BMW M2 中古車情報！相場価格や販売状況は？

ドイツの御三家の1つでもあるBMW。

日本でもその人気は非常に高く、熱狂的なファンも数多くいます。

その中で2013年に誕生したのがBMW2シリーズです。

コンパクトなボディサイズではあるものの、その走りは確かな物で、中でもM2というスポーツ思考のグレードは圧倒的な加速とパワーを持っています。

そんなBMWのM2ですが、中古車市場では一体どのくらいの価値になるのでしょうか。

価格などを中心に詳しく見て行きましょう！

BMW M2のスペック

2016年に生産されたM2は2ドアのクーペでM2クーペと呼ばれています。

3000㏄で直列6気筒DOHCのターボエンジンを搭載して7速のDCTか6速のMTが設定されています。

最高出力は370馬力と、とにかく走る事に特化した仕様です。

引用:https://kakaku.com/item/K0000845076/

そしてこのM2ですが、近頃新たなモデルが誕生しました。

それがM2コンペティションです。

M2クーペよりもさらに加速力が増し、豪快なエンジン音が特徴的で最高出力も大きくなり、410馬力まで出るようになりました。

 ですが、M2コンペティションはまだ日本に導入されて間もないため、中古車市場には極めて少ないのが現状です。

M2の中古価格はどのくらいか

M2クーペは早くも中古車で買えるようになってきました。

せっかくなら少しでも安く買って、M2の乗り味を体感したいものです。

そこで今現在出回っているM2の中古車はどのくらいの価格帯なのでしょうか。

引用:https://macars.net/blog/archive/5566

まず、中古で売らているM2クーペの販売価格帯は約400万円～約800万円くらいが相場です。

平均すると約600万円程という事になります。

新車価格が760万円～900万円クラスの車であり、まだそこまで年数も経っていないので、大きく値落ちしているという感じではありません。

しかし欧州車は値落ちするスピードが速いので、新車登録から保証が切れる5年以上が経過した物ですと、もう少し安く手に入れる事が出来る可能性もあります。

やはり気になるBMWの故障

 少し車に詳しい方ならピンと来るのが、欧州車の故障です。

よく「ドイツ車はすぐ壊れる」「国産の方が安全だ」という意見を耳にします。

それはこのM2クーペにも言える事で、同様に中古で購入する時の1つの不安材料になる事でしょう。

果たして本当に壊れやすいのでしょうか。

・クーラントホースの故障

エンジンを冷却するために冷却水が通るゴム製のホースが、BMWではよく故障する箇所の1つです。

欧州車のゴム製品や樹脂製品は非常に品質が低く、加えて日本は気温の寒暖差が大きく、ストップ＆ゴーが多い道路のため、冷却水の温度変化や加圧、劣化によって破損してしまうのです。

特に90年代に生産されたBMWのクーラントホースの品質は悪く、最悪の場合ボンネットから蒸気が上がってしまう事態になりかねません。

しかし、このクーラントホースも年々改善されており、現在では早くて新車登録から7年、遅くて10年くらいは壊れないようになってきました。

中古車には当たり外れがありますが、10年以上でも大丈夫という車も存在しています。

引用:https://www.ebay.co.uk/itm/BMW-Genuine-Cooling-System-Water-Hose-Pipe-E39-11531705223-/190709043887

・イグニッションコイル

イグニッションコイルはエンジンを着火する時に使う点火装置で、こちらもBMWではよく壊れる部品です。

しかもM2の場合、6気筒エンジンなので6個付いており、1個故障したら基本的には全部交換した方が安全なので、その分費用は高額になります。

しかし、こちらも新車からの無償交換の対象になっているので、そこからさらに7年から10年は壊れる事が少ないと言われています。

引用:https://minkara.carview.co.jp/userid/1510714/car/1111272/2798148/note.aspx

・電装関係

センサーや電装関係の寿命は国産車より遥かに短いです。

ヒューズ関係やエンジンチェックランプが点灯したり、熱が加わるエンジン付近は特に異常が出やすく、漏れ出したオイルでさらに劣化するという悪循環に陥ります。

早いと新車から5年ほど、遅くて12年くらい経つと故障が出て来ます。

やはり10年経つと劣化し、部品代も国産車よりは割高です。

しかし、電装関係であれば3万円ほどで修理する事が可能ですし、腕のある方はDIYで修理すれば、比較的負担は少ないと言えるのではないでしょうか。

引用:https://bmw-service-lounge.jp/service/828.html

国産車であっても、欧州車と同じように壊れる時は壊れますし、2年に1回の車検やメンテナンスで十分性能を維持出来ます。

しかし欧州車はそれだけでは足りない事が多く、日ごろのメンテナンスをしっかりしていないと、後から大変な事になるのです。

異音がしないか、ボンネットを開けて変な染みが無いか、異臭はしないかなどを確認する必要があります。

上記3つの部品でもあるように、買ってすぐに壊れる部品は現代のBMWではまずあり得ません。

M2に関して言えば、生産の開始が2016年ですから、中古で購入してもそれほど故障を心配するような時期では無いという事が言えるのです。

ですが、購入の際はしっかりとメンテナンスの履歴や、エンジン状態、オイル漏れ等しっかりと確認する事が必須である事も間違いありません。

引用:https://kakaku.com/item/K0000845076/

それでも不安な方は認定中古車を！

まだ年式が新しいM2の場合であれば、比較的故障の心配はありません。

ですが、年式が新しいからこそ、その販売価格も大きく選択肢を変えれば新車だって買えてしまう金額です。

中古車販売店の保証や、前オーナーの管理などに不安のある方は、BMWの認定中古車でM2を購入するという手もあります。

その安心安全の保障内容を少し見て行きましょう！

・2年間走行距離無制限保証

エンジンやトランスミッション、ブレーキなどの不具合を、2年間走行距離に関係なく無償で交換しくれる「BMW Premium Selection」というサービスです。

しかも工賃も含まれているので、中古車オーナーにとっては非常に安心です。

・徹底された納車前点検

BMW Premium Selectionには、およそ100項目にも及ぶ点検項目があり、納車前には1つ1つ確認されます。

エンジンやサスペンション、マフラー、エアコン、電装関係などを専用のテスター診断機を使って細かく点検します。

もしそこで不具合があった場合は、すべて純正部品に交換されての納車となるのです。

・車両品質評価制度

BMWの認定中古車には、中古車を専門に点検評価をするAISの認定を受けた中古車も数多く存在します。

300項目にも及ぶ点検項目を通過した極上の1台を選ぶ事が可能になるのです。

引用:https://www.bmw.co.jp/ja/topics/service-and-accessory/service/maintenance/check.html

M2の認定中古車が購入出来る販売店

これだけの保障と、納車前点検があれば安心してM2を選ぶことが出来るのではないでしょうか。

さらに、新車購入と同等の支払いプランや、ローンプランも設定されており、快適なカーライフをサポートしてくれます。

具体的に認定の中古車M2を購入出来る販売店を紹介していきます。

・BMW Premium Selection 東名横浜

• 住所　東京都町田市鶴間5-18-1

・BMW Premium Selection 小牧

• 住所　愛知県小牧市大字間々原新田字上新池890

・BMW Premium Selection 吹田

• 住所　大阪府吹田市芳野町5-55

まとめ

いかがでしたか？

ここまでM2を中古で購入する場合について見て来ました。

故障の心配やアフターサービスについて心配な部分も多い中古車ですが、意外と安心して乗れるという事がお分かりかと思います。

力強い走りと加速、そして運転しているという優越感を味わえるM2は、最近の車が忘れかけていた事を思い出せる1台ではないでしょうか。

文字通り、「駆け抜ける喜び」を体感出来るのがM2なのです。

引用:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/m-series/m2-coupe/2018/bmw-m2-competition-at-a-glance.html