなたのライフスタイルに合った1台を決めてもらいたいと思います。
ちなみに、筆者はスポーツカーが好きなのですが、クーペだと他の人を乗せることができないため、もしも購入可能ならE-PACEがいいな、と思っています。
あとはお財布との相談ですね。