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レクサスのセダンタイプにESが登場しました!
レクサス新型ESは、2018年10月に発売されましたが、じつは日本での発売は今回が初めてです。
発売から1ヶ月後の受注状況が、当初の目標350台よりも16倍多く、5600台と発表されていますが、いかに多くのレクサスファンが待ちわびていたかがうかがい知れますね。
私もその中の一人で、version Lに試乗してきましたので、その魅力をご紹介したいと思います。
後半では、ES初搭載デジタルアウターミラーの使い心地も合わせてお伝えします!
レクサスES新型(version L)の外観はどんな感じ?
待ち遠しかった試乗会では、サンライトグリーンマイカメタリック色がお出迎えしてくれました。
どうですか!スタイリッシュなフォルム!!高級セダン感がムンムンしてきますよね。
ボディーカラーは2色の新規開発色、サンライトグリーンマイカメタリック ・アイスエクリュマイカメタリックや、Fスポーツ限定カラーを含む、全12色です。
ボディの全長は4,975mm、全幅1,865mm、全高1,445mmとなっており、車体が長く、高さが抑えられています。
外観は、レクサス特有のスピンドルグリルから始まり、車体後ろまで繋がるなめらかなデザインが気品を漂わせています。
また、フロントノーズが長く、鋭いイメージも持ち合わせ、上品かつスポーティーなデザインが印象的です。
高級感、上品な雰囲気は、GSと比較しても、見劣りしないのではないでしょうか。
そして、特筆すべきは、ミラーの形状ですね。
デジタルアウターミラー採用により、ミラーの大きさは半分以下になっていました。
シルバーの棒状のモノがミラー部分についているだけ。
ご覧の通りミラーの存在感があまりありません。
ボディーの流れるようなデザインを邪魔せず、一体感がありますし、
ちょっと近未来的な雰囲気も醸し出していて外観的にはカッコイイです。
デジタルアウターミラーの詳細は後半でご紹介していますので、お見逃しなく!
レクサスES新型(version L)の室内はどんな感じ?
次は、室内の雰囲気をご紹介します。
まずは運転席へ。
引用:https://lexus.jp/models/es/gallery/
広々とした室内空間は、ドアを閉めるとシンッと静まりかえり、まるで社長になった気分です。
ステアリングもシートも本皮仕様で、革の匂いがほのかに香り心地いい。
シートは、自然に体にフィットするデザインを3年かけて追求したもので、最適な姿勢で長時間運転ができるそうですよ。
確かに、座ってみると快適さが素晴らしかったです!
車内色は、ブラウン系と木目で統一されており、めちゃくちゃ高級感が感じられます。
乗っただけで、いい車と誰もが感じられるでしょう。
運転席側には、スイッチ類などの操作系が配備されていて、
アウターミラー、バックミラー、センターパネルと4枚のディスプレーが並び、まさにコックピットといった感じです。
運転中の視線移動が最小限に抑えられ、より運転に集中できるようになっているんだとか。
確かに、操作系はまとまっているのは使いやすいですね。
また、TFT液晶式メーター採用により、デジタル表示でより見やすくなっていました。
さらに、12.3インチのワイドディスプレイを配備したことにより、地図と同時にメニュー画面を表示することができるので、ナビ使用時の快適感が増したといえます。
次は後部座席へ。
引用:https://lexus.jp/models/es/gallery/
後部座席はゆったり広くとられていて、座っても運転席のシートに足やヒザが当たらないのが嬉しいところ。
後席シートヒーターや、電動リアウインドウサンシェード、電動リクライニングは後席中央のアームレストで操作が可能です。
これはVersion Lならではで、後ろに乗る人の快適さが追求されているなぁと感じました。
家族など、常に後ろに同乗する人がいる場合は、かなり嬉しいポイントなのではないでしょうか。
トランク容量とハンズフリーパワートランクリッドはどお?
引用:https://lexus.jp/models/es/spec_price/equipment/es300h_l/
トランクの容量は443Lです 。
一般的なゴルフバックであれば、4つも入るそうで、かなり広くなっていますね。
さらに、ハンズフリーパワートランクリッドは、version Lで標準装備。
両手がふさがっている時、雨天時もラクラク足センサーで開閉可能。
この機能、めちゃくちゃ欲しいやつ!これが標準装備に入っているのは嬉しいですね。
レクサスES新型(version L)の走りはどんな感じ?
引用:https://lexus.jp/models/es/gallery/
version Lは、エコ、ノーマル、スポーツの3種類に切り替え可能で、シーンに合わせた走りができます。
試乗してみると、さすが、レクサス!
走る前の、高級セダンの印象はそのままに、足回り柔らかく、長距離走行でも疲れを感じさせない走り心地でした。
「スイングバルブショックアブソーバー」が採用されていて、ゆっくり発進する時や、駐車場内など低速度で走る時に、路面のノイズを拾いやすいシーンで、振動を軽減してくれます。
試しに、段差やマンホール、道路の継ぎ目なども乗るように走りましたが、振動も最小限であまり気になりません。
そして、車内がとにかく静かで、遮音性がすごく高いですね。
高級セダンの良さを存分に感じられます!
また、ACA(アクティブコーナリングアシスト)が搭載されています。
引用:https://lexus.jp/models/es/features/lexus_hybrid_drive/?_ga=2.44812257.456313417.1553135161-1311797987.1553135161
レクサスのセダンタイプの中ではESが初搭載です。
これは、コーナリング中、内側の前輪に自動でブレーキをかけてくれるもので、その結果、小回りのきくコーナリング走行が可能になります。
試乗した感覚でも、ホイールベースが広めですが、コーナリングはスムーズだと感じました。
更に、走行モードをエコからスポーツモードに切り替えると、同じ車とは思えない加速とスポーティーな走りを楽しめます。
クルマ好きとしては、ここも嬉しいポイントですね。
デジタルアウターミラーはどんな感じ?
ESで初めて採用された「デジタルアウターミラー」は、鏡を使わずに、ミラー部分にカメラが内蔵されていて、車内のモニターに映像が映し出されるというしくみです。
初の技術に、期待して試乗しました。
<対応車種は、version Lのみなのでご注意ください!>
結果、メリット、デメリット両方が浮き彫りになったと思います。
デジタルアウターミラーのメリット
車内の窓が曇ってミラーが見えにくい時や、雨の時に、水滴によってミラーが見えにくい時など、誰しも経験があると思います。
ミラー用のガラコとかもありますしね。
その点は、いつでもクリアに見え、視界不良などの問題は解消されたと感じました。
また、ウインカーを作動させると、車内のモニター表示が通常モードから拡大モードに切り替わり、車体側面をワイドに表示するようになります。
自転車や歩行者の巻き込み防止になりますし、夜なども映像の方が認識しやすいと思います。
デジタルアウターミラーのデメリット
初導入なので、とにかく慣れが必要。
今までミラーの車で運転してきたわけですから、目線がすぐにモニターに行くようになるには慣れが必要だと思います。
それまでは、ちょっと運転しにくく感じるかもしれません。
また、電子機器なので万が一調子が悪くなった場合は、修理に時間や費用がかかるし、不良になった時点で全くミラーがない状態になってしまうので、出先でなってしまうと、困るかなと思います。
でも、未来的にはこれが主流になっていくのではないかな?と思える技術でした。
レクサス新型ES試乗まとめ
引用:https://lexus.jp/models/es/
今回は、レクサスESのVersion Lの新搭載機能や、試乗してみて感じたことなどをお伝えしてきました。
このレクサス特有の美しいボディと内装、スムーズで乗っていて気持ちの良い走り心地は、同等クラスではトップと言っても過言ではないでしょう。
一番気になるお値段は、Version Lが698万円、F SPORTが629万円で、価格も高級です。
しかし総括して見てみると、最新技術を搭載した車を新車価格700万円弱で購入出来るのは、一般庶民の私でさえ、かなりお得感があると感じました。
なんと言っても、レクサスは、かっこいい上に、上品で気品が高い。
そこを、どこまでも追求している所が嬉しかったですね。
家族連れでも、十分にゆとりを持って乗れますし、利用シーンを限定せず、レクサス高級セダンとしては手の届きやすい価格設定ですから、かなり幅広く愛される車になると思います。
アイキャッチ引用:https://lexus.jp/models/es/gallery/
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