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ベントレーと言えばイギリスを代表する超高級車として世界中のセレブから支持されているブランドですが、中でもコンチネンタルシリーズは非常に人気で2ドアクーペのコンチネンタルGTと4ドアセダンのフライングスパーに分けられます。
今回はそんな4ドアセダンのフライングスパーの中でも最上級に位置する「W12S」というグレードとその新型についての情報を紹介したいと思います。
ベントレーフライングスパーW12Sとは一体どのような車なのでしょうか?知れば知るほどその凄さがわかってきます。
ベントレーフライングスパーW12S新型のスペックがスゴイ!
引用:https://www.bentleymotors.jp/
ベントレーフライングスパーW12Sの名前にあるように、この車はW12気筒の大型ハイスペックエンジンを搭載しています。
そのポテンシャルはスペックを見ると一目瞭然です。スペックは以下の表を参考にしてください。
エンジン:6.0リッターW12ツインターボ
総排気量:5998㏄
最高出力:635PS/6,000rpm
最大トルク:83.6kgf・m/2,000rpm
0-100㎞/h:4.5秒
最高速度:325㎞/h
引用:https://www.bentleymotors.jp/
スペックを見る限りバケモノです。
ものすごいエンジンを搭載しています。
2,540㎏もある車重をわずか4.5秒で100㎞に到達させるパワーはさすがとしか言いようがありません。
また、トルクもかなりの数値をたたき出しているため、街乗りではほとんどアクセルを踏まなくてもスイスイ進んでいくことがわかります。
今やほとんど見なくなってしまった12気筒エンジンですが、ベントレーフライングスパーW12Sではその希少な12気筒エンジンを味わうことができます。
車両価格は26,650,000円とオプションと合わせせ、日本車では考えられませんが、3,500万円ほどが乗り出しに必要な価格のようです。
引用:https://www.bentleymotors.jp/
また、フルオーダーメイドですので、左ハンドルで500万円、右ハンドルで1,000万円の前金を払って、1年後に納車になるそうです。
ベントレーフライングスパーはあくまでドライバーズカー
ベントレーフライングスパーはドライバーズカーとしてベントレーのホームページにも記載されています。
これだけ大きなボディーを持っていて、贅沢な後席を持っておきながら主役はあくまでドライバー。
そのため、ライバルとしてよく挙げられるロールスロイスゴーストやメルセデスマイバッハS600とはキャラクターが異なります。
ゴーストやマイバッハと言えば、やはり後席がメインに感じてしまいますが、ベントレーフライングスパーはドライバーズカーとして運転を楽しめるのがライバル達との大きな違いであり、最大の魅力です。
W12Sはそんなフライングスパーの中でも最大限に運転を楽しめるモデルということが言えるでしょう。
ベントレーフライングスパーW12Sの新型はどうなる?
引用:https://www.bentleymotors.com/
ベントレーフライングスパーW12Sの新型はまだまだ開発中の段階です。そのため、ほとんどその情報はありません。
ですが、ドイツのニュルブルクリンクサーキットで新型ベントレーフライングスパーの走行テストを行っていたようです。
ベントレーフライングスパーは「最速の4ドアサルーン」として認められていて、その伝統は新型でも継承されているようです。
また、新型のベントレーフライングスパーは同じフォルクスワーゲン傘下のポルシェ パナメーラと同じプラットフォームを採用することがわかっています。
走行性能の高いポルシェが採用するプラットフォームを使うことで、新型ベントレーフライングスパーの走行性能もそれに伴って、より引き上げられることは間違いないでしょう。
さらに驚きなのは新型ベントレーフライングスパーのラインナップです。V8モデルとW12モデル以外になんとプラグインハイブリッドモデルが新たに追加されるようです。
引用:https://www.bentleymotors.com/
ベントレーフライングスパーの新型はプラグインハイブリッド?
引用:https://www.bentleymotors.com/
新型ベントレーフライングスパーに搭載されるプラグインハイブリッドシステムは、ポルシェパナメーラのハイブリッドモデルに搭載されるものを流用するようで、ベントレー用に改良・ブラッシュアップされたものになるでしょう。
ちなみにポルシェパナメーラに搭載されているハイブリッドシステムは3,600ccのV6エンジンにモーターを組み合わせたもので、最高出力は456PSとなっています。
ただ、ベントレーフライングスパーはボディーサイズや車重からV8エンジンにモーターを組み合わせたものになるのではないかと思います。
プラグインハイブリッドモデルはベントレー史上初めてのことになります。また、フライングスパーに採用されれば、2ドアモデルのコンチネンタルGTにも同じように採用されるかもしれません。
他にもSUVであるベントレーベンティガに搭載のディーゼルエンジンも採用されるといった噂もあるようです。
ちなみに新型ベントレーフライングスパーの外観は過去のコンセプトモデルであった「EXP10 スピード6」のデザインが継承されるのではといわれています。
EXP10 スピード6はスポーティ色の強いデザインになっているので、新型ベントレーフライングスパーの外観は現行モデルよりもスポーティな印象になるのではないかと思われます。
ベントレーは2025年までにすべてのモデルにハイブリッドを設定予定
引用:https://www.bentleymotors.com/
ベントレーはフライングスパーだけでなく、2025年までにはすべてのモデルにハイブリッドなどのパワートレーンを設定する予定です。
また、EVなども検討されているといった話もあるため、時代の流れとともにW12Sはどこかで姿を消すことになるかもしれません。
すでにアウディでは”e-tron”というEVのSUVが販売されることが決まっているので、同じフォルクスワーゲン傘下であるベントレーもそういった技術を大いに活用して新たなベントレーを発表することになるでしょう。
ベントレーフライングスパーW12Sの新型は装備もハイテク?
ベントレーフライングスパーの中にあってW12Sは最上級モデルです。そのため、様々な先進装備が搭載されることも予想できます。
ベントレーはフォルクスワーゲン傘下であり、同じ4ドアサルーンのミュルザンヌは純粋なベントレーとしてほとんどベントレーのみで開発されているのに対して、フライングスパーはフォルクスワーゲンの技術が余すことなく注がれています。
そのため、同じフォルクスワーゲン傘下の現行アウディA8のようにかなりハイテクな装備が満載になるのではないかと思われます。
例えば通常のハイビームの2倍も先を照らしてくれるレーザービームヘッドライトやナビ画面に指で文字を書くことで認識されるシステム、レベル3の自動運転技術(アウディA8は元々レベル3の自動運転技術が搭載される予定だった)で培った最新の安全装備など、伝統あるベントレーとハイテク技術との融合が見られるかもしれません。
引用:https://www.audi.co.jp/
とくに安全装備に関しては特筆すべきものがあり、アウディA8は0~250km/hの速度までなら複数のレーダーとカメラ、物体の形状をかなり明確に認識できるレーザースキャナーが搭載されています。
こういった技術が新型ベントレーフライングスパーW12Sに搭載されれば、運転に対する快適性はより向上することが見込まれます。
ベントレーフライングスパーW12Sの新型は2019年に発表になるのか?
新型のベントレーフライングスパーは2019年内の発表になるのではないかという予想が多く挙がっています。
ベントレー初のハイブリッドモデルが期待される新型フライングスパーですが、12気筒エンジン搭載モデルであるW12Sが未だに最上級フライングスパーとして位置することは間違いないでしょう。
ただし、EVモデルも検討されていることからもしかすると次の新型フライングスパーが最後の12気筒モデルになるかもしれません。
2019年はベントレーが1919年に創業してからちょうど100周年にあたる年です。そんな節目の年にあたる2019年内に発表が予想されている新型フライングスパーには何か100周年を記念したサプライズがあるかもしれません。
すでに100周年を記念してコンチネンタルGTコンバーチブルとベンティガは記念モデルが発表されています。
ベンティガに至っては日本10台の特別仕様車を用意しています。
もしフライングスパーも新型が発表されれば、同じように特別仕様車も台数限定で用意されることが予想できます。
キャッチ画像引用:https://www.bentleymotors.jp/
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