下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
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ニッサンが販売するシルフィは、同社の中型セダンタイプとして唯一の商品となっています。
アジア圏を中心とした世界市場を見据えているだけに、国内での販売シェアは小さく見かけることは少ないかと思われます。
その一方で、世界規模で評価を受けているだけに車自体の完成度は高いと言われており、その性能は中古車市場でも希少価値もあって好評との声をよく聞きます。
シルフィの中古車選びについてまとめていきますので、参考にしていただければと思います。
シルフィ中古車選びの注意点
2012年12月より3代目として発売されているシルフィですが、その後大きなモデルチェンジや改良もなく、3年目(初回車検切れ)、5年目(2回目車検切れ)による下取りや買取りで回された状態のものが全国の中古車販売店で見かけることができます。
中古車選びをおこなう場合、基本的には中古車販売店のスタッフから受けるアドバイスがメインとなりますが、その内容に差異がないか確認できるようになっていれば安心できるものです。
以下に目利きのポイントをご紹介しますので、チェックポイントとして活用してみて下さい。
引用:https://u-car.nissan.co.jp/ucar/search/mNI/cS177/?sort=1d&opt=vp1
・外観
最も大事な点はボディーバランスを確認する必要があります。
構造自体に損傷や修理があった場合、「修復歴あり」と記載されますので選定から外すようにして下さい。
修復歴なしと記載されていても事故などで破損した場合が考えられますので、前面、側面、後面から見て左右、上下ともに水平であるか垂直であるか確認して下さい。
稀にタイヤの空気圧により傾いていることがありますので、その点を含めてスタッフの方へ意見するといいと思います。
運転席から死角になりやすい4つ角はキズや凹みが起きやすので、バンパーなどの交換や修理がないか実際に手で触って表面の状態を確認して下さい。
運転に差し支えない程度の軽微なキズであれば、整備時に綺麗に仕上げてくれますので、その点はスタッフの方から話を聞くのがよいでしょう。
引用:https://u-car.nissan.co.jp/ucar/search/mNI/cS177/?sort=1d&opt=vp1
・ランプ
前面ではヘッドライトやフォグランプ、後面ではコンビネーションランプの明るさを確認して下さい。
電球自体が正常でもカバー部分がクリア状態でないと薄暗さを感じることになり、交換が必要となった場合は高額な費用が発生する恐れがあります。
・開口部
4つある乗降ドア、ドアミラー、トランク開閉ドア、給油口フタは頻繁に使用することになりますが、乱雑に扱った形跡がないか確認して下さい。
擦り傷や打ち傷、簡易補修した跡など、前オーナーの扱い具合がよく分かると思います。
・タイヤ周り
ブレーキやサスペンション、ステアリングの違和感を覚える箇所でもありますので、タイヤの残り溝、ホイールに損傷がないかを確認して下さい。
引用:https://u-car.nissan.co.jp/ucar/search/mNI/cS177/?sort=1d&opt=vp1
4つあるタイヤが全て同じものであることが前提ですので、1つでも違うタイヤがあるようであればスタッフへ理由を教わるようにしましょう。
・床下
かなり見づらいかと思われますが、数か所でかがみながら下を覗き、車体パネルやカバー類、マフラー、サスペンション等にキズや歪み、サビによる悪化がないか確認して下さい。
腐食状態が酷いようであれば故障の原因となりますので、気になる点があれば整備で修復できるのか聞くとよいでしょう。
・室内
破損個所やキズ、汚れは全体を見渡すことで違和感となって気づきやすいと言われていますので、全てのドアから全体を見渡すことを何度も確認して下さい。
引用:https://u-car.nissan.co.jp/ucar/search/mNI/cS177/?sort=1d&opt=vp1
足回りやシートの状態については座ったり、触ったりして確認する方が多いと思いますが、天井を確認することを忘れないで下さい。
天井部分は柔らかい素材を使用している場合が多く、背の高い荷物を運んだ時などにキズや凹みを付けてしまうことがよくあります。
また、トランクルームについても同様の確認をして下さい。
引用:https://u-car.nissan.co.jp/ucar/search/mNI/cS177/?sort=1d&opt=vp1
・操作部
運転席に座り、シートやハンドル位置を調整して、メーターや操作スイッチ、装備品(パワーウインドウ、ドアロック、室内ランプ)に漏れがないか確認して下さい。
カーナビやエアコンも忘れずに使ってみて故障していないか確認して下さい。
・エンジン
エンジンをスタートして始動状態やアイドリング回転数など、メーターを参考に確認して下さい。
フロントバンパーを開けて、エンジン音を同時に聞くとさらに状態が分かりやすいと思います。
アクセルやブレーキペダルの効き具合、サイドブレーキの感触、シフトレバーやモード(通常&ECO)の切り替えを何度も繰り返し、メーターパネルとの正誤性を確認して下さい。
・車両資料
助手席にあるグローブボックスに収納されている資料に目を通しておいて下さい。
引用:https://u-car.nissan.co.jp/ucar/search/mNI/cS177/?sort=1d&opt=vp1
車検証や保険書、取扱説明書、定期点検整備記録簿があると思いますので、年式や車検切れ期限、保険内容、整備内容を確認して下さい。
シルフィの相場(中古車)を知っておこう!
シルフィの中古車販売の価格は、販売している車のボディーデザインに変更がないこと、あまり乱暴に扱わないと言われるセダンタイプのオーナー特性があることから、状態が比較的良いと判断されており、年式や走行距離に準じた価格設定で分かりやすいと言われております。
年式別の相場は以下のようになっています。
2012年(H24)モデル 70万円~90万円
2013年(H25)モデル 70万円~100万円
2014年(H26)モデル 80万円~120万円
2015年(H27)モデル 90万円~140万円
2016年(H28)モデル 100万円~150万円
2017年(H29)モデル 110万円~160万円
2018年(H30)モデル 140万円~200万円
シルフィの発売は2012年12月となっていますので、2012年モデルは2013年モデルの上期と同等の価格と見ていいと思います。
走行距離などによる状態にもよりますが、目安としては半年単位で10万円くらい値が落ちるように見えます。
また、2015年に入ると最上位グレードであるGルグラン、Gと同価格のSツーリングの発売が開始されましたので、2015年下期以降のモデルでは、S、Xに大きな変動がないものの、上位グレード(G、Gルグラン、Sツーリング)の価格差が人気によって偏っていく傾向が出てきているようです。
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/sylphy/exterior_interior.html
一般的な中古車と比べると値崩れしにくい車となっており、その背景にはシルフィは海外で人気が高いという点が上げられます。
国内で販売されなくとも輸出業者によって売買されることが予測されますので、あえて値引きしなくとも海外からの注文があれば十分に販売できるのではないでしょうか。
中古車の値引きについては、販売側が強気になるケースが考えられますので、事前準備をして慎重に進めていく必要がありそうです。
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/sylphy/exterior_interior.html
また、新車のシルフィの値段が191万円~267万円となっており、必要と言われているオプション(カーナビ)を付けると、200万円~280万円、おおよその値引きが15万円くらいだとすれば185万円~265万円となるでしょうか。
2017年下期~2018年上期の相場を見ると、展示や試乗車が多く入っていることが分かります。
展示や試乗車でなくとも、走行距離は5,000km未満となっているようですので、新車に近い状態で購入を考えている方には、このあたりの年式モデルを検討するのが得策と言えます。
シルフィの中古情報のまとめ
2019年4月時点で、シルフィの中古販売されている台数はインターネット検索で188台となっています。
このうち、ニッサンのカーディラー(中古車販売店含む)で取り扱っている台数は136台で、実に70%以上のシルフィを保有していることになります。
輸出取引をせず、国内のみで中古車を販売するお店にとっては少々扱いにくい車なのでしょうか。
このように考えると、目利きにあまり自信のない方は、ニッサンの正規店舗で購入を検討することをおすすめします。
https://u-car.nissan.co.jp/SERVICE/
ニッサンの中古車販売店の中でも、品質の良い中古車を専門に扱っている優良店舗(クオリティショップ)が全国に存在しています。
ニッサン独自の規定により、2つの中古車認定レベルを設けており、品質とアフターサービスの両面でサポートしてくれます。
・プレミアム認定中古車
使用歴5年未満、走行距離50,000㎞以下、事故修復歴ゼロを前提に車両評価5段階中4.5以上が対象となっており、最大104項目の点検をパスした車に与えられる認定証を有しています。
引用:https://u-car.nissan.co.jp/nintei/
走行距離に関係なく2年間の無償メーカー保証がついている点も嬉しいです。
・認定中古車
プレミアム認定とまではいきませんが、車両評価を5段階方式で採点しており、最大104項目の点検をパスした車に与えられる認定証を有しています。
無償メーカー保証も1年間ついてきます。
引用:https://u-car.nissan.co.jp/nintei/
インターネット検索では、プレミアム認定中古車48台、認定中古車50台と所有している70%のシルフィに認定書がついています。
価格は150万円~200万円となっており、一般的な相場よりも10万円くらい高めの設定となっているようです。
シルフィの中古車市場ですが、国内ニーズを把握していることもあり、ニッサンの正規販売店に保有台数が集中しているようです。
相場よりも少々高くなっていますが、適正な評価と厳しい点検、無償のメーカー保証がついていることを考えれば、安心して購入を検討できることと思われます。
お近くに優良店舗(クオリティショップ)があるようでしたら、一度相談に行ってみて下さい。
キャッチ画像:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/sylphy/simulation.html#configure/BABLr/Az9ztC4Dr/exterior-colour