中国車メーカーの実態に迫る!安全性が心配はもう昔の話?

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世界中から高い評価を得ている自動車大国・日本。

しかし、現在アジアで自動車産業に勢いがあるのは日本、また韓国だけではありません。

あの経済成長著しい中国でも、自動車産業が今かなり発展してきています。

そこで今回は中国車メーカーの実態安全性、また世界でのシェアについてなどをご紹介いたします。

中国車メーカーの安全性や現在の実態について

「中国車といえば?中国車メーカーといえば?」と言われても実際のところパッとメーカー名が出てくる日本人は少ないかもしれません。

購入自体がまず困難で、また中国というだけでなんとなく「パクリ」「粗悪品」のイメージが強く、そもそも中国車を知ろうという気がない人も多いかと思います。

しかし、自動車販売台数や生産台数では中国車は世界でアメリカを上回りトップに君臨しています。

それだけ中国国内で多くの国民が自動車に乗っており、つまり中国という国は世界最大の自動車市場なのです。

メーカーの数も日本が8社に対し、中国はなんと約80社近いメーカーが存在しているともいわれています。

まあ国土や人口がそもそも違いますが、その差は実に日本の約10倍ほどにもなるわけです。

しかも、中国車メーカーはこれまでフォルクスワーゲンやトヨタなどの名だたる世界の自動車メーカーと手を組み、生産力や技術力を着々と習得しています。

そしてその成果はしだいに形となって現れてきているようです。

パクリと言われてばかりいたデザイン性については少しずつオリジナリティが出てきてように思えますし、肝心の安全性についても向上傾向にあるという情報が広がっています。

それを証明するだけの十分なエビデンスがそれほど多くはないのですが、例として挙げられるのは「吉利汽車(GEELY)」というメーカーが作った独自ブランド「LYNK&CO」についてです。

LYNK&COはなんとあのスウェーデンメーカー・ボルボとの共同出資にて誕生したブランドで、開発は主にスウェーデン、製造を中国・ベルギーにて行っています。

ボルボといえば世界的にも安全性にかなりの力を入れているメーカーであり、クオリティの高さは世界で高評価を得ています。

そのボルボを買収して立ち上げたブランド、ということであれば脆弱な車を製造しているとは到底思えません。

また、他メーカーの話にはなりますが「奇瑞汽車(Chery Automobile)」というメーカーから出ている「QOROS 3セダン」は、世界で最も厳しい自動車安全テストといわれている「ユーロ・NCAP」で、2013年にレクサスISやメルセデスベンツCLAを差し置いて最も高い評価を獲得しています。

2013年時点で、それだけ安全性を評価された車を既に国内で生産していた中国。

他の中国車についての安全性はまだまだベールに包まれている部分が多いですが、少なくとも年々その技術が向上していることはどうやら間違いないようです。

中国車メーカーのシェアについて

ではそんな世界最大の自動車市場である中国国内で、中国車はどれほどのシェアを占めているのでしょうか。

調べてみると、2018年の中国車のシェアは約43%となっています。

中国国内ではフォルクスワーゲンが人気ということがあり、ドイツ系メーカーは約19%のシェアを獲得しています。

そして我らが日系メーカーも約18%のシェアと、ドイツメーカーに引けをとっていません。

世界最大の自動車市場である中国国内で販売台数を増やしていくことは、今後さらに重要性の高いものとなっていくと思われます。

当然日本のメーカーも力を入れているところではあると思いますし、これまでも日本車メーカーは高い評価を得ています。

しかし、現在加速するように年々躍進していく中国車メーカーの勢いも、もはや見てみぬフリはできなくなってきたのではないでしょうか。

注目の中国車メーカーと代表車

中国国内に約80社近くあると言われている自動車メーカー。

その中から老舗メーカー、また今後急速な成長が期待される注目のメーカーをいくつかご紹介いたします。

中国第一汽車集団(FAW)

中国初の自動車メーカー第一汽車。

設立は1953年と中国では最も歴史のあるメーカーで、後述の「東風汽車」「上海汽車」と並ぶ三大国有自動車メーカーのうちの一つとして知られています。

かつては5tトラックで業績を上げていましたが、現在は商用車・乗用車関係なく幅広く製造を行なっています。

フォルクスワーゲン、トヨタ、マツダといった世界の名だたるメーカーとも提携を結んでいることで、その生産技術は年々向上。

それらのメーカーの車両をベースとした車種も製造しており、中でもフォルクスワーゲン・ジェッタの売り上げ台数は中国国内にてトップクラスです。

2018年にはあのロールスロイスのチーフデザイナーをも副社長として招き入れ、メーカーとしてさらなる進化が期待されます。

そしてその第一汽車の代表車種がこちら。

引用:http://www.faw.com.cn/fawcn/373696/zzppcp/ppxqy/index.html?param=52824e3c72354e429891ff0c5b27973a

こちらが第一汽車の自社ブランド車種・紅旗L5

4ドアセダンの高級車です。

引用:http://www.faw.com.cn/fawcn/373696/zzppcp/ppxqy/index.html?param=52824e3c72354e429891ff0c5b27973a

あれ?

なんかかっこよくないですか。

引用:http://www.faw.com.cn/fawcn/373696/zzppcp/ppxqy/index.html?param=52824e3c72354e429891ff0c5b27973a

エンジン排気量:3.988L、燃費:11.29L/100km、燃料タンク容量:104.5Lなど…スペックはそんな感じ。

外観、インテリアともになかなかイケてる感じがします。

それもそのはず、この紅旗L系、実は要人用のVIPな車なのです。

なので購入しようにも、いくらお金があっても一般人には購入できない車種でもあります。

東風汽車(DONGFENG)

1969年に毛沢東によって設立された自動車メーカー。

中国では第一汽車に続いて2番目に歴史があり、中国三大メーカーの一社です。

大型トラックやダンプを中心に生産していましたが、乗用車も多く生産しており、日本のメーカーではホンダや日産と提携しています。

また2014年にはフランスのグループPSAと資本提携しており、さらに勢いが増しています。

そんな東風汽車(DONGFENG)の代表車種がこちら。

 

引用:http://www.dfpv.com.cn/ax7-2019/

新世代AX7と呼ばれる乗用車で、さまざまな構成や機能が装備されていることが特徴的。

引用:http://www.dfpv.com.cn/ax7-2019/

開放的な大型パノラマサンルーフ。

引用:http://www.dfpv.com.cn/ax7-2019/

先進的な技術を駆使した人工知能搭載で、ハイテク感も満載。

引用:http://www.dfpv.com.cn/ax7-2019/

自動非常ブレーキやフロント衝突警告システムも装備しており、心配されている安全性の部分についても自信を持っているようです。

上海汽車(SAIC motor)

前述の第一汽車、東風汽車と並ぶ中国三大自動車メーカーのひとつに数えられる上海汽車。

あのフォルクスワーゲンやゼネラルモーターズとの合弁契約を締結し、サンタナやシボレーといった車種を生産しています。

特に上海市内を走るタクシーはほとんどこのサンタナであり、多くのシェアを占めています。

自社ブランドの開発も進んできてはいるものの、あくまで慎重であり、外資との合弁が中心ではあるようです。

そんな上海汽車(SAIC motor)の代表車種はこちら。

引用:http://www.saicmotor.com/english/products/photos/index.shtml

MARVEL Xという車種で、サイズ感としてはコンパクトSUVになります。

引用:http://www.saicmotor.com/english/products/photos/index.shtml

なかなか使い勝手の良さそうな車ですね。

引用:http://www.saicmotor.com/english/products/photos/index.shtml

内装はこんな感じ。

MARVEL Xは栄威 (Roewe)と呼ばれる上海汽車のブランドの新型EVとして、今注目を浴びています。

比亜迪汽車(BYD Auto)

今もっとも勢いのある中国車メーカーのひとつであり、そのクオリティの高さや先進性などが中国車メーカーのイメージを大きく変えています。

パクリと揶揄される車も少なくはないものの、、EVに積極的に力を入れていたり、日本の金型メーカーである「オギハラ」の館林工場を買収し、オギハラの金型を中国に持ち込むなど、発展を遂げています。

あのウォーレン・バフェットも出資を行ったことで話題となったメーカーでもあり、また創業者で現会長の王伝福は中国一の資産家でもあります。

そんな比亜迪汽車(BYD Auto)の代表車種はこちら。

引用:http://www.bydauto.com.cn/car-show-quanxinyidaitangdm.html

こちらは比亜迪汽車(BYD Auto)の「王朝」と呼ばれるシリーズのひとつ「 唐」。

車種名というと大抵は英語ですが、この王朝シリーズは唐の他にも宋、秦、元もあり、まさに中国史の王朝を車種名としています。

漢字で「」と書かれているエンブレムは、欧米人や私たち日本人にとってもなかなか馴染みのないものではあります。

しかし、これは中国国内をターゲットにしていることの表れでもあり、事実国内で高い評価を得ています。

機能性やデザイン性についても、これまでの中国車のイメージがガラっと変わってしまうほどのハイクオリティです。

引用:http://www.bydauto.com.cn/car-xinshang-quanxinyidaitangdm.html

車内はこんな感じ。

乗る人によってはかなり実用性が良さそうですね。

引用:http://www.bydauto.com.cn/car-xinshang-quanxinyidaitangdm.html

横から見てもこんな感じ。

普通にアリな一台だと思います。

漢字のエンブレムに抵抗さえなければ…!

吉利汽車(GEELY)

1986年に、元々は冷蔵庫メーカーとして設立された異色の自動車メーカー。

しかし前述の通り、2010年にあのスウェーデンメーカー・ボルボを買収し、急速に成長を遂げているメーカーです。

そんな吉利汽車(GEELY)の代表車種はこちら。

引用:https://www.lynkco.com/press/02

独自ブランド「LYNK&CO」の「02」です。

欧米車種のようなスタイリッシュな外観を持つSUVになります。

引用:https://www.lynkco.com/press/02

高級感もありますね。

引用:https://www.lynkco.com/press/02

クオリティの高さはもはや中国車=粗悪品のイメージを払拭する仕上がりです。

引用:https://www.lynkco.com/press/02

居住性についても申し分なく、乗り心地についてはあまり情報がありませんが、、一部の情報ではソフトな乗り心地であるとのこと。

2020年には販売をヨーロッパにも展開していくとの予定で、近いうちに世界の自動車市場にLYNK&CO旋風が巻き起こるかもしれませんね。

中国車の事故例は?

中国車が年々そのクオリティを高めてきているとのことはわかりましたが、では実際に中国車での事故は減ってきているのか、といった部分が気になるところだと思います。

しかし、、いかんせん中国車が走っているのは圧倒的に中国国内が多く、また日本国内には中国車は走っていないため、事故例などの十分な情報があまりないのが実情です。

ただ、中国車云々は置いておいても、そもそも中国では運転マナーが悪かったり、交通ルール・管理が上手く整備されていないため、交通事故による死亡者数がかなり多いというのは事実です。

年間20万人以上が交通事故により死亡しているとのことで、これは日本と比べたとき、人口比を考えてもその差は約4倍にもなるといわれています。

これはちょっと胸が痛くなるデータですね。

中国車の安全性が向上していることはとても良いことではありますが、事故を防ぐというのは車自体のクオリティを上げていくだけではどうにもならない問題です。

ドライバーの交通マナーや国の交通管理といった根本的な部分も改善されていくことを願います。

中国車メーカーの実態についてのまとめ

・中国は世界最大の自動車市場であり、中国国内には約80社近い自動車メーカーが存在するといわれている。

・中国国内での中国車のシェアは約43%。今後の躍進でさらにシェアを伸ばしていくのではと見られている。

・外資メーカーとの合弁や買収などにより生産技術は年々飛躍的に向上し、安全性能も上がってきているとの情報も。

・中国車自体の安全性云々の前に、中国では交通ルールがまだあまり整備されていないため、事故は多く発生している。

これまでは中国車というと正直なところ、模倣・低安全性など、ネガティブなイメージが多かったかと思います。

しかし今ではその生産技術はみるみる向上しており、クオリティはかなり上がってきています。

昔の話ではありますが、かつての日本も世界から「日本製といえば粗悪品」といったイメージをもたれていた時代がありました。

そこから今や世界に誇る自動車大国となっています。

IT製品や家電産業では凄まじい勢いで発展を遂げ、現在世界トップクラスにまで登りつめた中国。

自動車産業についても、この中国の勢いに日本もうかうかしていられないかもしれませんね。

アイキャッチ引用:http://www.saicmotor.com/english/products/photos/index.shtml
この記事を書いた人

KNOCK
休日は気ままにドライブをしながら、ゆったりとした時間を過ごすのが大好きです。今は快適性、機能性を兼ね備えたセダンの購入を検討中。。

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