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「なるべく燃費のいい車にしてガソリン代を安くしたい!」と考えておられる方も多いでしょう。
その選択肢として必ず入ってくるのは、この新型プリウスPHV。
この新型プリウスPHV、トヨタ公式発表によると、
EV走行距離68.2km
ハイブリット走行燃費37.2km/L
この燃費の仕組みから実燃費、ライバル車との燃費比較まで、様々な角度からプリウスPHVの燃費を検証いたしました。
結果、ライバル車の中でも最高の高燃費を誇り、実燃費もカタログ燃費の約8割という高数値になっております。
高い燃費性能を誇る新型プリウスPHVとその仕組み
引用:https://toyota.jp/pages/contents/request/webcatalog/priusphv/priusphv_main_201905.pdf
そもそもPHVとは
最近よく聞くようになった、HV(ハイブリッド)は、燃料をガソリンとしてエンジンによって駆動する従来の自動車です。
HVはエンジンをメインとしてモーターが補助的な役割で駆動し、エンジンを助ける事によって燃費を向上させるシステムの事は皆さんご存知でしょう。
このHVのモーターは走行中の余った力を使って発電するシステムになっており、充電器による充電はできません。
一方、プリウスPHVに代表される「PHV」は、プラグインハイブリッドの略です。
HVは充電ができませんが、PHVは充電スタンドや、充電器などから充電することが可能で、さらにはエンジンの動力を利用して自己発電も可能になっています。
したがってHVよりもより多くの電力量を得ることが可能な為、エンジンとモーターが両方同じように駆動しより高い燃費性能を誇るとともに、モーターのみでの走行も可能になっています。
なお現在は、それに加えてEVと呼ばれる完全モーター走行の電気自動車も市場に出てきてますが、こちらはガソリンエンジンが搭載されていないためエンジン単体での発電に頼る事が出来ず、充電が必須となります。
新型プリウスPHVの先端技術
引用:https://toyota.jp/priusphv/performance/?padid=from_priusphv_navi_performance
この新型プリウスPHV、ライバル車と違う所はトヨタが長年培ったハイブリッド車「プリウス」のハイブリッドシステムをベースとしている事です。
この長年HV車の最先端を走ってきたプリウスのベースシステムにさらにEVの技術を搭載することにより、より完成度の高いPHV車になっています。
- 長いEV走行距離
新型プリウスPHVは、EVモード(エンジンを使わずモーターのみで走行するモード)で、満充電で最高68.2Kmの走行が可能になっています。
- 高いEV電費
1ℓあたり〇〇Km走れる値を燃費と呼ぶのに対し、1kWh(キロワットアワー)あたり〇〇km走れる値を電費(電力消費率)と呼びます。新型プリウスPHVの電費は10.54km/kWh。
「新型プリウスPHV」がEV走行距離68.2kmに対し、同じPHV車である三菱アウトランダーPHEVはEV走行距離65.0km(電費の公式発表はありませんのでEV走行距離で比較)。
新型プリウスPHVの電費性能の高さが伺えます。
ライバル車種4車種との比較
では、次はライバル車との比較をしていきましょう。
引用:https://toyota.jp/pages/contents/request/webcatalog/priusphv/priusphv_main_201905.pdf
ライバル車比較
新型プリウスPHVの性能を検証するのに、よく比較対象とされる「プリウスHV」をはじめ、EV車の代表者「日産 リーフ」、「日産 ノートe-POWER」、同じPHV車である「三菱 アウトランダーPHEV」の4車種と比較し、その燃費を考察いたします。
ここで、特出すべきポイントは
「日産リーフ」は完全EV車であり、ガソリンが必要ない分充電が必須。
「日産ノートe-POWER」は、走行に使用するエネルギーは、モーターのみで駆動するのでEV車であるが、モーターに使う電力をガソリンを使ったエンジンで発電する形式をとっている為、燃費項目がある事。
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/note/performance_safety.html#nissanintelligentmobility
EVに関しては、まだしっかりとした公表規格が決まってないので、航続距離でカタログ記載していたり、「日産ノートe-POWER」のようにモーターで走行しているのに発電をエンジンで行うシステムになっていたり基準が統一化されていません。
比較結果
プリウスPHVは、
- 同じ「三菱 アウトランダーPHEV」より燃費は良い。
- 「プリウスHV」と燃費は同じ
- さらに日産ノートとも同じ
- しかし、EV走行が可能なので燃費がさらに抑えられる
- そもそも「日産リーフ」は、エンジンがなく100%モーター走行なので燃費比較できない
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf.html
電費で「新型プリウスPHV」と「日産リーフ」との比較という事になると、PHVとEVでは駆動システムが違うので、どちらが勝っているともはっきりとは言い難いです。
PHVとEVの特性であるエンジンとモーターの走行性の好みや、充電に対しての利便性という「燃費以外のそれぞれの特性」も十分考えて車選びをするのがよいでしょう。
カタログ燃費と実燃費
カタログ燃費と実燃費に開きがあるのは、皆さんご存知でしょう。
では、実際の新型プリウスPHVの実燃費はカタログ燃費と比較してどれくらいの水準なのでしょうか。
引用:https://toyota.jp/priusphv/charge/?padid=from_priusphv_navi_charge
新型プリウスPHVのカタログ燃費
燃費 37.2km/L
EV走行距離 68.2km
オーナーの声にもとづく実燃費
オーナーAさんの場合
燃費 27km/L
EV走行距離 50km
オーナーBさんの場合
燃費 28km/L
EV走行距離 50km~60Kmくらい
オーナーCさんの場合
燃費 30km/L
EV走行距離 67.5km
オーナーDさんの場合
燃費 29.2km/L
EV走行距離 68km
オーナーEさんの場合
燃費 28.6km/L
EV走行距離 50km~60Kmくらい
この5人のオーナーさんの実走レポート結果から平均すると、
燃費 28.6km/L
EV走行距離 59.1km
となりました。
燃費に関しては、街乗りと高速走行で数値は変動し、EVに関してはそれに加えて電力消費が大きいエアコン仕様の有無、ハイパワーを求められる坂路の頻度などで数値が変動します。
上記5名のオーナーさんは日常使いをメインとしての実走レポートとなりますので、特定走行環境のみではないリアルな結果、その平均値となりますので、ほぼこの結果で間違いないでしょう。
まとめ
今回は新型プリウスPHVの燃費情報に関して、検証してきました。
結果をまとめますと、
新型プリウスPHVのカタログ燃費
燃費 37.2km/L
EV走行距離 68.2km
新型プリウスPHVの実燃費
燃費 28.6km/L
EV走行距離 59.1km
最新PHV、EV、HVのライバル車での燃費性能比較
「新型プリウスPHV」が最高の燃費性能を持っている。
という結果になりました。
ガソリン燃料のみに頼らず電気の力を車が世に出て20年近くたっていますが、まだEVなのかPHVなのか、車の燃料システムも多様化しておりどのタイプが主流になるのか市場的には答えが出ておらず、各自動車会社いろんな角度から研究開発を試行錯誤している状況です。
そんな中で、ガソリン車とEV車のいいところを併せ持った「新型プリウスPHV」は非常に魅力的な車であることが今回の検証で明確になりました。
引用:https://toyota.jp/priusphv/design/?padid=from_priusphv_navi_design
実燃費に関しても、EV走行距離59.1kmという結果でしたが、これだけ走る事ができるのなら、通勤や普段使いではEVモード、週末レジャーやちょっとした旅行などはEVとHVの組み合わせといった使い方もできるので、相当なガソリンの節約が可能です。
今後も「新型プリウスPHV」をはじめ自動車のEV化には目が離せません。
キャッチ画像引用URL:https://toyota.jp/pages/contents/request/webcatalog/priusphv/priusphv_acc_201905.pdf