WRX STIとシビックタイプRを比較! どっちが欲しい?【維持費・燃費・乗り心地】

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スバル・WRX STIとホンダシビック、どっちがいいのか比較してみました。

今回の比較項目は「維持費」「燃費」「乗り心地」「走行性能」「安全性」の5つです。

WRX STIとシビックタイプRどっちにしようか迷っている方はぜひ参考にしてください。

WRX STIとシビックタイプR 維持費を比較

引用:https://www.subaru.jp/wrx/sti/

まずはスバル・WRX STIとホンダ・シビックタイプRの維持費を比較してみましょう。

引用:https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/

維持費の比較項目と合計額は以下の通り。

項目WRX STIシビックタイプR
自動車税39,500円39,500円
任意保険60,000円60,000円
車検代98,120110,120円
年間維持費合計197,620209,620

それぞれの項目の詳細は以下で解説していますので参照してください。

自動車税

引用:https://www.subaru.jp/wrx/sti/

車種排気量自動車税
WRX STI1,944cc39,500円
シビックタイプR2,000cc39,500円

自動車税は車両の排気量ごとに税額が決まっています。

排気量が多いほど自動車税は高くなります。

当然ながら、両車ともエコカー減税対象外ですので自動車税の減税はありません。

任意保険

引用:https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/

車種任意保険料
WRX STI60,000円
シビックタイプR60,000円

自賠責保険とは違って、加入は強制ではないですが自賠責保険だけでは補償しきれない分を考えると加入したほうが良い保険です。

加入しなければ維持費を減らすことはできます。

任意保険料金は、ドライバーの状態や条件によって異なるので、全国平均で算出しています。

車検代

引用:https://www.subaru.jp/wrx/sti/

両車の車検代は以下の通り。

項目WRX STIシビックタイプR
法定費用26,120円26,120円
車検基本費用25,000円25,000円
部品交換費用47,000円59,000円
合計98,120円110,120円

車検代に含まれるのは次の3つです。

  • 法定費用
  • 車検基本費用
  • 部品交換費用

引用:https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/

法定費用は、税金関連が含まれており「重量税」「印紙代」「自賠責保険」の3つからなります。

車種車両重量重量税
WRX STI1490kg12,300円
シビックタイプR1380kg12,300円

自賠責保険は一律25,840円/2年、印紙代は1,800円/2年で両車共通となります。

引用:https://www.subaru.jp/wrx/sti/

車種車検基本費用
WRX STI50,000円/2年
シビックタイプR50,000円/2年

車検基本費用には、人件費が含まれるので車検を行う業者ごとに料金が異なります。

そのため、同クラスの平均的な料金を算出しています。

引用:https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/

車種オイル交換タイヤ交換
WRX STI11,000円72,000円/2年
シビックタイプR11,000円96,000円/2年

部品交換費用は車の状態や走行距離によって交換する部品や費用が異なります。

そのため、今回はタイヤ交換とオイル交換のみとします。

WRX STIのタイヤサイズは「245/40R18」、シビックタイプRは「245/30R20」です。

シビックタイプRのほうがサイズが大きい分、タイヤ交換にかかる費用は高くなります。

WRX STIとシビックタイプR 燃費を比較

引用:https://www.subaru.jp/wrx/sti/

では次に、WRX STIとシビックタイプRの燃費を比較してみましょう。

引用:https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/

カタログ燃費と実燃費を比較

引用:https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/

スバル・WRX STIとホンダ・シビックタイプRのカタログ燃費と実燃費は以下の通りです。

カタログ燃費実燃費
WRX STI9.4km/L7.1km/L
シビックタイプR12.8km/L8.9km/L

燃費を比較すると、ホンダ・シビックタイプRの方が低燃費ですね。

これまでのシビックタイプRは燃費が良いことで定評がありましたが、新型ではターボ搭載になったことで、やや燃費値は落ちています。

引用:https://www.subaru.jp/wrx/sti/

一方、WRX STIは相変わらず燃費は良くないですね。

WRX STIは駆動方式が4WDでなおかつ水平対向エンジン搭載です。

4WDはFFに比べて複雑な機構であるため、エネルギーロスが生じやすく、車両重量も増加してしまい結果的に燃費性能は悪くなります。

また水平対向エンジンは高回転域の燃焼効率は優れていますが逆に低回転域の燃焼効率は悪く、運動速度が遅いほど燃費は落ちます。

信号待ちの多い日本では特にエンジンは低回転になりやすいので、どうしてもWRX STIの燃費は悪化しやすいです。

ガソリン代を比較

次にガソリン代を比較してみましょう。

燃費は上記で紹介した実燃費とし、年間走行距離は10,000km、燃料は全国平均150円で算出しています。

車種燃費ガソリン代
WRX STI7.1km/L211,267円
シビックタイプR8.9km/L168,539円

ちなみに両車とも燃料はハイオク仕様です。

それだけもガソリン代は普通の車よりも高くなりますね。

燃費、ガソリン代ともにシビックタイプRに軍配が上がりますね。

WRX STIとシビックタイプR 乗り心地を比較

引用:https://www.subaru.jp/wrx/sti/

次にWRX STIとシビックタイプRの乗り心地・走行性能・安全性を比較してみましょう。

引用:https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/

乗り心地比較

引用:https://www.subaru.jp/wrx/sti/

WRX STIとシビックタイプRの乗り心地をユーザーレビューを含めて比較してみます。

  • WRX STI

・後席は割と乗り心地が良い。

・結構硬め。

・突き上げ感が酷い。

  • シビックタイプR

・歴代のシビックより良い。

・乗り居心地が凄く良い。

・ホイールベースが長くて良い。

引用:https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/

ユーザーレビューを見る限り、乗り心地の評価はシビックタイプRのほうが良いです

シビックタイプRはアダプティブダンパーによる効果が絶大で、ドライビングモードを選択できるのが大きいです。

コンフォートモードにすれば、スポーツカーであることを忘れてしまうほどソフトな乗り心地に変わるので、家族を乗せるのにも悪くないでしょう。

一方、スバル・WRX STIはエンジン制御のみとなるSIドライブでは、シビックタイプRに遠く及ばないです。

走行性能比較

引用:https://www.subaru.jp/wrx/sti/

パワートレインと走行性能を比較してみましょう。

  • WRX STIとシビックタイプRのエンジンスペック
WRX STI新型シビックタイプR
エンジン種類水平対向4気筒DOHCターボ直列4気筒DOHCターボ
排気量2.0L2.0L
最高出力227[308]/ 6,400235[320]/6,500
最大トルク422[43.0]/ 4,400400[40.8]/2,500~4,500
トランスミッション6速MT6速MT
駆動方式4WDFF
使用燃料ハイオクハイオク

いずれもパワートレインは2.0Lのターボエンジン搭載。

スペック的には両者とも世界トップクラスのパフォーマンスを誇りますが、走りの性格は異なります。

シビックタイプRはFF車ですが、それを感じさせないほど安定した走りで、低中速域でのコーナリングはアンダーせずにグイグイ曲がります。

しかも、どんなシーンでもタイヤは路面をガッチリキャッチしている感覚で、まさに手足のごとくしなやかな足回りです。

正確無比なステアリング操舵性、コントロールの高さは素晴らしいの一言です。

引用:https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/

WRX STIは、新電子制御マルチモード、DCCD、AWDの組み合わせで、コーナの入り方から脱出までの一連の動作が非常にスムーズ。

一体感のある走りと言っても過言ではないでしょう。

正直、走行性能は甲乙つけがたいです。

結局とのところ、好みの問題でもあるので、安定性を求めるならシビックタイプR、振り回す愉しさを味わいたいならWRX STIといったところでしょう。

走行性能対決は互角とします。

安全性能比較

両車の安全性能を見比べてみましょう。

  • WRX STI

引用:https://www.subaru.jp/wrx/sti/

・アクティブ・トルク・ベクタリング
・スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)
・死角車両検知
・車線変更支援
・後退時支援
・フロント&サイドビューモニター
・ハイビームアシスト
・ステアリング連動ヘッドランプ

  • シビックタイプR

引用:https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/

・VSA(ABS+TCS+横滑り抑制)
・ヒルスタートアシスト機能
・エマージェンシーストップシグナル
・衝突安全設計ボディー
・ポップアップフードシステム
・前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム

安全性能は正直どちらも優れていません

WRX STIのスバルには優秀な先進安全装備「アイサイト」があるにもかかわらず、マニュアル車には設定がありません。

なんでも、販売台数が少ないことを考えるとアイサイト搭載の優先度は低いとのことで、搭載は見送られたようです・・・。

一方、シビックタイプRには「ホンダセンシング」が備わっていません。

欧州車仕様では備わっているのに、なぜか国内モデルはオプション設定すらないです。

引用:https://www.subaru.jp/wrx/sti/

スポーツカーには安全装備が備わっていないモデルが多いですが、むしろその逆で、スポーツカーにこそ安全装備は必要だと思いますね。

どちらも安全性能は低いですが、WRX STIにはスバルリヤビークルディテクションと死角車両検知などが備わっているなど、シビックタイプRにはない機能があります。

よって、安全性はWRX STIの勝ちとします。

WRX STIとシビックタイプR まとめ

以上、スバル・WRX STIとホンダ・シビックタイプRの比較についてでした。

今回の比較結果をまとめてみましょう。

  • 維持費:シビックタイプRの勝ち
  • 燃費:シビックタイプRの勝ち
  • 乗り心地:シビックタイプRの勝ち
  • 走行性能:互角
  • 安全性能:WRX STIの勝ち

以上、今回の比較対決はホンダ・シビックタイプRの勝ちとします。

私自身まとめてみて感じたことは、似ているようで似ていない車だなと感じました。

実際に記事を作成するにあたって色々調べてみましたが、両車種ともぜひ一度乗ってみたいなと思いました。

まずは車屋さんに行って両車種とも見て、触れて比べてみたいと思います。

アイキャッチ画像引用:https://www.subaru.jp/wrx/sti/special/photo.html

この記事を書いた人

ニャンスケ
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