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本格的なオフローダーとして長年の人気を保っているトヨタランドクルーザーとスズキジムニーシエラですが比較してみるとどうなのか気になる方も多いと思います。
今回はランドクルーザーとジムニーシエラの乗り心地や大きさ、維持費や燃費などの詳細を検証してみたいと思います。
ランドクルーザーとジムニーシエラの乗り心地や大きさはどっち?
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/jimny_sierra/interior/
トヨタランドクルーザーの大きさはどのくらいなのか調べてみました。
全長4950mm
全幅1980mm
全高1880mm
ホイールベース2850mm
室内長2690mm
室内幅1640mm
室内高1170mm
燃費
4.6Lガソリン JC08モード 6.9km/L
価格帯435〜723万円
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/jimny_sierra/interior/
スズキジムニーシエラの大きさを調べてみました。
全長3550mm
全幅1640mm
全高1730mm
ホイールベース2250mm
室内長1795mm
室内幅1300mm
室内高1200mm
燃費
1.5Lガソリン WLTC平均モード13.6〜15.0km/L
価格帯176〜202万円
ランドクルーザーはジムニーシエラに対して400mm 長く310mm広く150mm高くなっています。
ホイールベースは600mm長くなります。
外寸はこのように圧倒的にランドクルーザーが大きいのがわかります。
引用:https://toyota.jp/landcruiser/grade/
ランドクルーザーは登場してから歴史が長く、広々とした室内スペースと豪華なインテリアに3列シートが奢られ、国産SUVの王者として高い評価を得ています。
4.6Lガソリンエンジンは太いトルクで2トンを超える巨体を軽々と加速させ、日本国内ではその高性能を使い切る事さえ考えにくいでしょう。
スズキジムニーシエラは軽自動車のジムニーをベースに1.5Lガソリンエンジンを積み、オーバーフェンダーを装着したモデルになります。
クロスオーバー型の都会派4WDではなく林道や瓦礫も乗り越えて走破してしまう実力の持ち主であります。
エクステリアは長年のイメージを崩さずにユーザーの声を反映した結果いつものデザインに落ち着いたそうです。
0.66Lから1.5Lに換装されれば高速道路でも余裕あるクルージングが楽しめるようになり、本格オフロードファンの楽しみ方の幅が広がるでしょう。
2台の共通点はモノコックシャシーではなくラダーフレームを使用している点にあります。
この拘りに惹かれるファンが多いのでしょう。
ランドクルーザーとジムニーシエラの維持費はどっち?
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/jimny_sierra/interior/
ここまではトヨタランドクルーザーとスズキジムニーシエラの乗り心地や大きさについてお知らせさせて頂きました。
こここらはランドクルーザーとジムニーシエラの税金などの維持費についてお知らせさせて頂きます。
自動車税は登録時には月割りで納付する事になっていますね。
引用:https://toyota.jp/landcruiser/grade/
トヨタランドクルーザーの自動車税はどうなっているのでしょう。
4.6Lガソリン グリーン化税制対象外 登録翌年度88,000円。
重量税は登録時には3年分、車検毎に2年分を納付します。
重量税はどの程度になるのでしょうか。
4.6Lガソリン エコカー減税対象外 登録時3年分 73,800円
車検費用はどの程度か調べてみました。
格安車検では98,000円程の予算があると良いでしょう。
ディーラー車検は150,000〜200,000円の予算を用意しておくと安心です。
スズキジムニーシエラの税金関連はどうなっているのか調べてみました。
まずは自動車税はどうなのでしょう。
1.5Lガソリン グリーン化税制対象外 登録翌年度34,500円。
重量税はどの位なのでしょうか。
1.5Lガソリン エコカー減税対象外 登録時3年分36,900円。
車検費用はどの位なのでしょうか。
格安車検は70,000円程の予算が必要です。
ディーラー車検では100,000〜150,000円程度の予算を用意しておくと安心です。
車重が違うと税金関連も随分と差がつくものですね。
ランドクルーザーとジムニーシエラの燃費はどっち?
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/jimny_sierra/interior/
ここまではトヨタランドクルーザーとスズキジムニーシエラの乗り心地や大きさ、税金関連の維持費をお知らせさせて頂きました。
ここからはランドクルーザーとジムニーシエラの燃費について比較検討してみたいと思います。
トヨタランドクルーザーのカタログ値の燃費はどの位なのか調べてみました。
4.6Lガソリン JC08モード 6.9km/L
実燃費はどうなのでしょうか。
4.6Lガソリン 7.2km/L
2tを超える車体に4WDの組み合わせでは良い値だと思います。
大排気量を生かして低回転でも太いトルクを発揮できますから回さずともスムーズに加速できますね。
それ故に時にはカタログ値を超える実燃費を記録する事もあるのでしょう。
引用:https://toyota.jp/landcruiser/grade/
スズキジムニーシエラのカタログ値の燃費を調べてみました。
1.5Lガソリン WLTC平均モード 13.6km/L
実燃費はどうでしょう。
1.5Lガソリン 11.8km/L
1t少々の車重にしては燃費の数値が今ひとつですね。
パートタイム4WDですから駆動系が影響している事も少ないですがミッションが4ATという事が大きいのでしょう。
耐久性と実用面を考慮しマイルドハイブリッドも採用されていませんし、全体的にローギヤードな設定だという理由もあると思います。
ラダーフレームの4WDは性能重視の結果ですから仕方ない面もありますね。
とはいえ運転の技術で燃費はかなり違ってきます。
当たり前ですがアクセルワークを丁寧にするだけでかなり向上します。
発進する時は静かに踏みスピードが乗ったら極力緩やかに足を乗せるようにする。
信号が変わりそうになったら手前からスピードを緩めて静かにブレーキをかけて停止することなどを心がけましょう。
高速道路は速度制限よりも少し下で一定速で走行する。
などを実行すればカタログ値を超えることもあると思います。
ランドクルーザーとジムニーシエラを比較まとめ
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/jimny_sierra/interior/
ここまではトヨタランドクルーザーとスズキジムニーシエラの乗り心地や大きさ、燃費などの維持費についてお知らせさせて頂きました。
ここではそれぞれのまとめをお知らせさせて頂きます。
ジムニーシエラのライバルにあたる国産車は実はあまり見当たりません。
というのはここまで走破性の高さを追求したコンパクトサイズのオフロード車を開発する事の難しさがあると思います。
元々は軽自動車のサイズに1.5Lエンジンを積み、オーバーフェンダーを装着してタイヤサイズに調整しています。
それ故に室内は快適に広いとは言い難く後部座席での長距離移動は積極的に乗りたいとは思いません。
引用:https://toyota.jp/landcruiser/performance/engine/
ジムニーシエラはパートタイム4WDを備え、急坂を上り下りする時に使用するエキストラローギアも搭載しています。
短いオーバーハングとアプローチアングルの深い角度は深い轍をも乗り越えていきます。
パワーのためにターボを搭載しないのは低速でのアクセルワークが難しくなるからとハイブリッド化してバッテリーを搭載すればさらに重量が増えてしまうからです。ここ迄の拘りを持って作られたジムニーシエラですから他には変えられないユーザーを多く持つのでしょう。
トヨタランドクルーザーはジムニーシエラとはまた4WDとしての向いている方向が異なるクルマになります。
大柄な車体と大排気量がどこで使われているかというとアメリカやアフリカの広大な大地の不整地を走行する時にその威力を発揮するでしょう。
引用:https://toyota.jp/landcruiser/performance/engine/
険しく狭いガレ場をジムニーが得意とすれば広い砂漠を延々とクルーズするのはランドクルーザーの得意とする所です。
極限のオフロード性能を引き出すにはモノコックシャシーでは限界があり頑丈だか重たいラダーフレームに拘ったクルマ作りという点で共通する2台ですから長い間支持されてきた理由も理解できます。
今の日本でその性能を発揮出来ない可能性は高いですが所有する喜びという観点もありますね。
そういった理由から予算が許せばランドクルーザーを推してみたいです。
アイキャッチ画像引用:https://toyota.jp/landcruiser/gallery/
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